SAKURAです。
今回は「タロットや手相を使って、インスタで月利10万円をめざす」ための道のりを、やさしく、地に足のついた形で話していくね。
最初に大切なことを共有しておくね。
最初から50万円や100万円に飛びつかないこと。
副業でつまずく一番の原因は、目標が大きすぎて行動が止まることなんだ。
まずは月1万円を自力で作る。
それができたら月3万円、月5万円、そして月10万円へと、階段みたいに踏みしめていけばいい。
たとえば、仕事や家事の合間にスマホ一台で投稿を作る。
あなたの声や言葉に共感してくれた人が、ちょっとした鑑定を頼んでくれる。
その一件が、次の一件を呼ぶ。
最初の1万円は重たいけれど、いったん回り出すと、数字は少しずつ増える。
この流れを作るために必要なのは、奇抜な才能じゃなくて、正しい順番と、毎日15分でも続ける小さな行動だよ。
「でも、占いの知識がゼロで不安」という声もよく聞く。
安心して。
タロットはカードの意味を基本から覚えれば、誰でも短いメッセージが出せるようになる。
手相も、生命線・感情線・頭脳線など、主要な線を見分ける練習から始めれば、ゆっくり確かな視点が育つ。
最初は“深い鑑定”じゃなくていい。
丁寧に寄り添う短い言葉で十分に価値は届くし、そこへ少しずつ厚みを足していけばいい。
さらに心強いのが、GPTsの力だよ。
あなたが用意した鑑定の型や言い回しをGPTに覚えさせておけば、文章の下書きや表現の整理、注意点のチェックを何度でも手伝ってくれる。
知らない専門用語が必要なわけじゃない。
あなたの方針とルールを、やさしい日本語でGPTに伝えればいいだけ。
むずかしく感じるところは、私がこのあと手順でゆっくり案内するね。
インスタ運用も同じ。
顔出しは必須じゃないし、テロップ中心の短いリールでも、見る人に“自分事”として届けばフォローは増える。
プロフィールの1行目で「このアカウントを見ると何が良くなるか」を言い切る。
固定投稿やハイライトに「無料で体験できる導線」を置く。
この二つを整えるだけで、フォローしてもらえる確率は目に見えて変わる。
ここに、信頼の積み上げを重ねよう。
「実際の鑑定で、どんな気持ちが軽くなったか」
「この一言が背中を押したよ、と言ってもらえたこと」
小さな“ありがとう”を丁寧に紹介するだけで、次の相談者さんは安心して声をかけてくれる。
もちろん、数字の話も大切。
月利10万円と聞くと、遠いように思う人もいるよね。
でも、1件2,000円のライト鑑定を週に13件。
もしくは、1件5,000円を週に6件。
現実的な件数に分解すると、やるべきことは見えてくる。
値段は段階的に見直せばいいし、最初から単価を高くする必要もない。
大切なのは、無理のないペースで継続できる仕組みを作ること。
そして、広告費や高額なコンサルに依存せず、身の丈に合ったやり方で積み上げること。
このガイドは、私の個人体験ではなく、一般的な知識と手順をベースにしているよ。
誰でも試せる、背伸びしないステップでまとめてある。
もし途中で迷っても、GPTに「いまの進み方を整理して」とお願いすれば、次の一手を分けてくれる。
だから大丈夫。
あなたは、今日の一歩から始めればいい。
家の静かな時間にカードを並べて、3行だけのメッセージを作る。
スマホで撮った短い動画にテロップを載せて、淡々と投稿する。
プロフィールの1行目を、もう少しやさしく書き直す。
こうした細い線が、やがて一本の道になる。
そして気づいたら、毎月の固定費を自分の力で払えるようになっている。
精神的な安心感は、何よりも大きい。
「次の給料日まで不安…」から、「今月は自分でつくった」と胸を張れる毎日へ。
私が届けたいのは、その実感だよ。
さあ、ここからは順番に、やることを一つずつ整えていこう。
あなたのペースで大丈夫。
月利10万円は、現実的な設計と、小さな行動の積み重ねで十分に届くからね。
これから話す内容は、タロット/手相の基礎、インスタ運用の設計、販売の流れ、そしてGPTsの活用という4つの車輪で進めていくよ。
第1章 目的と設計を決める(世界観・ターゲット・提供メニュー・KPI)
最初の章では、「なぜ副業をするのか」「どんな人に届けたいのか」「何を提供するのか」、そして「どの数字を目安に進めていくのか」を、しっかり整理していくね。
この部分をあいまいにしたままスタートしてしまうと、どんなに努力しても方向がずれてしまって、あとから修正するのがすごく大変になってしまうの。
でも逆に、ここが明確にできれば、あなたの行動は一気にスムーズになる。 インスタ投稿を作るときも、リールを撮るときも、「これは誰のために」「どんな気持ちになってほしいのか」が自然と浮かんでくるようになるよ。
だからこの章は“すべての土台”なんだ。
1-1 到達点を「行動に変えられる数字」にする
まず最初に、「どのくらいの収益を目指すのか」を決めよう。
ただし、ここでいきなり「月50万円!」「月100万円!」と設定してしまうのは危険。 最初のうちは、たった1万円を自分の力で稼ぐだけでも本当に大きな一歩なの。
たとえば、1件2,000円のライト鑑定を週に5件。 それだけで月4万円になる。 そこにちょっと単価の高い5,000円のスタンダード鑑定を週に1件加えるだけで、月6万円。 あと2件増やせば、もう月10万円。
こうして「目標=行動×件数×単価」に分解すると、必要な動きがとても具体的に見えてくるんだよ。
たとえばあなたが会社員で、平日は忙しいとするね。 週末の土日に2件ずつ、平日に1件。 これで週5件。 1件2,000円なら月4万円。
「え、まだ10万円に届かない…」と思うかもしれないけれど、実際に4万円を自分の力で生み出す経験ってすごく大きいの。
自分で稼いだお金は、金額よりも“自信”をくれる。 「わたし、できるかも」って思えることが、次の行動を生むんだ。
1-2 世界観を一言で言い切る
次は、あなたのアカウントの“世界観”を作ろう。
世界観というのは、「どんな雰囲気で」「どんなメッセージを発信していくか」ということ。
たとえば──
- 「恋愛で自信をなくした女性に、もう一度笑顔を取り戻してもらうタロット」
- 「HSP気質の人が安心できる言葉を届ける手相アカウント」
- 「仕事に疲れた夜、優しい一言で心をほどくスピリチュアル鑑定」
こういう“たった一文”があるだけで、投稿の方向性が迷わなくなる。
リールを作るときも、「この言葉、うちの世界観に合ってる?」とチェックできるし、プロフィールの書き方も自然と統一感が出る。
1-3 ターゲット像を3つの時間帯で考える
ターゲットを考えるとき、よく「年齢」「性別」「職業」で分けるけれど、それだけだとちょっと弱いんだ。
大切なのは、「その人がどんなタイミングでスマホを開いて、どんな気持ちであなたの投稿を見るか」を想像すること。
たとえば、
- 朝:出勤前の電車で「今日も頑張れるかな…」とため息をついている人。
- 昼:仕事や家事の合間にコーヒーを飲みながら、ちょっと気持ちを落ち着けたい人。
- 夜:ベッドの中で「このままでいいのかな…」と考えてしまう人。
この3つの“時間帯”をイメージするだけで、言葉づかいが全然変わってくる。
朝は前向きな言葉を。 昼はやさしい共感を。 夜は安心できるひと言を。
たとえば、夜に見てほしい投稿なら、 「今日はがんばったね。カードは“節制”、バランスを取る時期みたい。お風呂にゆっくり浸かってね。」
こんなふうに、時間帯を意識したメッセージを意図的に入れることで、読んだ人の心にぐっと響くようになるんだよ。
1-4 提供メニューを“軽・標準・深”に分ける
ここでは、あなたが実際に販売する“鑑定メニュー”を3つのレベルで整理していこう。
多くの初心者さんがやってしまうのは、「どんなメニューにしたらいいかわからない」「価格をどうつければいいのかわからない」というところ。
でも、最初はたった3つに分けるだけでOK。
ライト(お試し)
・価格:2,000〜3,000円 ・内容:1〜2質問、文字で返信 ・目的:初めての人にあなたを知ってもらう
スタンダード
・価格:5,000〜7,000円 ・内容:3質問+アドバイス、PDF or 音声 ・目的:信頼を深め、リピートに繋げる
ディープ
・価格:9,000〜12,000円 ・内容:総合鑑定+90日フォロー ・目的:固定ファン化、安定収益化
最初からディープを売る必要はまったくない。 むしろ、最初はライトとスタンダードの2つだけにして、少しずつ“自分の流れ”をつくっていく方が長く続けられるよ。
たとえば、最初の3名だけにライト鑑定をして、感想をもらう。 それを「お客様の声」として投稿に載せれば、それが次の集客につながる。
「まだ実績がない…」という人も、最初の3件が“最初の証拠”になるんだ。
1-5 週次KPIをひとつだけ決める
「KPI(重要指標)」というと難しそうに聞こえるけれど、ここでは“毎週チェックする数字をひとつだけ決める”という意味だよ。
フォロワー数、いいね数、リールの再生数──いろいろあるけど、最初のうちは「無料体験からのDM数」に絞るのがおすすめ。
なぜなら、 「フォロワーが多くてもDMが来ない」=売上にはつながらないから。
たとえば、 ・フォロワー300人でもDMが5件あれば、十分収益化できる。 ・逆にフォロワー1,000人でもDMがゼロなら、売上はゼロ。
だから「DMが何件来たか」をKPIにして、そこを毎週チェックしてみよう。
DMが来た週は「何を投稿したか」を記録しておく。 来なかった週は「投稿時間」「内容」「トーン」を振り返る。 この地道な見直しが、確実に結果を変えていくんだ。
1-6 作業時間をブロックする
最後に、時間の使い方を整えよう。
「空いた時間でやろう」と思っていると、ほぼ100%続かない。
だから、最初から“スケジュールに書く”のがポイント。
たとえば──
・平日:夜の15分は「投稿下書きタイム」 ・土曜:朝45分で「撮影&編集」 ・日曜:夜30分で「DM返信&見直し」
このようにブロックしておくと、時間を探さなくてすむ。
インスタで成功している人たちは、特別な才能があるわけじゃない。 みんな、ただ“スケジュールに入れてるだけ”なんだ。
1日15分でもいい。 週に1時間でもいい。
継続できる人とできない人の違いは、「予定を自分で守っているかどうか」だけ。
まとめ:地に足をつけたスタートを切ろう
ここまで読んでみてどう? 「なんだかできそう」と少しでも思えたら、それで十分。
この第1章でやったことは、あなたの副業を「夢」から「計画」に変えるためのステップ。
世界観を決めて、ターゲットを想像して、メニューを整理して、行動できる数字を作る。 これが整えば、あとのステップは自然に回り出すよ。
最初の1万円を自分の力でつくること。 それが、この章のゴール。
大きく稼ぐよりも、まずは“確実に動ける自分”をつくることが、月利10万円への最短ルートなんだ。
次の章では、いよいよ「タロット/手相の基礎」を、やさしく実践できる形で解説していくね。
