PRESIDENTオンライン 2024/04/24 より
恋愛屋ジュン
交際前は業務連絡のみでいい
LINEは「業務連絡」と「コミュニケーション」という2つの主な使い方があります。
「業務連絡」は具体的な日時や場所の約束など、実務的な情報の交換です。
「コミュニケーション」は個人的な体験や意見の共有です。
特に多くの男性にとって、これらの使い分けの理解が不足しているとされ、交際前は業務連絡が中心で、交際後はより自由なコミュニケーションに移行することが重要です。
イラスト=田島ゆみ
付き合う前の「長文LINE」は一撃でアウト
多くの男性はLINEを使って親しくなってからデートに誘うべきだと思っていますが、実際は違います。
女性は相手が彼氏になると、その人の日常に興味を持ち始めます。
したがって、LINEでの長い会話は交際が始まってからの方が適しています。
この点を理解し、交際前に避けるべき「やってはいけない8つのLINE」を意識することが重要で、これらの間違いを犯すと関係が進展するチャンスを大きく損ねることになるかもしれません。
やってはいけないLINE① 長文
LINEは短文でのコミュニケーションを心がけるべきです。
メールみたいな長文は受け手にとって重たく感じられ、読む気をなくさせることがあります。
短くシンプルにメッセージを伝えることで相手に負担をかけずにすむのです。
また長文を送ることは返信を渋らせる原因(めんどくさい)にもなるため、避けるべきでしょう。
「ラーメン食べたよ」は既読スルーが関の山
やってはいけないLINE② 日記
日記LINEは、自分の日常について交際前の女性に一方的に送ることで、受け取り手が返信に困ることが問題です。
「今日はラーメンを食べたよ」という内容に対して相手はどう反応すれば良いかわからない(だから何?と思われる)。
これは配慮の欠如でありコミュニケーションの不手際とされます。
このようなメッセージは、相手の興味や感情を考慮せずに自分の気持ちだけを押し付けていると感じさせ、不快に思われることがあるかもしれないので後回しにされてしまう⇒めんどくさい⇒興味がなくなる…。
大切なのは、受け取る相手の気持ちを尊重し、適切なコミュニケーションを心がけることです。
出典=『恋愛の大学』(飛鳥新社)
絶対に使ってはいけない絵文字がある
男性同士のLINEのやり取りは、多くの場合絵文字なしのシンプルなテキストが中心です。
また、「ダブルミーニング」(多義的な表現)を使うことは、コミュニケーションが苦手な印象を与えることがあります。
一方で、絵文字の使い方は年齢層を反映することが多く、男性特有の絵文字のセンスはしばしば不評で、そのため交際前の女性とのやり取りでは絵文字を控えめにし、「!」や「…」などの基本的な記号を適宜使うことが推奨されます。
相手の女性が使った絵文字を適切に反映させることは許容されますが、その量は控えめにするべきですが、基本的には絵文字の使用を避けるのが無難で、これにより関連するミスを防ぐことができます。
追いLINEは自分の価値を下げるだけ
やってはいけないLINE④ 追いLINE
「追いLINE」とは、相手が既読無視した後にさらにメッセージを送ることで、これは相手に対して強いプレッシャーとなり得ます。
女性がメッセージを無視するのは、忙しいか、これ以上のコミュニケーションを望まないというサインでしょう。
このような状況で追いLINEを送ると、相手に対する配慮が欠けていると捉えられ、関係が悪化する原因となります。
さらに、「追いLINE」は、将来的にコントロールが強く、支配的な行動へとエスカレートする可能性があるという懸念があります。
この行動は、相手に対して自分の要求を強制することから、モラルハラスメントのような関係へと進むことが示唆されているので気を付けましょう。
女性は、追いLINEをする男性を「暇で価値の低い」と感じることが多く、そうした行動はさらにその印象を強めることになります。
そのため、自身の価値を高めるためにも、仕事や趣味に励むことが重要ですね。
追いLINEは絶対に避けるべきで、一度既読無視された場合は、相手からの返信を待つか、自分の生活に焦点を当てるべきです。
やってはいけないLINE⑤ 送信取り消し
LINEの「送信取り消し」機能は、誤送信や誤ったスタンプの使用時に便利ですが、何度も使用することは避けるべきです。
この行動は、自己の意思決定が不安定であると受け取られ、相手に心理的な不安を与えることがあり、特にプライベートな関係では、送信取り消しを繰り返すことはコミュニケーションにおいて信頼性を損なう行為と見なされがちです。
送信取り消しを行う場合は、業務連絡などの公式なやり取りで明確な間違いがあったときに限定するべきです。
女性との個人的なメッセージ交換においては、発言の撤回は極力避け、言葉を選ぶ際には慎重に行動することが望ましい。
このように意識することで、より健全で信頼性の高いコミュニケーションが可能になるでしょう。
「週末、何するの?」はヤバイ男、非モテ男の典型フレーズ
やってはいけないLINE⑥ 詮索
詮索的な質問、例えば「今日何してたの?」や「週末何するの?」など、付き合ってもいない男性からのこれらの問いかけは、女性にとってストーカー行為を連想させ、非常に不快感を与えることがあります。
女性は本能的に自分自身を危険から守る意識が強く、詮索されることにより相手を警戒し、心を閉ざす可能性が高まります。
特に、親しくない間柄では、このような質問が女性に「危害を加える可能性がある」と捉えられることがあり、相手からの信頼を得ることが非常に難しくなります。
そのため、自然な会話の流れで相手が自ら情報を共有するのを待つ方が良いでしょう。
詮索的なLINEは避け、相手のプライバシーを尊重することが重要です。これにより、健全な関係を築く一歩となります。
LINEが長いだけの男は恋愛対象にならない
やってはいけないLINE⑦ 長々続けようとする
LINEでの会話では、男性が話題を次々と振っても、それがただ長く会話を続けたいという印象を与えることがあります。
女性はしばしばその行動から、男性が自分に興味があると感じる一方で、「なぜデートに誘わないのだろう?」と疑問を持つようになります。
この状態が続くと、女性は男性がリードする勇気がないと判断し、関心を失うことがあります。
恋愛においては、子孫繁栄が最終的な目標とされることもあり、それには実際にリアルでの関係構築が必要です。
LINEだけで関係を深めようとしても、女性は「なぜリアルでのアプローチがないのか」と感じるため、その点をしっかり理解し行動に移すことが大切です。
したがって、男性は付き合う前には実際にデートや食事に誘うなどして、明確な意思を示すべきですね。
そうすることで、相手に自分の真剣な気持ちを伝えることができます。
付き合いが始まってからは、愛情を伝えるためにマメなLINEを心がけることで、関係をより強固にすることが可能です。
「ご飯行こう(笑)」は恋愛弱者の証
やってはいけないLINE⑧ (笑)
出典=『恋愛の大学』(飛鳥新社)
LINEの文章で「(笑)」を使うのは、その文脈によっては適切かもしれませんが、特定の状況では避けた方が良いです。
例えば、「ご飯行こう(笑)」のように誘い文句に「(笑)」を付け加えると、そのメッセージは軽く見えるだけでなく、自信がないかのような印象を与えます。
これは、相手に断られた場合の保険として、「半分冗談で誘っている」という態度を示していると解釈されかねません。
これにより、女性はその男性が傷つきたくないために心の弱さを隠していると感じ、その態度がダサいと見える可能性があります。
真剣なデートの誘いや感謝の意を伝える場合など、相手の心に切り込む重要な瞬間には、「(笑)」の使用を避けることが望ましいです。
これによって、自分の言葉に責任を持ち、自信を持って行動することが大切です。
出典=『恋愛の大学』(飛鳥新社)
恋愛屋ジュン(れんあいや・じゅん)
カッコイイ大人のための、魅力を学ぶプラットフォーム「魅力の大学」学長
累計再生回数4000万回を超える、登録者22万人超の恋愛系YouTubeチャンネル【魅力の大学】を運営。学生時代に3度の失恋を経験し、一念発起。独自の調査やホストの経験、人生で出会ってきた魅力的な人を研究して学んだことを集積し、独自の理論を確立する。現在は起業家として、多くの事業の設計と立ち上げにも注力。恋愛だけでなく、仕事・人間関係・人生を通して成功し、関わる女性を幸せにするための方法を発信している。
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