「その作業、私がやったほうが早いから」
そう言って、いつまでも自分で抱えている仕事はありませんか。人に頼もうにも、手順が自分の頭の中にしかない。説明しようとすると「見れば分かる」「そのときによる」としか言えない。
結果として、休めない。同じことを何度も教える。そして、教えた人がまた同じ所で失敗する。
AIに「この作業の手順書を作って」と頼めば、それらしいものはすぐに出てきます。でも、出てくるのはたいてい「1. 準備する 2. 作業する 3. 確認する」のような、流れだけの手順書です。
引き継ぎで本当に必要なのは、流れではありません。
- どういうときに、やり方を変えるのか(判断の基準)
- 新しい人は、どこで失敗するのか(よくある失敗)
この2つは、ベテラン本人も言葉にできていないことが多い。だから、このスキルは「書く」より先に「聞く」ことから始めます。
このスキルがやること
A:手順書を作る(中心) 3段階で、1問ずつ聞きます。
- 流れ:「最初から順に、何をしますか?」
- 分かれ道:「どういうときに、やり方を変えますか?」
- 失敗:「新しい人がよく失敗するのはどこですか?」
「見れば分かる」と言われたら、「何が見えたらそう判断しますか?」「数字で言うといくつくらい?」と分解します。数字にできないものは、比べる物や写真で残します。
できあがる手順書は、目的/必要なもの(アカウントと権限まで)/手順(1手順1動作)/判断の基準/よくある失敗と対処/困ったときの連絡先、の6つです。
B:日報 3分で書ける様式づくり、メモからの下書き(困りごとを先頭に)、たまった日報の月次まとめ(くり返し出てくる困りごとを拾います)。
C:報告書 業務報告・出張報告・事故報告の下書き。事故報告は、事実と推測を別の欄に分けます。
聞いていないことは書き足さない
このスキルの仕様書では、最も警戒することをこう決めています。
聞いていない手順や数字を、それらしく書き足すこと。
間違った手順書は事故のもとになるからです。分からない所は 【要確認:〇〇】 と残し、最後に一覧にします。素材が3行しかない日報は、3行のまま。ふくらませません。機械・薬品・高い所・電気など安全に関わる手順には、「資格のある人・責任者の確認を受けてから使ってください」と必ず書き添えます。
実行例(架空のネットショップ)
店主に「注文の梱包と発送」を聞き取って作った手順書の一部です。
判断が必要な場面と、その基準
| 場面 | 基準 | 迷ったら |
よくある失敗と対処
| 失敗 | 対処 |
「指2本分」も「腕を伸ばした距離」も、聞き取りで店主が答えたという想定の値です。スキルは自分で作らず、聞いて引き出します。
同梱するもの
| 入っているもの | 中身 |
ZIP1つ(約20KB・21ファイル)を有料エリアに添付しています。メールアドレスの登録は要りません。
使える環境
- Claudeのデスクトップアプリ(Codeタブ)/Claude Code:フォルダを所定の場所に入れるだけ。月次まとめツールも使えます
- claude.ai(ブラウザ・スマホアプリ):スキル機能にZIPをアップロードして使えます(月次まとめは、日報を貼り付ければClaudeがまとめます)
どちらもClaudeの有料プランが前提です。
向いていない人
- 聞き取りに答える時間を取れない人:判断の基準は、あなた(またはベテラン)が答えないと出てきません。1つの作業で10〜20問ほど聞きます
- 法律で様式が決まった記録を作りたい人:補助の資料までです
- Claude以外のAIだけで使いたい人:仕様書は読めますが、スキルとして自動で呼び出されるのはClaudeです
価格
500円です。この価格での販売は先着10部までで、11部目からは980円にします。
有料エリアには、スキル一式のZIP(添付ファイル)、設置の手順、手順書・日報それぞれの頼み方、うまくいかないときの確認点を書いています。あわせて、購入者の方には「スキル仕様書の実物」など3つの無料特典もご案内しています。
