
\3万6000字以上でこの値段!!/
2年前にご好評いただいた、「一人で稼げるWeb制作準備講座」が最新版になって帰ってきました!
約36,870字(原稿用紙90枚以上)の内容&画像多数の大ボリューム解説!
【~プロローグ~】

0.はじめに
はじめまして、フリーランスWebデザイナーの「りほ」と申します。
この講座では、Web制作副業で初案件獲得を目指す方に向けて、一人でWordPress(ワードプレス)サイトを作れるようになるために必要な知識やツールを紹介しています。

「WordPressって何?」
「パソコンは苦手だけど大丈夫かな…?」
そんな不安を持っている方もご安心ください。
難しい言葉や専門的な知識は使わず、やさしく丁寧に解説していますので、リラックスして読み進めていただければと思います(^^)
0-1.この講座について
このコンテンツは、
「Web制作の在宅ワークに興味はあるけれど、何から始めたらいいのか分からない」
という初心者さんに向けて書いています。
未経験からWeb制作を独学でスタートし、遠回りしながらも案件を受けられるようになった私自身の経験をもとに構成しているため、余計な情報を省き“本当に必要なことだけ”を詰め込みました。
案件をこなすようになった今だから言える、
「これさえあればWebサイト制作を始められる!」
という知識やツールを厳選しています。
Web制作初心者に向けた“準備講座”として、
- これからWeb制作にチャレンジしたい方
- 在宅でできる副業を探している方
- クリエイティブなことが好きな方
に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

あらためて自己紹介させてください。
私は2021年1月(当時30歳)に医療事務として働きながらWeb制作の独学を始めました。
独学を開始してから10ヶ月後に初案件を獲得し、副業で実績を積み、昨年度(2024年)には完全にフリーランスとして独立しています。
フリーランスになる前は、会社員として10年以上職を転々としていたのですが、「外で働く」というのがどうしても性に合わず、在宅ワークができる現在は心も安定しています。
実はこのコンテンツ、2年前にご好評いただいたもののリニューアル版です。
この2年の間にAI技術が大きく進化し、流行りのツールや制作手法も変わってきました。
加えて、前回の「一人で稼げるWeb制作準備講座」を執筆していた頃は、まだ「副業」としての発信でしたが、先ほども述べた通り、私はこの間に専業のフリーランスとなりました。
それに伴い、私自身がアップデートしてきたノウハウや視点も、今回新たに反映しています。
価格はそのまま、でも中身は今の時代に合った“新しい準備講座”としてお届けさせていただきます。
ただし、当時と比べて大きく方向性が変わったわけではありません。むしろ、もっと時代に合ってきたとさえ思います。
AIの進化により、コーディングやデザインの多くをツールが補ってくれるようになりました。

▲コーディング(プログラミング)ができないとWebデザイナーではない
▲ Photoshopが使えない人はWebデザイナーとは呼べない
コーディングもデザインソフトも苦手な私は、以前はこういった発信をSNSで見る度に、心がザワついたのを覚えています。
「ちゃんと全部できるようになってからじゃないとお金をもらっちゃいけない」
「Webデザイナーなんて名乗っちゃいけない」
と、不安でいっぱいでした。
でも今は、「そういう考えもあるよね」と、自分と切り分けて考えられています。
それはなぜかというと、“広く浅く”でやっている私にも、実際に「喜んでくださるお客様」がいるからです。
お客様の目的を叶える“手助け”ができるのが「デザイナー」なら、私はこれからも「Webデザイナー」として胸を張って名乗っていこうと思います。
先日も、お客様からこのようなご報告メールをいただきました。
↓

このように、全部が完璧にできなくても、要点を抑えれば、問い合わせの来るホームページを制作することは可能です。
そして、個人事業主の私にホームページを依頼してくださるお客様は、デザイン性の優れているホームページよりも、問い合わせがくるホームページを求めている方が多いです。
とはいえ、確かに、プロフェッショナルな緻密さが求められる仕事もあります。
しかし、前述の通り、そうでない仕事もあります。
よって、個人で無名の私たちは、力量に合った仕事の中で最大限の結果を狙っていきたいですよね?
そのためには、まず必要なことと、不必要なことを頭の中で整理しておく必要があります。
少し話がそれますが、私がWeb制作を勉強し始めた頃、「案件獲得までには1,000時間の勉強が必要」と言われていました。
私は初案件までに約10ヶ月、平均すると毎日3時間は勉強していたので、ざっと計算すると900時間。
よって、確かに1,000時間くらいはかかっています。
でも、正直言うと、今は使わない知識もたくさんあるんですよね。
私は、独学後にいきなりフリーランスになったので、Web業界で会社勤めをしたことがありません。
だからこそ、「〜でなければならない」といった固定観念にとらわれることなく、「目的を達成できるなら、便利なものはどんどん使っていこう」という柔軟な姿勢を大事にしてきました。
よってこの講座では、無駄を省き、遠回りしないための「チート的」な学び方を提案しています。

浮いた時間とお金で、早くお客様に価値を提供し、自分も満たされる。そんな好循環を生み出していきましょう。
0-2.HSP向けWeb制作とは?
今は自分らしく働いている私ですが、この環境を目指す中で、何度も試行錯誤を重ねてきました。
最初は、在宅ワークさえ叶えられれば、HSPの私でも疲弊しない生き方ができると考えていたのですが、現実は違います。
私は「在宅ワーク=平和」と思い込んでしまい、長らく副業期間を迷走してしまいました。
というのも、案件を受け始めた頃は、“下請けのような”仕事ばかり受けてしまい、とっても苦労したんです。
本業の仕事から帰ったら、今度は副業としてディレクターやデザイナーなど他のWeb制作者のスケジュールにに振り回される日々。
納期がいきなり短くなって、「丸1週間ほとんど仮眠しか取れない」なんてこともしばしばでした。
それでも稼げていれば、なんとか騙しだましやっていけたのかも知れません。
しかし、他人と予定を合わせながら必死に進めて、マージンも取られてしまったのでは、“やりがい”もなければ旨味もありません…。
私の場合は全力でやっても月5万円が良いとこでした。
そもそも私が副業を始めた理由は、「パソコン1台で家で仕事したい(=1人で仕事したい!)」という動機からです。
私はHSPで“気にしい”な性格の上に、自分のペースを乱されるのがとっても苦手。
だから普通にオフィスで人と働くのが本当に苦痛で、そんな毎日から抜け出すために、思い切ってWeb制作を始めたんです。
それなのに、始めてみれば本業と変わらないような業務形態とストレスに「こんなはずじゃなかった…」と絶望していました。
確かに、「在宅」の副業ではありましたが、思った以上に人間関係に悩まされました。
そこまで予想できずに副業を始めてしまい、心と身体がボロボロになって「もうWeb制作は辞めよう」と思い始めていました。
それと同時に、「半年以上もかけて、独学でコツコツ学んだスキルを台無しにするのか?」という残念な気持ちも同じくらい湧いてきました。
「もうどうしたらいいの?」
と混乱状態です。
そこで「なんでWeb制作をしたいと思ったのか?」という原点に、もう一度立ち返ってみたんです。
↓
- パソコン1台で仕事したい(=一人で家で仕事したい)
- 本業を辞めて独立したい(=最低でも20万以上は稼げていないと意味がない)
- お客様に直接喜んでもたいたい
- 「あなたに頼みたい」と言ってほしい
- HSPで疲れやすいから、自分のペースで仕事がしたい
そんな、期待に胸を膨らませていた気持ちを思い出し、向かっている方向性が違うことに気付きました。
私は「直接お客様と繋がり、個人に寄り添った仕事がしたい!」と再認識しました。
それまで私は、コーダーというプログラマーのようなポジションでWeb制作副業をしていました。
基本的にこのポジションの業務は、ディレクターやデザイナーなど、他の人がいて成り立つ仕事です。
よって、エンドクライアント(Webサイトがほしい実際のお客様)と繋がることもできなければ、出来上がったサイトも基本的に自分の作品にはなりません。
当然、「あなたに頼んで良かった」とお客様に言われることは、ほとんどない訳です。
この方向性の間違いに気付かず、違和感を抱きながら進んでしまったため、0→1を達成した後に理想とのギャップにやられて迷走してしまいました。
でも、ある方法を知ってそのギャップを埋めた今は、企画~納品まで一人で行っています。
その上、直接お客様と繋がることができ、感謝されながら実績を積んで行けるのでとっても楽しいです。
小さい企業の社長さんやフリーランスの方と直接繋がり、対等に意見を出し合いながらサイトを作っていく、その「過程」まで楽しむことができています。
その「ある方法」とは、WordPress(ワードプレス)のデザインテンプレート(既存テーマ)をカスタマイズして、企画~納品まで全て一人で行ってしまう方法です。
俗に言う「ノーコード」のWeb制作です。
なぜこの講座を作ろうかと思ったかというと、私がWeb制作を独学しながらこの方法に辿り着くまでに結構なお金と時間を費やしたからです。
そして、投資したお金の多くを書籍などに使いましたが、正直大半はいらなかったかな?と思っています。
だから、これからWeb制作副業を独学で始めようと思っている方に無駄なお金と時間は使ってほしくないと思い、本コンテンツを作りました。
こういう情報って、そもそも知らないので、調べることさえできないですもんね。
さて、前置きはこの辺にして、
本題に入る前に注意点があります。
↓
【このコンテンツは以下のような方には向いていません▼】
- コーダーやデザイナーなど、特定のポジションで活躍したい方
- WixやSTUDIOなど、使いたいノーコードツールが決まっている方
- Web制作会社の下請け案件を目指している方
- Web制作会社への就職・転職を目指している方
- すでにWebサイトを作ったことのある方(→今回は準備講座なので、次回公開予定の「実践講座」をおすすめいたします。)
【逆に以下のような方に向いています✨▼】
- Web制作を勉強し始めたいと思っている方
- 外注なしで、一人で納品までできるWebデザイナーになりたいと思っている方
- バナー制作などの勉強をし始めたけれど、月に20万円以上稼ぐためにどんなスキルアップをしたら良いのかわからない方
- HSPさんで、なるべく自分のペースでできる副業を探している方
- お家起業したい方
なお、本講座はなるべくお金をかけずに小さく始められるように、無料ツールをメインでご紹介しています。
性能の良い有料ツールもたくさんありますが、まずは無料ツールからはじめて、「Webサイト作りの本質」を先に学んでしましましょう。
※ちなみに、このようなWebサイトを作れるようになる想定で話を進めていきます。
(こちらはWordPressの無料テーマと無料のデザインツールで1日で作りました。)
↓

繰り返しますが、今回は一人でWeb制作を行っていくのに必要な知識やツールを紹介しています。
よって、具体的な制作方法は本講座ではあえて紹介していません。
具体的な制作方法を知りたい方は、本講座で概要を学んだ後に、今後公開予定の「実践講座」をご検討ください。
0-3.購入者特典🎁
このコンテンツを読み終わった頃には、
早速「Web制作の勉強をはじめよう!」と思ってくださる方は多いのではないかと思っています。
そこで、すぐに行動できるよう
「副業Web制作で月20万円稼ぐためのチェックリスト✅」
を特典としてプレゼントいたします。
受け取り方法は最後に記載しておきます。(簡単です!)
長らくお待たせいたしました。
それでは本編に入ります。
\1章まで無料公開中!✨/
↓↓↓
1.なぜWeb制作副業がおすすめなのか?
まず始めに、「なぜ数ある副業の中で、私がWeb制作をおすすめするのか?」という理由からご紹介したいと思います。
おすすめする理由はズバリ!「パソコン1台で好きな場所で仕事ができるから」です。
パソコン1台でできれば、家でもお気に入りのカフェでも仕事ができます。


自然が大好きなので、先日は伊豆大島でワ―ケーションをしてきました!
全ての作業がパソコンの中で完結するので、大きな経費もかからずリスクも少ないです。
また、お客様と1対1で関わることができるので、HSPの私にとって心がとても楽です。
一見、特定のお客様を持たない「ブログ」などの方がストレスフリーな感じがしますが、実際にやってみると全く逆だと思いました。(かつてブログにも手を出し半年運用しましたが結果は出ず…)
ブログなどの資産型の副業の方がHSPさんに合っていそうですが、何の反応も返ってこない状況の中、「これで合ってるの?」と疑心暗鬼になりながら、0円の状態を半年も1年も耐えられますか?
もしかしたら一生0円かも知れないのに、寝る間を惜しんで作業をするモチベーションを保つのは、なかなかしんどい。
私には無理でした!誰からも反応がないことが返ってストレスで、暗闇を進まなければならないような孤独感に耐えられなかったからです。
対してWeb制作の場合、たった1人のお客様を喜ばせるためにコミュニケーションを取れば良いですし、行ったことに対してのフィードバックは必ずあります。
お客様とのコミュニケーションの中にヒントは絶対にありますし、最後に喜んでいただければ、その仕事は正解だったということです。
上記の理由がシンプルにWeb制作をおすすめする理由ですが、他にもメリットがあります。
↓
- 需要がある
- 単価が高め
- 単発案件が多いので副業でもできる
- スキルが身に付く
- 独立しやすい
- AIが進化するほど、本質に立ち返る時代へ

それぞれ詳しく解説していきます。
1-1.需要がある
経済産業省が公開しているデータによると、Web制作者を含むIT人材がどんどん足りなくなると予想されています。
現時点ですでにIT人材は不足傾向にありますが、2030年にはさらに足りなくなると予想されているのです。
その数は、多ければ79万人ほど人材難になると考えられています。
国内の労働人口が減少している現状を考えると、IT需要は今後も増加傾向が続くでしょう。
↓

出典)IT人材の供給動向の予測
しかし、このような状況の中、
「Web制作はオワコン(ブームが去った)」
と聞いたことはありませんか?
そう言われる理由は主に、
便利なツールの出現やAIの進歩、私のような副業フリーランサーがはびこる現状を捉えてそのように言われているのだと思います。
ひと昔前のように、Web制作が「特段専門性が高いスキル」というイメージではなくなっているという事です。
だからココだけの話、副業Web制作者は、本業のWeb制作業界を脅かしている側ということなのかも知れません。
でも、それは個人の私たちにとっては「チャンス」とも言えます。
時代が変われば、ニーズやスタイル、価格が変化していくのは当たり前のこと。
むしろ、既成概念に捕らわれず、便利なツールを使いながら効率良く納品している私にとっては、オワコンどころか都合が良いのです。
しかし、「Web制作オワコン」説に一部同意するところがあるとすれば、単価が低くなっていく傾向であることは事実です。
YouTubeを見れば、「誰でも簡単にホームページを作る方法」という情報が溢れています。
「自分にでもできるかも!?」とお客様に思わせてしまう程度のスキルでは、作業要員のようなクリエイターになってしまいます。
作業要員ではなく、「プロに頼んで良かった!」と思ってもらう(=ちゃんとお金を払ってもらう)には、便利なツールを使いながらも、付加価値をつけていく必要があります。
「付加価値」とは…例えば、
- 丁寧なコミュニケーション
- マーケティングスキル
- ある分野の専門性を高める(例:〇〇専門のホームページ etc.)
というように、プラスαの価値を付けていくということです。

そんな…Webサイトすらまだ作ってないのに難しいこと言わないで~(泣)
と思わせてしまいましたかね?(^^)
心配しなくても大丈夫です!
冒頭に書いた通り、私は「疲弊しないWeb制作」をモットーにやっています。
便利ツールを使いながらサイト制作をしているので、ある程度慣れてくれば「時間」と「心」に余裕ができてくるばずです。
その段階で「自分の強み」を改めて考えればいいんです。
1-2.単価が高め
前の項で「Web制作は単価が落ちてきている」と言う話をしたばかりなので、相反することを言っているようですが、Web制作は他の副業と比較すると、やはり単価は高めです。
例えば、私はWeb制作をやる前に、副業イラストレーターを目指していた時期があります。
友人の似顔絵を2,000~3,000円で1週間もかけて描いていました。
「好きな絵を描いて数千円もお金がもらえるなんていいじゃん!」と思いますよね?
でも、3,000円で引きけても日給は430円にも満たないのが現実…。
時給でなく、日給ですよ?( ノД`)シクシク…
もちろん絵だけで食べている方がいるのは事実ですが、並大抵の努力で実績を出すのは難しい分野だと感じました。
加えて、アートは「やりがい搾取」の傾向が大きい分野だと身を持って体験しました。(ハンドメイド販売もしたことありますが、これもまたそうですね…。)
※もちろん、その分野が好きで利益は気にせずやる場合などはOKです。
対して、Web制作の場合、初心者の低単価案件と言えども5万円くらいは狙える金額です。
それを1週間で納品できれば日給は7,140円以上。
その差は20倍以上になります。
でも、費やした労力に20倍の差は感じていません。(私の体感だと大差はないです。)
よって、副業としての効率は格段に上がりました。
副業をやる方の多くが、
「月に5万円くらい稼ぎたい」と言っているのをSNSで目にしますが、Web制作なら1件受注できれば可能なのです。
実際、私がノーコード(ローコード)Web制作に方法を変えてから、初めてクラウドソーシングで受注したWebサイトが5万円でした。
(求人のページをWordPressで作るという比較的簡単なものです。しかも2ページだけ。)
クラウドソーシングで案件を見ていただいても分かりますが、Web制作案件の単価は比較的高いです。
別の例で、動画制作を副業としてやっている友人がいますが、YouTubeで使う動画を1,500円で受けていて、平均で4日間かけていると言っていました。
日給にすると375円!
イラストと同じような感じですね。
1-3.単発の案件が多いので副業でもできる
基本的にWebサイトは一度作ったら年単位で使うものです。
よって、Webライティングのような継続案件は少ない副業だと言えます。
継続案件の方が安定するので、一見デメリットのように感じますが、手離れが悪いと「本業が今月は忙しいからWeb制作はセーブしよう」という調整が利かなくなります。
また、「このクライアント様とは少し気が合わないから今回限りにしよう」という融通も利きにくくなります。
私のようなHSPさんは、自分の心身の状態に合わせて副業ができるように、単発案件を1つずつこなしていく方が、最初は良いと思います。
自分が主導権を握れると、心に余裕が生まれ、いっぱいいっぱいになりにくいです。(←とっても大事ですよね。)
1-4.スキルが身に付く
副業の中にはスキルが付きづらいものもあります。
例えばメルカリ物販などです。
物販も人気の副業の一つで、実際に稼いでいる人もいます。
しかし、プラットフォームや手法が廃れた場合に、他の副業に活かせるスキルが十分習得できているかというと、正直難しいと思います。
対して、Web制作の場合はWebの仕組みを理解した上でサイト制作を行っているので、Web周りのリテラシーは自ずと上がって行きます。
もし、手法が廃れても基礎知識は変わらないですし、サイト制作に飽きたらマーケティングを学んでWebマーケターに転身しても良い訳です。
(私も時々、「ブロガー」「コンテンツマーケター」という肩書きで活動しています。)
激動の時代と呼ばれる令和に副業を始めるなら、パソコン1台でできて、柔軟に姿・カタチを変えながら生き残れる分野を学ぶのがマストだと言えます。
その点でWeb制作副業は個人的にイチオシです。
1-5.独立も視野に入る
副業を始める方の多くが、「軌道に乗ったら独立をしたい」と言います。
私もそのうちの一人です。(追記:2024年に独立しました!✨)
Web制作の場合は、「Webデザイナー」という明確な職種があるので、周りも何をやっている人なのかすぐに認識してくれます。
「いずれは独立を…」と考えている方も、スキルアップと、お客様からの信頼をコツコツ積み上げていけば、必ず実力が付く分野ですし、これからも需要が拡大していく分野なので安心して突き進むことができます。
さきほど、「単発の案件が多いので副業でもできる」といいましたが、本業にしたい場合は、サブスク形式で報酬をいただけるサービスも色々と考えられるので、安定収入も作ることは可能です。
1-6.AIが進化するほど、本質に立ち返る時代へ
AIの進化によって、Web制作の現状も大きく変わりつつあります。
デザインやコーディングの一部をAIが代行できるようになり、未経験者でもWebサイトを作るハードルがかなり下がっています。
しかしその一方で、「オシャレだけど伝わらないサイト」や「テンプレートをなぞっただけの無機質なページ」のように、
本来の目的や“伝える力”を欠いたWebサイトが増えているのも現実です。
お客様の中にも、「自分で簡単に作れるから良い」と考え、ご自身で作られたものの、集客がまったくできないというご相談もよくあります。
確かに、AIやノーコードツールのおかげで“作るだけ”なら簡単になりましたが、
「誰に向けて」「何を伝えるか」「どう行動してもらうか」といった“設計の本質”が抜け落ちていると、サイトは機能しません。
だからこそ今、誰のために、どんな価値を、どう届けるのかという「Webサイトの本質」に立ち返ることが求められています。
実際に、SEO(検索エンジン対策)も大きく変わってきました。
少し前までは「キーワードの入れ方」「タグの構造」など、細かなコードやテクニックが重視されていましたが、
今では中身の濃さ”や“ユーザーへの貢献度”が評価されるようになり、多少のコードミスがあっても問題視されにくくなっています。
つまり、「何をどう伝えるか」というコンテンツの質のほうが、今はずっと大事になっているのです。
このような流れの中で、HSPのように感受性が高く、人の想いに寄り添える人は、
Webサイトという“伝える手段”を通じて、相手の価値をきちんと届けることができます。
これは、AIにも置き換えられない、まさにその人ならではの強みです。
技術はAIが補ってくれる時代だからこそ、伝える力=本質をとらえる力がより大きな武器になります。
それを踏まえても、共感力を活かせる仕事として、Web制作を選択するのは自然な流れと言えそうです。