「やめなきゃいけない」
そう思いながら、気づけば何年もこの関係を続けてきた。
・休日は、いつもひとり
・連絡は彼の都合次第
・「奥さんとはうまくいってない」「離婚も考えてる」と言うくせに、何ひとつ変わらない現実
それでも、ずっと思ってた。
「彼が必要」「彼じゃなきゃだめ」って。
——でも、本当にそう?
誕生日に会えなかったあの夜。
既読スルーが続いて、何度もスマホを見返した日。
誰にも言えない恋を抱えて、孤独で押しつぶされそうだった時間。
全部、あなたが我慢してきた証なのかもしれません。
このnoteは、不倫をやめたいと思いながらも、
「情」や「執着」に心が引っ張られて動けなくなっている——
そんなあなたに向けて書きました。
「好きだから離れられない」じゃなく、
「幸せになるために終わらせる」という選択を、
少しずつでも現実にしていくための考え方と、具体的なステップをお届けします。
🟩 こんな人におすすめ
- 彼に「いつか離婚する」と言われ続けて、何年も待っている
- 会いたいときに会えず、彼の都合ばかりに振り回されている
- 友達にも話せない関係に、孤独と罪悪感を感じている
- LINEの既読スルーや返信の遅さに、一喜一憂してしまう
- 彼の家族の話をされるたびに、胸が痛くなる
- 自分が“都合のいい女”になっていることに薄々気づいている
- 「不倫はもうやめたい」と思いながら、なかなか別れを切り出せない
- 本音を言えず、我慢ばかりの恋愛に疲れ切っている
- 将来が見えず、このまま年齢だけ重ねてしまうことに不安を感じている
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→【好きだけじゃ幸せになれない】不倫をやめたい30代女性へ。情と執着を断ち切るマインドセットと別れのステップ|恋愛研究室
第1章|なぜ「やめたいのにやめられない」のか? 不倫にハマる心の正体
「不倫はダメなこと」なんて、分かってる。
それでも――気づけば数年。
やめたいのに、やめられない。
そんな恋に、苦しんでいる女性は少なくありません。
では、どうして不倫という関係に、私たちはここまで深くハマってしまうのでしょうか?
そして、なぜ簡単に抜け出せないのでしょうか?
この章では、その“心のメカニズム”をひも解いていきます。
✅「好き」だと思っていたけど…それ、執着や依存かもしれない
恋愛感情の中には、「愛情」だけじゃなく
執着や依存が隠れていることがあります。
特に不倫のような“制限のある関係”では、
自由に会えない/連絡は彼のタイミング/先が見えない…
——こうした状態が続くほど、心のバランスが崩れていくのです。
- 自分の感情や予定が、彼の都合に左右される
- 会えない不安や寂しさが、どんどん執着に変わっていく
- たまに優しくされるだけで、心が救われた気になってしまう
そのうち、「好きだから一緒にいたい」ではなく、
「失うのが怖い」「見捨てられたくない」
という気持ちが大きくなっていきます。
✅「離婚するつもり」は、期待させるための常套句
「奥さんとはうまくいってない」
「タイミングさえ合えば、離婚するつもり」
「本当はお前を選びたい」
——そんな言葉を、信じたくなってしまう。
きっと、あなたも何度も聞いてきたのではないでしょうか。
でもそれは、あなたの心をつなぎとめておくための言葉であることがほとんどです。
もちろん、中には本当に離婚する人もいます。
でも、現実には「何も変わらないまま、時間だけが過ぎていく」ケースが圧倒的に多い。
それでもあなたは、「あのときの言葉は本気だった」と信じたくて、気づけば“希望”ではなく“執着”にすがるようになってしまうのです。
✅ 禁断の恋は、「刺激」と「孤独」が癖になる
人は手に入らないものに惹かれるもの。
不倫には、それを強烈に感じさせる要素が揃っています。
- 隠れて会う背徳感やドキドキ
- 誰にも言えない2人だけの秘密
- 周囲にバレないように過ごすスリル
こうした非日常的な刺激が、恋愛感情を強く“錯覚”させるのです。
さらに、相手の家庭という“見えない領域”があることで、
想像ばかりが膨らみ、現実が歪んでいきます。
摩擦が起きにくいからこそ、幻想が強化されやすい関係なのです。
✅ 罪悪感と優越感と劣等感。感情がぐちゃぐちゃになる
不倫をしている女性の多くが、こんな気持ちを抱えています。
- 「奥さんに申し訳ない」という罪悪感
- 「彼は私にだけ心を許してくれてる」という優越感
- 「でも私は“2番目”なんだ」という劣等感
相反する感情が心の中で交錯し、
ますます冷静な判断ができなくなってしまう。
この複雑でアンバランスな感情こそが、
不倫から抜け出せないもう一つの理由です。
📝抜け出せないのは「好きだから」じゃない
不倫にハマるのは、彼が特別だからじゃない。
本当の理由は…
- 感情を揺さぶられる構造
- 手に入らないものへの執着
- 制限のある関係による依存
こうした“恋愛を錯覚させる仕組み”の中にいるからです。
つまり、「好きだからやめられない」のではなく、
“冷静でいられない状態”にいるから判断できないだけなのかもしれません。
第2章|あなたを苦しめているのは「彼」じゃなく、“その関係”です
「彼が悪いのかな、それとも私が悪いのかな」
そんなふうに自分を責め続けながら、
結局は答えが出ないまま関係が続いている…。
でも視点を少し変えてみると、
あなたを本当に苦しめているのは“彼という人”ではなく、
“その関係のあり方”かもしれません。
✅ 自分の気持ちを後回しにする恋が、心をすり減らしていく
・連絡は彼のタイミング次第
・会えるのは、彼の都合のいい日だけ
・話す内容は、家庭や仕事の愚痴ばかり
——こんな恋が、いつの間にか「普通」になっていませんか?
彼の「忙しい」「仕方ない」といった言い訳を受け入れ続けているうちに、
あなたは“自分の気持ちを後回しにする癖”がついてしまっているかもしれません。
そして少しずつ、
- 自分の気持ちを飲み込む
- 「私さえ我慢すれば」と思うようになる
- 「どうせ私は、大切にされない存在なんだ」と思い込んでしまう
…そんなふうに、自己価値を下げてしまう恋になってしまうのです。
✅ 「彼に必要とされたい」想いが、“愛情”をすり替えてしまう
「彼には私しかいない」
「私がそばにいなきゃ、この人はダメになる」
そう思って、尽くしてしまうことはありませんか?
たしかに、彼が弱っているときにだけ素直になったり、
あなたにだけ見せる顔があるかもしれません。
でもそれは、あなたが“対等なパートナー”として隣にいるのではなく、
「都合のいい癒し役」になってしまっている可能性があります。
それでも離れられないのは、
「必要とされたい」「役に立ちたい」そんな気持ちが、
“愛”と混ざってしまっているからなのです。
✅ 「いつか本命になれる」は幻想。“我慢”と“犠牲”の先に待っている現実
「ここまで我慢してきたから」
「これだけ尽くしたんだから」
「きっと彼は、最後は私を選んでくれるはず」
——そう信じたくなる気持ち、よくわかります。
でも、現実はどうでしょうか?
- 我慢しても、彼の家庭は変わらない
- 犠牲を払っても、彼の優先順位は家族のまま
- 待ち続けても、「離婚する」は口約束のまま進まない
こうしてズルズルと月日だけが流れ、
いつの間にか「報われたい」が「諦められない」に変わっていく。
これは、いわゆる“サンクコスト効果”——
過去の投資(時間・気持ち・労力)がもったいなく感じて、
やめられなくなる心理です。
✅ 苦しい恋を「愛」と思い込んでいないか?
恋愛は、本来あなたを笑顔にしてくれるもの。
でも今のあなたは…どうでしょう?
- 会えない寂しさに、涙をこらえる日々
- 本当は言いたいことがあるのに、遠慮して言えない関係
- 誰にも相談できない、後ろめたさと孤独
それでも「彼を愛している」と思っていませんか?
でもそれは、本当の「愛」ではなく、
“自己犠牲”や“自己否定”を愛とすり替えてしまった状態かもしれません。
「彼が好き」
その気持ちの奥には、「彼じゃないと私には価値がない」という思い込みが隠れている可能性もあるのです。
📝“関係の構造”があなたを傷つけている
「彼が変わってくれたら…」
「もっと私を大事にしてくれたら…」
——そう願っても、彼が変わらない限り、あなたの苦しみも終わりません。
でも本当に変えるべきは、「彼自身」ではなく、あなたと彼の“関係性”そのもの。
そしてその関係に、あなた自身がどう向き合うかです。
第3章|「都合のいい女」から抜け出したいあなたへ。始まりは“自分軸”の取り戻し
不倫関係が長くなると、自分でも気づかないうちに
「都合のいい女」というポジションに、収まってしまっていることがあります。
でも、それはあなたが悪いわけじゃありません。
彼のペースに合わせる日々の中で、少しずつ“そういう関係”が、
当たり前になってしまっただけなんです。
この章では、あなたをその立場に留めている構造と、そこから抜け出すために必要な視点の転換をお伝えします。
✅ 彼は“何も失わない関係”に、すでに満足している
家庭を守りながら、あなたと関係を続ける。
そんな今の状況、彼にとってはどうでしょう?
- 家では家族と過ごせる
- ストレスや不満は、あなたに吐き出せる
- 忙しいときは連絡を減らしても問題ない
- 会いたいときだけ連絡すれば、あなたは応じてくれる
——つまり、彼は一切リスクを負わずに、すべてを手にしているのです。
そんな関係を、彼が手放したいと思うでしょうか?
むしろあなたが離れそうになると、
優しい言葉や「愛してるよ」で引き戻そうとする。
それは“本気の気持ち”ではなく、
「この関係を失いたくない」という“保身”からの反応かもしれません。
✅ 「待つ姿勢」が奪っているのは、あなたの“未来”です
「彼が落ち着いたら離婚してくれるかも」
「もう少ししたら、私の存在に本気で向き合ってくれるかも」
——そうやって“いつか”に希望を託して、気づけば何年も経ってしまっていませんか?
でもその間に確実に失っているのは、あなたの…
- 大切にされるべき時間
- 安心して甘えられる恋愛のチャンス
- 誰かと一緒に未来を描ける可能性
彼の決断を待っている間に、あなた自身の人生は、少しずつすり減っていくのです。
そしてその「失った時間」は、どれだけ後悔しても、取り戻すことはできません。
✅ 「いつまで待つか」ではなく、「私がどうしたいか」で考える
不倫関係を続けていると、ついこう考えてしまいがちです。
- 「あと半年だけ待ってみよう」
- 「来年こそ、動いてくれるはず」
- 「子どもが大きくなったら、きっと…」
でも大切なのは、“どれくらい待つか”ではありません。
“その先に、自分が本当に望む未来があるかどうか”です。
たとえば、こう問いかけてみてください。
- 仮に彼が離婚したとして、本当に信頼できる関係が築けそうですか?
- 自分は、この先も「待つ側」でいたいですか?
- 「愛される私」ではなく、「選ばれるのを待つ私」のままでいいですか?
もし少しでも不安がよぎるなら、それは「そろそろ、関係を見直すべきタイミング」なのかもしれません。
✅ 主語を「彼」ではなく、「私」に戻す
「彼がどうするか」ではなく、「私はどうしたいか」。
この視点を持ち直すことで、関係の主導権が少しずつあなたに戻ってきます。
- 私はどんな恋愛をしたいのか
- どう扱われるのが心地いいのか
- どんな未来に安心を感じるのか
——その答えが、あなたを“都合のいい関係”から抜け出す原動力になります。
📝「私の人生を選び直す」ことが、始まりになる
待ち続ける恋は、相手の気まぐれに人生を預けてしまう恋。
でも、あなたの人生の舵を握るのは、あなた自身です。
「私にはもっと幸せになれる価値がある」そう信じて、主語を“彼”から“私”へ。
その視点の転換こそが、都合のいい女から抜け出す第一歩です。
ここまでは、不倫の構造や心理について整理してきました。
本編の続きでは、「では、どう抜け出すのか?」にフォーカスしていきます。
- 後悔のない別れの準備
- 揺れる心を整えるマインドセット
- 実際に抜け出した女性たちのリアルな体験談
- そして、彼がいない人生でも“ちゃんと幸せになれる理由”まで
このnoteを通して、あなたが「自分の人生を選び直す」きっかけになることを願っています。