第1章|こんな方に読んでほしい
- 好きな人がそっけない
- LINEの返信が遅い・一言だけ
- 会話を続けようと頑張るほど冷たくされている
上記のような経験で悩んでいるあなた。
実はその方とお付き合いできる可能性は非常に高いです。
なぜなら、プライドが高いパートナーは心理学的に「反動形成」という「自己防衛反応」を持つ傾向が強いからです。
この反動形成によって、本当は好意があるのに、
あえて冷たく接してしまうことがあります。
これを知らずに「脈なしだ」と判断してしまうのは、非常にもったいないのです。
〇はじめに(自分の実体験)
■10年彼女ができなかった僕が、モデルの彼女と付き合えた理由
筆者は25歳から35歳までの10年間、出会いはあるものの好きな人はできず、
彼女もいない期間が続きました。
そんな中マッチングアプリで出会ったのは、
実際に雑誌モデルとして活動していた、自分よりも明らかに“格上”の女性でした。
正直に言えば、最初は自信すら持てず、
「本当に自分なんかでいいのか」と悩みました。
しかし「この人と一緒になりたい」という思いから心理学を学び、
その知識を日常のLINEのやりとりやコミュニケーションに活かして、
実践してきました。
その結果彼女との距離はぐっと縮まり、最終的に結婚に至ることができたのです。
こちらの記事では、かつての私のように
「冷たくされている」
「LINEが素っ気ない」
「既読スルーされている」
「自分のことが好きなのかわからない」など、
プライドの高いパートナーとの関係に悩んでいるあなたに向けて、
彼・彼女たちの“冷たさの裏にある本音”と“正しい接し方”をお伝えします。
人の気持ちは1分で変わります。
今日から実践できる「プライドが高いパートナー」への理解と対処法を、
あなたの恋愛に活かしてください。
第2章|反動形成とは?心理学的にどういうもの?
■なぜ「好きな人ほど冷たくなる」のか
反動形成とは、簡単に言えば「本当は好きなのに、あえて冷たくしてしまう」という状態のことを指します。
なぜそんなことが起きるのか?
それは、プライドが高いパートナーにとって
「自分が相手を好きになってしまうこと」
自体が、ある種の“弱さ”と感じられるからです。
好きになることで自分が主導権を握れなくなることや、
もし相手に振られたら深く傷ついてしまう。
そのリスクを避けるために、
- 「冷たくする」
- 「そっけないLINEを送る」
- 「既読スルーする」
などの防衛行動を無意識に取ってしまうのです。
もっと具体的に言えば、私のほうが気持ちが大きいと負けた気がする。
振られて傷つくくらいなら、最初から距離を置こうとする。
本当は「好きって言ってほしい」と思っているのに、それを求める自分が惨めに感じてしまう。
だからこそ、彼らはわざとネガティブな態度をとり、
「自分はそこまで相手に気がない」と周囲にもそして何より自分自身に思い込ませようとします。
つまり、本当は心の中では好意があるのに、それを打ち消すような“逆の行動”を取ってしまう。
それが、「反動形成」です。
■あなたもこんな経験ありませんか?
たとえば、学生時代の試験で合否のギリギリラインにいるときです。
本当は「受かっていたい」と強く願っているのに、なぜか友達や家族に
- 「今回落ちてるかも」
- 「体調悪かったし」
- 「勉強したところが試験に出なかった」
こんな、ネガティブなことを言ってしまった経験はないでしょうか?
これは“落ちた時のショックを軽減するため”の自己防衛です。
心のどこかで
- 「うまくいかないかもしれない」
- 「期待しすぎて裏切られたくない」
- 「相手が自分のことを好きじゃなかったらどうしよう」
と思うとき、人は本音と逆の行動を取りがちです。
プライドが高く、感情表現が得意ではない相手も、
実はこの心理とまったく同じ構造で“好き避け”つまり「反動形成」をしているのです。
だからこそ、この反動形成が見えたときは、
「付き合える可能性が高まっているサイン」
だと捉えてください。
自分に対し冷たくしてきたり、攻撃的になってきた場合は
実はガッツポーズしていい瞬間です。
私が今の彼女とグッと距離が近まったなと思ったきっかけは、
「連絡頻度が2日に1回ほどになっていた時期」でした。
最初は「嫌われたのかも」と不安になりましたが、
実は彼女の仕事が多忙で、心に余裕が無く私に対して
「反動形成」による冷たい態度をとっていただけでした。
以前の私なら、
- 「冷たくされたらこちらも冷たく返す」
- 「LINEの返信をわざと遅らせる」
- 「焼きもちを焼かせようと駆け引きをする」
など、幼稚な仕返しをしてしまっていました。
しかし心理学を学んだ今では、
