はじめに
最近、セカストで金の刻印が入ったアクセサリーをノーブランドコーナーで見つけた方のポストがヤフーニュースでも紹介されました。
そして私はオプチャでセカストのノーブランドコーナーで110円で見つけたプラチナにダイヤとパールのネックレスを紹介しました。
セカストやトレファクの店員さんは多忙なこと、パートタイマーの方も多いこと、金やブランドの刻印は古いものになると潰れ気味だったり汚れていたりで読みにくいこと、そもそもブランドの刻印なんて種類がありすぎて店員さんも覚えきれないこと、なんて読むのかわからないようなブランドの刻印も多いことなどを理由にノーブランドコーナーでブランドもののアクセサリーに出会えることは実際にあります。
でもブランド名の刻印はかなり小さいのでGoogleレンズも反応しないことが大半というか読めないことが多いです。こればかりは知識が勝ちます。いくつかここで紹介しますので、ぜひ覚えてみてください。
金の1000分率
そしてそれだけでなく金の刻印の種類もわかりやすく表にまとめたので以下の刻印を見てどれくらいの純度なのか判断しかねる時はこの表を見てください。
ちなみにK18などは恐らく知っている方がほとんどだと思いますが、750や585などの表記はセカストの店員さんも知らなかったりでノーブランドコーナーで出会えることがあるので、ぜひ表の1000分率の品位をよく覚えておいてください。そしてこの1000分率の品位の頭にAuがついている表記もあります。これは金の元素記号がAuなのです。つまりAu750という刻印は18金のことです。もちろんAuがついていない750という刻印も18金のことです。この750という表記は外国のブランドでよく見ます。ブルガリ、カルティエ、ティファニーなどもこの表記です。
名称 | 24分率の品位 | 1000分率の品位 | 純度 |
24金 | K24 | 1000 | 99.9% |
22金 | K22 | 916 | 91.6% |
18金 | K18 | 750 | 75.0% |
14金 | K14 | 585 | 58.5% |
10金 | K10 | 416 | 41.6% |
この表に載っていない表記もあります。その国独自の評価もあるので、正直なところ金の刻印の種類は多すぎてとても全ては紹介しきれないのですが、とりあえずこの表を覚えておけば確実に仕入れの幅は広がるし、ノーブランドコーナーでお宝を発見できる可能性も上がると思います。
そして逆にと言いますか、私は仕入れない刻印で金メッキや金張りの刻印があります。
K18GP
K18GT
18KPT
0.5/√a
という表記があります。もちろん他にもありますが、メジャーなのはこの辺りです。これらは金メッキや金張りと言われる外側に金を張っているだけのものなので、買取不可の買取店が多いです。デザイン次第でフリマアプリでも高値で売れるものもありますが、センスが必要なのでなかなか難しいかもしれません。私はセンスがないので、メッキだとわかっているものは扱いません。
ブランドの刻印23選
ブランドの刻印もそのブランドの名前そのままなら分かりやすくて良いのですが、残念ながらわかりにくいブランドも多いです。TIFFANY&CO.なんかはブランド名がそのまま彫られているのでわかりやすいのですが…
なので分かりにくいけど知っておいて損はないブランドの刻印をいくつか紹介します。
・ROYAL ASSCHER ロイヤルアッシャー

クラウンのマークが見えますでしょうか。ロイヤルと名のつく通りと言いますか、このマークがロイヤルアッシャーのマークです。ロイヤルアッシャーは婚約指輪、結婚指輪も有名ですし、フリマアプリでも10万円を超えることが珍しくないブランドです。
・ veretta 8va ヴェレッタオッターヴァ-

このブランドもフリマアプリでも10万越えが珍しくないブランドです。特に地球儀をモチーフにしたデザインのネックレスは40万前後、指輪は15万前後で売れたりします。この丸が二つ重なったようなマークを覚えておいてください。
veretta 8va-ヴェレッタオッターヴァ-とは“8番目の宝もの”を意味するそうです。古来日本では“宝もの”は7つあるとされていましたが、「ヴェレッタオッターヴァ」は8番目の宝ものとして、現代にいきる女性の気持ちが豊かになるジュエリーを提案しているそうです。
・MONNICKENDAM モニッケンダム

MにAを重ねたようなマークです。
世界三大ダイヤモンドカッターズブランドです。大手百貨店の外商さんや展示会でも扱われる高級ブランドです。プラチナにダイヤが1〜3個のシンプルな指輪でもフリマアプリで2万円前後、パヴェリングやネックレスなどならフリマアプリでも数十万円で売れているブランドです。