革靴ブランド30選
あきら
革靴のブランド何から見ていけばいいかな~
なんて思っている方に、おすすめブランドを集めてみました。(マニアックなのもあり)
本格的にしたい人からすると物足りないかなと思いますが、
改めて調べると新しい発見もあると思うので、読んでみてください!
初めましてこんにちは、あきらと申します。
革靴せどりをしていて、革靴だけで月利100万円を目指してます。
今回、自分のブランド勉強のアウトプットを革靴ブランド30選として残していきます。100ブランドまで書いていく予定なので、まずはこちらから見ていただき、革靴に興味が湧いてきた方は次号も読んでいただけるとより楽しめるかなと思います。(いつ完成するかは不明。気長にお待ちください。)
それではさっそく開始です!!
- ア・テストーニ・a.testoni
- エルエルビーン・L.L.Bean
- カミナンド・CAMINAND
- カルツォレリアトスカーナ・CAZOERIA TOSCANA
- キャサリンハムレット・KATHARINE HAMNETT
- クラークス・Clarks
- クレマン・KLEMAN
- グレンソン・GRENSON
- コールハーン・COLE HAAN
- ジーエイチバス・G.H.BASS
- ジャランスリワヤ・JALAN SRIWIJAYA
- ジャンカルロモリ・G.C.morelli
- ショセ・CHAUSSER
- ジョンストン&マーフィー・JOHNSTON&MURPHY
- スコッチグレイン・SCOTCH GRAIN
- ダンスコ・DANSKO
- ティンバーランド・Timberland
- トレーディングポスト・Trading Post
- パドローネ・PADRONE
- バリー・BALLY
- ビルケンシュトック・BIRKENSTOCK
- ブッテロ・BUTTERO
- プレミアータ・PREMIATA
- ボリーニ・BOLLINI
- マドラス・MADRAS
- マレリー・Marelli
- ヤンコ・YANKO
- ユケテン・yuketen
- リーガル・REGAL
- ロックポート・Rockport
構成
▶︎ブランド名
▶︎生産国
▶︎説明
▶︎価格
▶︎気づき・感想
▶01 ア・テストーニ・a.testoni
▶︎生産国
イタリア
▶︎説明
1929年、イタリア・ボローニャで誕生。
「代々靴職人」という家に誕生したのが創業者アメディオ・テストーニ。
1960年代、ヨーロッパ各国、アメリカ、アジア圏へと展開。
177もの工程で複雑な技術を必要とするボロネーゼ製法がアテストーニの代名詞。
履き心地のいい製法で自由度の高いデザインを追求することができるのも特長。
耐久性に優れたグッドイヤーと組み合わせたグッドイヤーボロネーゼ製法という新しい技術も採用されています。
1980年代はイタリアらしいエレガントなディティールを追求し、ジャンニ・ヴェルサーチのためにタッセルローファーを作る。
2010年代は伝統技術と現代的なデザインの融合した、クラシカルな靴を製造したりと時代に合わせた靴づくりをしている。
さまざまな素材の革を使っての靴づくりも有名で、カーフレザー・オーストリッチ・イグアナ・アリゲーターなど、最高級のものだけを厳選して、素材の魅力を最大限発揮するため、修行を積んだ職人が選別とカットを行っている。
▶︎気づき・感想
ステファノ・ブランキーニやエンツォ・ボナフェなど名高いブランドの創業者もアテストーニで修行を積んでいたりと、本当にすごいブランド。
ボロネーゼ製法の靴の履き心地は一度体験してみたいところ。
▶︎価格
定価→50〜100000円
中古→5〜15000円
▶︎02 エルエルビーン・L.L.Bean
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
アウトドアの時代を切り開いたブランド。
1912年「メイン・ハンティング・シュー(愛称ビーン・ブーツ)」を発明したことからスタート。画期的なハンティングシューズを100足販売したが、そのうちの90足がゴム底とレザー・トップが剥がれるという理由で返品されるという逸話がある。
そういった経験から満足度の高い製品作りの重要性に気づき、1912年から現在に至るまで、購入した製品に満足できない場合はいつでも返品を受け付ける「100%満足保証」を行っている。
『ビーンブーツ』
エルエルビーンの原点でもある人気のブーツ。
100年経った今も形をほとんど変えることなく販売されている。
〜ビーンブーツ3つの特徴〜
- 防水性の高いゴム製のボトム
靴底にチェーンパターンの溝が掘られ、グリップ力があり、滑りやすい場所でも快適に着用できる。 - フルグレインレザー
皮の一番表面の部分で、高品質・耐久性・防水性が高いのが特徴で靴紐下のベロと一体化されているので雨や雪の侵入を防ぐ。 - とにかく頑丈
ナイロン糸で、トリプル・ダブルステッチで縫われているのでとにかく頑丈。うち踏まずにはスチールの補強材が内蔵されていて、安定感とサポート力も高い。そして、ソールの張り替えもできるのもポイント。アッパーレザーを残して、ボトムを新品に交換できるので長く履き続けることが可能です。
▶︎価格
定価→2〜50000円ほど
中古→6〜14000円
▶︎気づき・感想
ビーンブーツに似た靴も他ブランドで売られているほど人気のモデル。一足8000円から修理もできるようなので、長く愛用していく靴としても◎
▶03 カミナンド・CAMINAND
▶︎生産国
日本(メキシコ)
▶︎説明
日本でデザインを行ない、生産はメキシコで行っているシューブランド。
伝統的な靴作りの技術を受け継ぐメキシコの職人さんたちが手仕事で一つずつ仕上げている。
ハンドメイドによる靴づくりにこだわりなどで、いろいろなブランドから評価が高く、SHIPSや nano universeなどでの取り扱いも増えている。
シーズンごとに新作を発表するなど、デザイン力の高さを見せつけているブランド。
カミナンドとはスペイン語で「歩く」と言う意味。
▶︎価格
定価→2〜40000円
中古→5〜10000円
▶︎気づき・感想
デザイン性が高く、リーズナブルなので革靴初心者さんや、何を買おうか迷われてる方におすすめ。
▶04 カルツォレリアトスカーナ・CAZOERIA TOSCANA
▶︎生産国
イタリア
▶︎説明
1958年、ルチアーノ・ベタチーニ氏により創業。
『カルツォレリアトスカーナ=トスカーナの靴』と言う意味。
柔らかく質の高い素材を使った靴づくりが有名。
イタリアシューズの中でもコストパフォーマンスが高く、多くの男性に人気のブランド。アッパーだけでなくソールの素材にもこだわり、軽くて柔らかいストレスフリーで履くことができる。
▶︎価格
定価→30000円前後
中古→5〜10000円
▶︎気づき・感想
イタリアの靴をこの価格で買うのはなかなか難しい。イタリアの上質な皮の産地であるトスカーナで創立された正真正銘トスカーナブランド。
▶05 キャサリンハムレット・KATHARINE HAMNETT
▶︎生産国
イギリス
▶︎説明
デザイナーのキャサリン ハムネットは、現代ブリティッシュファッションの先駆者の 1 人。
1979年、自身の名を冠した、キャサリンハムネットを設立。
英国の伝統的なスタイルを踏襲しながらも、アバンギャルドなテイストを加えたデザインで、世界的な知名度を誇るようになる。
スローガンTシャツを考案したのも、ダメージデニムを初めてしたのもキャサリンハムネット。
▶︎価格
定価→20000円前後
中古→5〜10000円
▶︎気づき・感想
ロングノーズのデザインが多く、スタイリッシュで脚長効果に◎ 細身のスーツとのコーディネートにおすすめです。
▶06 クラークス・Clarks
▶︎生産国
イギリス
▶︎説明
1825年、CyrusとJamnsのクラーク兄弟によってイギリスにあるストリートという街で設立。現在も本社はストリートにある。
人にとっての靴はただ単に「履く」というものではなく、足を「包む」ものであるべきだというのがクラークスは創立当時から考え、カジュアルシューズやコンフォートシューズの製造をしていた。
人気デザインはワラビーとナタリー。それとクレープソール。
ふわっとした履き心地と弾力性で歩きやすく、疲れにくいというのがメリット。ゴミがつきやすいや温度が長いとソールが溶けるなどデメリットもありますが、抜群の履き心地というメリットを愛するファンが多いソールです。
▶︎価格
定価→30000円前後
中古→7000〜15000円
▶︎気づき・感想
クレープソールのデメリットが多く感じるので中古での状態判断はかなりシビア。履き心地がいいらしいので履いてみたい靴リストに追加してる一足です✨
ポケモンとコラボしている靴は…単純に欲しい。笑
▶07 クレマン・KLEMAN
▶︎生産国
フランス
▶︎説明
創設者のCleon氏は第二次世界大戦で最前線で戦っていた。
フランスの戦いでドイツ軍の捕虜となり、5年間捕虜として過ごし、そこで革靴の製造をしていた。1945年に戦争が終わり、帰国後すぐにチームを結成し、縫製機械と組み立て機械を購入。フランスでブランドを創立する。
ちなみにKLEMANはCLEON社の安全基準をクリアしたワークシューズレーベル。フランスでミリタリースペックの基準をクリアしたワークブーツを手掛けている。サービスシューズなどを展開していて、軍や消防署などに提供していた実力派。
パドレ、フローダ、ポストマンなど人気のモデルあり。比較的リーズナブルな価格なので革靴初心者さんにお勧めしやすいブランドです。
▶︎価格
定価→2〜30000円
中古→7〜14000円
▶︎気づき・感想
クレマンと言えば、チロリアンといったイメージ。(個人的に)少しの間履いていましたが、軽くておしゃれ!結構好き嫌いが別れる形かなと思いますが、いかがでしょうか?
▶08 グレンソン・GRENSON
▶︎生産国
イギリス
▶︎説明
150年以上の歴史のあるイギリスの老舗シューメーカー。
創業者のウィリアム・グリーン氏が最初に作業していたのは、両親の家のロフトを間借りしていた小さなもの。そこから靴職人として評判を呼び、徐々にビジネスを拡大、当時最先端のマシンを導入した工場を開設。米国で発祥したグッドイヤーウェルト製法を世界で初めて本格的に取り入れたと言われています。
第一次、第二次世界大戦下では英国軍、連合軍に多くの靴を提供するなど、英国を代表するブランドに。
伝統的な靴づくりで確固たる地位を築きつつも、イタリアブランドなどの台頭もあり、徐々に勢いが衰退し、90年代に日本に上陸するとあまり注目を集めることはなかったよう…。
現在はデザイナー、ティム・リトル氏を迎えて、モダンな要素をプラスした新たな靴を展開して、再び脚光を浴びている。
▶︎価格
定価→90000円前後
中古→5〜15000円
▶︎気づき・感想
中古市場でもあまり高値にならないイメージだけど、歴史と技術からするととても素晴らしいブランド。やはり、イギリスの靴はかっこいい✨
▶09 コールハーン・COLE HAAN
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
1928年、アメリカ・シカゴ生まれ。
ブランド名は創業者のトラフトン・コールとエディ・ハーンから取って名付けられた。
創業当初は紳士靴のみを扱っていたが、徐々に女性用・子供用と展開を進める。世界中に店舗展開し、1970年代にはアメリカの高級シューブランドとして代表的存在となる。
〜至高の履き心地コールハーンが愛される理由〜
- 足なじみするレザー
一般的なレザーよりも柔らかい材質の上質な皮を使用しているので柔軟性・伸縮性・屈曲性が高い。 - 通気性の良さ
蒸れやすいポイントに施されたブローグ加工で長時間の着用でも不快感を削減。ブローグデザインも美しく、メダリオンが人気な所以。 - 伝統技術と最先端技術の融合
伝統的なマッケイ製法と独自のイノベーション技術「グランド」でテクノロジーを駆使した履き心地を追求。
▶︎価格
定価→25000円〜
中古→5〜12000円
▶︎気づき・感想
ゼログランド、ルナグランドなどソールの種類がある。どのソールが自分に合うかは試着して検討するといいかな。鮮やかな色の靴もあったりするので、足元にアクセントを持っていきたい人にもお勧め。
▶10 ジーエイチバス・G.H.BASS
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
世界で初めてローファーを作った、生みの親。
マイケルジャクソンが愛用していたことでも有名。
140年の歴史を持つ老舗ブランドの高い生産技術、そのクオリティに反したリーズナブルな価格設定も魅力のひとつ。
〜人気モデルの紹介~
- ハーフサドル コインローファー「ローガン」
コインローファーの王道ともいえるルックス。上品な光沢を放つガラスレザーでドレス感がアップ。 - ビーフロールコインローファー「ラーソン」
サドルの両端をモカシンに縫い付けた形。ややカジュアルな表情になるため、ジーンズやミリタリーなコーディネートにおすすめ。 - タッセルローファー「レキシントン」
タッセル装飾のついたローファー。適度な遊び心でカジュアルっぽくもドレスっぽくも履ける万能タイプ。
▶︎価格
定価→30000円前後
中古→4〜16000円
▶︎気づき・感想
よく見かけるブランド。見た目がすごく上品なので定価の価格にもびっくりするけど、中古だと5000円前後で買えるものが多いので、気軽にチャレンジできるローファー。
▶11 ジャランスリワヤ・JALAN SRIWIJAYA
▶︎生産国
インドネシア
▶︎説明
日本の市場で販売が始まったのは2003年。
歴史が浅いように見えるが、ファクトリーとしてのルーツは100年以上。オランダの植民地時代に、外国の軍靴の製造を行っていた。
第二次世界大戦、独立戦争を経て、1950年にインドネシア共和国誕生。1970年に工場を再開し、子供靴を出かけ、1970年後半に販売したサンダルが大ヒット。そこから徐々にグローバル展開をしていく。
その後、社長と生産管理者がイギリス・ノーザンプトンで修行をし、ハンドソーウェルテッド製法の基盤を築く。その後、フランスで革靴の素材の勉強をし帰国。
1990年代にゴルフシューズの生産をしたりと、その頃にはハンドソーウェルテッド製法の技術が確立し、ジャランスリウァヤの代名詞となる。
〜おすすめポイント〜
- ハンドソーウェルテッド製法など、職人さんの手作業の工程が多く、ビスポークとほとんど変わらない工程のため、しなやかな履き心地に仕上がるというのがジャランスリウァヤの最大の魅力。
▶︎価格
定価→40000円前後
中古→8〜18000円
▶︎気づき・感想
日本と韓国への輸出がメインで、インドネシア人向けへの販売はしていないらしく、インドネシアでの知名度はゼロに等しい…らしいです。
▶12 ジャンカルロモリ・G.C.morelli
▶︎生産国
日本
▶︎説明
三木正浩氏によって創業された「ABCマート」が展開するプライペートブランド。
イタリアテイストでスタイリッシュなデザインと抜群のフィット感が特徴。長時間歩き回っても疲れにくいソフトな履き心地でビジネスマンにおすすめのコスパ最強紳士靴。
▶︎価格
定価→20000円程度
中古→3〜6000円
▶︎気づき・感想
ブランド名が読みにくいのがデメリット?
▶13 ショセ・CHAUSSER
▶︎生産国
日本
▶︎説明
フランス語で「履く」ことを表すその名の通り、人が履くことによってそれぞれの物語を紡ぐような靴づくりを目指すブランド。
「30年後、古着屋さんでショセの靴を見たときに、履きたいと思ってもらえるような、時代に関係のない普遍的な靴を作りたい」それがデザイナー兼オーナーの前田洋一氏の思い描く未来像。
大量生産を目的とせず、職人による丹精込めた作業により温もり、思いやりのある靴の製造。こだわった素材選び、流行りに左右されないシンプルなデザインで長く愛用できる靴へのこだわりが詰まっています。
▶︎価格
定価→2〜80000円
中古→8〜15000円
▶︎気づき・感想
ショセ、プリュスバイショセ、トラベルシューズバイショなどライン?があるので興味のある方はぜひ更に深掘りしていただけると、より面白いかなと思います。
▶14 ジョンストン&マーフィー・JOHNSTON&MURPHY
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
1850年ウィリアム・ダッドリー氏がイギリスから渡米し、設立。
当時のアメリカ大統領ミラード・フィルモアに愛用されて以来、リンカーン、ルーズベルト、ケネディ、ニクソン、そしてオバマ氏に至るまで、歴代大統領の靴を作り続けている。そのことからジョンストン&マーフィーは、アメリカントラッドシューズの正統派というべき存在と言われています。
1880年、ビジネスパートナーとしてジェームス・ジョンストン氏加入。
1881年、創業者ウィリアム・ダッドリー氏死去。
1884年、実業者ウィリアム・マーフィー氏加入。そして、「ジョンストン&マーフィー」が誕生。
1951年、ジャネスコという会社に買収される。現在は子会社として存続している。
最高級ライン「アリストクラフト」の完成度は別格で、60~70年代にかけて製造された靴は高値で取引されている。
▶︎価格
定価→?
中古→5〜15000円
▶︎気づき・感想
年代の見極めができないと仕入れるのが難しい印象。一度しか売ったことがないので、まだよくわからないです。笑 好きな方は「ジョンマー」って呼びます。
▶15 スコッチグレイン・SCOTCH GRAIN
▶︎生産国
日本
▶︎説明
1978年、ヒロカワ製靴がスタートしたオリジナルブランド。
170の工程を英国伝統のグッドイヤーウェルト製法で熟練職人たちが生産している。使用する革へのこだわり、日本人に時代に合わせたラストへのこだわりが生真面目なスコッチグレインの魅力。
世界各国の一流タンナーと直接取引。ヨーロッパ諸国で徹底的に質にこだわって素材を買い付けている。ライニングの革にもこだわり、つま先からかかとまで全面にライニングを使用することで長時間の着用でも蒸れの軽減、汗の吸収の促進、快適な歩行サポートを設計されている。
そして、コストパフォーマンスの良さ!革やラスト、製法にこだわった上質な革靴を3万円代で買うことができるのがスコッチグレインの最大の魅力!!
▶︎価格
定価→25000〜60000円
中古→8〜20000円
▶︎気づき・感想
日本の革靴で思い浮かぶのは、リーガルかスコッチグレインか大塚製靴かな?個人的にかっこいいなと思うのはスコッチグレイン。購入したときに、専用のシューキーパーがつくのも有り難いところ。
▶16 ダンスコ・DANSKO
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
丸みを帯びたフォルムが可愛い「DANSKO(ダンスコ)」の靴。
医療現場では定番となっている“疲れなさ過ぎる靴”として話題になり、その抜群の機能からおしゃれ女子たちの間でも人気に。
〜ダンスコの魅力〜
- 圧倒的な履きやすさと疲れにくい設計
アウトソールに、ポリウレタン・EVA素材などを採用し、弾力性があって衝撃を吸収し、足の指がきつくないので、長時間の歩行でも疲れにくい設計。 - レザーの風合いを楽しめる
アッパーには上質なレザーを使っているため、長年履くとエイジングが楽しめるのも魅力。 - 豊富なデザインとサイズ展開
スリッポン、サボ、サンダル、ブーツ、パンプスタイプなど、全部で70種類以上のラインナップがあり、デザインやカラーもさまざま。サイズは22.5~28.5cmまで展開しているため、ユニセックスで楽しめるのも特徴です。
▶︎価格
定価→25000円前後
中古→8〜15000円
▶︎気づき・感想
フォルムの可愛いコンフォートシューズ。僕が思うデメリットが一つ…履き口のレザーが合皮のため長年使うと剥離が生じてくるというのが難点。中古を買う場合も履き口の状態確認はしっかりとしておくとヨシ。
▶17 ティンバーランド・Timberland
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
1918年、創業。
ティンバーランドの代名詞といえば「イエローブーツ」。インジェクション製法によって作られていて、手縫いの靴のように水が侵入する恐れがなく、ティンバーランドのブーツは完全防水が有名。
ティンバーランドは登山靴として有名ですが、ヒップホップミュージシャンの間で流行したことで若い人にも人気に。
ブーツ以外のスニーカー、カジュアルシューズも高品質で、また他のブランドより幅の広い商品も多いため、ティンバーランドは日本人の足に合いやすいブランド。
2000年以降、リサイクル素材を使うなどのSDGsの取り組みも積極的に行なっている。すでに1200万本弱を植林し、2025年までにさらに5000万本の木を植えることを公約している。
2023年にティンバーランドはブランド誕生50周年を迎え、次の50年、そしてその先の未来を見据えて「FUTURE 73(フューチャー 73)」というプロジェクトをスタートしている。詳しくはwebへ!!
▶︎価格
定価→30000円前後
中古→8〜15000円
▶︎気づき・感想
個人的に「8 Mile」でエミネムが履いてたのが印象的だな~
▶18 トレーディングポスト・Trading Post
▶︎生産国
日本
▶︎説明
1984年、「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」をコンセプトにスタート。
クロケットアンドジョーンズ、トリッカーズ、カルミナ、エドワードグリーンなど。更に蓄積されたノウハウを最大限に生かしたオリジナルシューズの開発につなげています。
トレーディングポストのオリジナルシューズは、イギリスやアメリカのクラシックシューズを基調としながら、日本人向けにモダナイズされた日本人のための特別な靴。世界中の名品を扱ってきた経験や知識を生かしながら、熟練の職人の手により最高の1足が生み出されます。
現在は、メーカーの特色を生かし、コレクションにより生産国や工場を変更しています。その全てのオリジナルシューズにトレーディングポスト物作りの精神が宿っている。
▶︎価格
定価→3~80000円
中古→8~20000円
▶︎気づき・感想
海外ブランドも取り扱っているけど、オリジナルの靴もあるのでぜひチェックを。リサイクルショップでもよく見かけるのでぜひチェックを。
▶19 パドローネ・PADRONE
▶︎生産国
日本
▶︎説明
2006年、東京の下町で誕生したシューズブランド。
熟練した職人の手作業と機械の技を組み合わせた高いクオリティに独創的でありながら普遍的な美しさ伴ったこだわりの靴づくり。
パドローネとはイタリア語で「雇い主」という意味。職人の世界では親方(雇い主) の下で技術を学び、長年の経験を積み、はじめて職人と認められます。 古き良き時代の伝統や技術に敬意を払い、現代に継承していきたいという思いが込められています。
~パドローネのこだわり~
- デザイン
最初から快適に着用できるようトゥ部分をクセ付けされたデザインに。 - 木型
日本人の足に合わせて作られた前足部分にゆとりがある設計。 - レザー
オリジナル仕上げの「コンビ鞣し」の皮から履き心地が生まれている。快適かつエイジングの楽しめる。 - ソール
軽く、屈曲性の良いレザーソールを使用、撥水性のいい糸を使っているので、糸の伝わっての水の侵入もカバーしている。
▶︎価格
定価→30000円前後
中古→8~15000円
▶︎気づき・感想
パドローネの靴は合わせやすいし、なによりリーズナブルな価格なので初心者さんにもおすすめです。
▶20 バリー・BALLY
▶︎生産国
スイス
▶︎説明
元々はリボンを作る会社。
靴を作るようになったきっかけは、創設者のカール・フランツ・バリー氏がフランスを訪れた際、街行くパリジェンヌが履く靴の虜になってしまったことだったそうです。
1870年代ヨーロッパで広く知られるブランドに成長し、この時点で年間に200万足の靴の製造をする規模に。
1970年代には靴以外のバッグなどの分野にも進出していく。
1988年に日本に進出し、バリージャパンを設立して現在に至る。
ターゲットの年齢層によってデザインやこだわりが違う、多様性を持っているブランド。
▶︎価格
定価→8~15000円以上
中古→5〜9000円
▶︎気づき・感想
赤×白のテープ柄がブランドの特徴でリボンメーカーの名残とも言われているらしいです。
▶21 ビルケンシュトック・BIRKENSTOCK
▶︎生産国
ドイツ
▶︎説明
230年以上の歴史を持つシューズメーカー。
1774年、靴職人のヨハン・アダム・ビルケンシュトックが教会の公文書に「巨王のシューマイスター」として記録されたことが始まり。
「フットベットの生みの親」
人間工学に基づいたインソール、細部まで考え抜かれた機能性と体の健康を促進し、上質な素材と地球に優しい天然のコルクを使用して、履けば履くほど自分の足に馴染む、自分だけの一足に育てることができる。
サンダルが人気の高いビルケンシュトックですが、その背景には医療と密接に結びついていて、ドイツでは健康靴・矯正靴という位置づけのサンダルとして認知されている。
- 【豆知識】
ドイツの靴業界で働く約4人に1人はビルケンシュトックで働いているほど、ドイツの靴業界で最も雇用を創出している企業。
▶︎価格
定価→2~30000円程度
中古→7~13000円
▶︎気づき・感想
ビルケンシュトックは靴の種類によって名前があるので、モデル名を覚えておくとリサーチが楽。ちなみに僕のお気に入りはギルフォード。革靴だけど軽く、幅広でゆったりしているので気軽に履けるしカワイイ。レディースだとララミーなどもカワイイ。
▶22 ブッテロ・BUTTERO
▶︎生産国
イタリア
▶︎説明
1964年、創業者マウロ・サーニ自身の名をつけた「マウロ・サーニ」というブランドを立ち上げる。
1974年、世界最高峰の乗馬ブーツを作ることを目指したことにより「ブッテロ」を立ち上げる。
※ブッテロの由来、イタリア・トスカーナ地方の丘を放浪していたイタリアのカウボーイ、ブッテーロにちなんで名付けられた。
〜ブッテロのこだわり〜
- ひと目でわかる上質なイタリアンレザー.
- 靴職人の技術
- 美しいフォルム
- 発色の良さ
- 素晴らしいフィット感
ブッテロのブーツは武骨で重厚感のあるデザインが特徴。適度なボリューム感と重量感で幅広い着こなしに対応する汎用性の高さも魅力の一つ。
▶︎価格
定価→100,000円前後
中古→4〜15000円
▶︎気づき・感想
ブッテロは型番検索ができるので見かけた際はチェック。
▶23 プレミアータ・PREMIATA
▶︎生産国
イタリア
▶︎説明
1885年、イタリア・モンデグラナーロでGRAZIANO MAZZA社のマッツァ一族によって創業。ブランドコンセプトは、「継続的実験」
流行に左右されない普遍的なデザインを提供しているプレミアータは、クラシカルなデザインをベースにして、時代折々の流行を取り入れているため、トレンドから逸脱しているわけでもなく、かつトレンドが去っても古さを感じさせない「ニュークラシック」な靴作りを体現しつづけている。
スニーカーを手掛ける 「PREMIATA WHITE」は同ブランドのスポーツライン。高いクオリティとデザイン性で注目を集めている。「ホ」のデザインのスニーカー。
▶︎価格
中古→5〜10000円
▶︎気づき・感想
ちょっと番外編みたいになってますが、革靴もよく見るので載せてます。デザインのいい靴が多い印象。高く売れそうだけどなかなか売れない…けど、ちゃんと売れるので、状態のいいものがあればぜひ!
▶24 ボリーニ・BOLLINI
▶︎生産国
イタリア
▶︎説明
1945年、エンリコ・ボリーニ氏によってイタリア・ミラノで創業。
手作業での製造にこだわり、1日に20〜30足ほどしか生産されない希少性。
マッケイ製法、グッドイヤー製法、ブレイク製法、ボロネーゼ製法などさまざまな製法をこなせる技術力の高さ、イタリア最高級のタンナー「イルチア」の革を使うなど革へのこだわりも魅力。
ボリーニは実は各ブランドの新商品の試作品を作ったりするサンプルメーカーで、イタリア本国の靴業界ではとてもよく知られている存在です。
▶︎価格
定価→5〜60000円
中古→4〜10000円
▶︎気づき・感想
手作業で1日20足ほどしか生産しないのにこの価格は安い…安すぎる。
▶25 マドラス・MADRAS
▶︎生産国
日本
▶︎説明
1873年、岩田商店として岩田武七が創業。
1921年、亜細亜製靴株式会社を設立し、アメリカからグッドイヤーウェルト式の製靴機械を導入し、靴作りを本格スタート。
1965年、イタリア・マドラス社の工場で生産背景やマッケイ製法を学び、技術提携。
それまでしていたグッドイヤー製法はゴツくて重厚感のあるもの、それと対照的にスマートで軽快なマッケイ製法。その雰囲気を再現するのに苦労し、生産数が落ちてしまうほど。しかし、「品質の良い世界一の靴を作ろう」という想いのもと、職人たち一丸となり靴づくりに励んだ。
職人たちのこだわりと努力、軽さと足への馴染みやすさ、日本人に合った快適な履き心地を追求したことで、アジア製靴が生み出すマッケイ製法の靴は徐々に支持を集める。
1983年、社名を「マドラス株式会社」に変更アジア製靴が作る靴だけでなく、マドラスブランドの靴は世界各地で支持を集め、イタリア国内に多くの店舗をオープンしています。
1994年、全世界のマドラス商標権をイタリア・マドラス社から譲り受ける。
MODELLO(モデロ)、madras walk、JADE(ジェイド)などのプライベートブランドを客層に合わせて作ったり、MOSSなどオーダーシューズシステムを作ったりと、新しいブランドやサービスを生み出し、時代に合わせて柔軟に変化を続けていく姿勢が、マドラスの「本物の履き心地」へのこだわりが伝わってきます。
▶︎価格
定価→30000円前後
中古→3〜9000円
▶︎気づき・感想
EXILEの岩田剛典こと、岩ちゃんのお父さんがマドラスの社長・岩田達七氏の息子さん。
▶26 マレリー・Marelli
▶︎生産国
イタリア
▶︎説明
1906年、イタリア・ガララーテに創立。
「ELEGANZA SOLIDITA」伝統的イタリアンエレガンスと確かなものづくりをテーマにヨーロッパの伝統をエッセンスに洗練された美意識を提案している。
1926年、手工業的生産として工場化。
1940年ごろ、イタリア国内で有名な高品質紳士靴メーカーとなり、創設者の三人の息子が経営、生産、営業で互いに協力し合い盛り上げていく。
1960年、3代目社長のペピーノと日本の靴メーカーが技術提携し、日本に初めてイタリアのマッケイ製法の紳士靴が紹介される。
1980年、日本の整形外科医とのコラボレーションによって「マレリー・リフレッシュー」が誕生。
由緒あるマレリー家が長年培ってきた、優れた芸術性も豊かな職人気質、100年以上にわたって受け継がれている。
▶︎価格
定価→3〜60000円
中古→3〜7000円
▶︎気づき・感想
きっと、このインソールのおじさんを見たことがある人は多いはず。ただ…このおじさんが誰かは知らないです。笑 知ってる人がいれば教えてください。豊かな時を重ねながら、受け継がれていく不変の美意識。
▶27 ヤンコ・YANKO
▶︎生産国
スペイン
▶︎説明
1961年、スペインでホセ・アルバラデホが高級靴ブランド「ヤンコ」を立ち上げる。企画・デザイン・製造・販売まで自社で一貫して行う。
イギリス、イタリアの間に挟まれたスペインで、イギリスらしいグッドイヤーウェルト製法、イタリアらしい色鮮やかな染めの技術が合わさったラテンの気質が感じられる靴が多い中で、ヤンコはほぼ全てイギリステイストの靴になっている。
〜ヤンコ最大の特徴はラバーソール〜
ヨーク、アトランタというラバーソールが代名詞。
車のタイヤに使われる天然のゴムを使用しており、真夏の高温にさらされたアスファルトでも素材が柔らかくなり、減りが早くなることはない。
- ヨーク
ダイナイトソールよりもやや細く小さなスタッドが付いているのが特徴。耐久性とグリップ力が優れ、全天候型のソールとして、デイリーに活躍。 - アトランタソール
ビブラムのタンクソールのようなごつごつしたラバーを使用。アウトドア用でカントリーやワークブーツなどに採用されている。
ラバーとレザーの複合ソールにすることでレザーの通気性の良さを保ち、防水性にも適した靴に仕上げてあります。
▶︎価格
定価→3〜60000円
中古→5〜15000円
▶︎気づき・感想
ヤンコで学んだ靴職人がブランドを立ち上げたりする、靴作りの登竜門的なブランド!?ブランドの歴史が浅そうに見えて、靴の製造は1890年から靴づくりを同族企業でしている、120年以上も歴史のあるブランドなり。
▶28 ユケテン・yuketen
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
1989年、ユキ・マツダ氏が中心になってスタートしたブランド。アメリカを旅して出会った様々な職人から学んだ知見がベースになっている。古き良きアメリカの生活様式にこだわった靴づくり。
〜ユケテンのこだわり〜
- メイドインアメリカへのこだわり
老舗シューズメーカー・クオディ・トレイル・モカシン社の工場が担う。この工場はエルエルビーンのモカシンシューズなどを手掛けてきた職人が独立して設立した老舗。 - 厳選した素材
アメリカの名門タンナーであるホーウィン社の採用。 - 独自のデザイン性
伝統的な製法をベースにものづくりをしつつ、ロックなソールを取り入れたりと新たなデザインへの挑戦が魅力の一つ。
▶︎価格
定価→8〜100000円前後
中古→5〜15000円
▶︎気づき・感想
ユケテンと言えば、モカシン。モカシンとはネイティブアメリカンが履いていた一枚皮で作られたスリッポン形式の靴。
▶29 リーガル・REGAL
▶︎生産国
日本
▶︎説明
1961年、日本製靴株式会社がアメリカのブラウン社と技術提携し、リーガルの販売をスタート。
1970年、リーガル専門店「リーガルシューズ」を東京駅八重洲口にオープン。
1974年、リーガル修理専門店「リーガルシューバー」オープン。
1990年、ブラウン社よりリーガルブランドの商標権を取得。
2012年、リーガル日本上陸50周年記念ウィングチップを発表。などなど
〜リーガルのブランドライン〜
- リーガルウォーカー
「すべては歩く人のために」軽さとソフトな履き心地をコンセプトに誕生したコンフォートシューズ。 - リーガルトーキョー
靴への深いこだわりから生まれた洗練されたスタイルを上質な素材と妥協なき靴づくりで表現した特別なコレクション。 - シューアンドコー
スニーカーカルチャーの中で育った世代にも、レザーシューズにこだわりを持つ世代にも、リーガルの歴史と品質とデザイン性に触れてもらいたいと言う思いで誕生。 - シェットランドフォックス
靴の美しさ・楽しさとともにアイロニカルなダンディズムを提案する、おしゃれな大人のための靴。 - ケンフォード
リーガルの弟分。品質や履き心地を正当に受け継ぎながら、程よくトレンドを取り入れたデザインをリーズナブルに価格で提供している。
▶︎価格
定価→30000円前後〜
中古→5000〜
▶︎気づき・感想
ビジネスシューズと言えば「リーガル」ってくらい有名なブランド。僕が初めて自分で買った革靴もリーガル。あればかれこれ、10数年前か…。懐かしいな。
▶30 ロックポート・Rockport
▶︎生産国
アメリカ
▶︎説明
1971年、ザ・ロックポート・カンパニー合同会社がアメリカ・マサチューセッツで創業。
ロックポートの創設者カッツ親子が「ビジネスシューズにスニーカーのアウトソールをつけるとかっこよくて履き心地のいいシューズができる!」と考えたことから靴づくりがスタート。
1987年、日本上陸
1990年、ロックポートの副社長トニー・ポストがニューヨークシティマラソンでロックポートのビジネスシューズ「ドレスポーツ」を履いて完走。衝撃吸収性とサポート性が実証された。
1994年、ロックポートのポートシューズが世界一周ヨットレースの公式シューズに選ばれる。
2021年、ブランド誕生から50周年を迎える。環境にやさしいエコ素材を使用したコレクションをスタートさせたりと、サステナブルな地球環境維持活動を行っている。
ビジネスシーンでも着用できるスタイルと疲れにくさを両立したハイブリットシューズとして注目されているブランドの一つで、多くのファンから愛されている。
▶︎価格
定価→20000円前後
中古→4〜8000円
▶︎気づき・感想
調べてみると、いろいろなチャレンジをしているブランドで、ビジネスシューズでマラソンしたり、ブーツでキリマンジャロを登ったり。履きやすく、サポート性も高いようなので、長時間歩く方などは一度試してみるのもおすすめです。
まとめ
以上、革靴ブランド30選でした。
靴は通年売れる商材なので、1つ2つブランドを覚えて、取り入れていくのもありかなと思います。
今後も革靴のことや日々の何だかんだをポストしていきますので、引き続きよろしくお願いします。