~車椅子の娘が立ち上がった日。脳科学で解き明かす「転換性障害」からの脱出~
中1の冬_。
娘は突然、転換性障害と診断され、
歩行困難になりました。
昨日まで普通に歩いていたのに。。
転換性障害とは、「心の問題が、本人の意志とは関係なく体の症状(動けなくなる、声が出ない、震えるなど)として現れる」ものです。
娘自身も、なぜ体が動かないのか分からず、
困惑していました。
転換性障害は、決して「甘え」や「演技」ではありません。本人は無意識。
娘はわざとやっているわけではなく、 強いストレスや葛藤を言葉でうまく処理しきれないとき、脳が自分を守るためにスイッチを切り、体に症状を出している状態です。
この症状は、誰か一人の接し方や、一つの出来事だけで起こるものではありません。新しい環境、勉強、部活、友人関係の緊張感。心身の成長、思春期特有のホルモンバランスの変化。本当に体が動かなかったり、感覚がなかったりします。
これらが複雑に絡み合い、コップの水が溢れるように症状として出たに過ぎません。
転換性障害になる子は、親に反抗したり、わがままを言ったりしてストレスを外に出すのが苦手な、「とても優しくて、頑張り屋さんな子」が多いです。
親を困らせたくない、期待に応えたいという健気な心が、限界を超えたときに体が代わりにサインを出してくれたのです。
感受性が豊か
責任感が強い
周りに気を遣いすぎる。
転換性障害は「複雑な積み重なり」で起こります。
家族の関わりは、その中のほんの小さな一部でしかないことがほとんどです。
それでも、、、
私のせいだ…と自分を責めました。
「不幸だ。辛い、きえたい」
1年前、暗い部屋で一人、そう思う。
娘は『歩きたい』『いつ歩けるの』
毎晩泣いていました。
真面目で
心優しい娘。
支えてあげなきゃいけないのに
親子で心が泣いていました。
シングルマザーとして自宅サロン10年。
どんな時も娘を守るために必死で働いてきた。
「こんなに真面目に、一生懸命生きてきた結果が、これ…?」
「どうして私の娘が…?」
という、言葉にならない虚しさで胸がいっぱいでした。
比例するように仕事は減り、残ったのは底をつきそうな預金残高。
足に力が入らないので、トイレやお風呂の介護、
お世話の為、仕事は制限をかけた。
娘は心を閉ざす。
世界から自分らだけが切り離されたような、
出口のない暗闇でした。
「これ以上、どう頑張ればいい、、」
「平凡でいい、普通に暮らしたいだけなのに…」
そう思いながら、自分を消してしまいたい夜を
何度も越えました。
もし今、あなたが同じように
「転換性障害はいつ治るの…」
「真面目にやってるのに、報われない」
「もう、頑張りかたが分からない」
そう思いながら、一縷の望みを探してこの画面を眺めているなら。
そんな、どん底の淵にいた私だからこそ、
あなたに届けたいです。
私がそこから這い上がれたのは、
新しい技術を学んだからでも、がむしゃらに働く時間を増やしたからでもありません。
心療内科でもカウンセリングでもない。
「私は不幸な人間だ」という、自分自身への残酷な定義を捨て、
現実に打ちひしがれるのをやめ、
脳が認識する「自分のセルフイメージ」を根本から書き換えるために、私は『潜在意識の書き換え』をしました。
ん?何を言ってる?洗脳系?
と思うかもしれませんが、
転換性障害発症から1ヶ月、
娘は回復しました。
私は働く時間は半分。客単価は2倍に。
これは、選ばれた人の奇跡ではありません。
自らの意志で「強運」を掴む。
どうせ諦めてしまうくらいなら、
最後に、私のこの「転換」に賭けてみませんか。
この記事は、単なる体験談ではありません。
私が数十万円の自己投資と、
私が人生をかけて実証した、
『脳の仕組みを使って私と娘が絶望をひっくり返した』
スピリチュアルでもなく、引き寄せでもなく、
『潜在意識の書き換え』は、脳のしくみ、
脳科学です。
娘の転換性障害は潜在意識の書き換えで
ほぼ、治りました。
元気に歩いています。
「なぜ有料にするのか」
娘の病気のことを有料で発信することに、
私自身、葛藤がありました。
でも、あえて有料にさせていただいたのは、
『本気で人生を変えたい』と願う方にだけ、
私が命がけで見つけたこの方法を届けたい
からです。
無料の情報で流し読みするのではなく、自分への投資として受け取っていただくことで、脳は初めて変化を受け入れ始めると思うからです。
医療行為ではない、一人の母親が、脳科学と潜在意識の観点から現実を変えました。
この記事で一人でも、少しでも、ほんの少しでも
お役に立てれば幸いです。
第1章:現状維持機能の正体
脳は「あなたの幸せ」に興味がない?
まず、残酷な事実をお伝えしなければなりません。
私たちの脳は、私たちが「幸せになること」や
「成功すること」を第一優先にはしていません。
脳の最優先事項は、ただ一つ。
「死なないこと(生存)」です。
昨日まで生きてこれたなら、今日を変える必要はない。むしろ、変化は「死」に繋がるリスクかもしれない。
脳はそう判断します。これを脳科学では
「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」と呼びます。
あなたが「人生を変えたい」「子を救いたい」と願うとき、脳は全力でブレーキをかけます。
「そんなの無理だよ」
「疲れるだけだよ」
「今のままでいようよ」
と、不安や恐怖をエサにして、あなたを元の場所に引き戻そうとします。
あなたが怠け者だからではありません。根性がないからでもありません。
あなたの脳が、
正常に「あなたを守ろうとしている」だけなのです。
娘の症状も、脳の「守り」だった
娘が突然歩けなくなったとき。
病院で「転換性障害」と診断されたとき、
私は絶望しました。
でも、潜在意識の仕組みを知ったとき、見え方が変わったのです。
娘の脳は、
耐えがたいストレスから
彼女の心を守るために、強制的に
「足のスイッチ」を切った。
つまり、脳にとって「歩けないこと」は、
これ以上のダメージを防ぐための
「正解(生存戦略)」だったのです。
私のビジネスが停滞し、預金残高が減っていったのも同じでした。
「シングルマザーで、サロンを維持して、娘を支える」
その重圧に脳が悲鳴を上げ、
「これ以上頑張らせないために、仕事を減らす」
という残酷な現状維持を働かせていたのです。
「脳のシステム」を再構築する
この現状維持機能を、根性や努力で突破しようとするのは、時速200kmで走る車を素手で止めようとするようなものです。絶対に勝てません。
突破するために必要なのは、戦うことではなく、
脳のシステムを「書き換える(再構築する)」ことです。
脳に「こっち(理想の未来)の方が安全で、当たり前なんだよ」と勘違いさせてしまうのです。
今、あなたが苦しみの中にいるなら、それはあなたの脳があなたを守ろうとフル稼働している証拠です。
まずは自分に『守ってくれてありがとう』と言ってあげてください。
潜在意識を書き換えようとすると、
脳は全力で拒否しようとします。
「今のままでいい、変わるな」
と囁き続けます。
脳は変化を嫌がります。成長を止めようとします。
これが現状維持機能です。
脳の仕組みが分かったところでここからは、
転換性障害で歩行困難になった娘の脳を、
私がどう書き換え、
その足を動かしていったのか。
絶望しかなかった毎日をひっくり返した、具体的な実践のすべてをお伝えします。
