要素分解×抽象化でひらめきを生む！アイデア拡張プロンプト

どうも、こんにちは！Stepon（ステポン）です。
今回は多用途・多目的に使えるアイデア出しプロンプトを紹介します！

アイデア出しに使えるプロンプトといっても相性があり、ごく限られた用途では効果を発揮するけどそのほかの用途ではまるで役に立たないって経験がありませんか？とはいえ、その都度最適なプロンプトを考えるのはメンドくさい！
そこで、かなり幅広く活用できるプロンプトを開発しました！それが今回紹介するアイデア拡張プロンプトです！！💪

アイデア拡張プロンプトの概要

アイデア拡張プロンプトをChatGPTに簡単に説明してもらいました。

アイデア拡張プロンプトは、特定のテーマに沿ったアイデアを効率的に生み出すための思考プロセスをガイドするものです。単に思いつきを列挙するのではなく、テーマの本質を捉え、それに関連する要素を分解・抽象化することで、より多角的で独創的な発想を促します。特に、「一見関係なさそうな要素を組み合わせる」手法が特徴的で、新しい視点を得るのに役立ちます。創造的な課題解決や企画立案に活用できる強力なフレームワークといえるでしょう。by ChatGPT

生成AIを使ってアイデアを得る方法には、オズボーンのチェックリストやSCAMPER、水平思考、クリティカルシンキングなどなど無数にあります。が、それぞれに向き不向きがあり、その都度問題の性質をふまえてそれにあった手法を選びわける必要があります。

数多ある発想法のなかでも、オズボーンのチェックリストは比較的どの課題でもそれらしいアイデアを提案してくれるものの、それでも限界があります。今回のプロンプトはそのオズボーンのチェックリストの限界を超えたさらに汎用性の高いプロンプトとなっています。つまり、なにかアイデアがほしい、解決のためのヒントがほしいと思ったときに大体のケースにおいて手がかりを提供するプロンプトとなっています。※万能ではない点はあらかじめご了承ください。

とりあえずこのプロンプトさえ持っておけば、大半のケースで有益なアイデア、ヒント、解決の手がかり・キッカケを提供してくれるプロンプトということです。

○○についてのアイデアを考えてください。
○○について水平思考で考えてください。
○○に関してどうしたらよいかわかりません。解決策を考えてください…

課題ごとにこういったプロンプトを使いわけるのって面倒くさいじゃないですか？！かといって、「○○についてのアイデアを考えてください。」だけじゃ、たま～に役立つことがある程度。「AIでアイデア出しなんてダメ元でやるようなもん…」と思ってるひともいるかもしれません。

が、今回のプロンプトを使えば、大半のケースで有益なアイデアを提供してくれます。その理由は今回のプロンプトが発想法の本質に根差して構築されているからです。

もちろん、発想法といっても100種類以上はあるので、1つのプロンプトで全てをこなすことはできないのですが、そのなかでもコアに近い手法を取りいれて作られたプロンプトとなっています。だから"汎用性が異常に高い"のです！

とはいえ、百聞は一見に如かず。実例を3つみてみましょう👇
※実例の冒頭の"テーマ"（青色の箇所）とは、なんのためにアイデアが欲しいのかを表しています。ChatGPTに対する要望のことです。それから、実際にはもう少し生成されているのですが、実例として重要な箇所のみをコピペしています。

ちなみに、今回紹介するプロンプトは2つあります。1つめでざっくりとアイデアを生成します。2つめでは気に入ったアイデアを深掘れ、なおかつ簡易的ではありますがやり方も教えてもらえるようになっています。

ではご覧ください！！

### 実例1ここから

テーマ: バズるTwitterの投稿ネタのアイデアがほしい。

🌟挑戦・参加型のアイデアが気に入ったので、2番目のプロンプトで追加のアイデアを生成した結果が以下です。

具体的な実践方法

① アイデアの選定

② 視覚的に目立たせる

③ 参加しやすい仕組みを作る

④ タイミングを意識する

⑤ 成功例をリサーチ

例: 「#5秒で描いてみた」を実践する場合

この方法で実践すれば、Twitter上で楽しく拡散される投稿が作れるはず！どれか気になるものがあれば、さらに具体的な内容を詰めていくこともできるよ！

### 実例1ここまで

もともと想定していなかったのですが、アイデア出しをするために最初(SNS要素～トレンドの要素の箇所)にブレストっぽいことをしています。これが意外と便利だなと感じています。この箇所を活用して、自分なりにアイデアを練るのもオススメな使い方です！

つづいて、冒頭のキーワード群を活用して、実際に使えそうなアイデアを生成させています。もちろん、生成されたものをそのまま使うだけでなく、自分なりにアレンジしても可。たたき台として使うやり方もオススメです！

つづいて、実例の2つめが以下です。

### 実例2ここから

テーマ: 動画生成AIを使ったマネタイズ方法のアイデアがほしい。現在、SNS向けにショート動画などを制作しようかと考えている。

✅ AI動画テンプレート販売AIで生成した動画テンプレート（広告・SNS投稿・企業PR）をストックサイトで販売する。Canvaの動画版のような形態。

✅ バイラル動画制作代行（AI＋編集）AIを活用し、企業やインフルエンサー向けに「バズりやすいショート動画」を大量生産・販売。特定のジャンル（エンタメ・教育・商品紹介）に特化する。

✅ AI動画×サブスクリプション（定額動画提供）月額制で「AI生成動画パック」を配布。例えば、店舗向けのデジタルサイネージ用動画やSNS投稿用の汎用動画を提供。

✅ AIキャラクター×ストーリー動画シリーズオリジナルAIキャラクターを作成し、短尺のストーリー動画を定期的にSNSで配信。マネタイズは広告収入やグッズ・NFT販売。

✅ ニュース・解説系ショート動画の量産時事ネタやトレンドをAIで即時動画化し、広告収入やスポンサー契約で収益化。例えば「1分でわかる最新ニュース」シリーズ。

✅ 企業向け「AI動画広告制作サービス」企業のプロモーション用に短尺AI動画を提供。商品紹介やイベント告知など、低コストでの広告動画作成を強みにする。

✅ ライブ配信×AI動画自動生成AIを使い、配信者の発言に合わせたアニメーションや字幕付きショート動画をリアルタイム生成し、収益化（Twitch/YouTube向け）。

✅ AI動画のNFT化＋販売アート系・ユニークなショート動画をNFT化し、コレクター向けに販売。生成AIアートと連携させる。

🌟ニュース・解説系ショート動画の量産のアイデアが気に入ったので、2番目のプロンプトで追加のアイデアを生成した結果が以下です。

1. AI自動要約ニュース動画チャンネル

AIを使い、トレンドニュースを自動で要約＆動画化。TwitterやGoogleニュースから情報を取得し、要点を短時間で伝えるショート動画を毎日投稿。

✅ 実践方法:

2. ニッチ業界特化ニュース（例：IT・金融・ゲーム）

特定の業界に特化したニュース解説チャンネルを運営（例：仮想通貨、スタートアップ、アニメ、スポーツ）。広告単価が高いBtoB向けが狙い目。

✅ 実践方法:

3. AIアニメ解説ニュース

ニュースをアニメ調キャラクター（VTuber風）に解説させる。3Dキャラ生成AIを活用し、視聴者のエンゲージメントを高める。

✅ 実践方法:

4. ストック型の解説コンテンツ（歴史・科学など）

時事ネタではなく、時代を問わず再生される「ストック型」解説動画を制作（例：経済の基本、宇宙の謎、歴史の重要事件）。

✅ 実践方法:

5. TikTok向け「1分で学ぶ〇〇」シリーズ

1分で重要なトピックを学べるシリーズを展開（例：「1分でわかる株式投資」「1分で解説する地政学リスク」）。

✅ 実践方法:

6. AIインタビュー風ニュース（架空キャラが解説）

AIキャラクター（政治家風・経済評論家風）を作成し、「架空インタビュー」としてニュースを解説する。

✅ 実践方法:

7. 地域特化ニュース（ローカル経済・観光）

特定の都市・地域の経済ニュースや観光情報をAIで動画化し、地域企業とコラボ。地方自治体の補助金活用も可能。

✅ 実践方法:

8. SNSトレンド解説動画（バズった話題を深掘り）

Twitter, TikTok, Redditなどで話題になったネタを、AIで解説する「トレンド解説チャンネル」。

✅ 実践方法:

9. AIが記事を書いて動画化する「メディア運営型」

ショート動画だけでなく、AIが記事も書き、それを元に動画を作成。サイト運営とYouTube運営を同時に行う。

✅ 実践方法:

10. メンバー限定「プレミアムニュース解説」

無料のショートニュースとは別に、詳細な分析動画を有料会員向けに提供。PatreonやYouTubeメンバーシップを活用。

✅ 実践方法:

まとめ & 次のアクション

✅ 実践に向けたステップ

### 実例2ここまで

※アイデア拡張プロンプトでは出力形式を指定していません。なので、都度出力形式が変わります。というのもアイデア出しに生成AIを使う場合、出力形式を指定すると精度が落ちるからです。

ちなみに、生成された内容が希望するものでなかった場合には、"テーマ"の箇所に入力する内容を変えてください。アイデアがほしい理由を具体的に書いたり、背景情報を足したりといった具合です。これにより、生成される内容が変わります。

最後に、実例の3つめが以下です。

### 実例3ここから

テーマ: 生成AIを利活用し業務効率を上げたい、弊社はIT企業です。

🌟カスタマーサポート用AIチャットボットのアイデアが気に入ったので、2番目のプロンプトで追加のアイデアを生成した結果が以下です。

「カスタマーサポート用AIチャットボット」を実践する具体的なやり方

① 要件定義

② データ収集と準備

③ AIチャットボットの開発

④ 運用と継続的な改善

### 実例3ここまで

いかがですか？使えそうなアイデアはありましたか？

もちろん、私がいつも制作しているのはアイデア出しを支援するプロンプトです。基本的に回答そのものを生成するプロンプトではなく、アイデア出し・解決のキッカケを提供するプロンプトです。

つまり、生成されたアイデアをたたき台とみなし、ブラッシュアップさせて使うやり方を想定しています。なのですが、今回のプロンプトはそのまま使えそうなアイデアも高頻度で生成できるのも魅力的な点です。

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