私は小学校ではなく、12歳を見ていた。
世間は、6歳から考えます。小学校の名前が出ます。窪町小。常盤小。仰高小。3S1K。名前が並ぶと、住所は学校で決まるように見えます。文京区か、埼玉か、という比較も、その延長です。乗り換えが少ない場所は高いです。文京区で新築70㎡前後の3LDKを探そうとすると、現実的にはかなり高額になります。
構造は単純です。世間は、6歳で小学校を見て、住所を決めます。我が家は、6歳の時点で12歳を見て、住所を決めました。12歳は、中学受験の入口です。15歳の話ではありません。大学進学の話でもありません。
小学校の学区を見ていなかったわけではありません。見ていました。ただし、住所を決める基準は、小学校ではありませんでした。12歳になったときの選択肢でした。私立中学。国立附属。大学附属。重要なのは、受かるかではありません。通えるかです。 この「1億円の価値」は、どの家庭にも再現できる節約額ではありません。我が家が乗り換え1回を受け入れ、12歳の通える範囲と住宅費の差額をどう考えたかを振り返ります。有料部分では、選択の前提(フルリモート・フルフレックス)、7つの接続先の見方、40分圏を確かめる記入表、住所を決める前に確認する手順、この見方が向いていない家庭と見直す条件をまとめています。
