こんにちは、凛太郎です。
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今日は、 「需要と供給の流れ」 についてお話しします。
何かが流行ったと思ったら、いつの間にか廃れて、
また別のものが流行り出す。
そして、数年後には 「あれ?これ、前にも流行ってなかった?」 と再び脚光を浴びる……。
このように、世の中のトレンドは
まるで波のように繰り返し移り変わっていきます。
でも、これってただ偶然起きている現象ではありません。
その裏には「需要と供給の仕組み」が隠れている んです。
今回は、流行と需要の関係について深掘りしながら、
時代の流れにどう向き合えばいいのかを解説していきます。
トレンドは「人の群れ」が移動しているだけ
まず、トレンドとは何でしょうか?それは一言で言えば、
「人々の関心や行動の集中地点」 です。
- ある時期、みんなが同じものに飛びつく
- それに応じて、商品やサービスが増える(供給が増える)
- しばらくすると飽きられて、別のものに関心が移る
例えば、ファッションの世界を見てみましょう。
昔流行ったワイドパンツやハイウエスト、レトロなデザインが、
また最近になって再流行しているのを見たことがあるはずです。
でも、これって偶然ではなく、 「人の関心が一巡して戻ってきた」 だけなんです。
需要と供給のバランスが崩れると、飽きられる
流行は、 「需要と供給のバランス」 によって成り立っています。
例えば、SNSで突然バズった商品やサービスがあったとします。
最初はみんながこぞって購入するので、 需要が一気に高まる ため、市場は活気づきます。
しかし、需要が高まると、今度はその需要に応えようとする 供給(商品やサービスの数)が増える のです。
- 最初に買った人たちが満足して飽き始める
- 供給が増えすぎて、差別化が難しくなる
- 結果として、ブームが終わり、次のトレンドへと人々が移動する
このように、 需要と供給のバランスが崩れた瞬間、トレンドは廃れてしまう のです。
トレンドは「時代を回っているだけ」
流行り廃りを繰り返すトレンドの面白いところは、
「完全に消えるわけではなく、再び戻ってくることが多い」 という点です。
例えば、以下のようなトレンドを思い浮かべてみてください。
✅ 90年代ファッション(ボディバッグ、スニーカー、スポーツミックス)が再流行
✅ アナログカメラやフィルムカメラが再び若者に人気
✅ レトロゲームがYouTubeやSNSで話題に
これらは、一度ブームが去った後も、「過去の良さ」に気づいた新しい世代が再び価値を見出したことで再熱しているんです。
ここに、ビジネスの神髄ともいえる要素が詰まっています。
次のトレンドをどう読むか?
今、あなたが乗っているトレンドが終わったあと、次に何をすべきでしょうか?
多くの人は、 「今流行っているもの」に目を向けがち ですが、
本当に価値があるのは、実は 「今は流行っていないもの」 です。
注目が集まっていないという事はライバルが居ないという事。
さらに過去のコンテンツという事は、
コンセプトそのものは流用できる。
外観やシステムに多少手を入れる必要があるものの、
全くの0から生み出す必要がないというのはコスト面でも大きなメリットです。
- 「これはもう時代遅れ」「ダサい」と言われているものこそ、次に来る可能性がある
- 流行が去った後、一定の支持を受けているジャンルは再燃することが多い
- 新しいものばかり追いかけるのではなく、次に来る波を先に読む力が必要
例えば、古いゲームやアニメが
現代のクオリティでリメイクされて大きな注目を集める、
という現象を見かけることも多いでしょう。
このように過去のムーブメント・コンテンツを
再評価させるために動く、というのはビジネスにおいて非常に強力な手法です。
今「終わったコンテンツ」と思われているものの中に、
次の大きなチャンスが隠れているかもしれません。
トレンドを「提供する側」になれ
この流れを理解したうえで、 「消費する側」ではなく「提供する側」になることが大事 です。
流行が生まれるのは、人々の関心が移動するから。
その流れをいち早くキャッチし、
「次に求められるもの」 を提供する立場になれれば、
長期的に安定した収益を得ることができます。
まとめ:トレンドの波を読む力を鍛えよう
✅ トレンドは「需要と供給のバランス」で決まる
✅ 流行が終わると、次の波が必ず来る
✅ 「流行遅れ」のものにこそ、再燃する可能性がある
✅ 消費者側ではなく、提供側に回ることで安定する
これを意識して、次のトレンドを「待つ」のではなく「作る側」に回る意識を持ってみてください。
今、多くの人が「もう終わった」と言っているものの中に、次のチャンスが眠っているかもしれません。
次に来る波を見極め、あなたが先に仕掛ける側になりましょう。
今日のコラムが、あなたのビジネスのヒントになれば嬉しいです!
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