
【業界初】アイデア出しで差がつく!ブレークスループロンプト第1弾〜第6弾の全解説

Stepon | AIアイデアクリエーター

「AIって便利だけど、もっと斬新なアイデア出せないのかな?」
「AIにアイデアを出させても、なんか毎回似たり寄ったりになるんだよな…」
「AIのアイデアって、無難というか、ちょっとパンチが足りないんだよね…」
こんな風に感じたこと、ありませんか?
実はそれ、プロンプトの設計方法が原因。
同じような聞き方をすれば、AIも同じような発想しか出せません。
そこで今回ご紹介するのが、発想の型をガラッと変える6つのブレークスループロンプト。これを使えば、アイデアの質もバリエーションも一気に変わります。
どうも、こんにちは!Stepon(ステポン)です!!
これまで、アイデア出し専用プロンプト「ブレークスループロンプト」を第1弾から第6弾まで発表してきました。今回は、その各プロンプトの特徴や違いをわかりやすく整理し、どう使い分ければいいのかを解説していきます。
では、さっそくまいりましょう!
なぜ今プロンプトにブレークスルーが求められるのか?
ChatGPTをはじめとする生成AIは、わずか数年で私たちの生活やビジネスに深く浸透しました。誰でも気軽に「AIに指示を出せる」時代が到来し、クリエイティブからマーケティング、業務改善まで、あらゆる場面でAI活用が進んでいます。
しかし、多くの現場でこんな悩みが聞こえてきます。

これらの原因は、**「プロンプトの限界」**にあります。
従来のプロンプトは「こう答えてほしい」と命令する形式が中心でしたが、生成AIの進化と利用シーンの多様化により、より柔軟で多角的なアイデア発想や高度な情報整理が求められるようになりました。つまり、AIのポテンシャルを最大限引き出すには、プロンプトの設計もアップデートする必要があるのです。
いま、多くのトップクリエイターやマーケターが「プロンプトデザイン」を磨き、新しいAI活用の形を模索しています。中でも注目されているのが、本記事で紹介する**「ブレークスループロンプト」**。
従来の枠を超えた発想を生みだし、AIの可能性を一気に引きだすこのプロンプト手法こそ、**今、求められている「AI活用の新しい武器」**です。
本記事では、その背景と理由を詳しく解説していきます。
「ブレークスループロンプト」とは?

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ブレークスループロンプトとは、従来のAIアイデア生成手法の限界を突破するための高度な指示技術です。単なる「アイデアを出して」という依頼ではなく、思考の枠組み自体を変えることで、真に独創的な発想を引き出すことが可能になります。
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普段、アイデア出しに生成AIを活用していますか?もし使っているなら、どんな方法でアイデアを生み出しているでしょうか?
例えば、こんなプロンプトをよく目にします。
- 「〜について自由にアイデアを出して」
- 「〜の用途を10個挙げて」
- 「もしも〜だったらどうなる?」
- 「A案、B案、C案の3パターンで考えて」
- 「他にどんな切り口がある?」
- 「もっと意外性を出すにはどうすれば?」
- 「真逆のアイデアを考えてみて」
- 「今の案をもっと斬新にしたバージョンも考えて」
- 「〜に関連するトピックやアイデアをマインドマップ形式で展開して」
こういったプロンプトでも、ある程度ユニークなアイデアを引き出すことは可能です。AIの柔軟さを活かせば、自分では思いつかない切り口を提示してくれることもあるでしょう。
しかし、、実はこれらの一般的なプロンプトには致命的な欠陥があります。
従来のプロンプトの限界!4つの致命的課題



まず第一に、アイデアが他の人と被りやすいという問題です。なぜなら、誰もが似たようなプロンプトを使っているからです。自分では「ひねったつもり」の問いかけでも、ネット上を探せば同じようなプロンプトを使っている人は山ほど見つかります。この時点で差別化の難易度がぐっと上がってしまいます。
また、こうしたプロンプトから生まれるアイデアは、面白さや新鮮味はあっても、具体化や実現性の検討まで進まないことが多いのも難点です。「面白いね」で終わってしまい、実行可能なプランや具体的なアクションプランにはなかなか結びつかないケースがよく見られます。
さらに、似たようなパターンのアイデアばかりが生成されてしまう点も見逃せません。結局のところ、プロンプトの構造や発想の枠組みが似通っているため、AIもそこから大きく逸脱した提案を出しにくくなります。
そして最後に、常識に囚われたアイデアばかり生成されてしまう傾向もあります。「もっと斬新に」「意外性を」とリクエストしても、AIは過去の事例や一般的な発想をベースに考えがちです。そのため、思いもよらない本当のブレークスルーにはなかなか到達できません。
なぜ今プロンプトをアップデートするべきなのか?
これらの問題を解決するためには、プロンプトの設計自体をブレークスルーさせる必要があります。誰でも思いつくプロンプトではなく、発想の枠を超え、AIの潜在能力を引き出すような問いかけを作ることが、ユニークで実行可能性の高いアイデアを生みだす鍵です。
次のパートでは、各ブレークスループロンプトで採用しているアイデア出しの手法について解説します。
各ブレークスループロンプトのアイデア出し手法を解説

第1弾から第6弾までのアイデア生成手法を一言でまとめると、以下のようになります。
- 属性
- 文脈
- 背景
- 関連性
- 操作
- 視点
第1弾(属性)では、アイデア出しの対象になっているものそのものの属性に着目してアイデア出しを行います。実際にはもっと複雑なプロンプトですが、簡易的に書くとこういったイメージです。
【属性に着目した例】
従来プロンプト:「新しい文房具のアイデアを考えて」
ブレークスループロンプト第1弾:「『ペン』という物体の物理的属性(素材・形状・機構)を分解し、各要素を極限まで拡張・縮小・置換した場合の新製品アイデアを生成せよ」
第2弾は文脈。アイデア出しの対象が置かれている環境、使用される状況などから使えそうなアイデアを生成するプロンプトです。
第3弾は背景。アイデア出しの対象になっているもののバックストーリー、バックグラウンド情報を活用してアイデア出しを行います。
第4弾は関連性。対象と関連のあるものを利用して新しいアイデアをえます。
第5弾は操作。操作記号と呼ばれる特殊な記号をつかい、対象そのものの属性を操作してアイデアを生みだします。
第6弾は視点。さまざまな視点・観点から対象を眺め、新しいアイデアを生成します。
※第1弾から第5弾まではクリエイティブ系のアイデア出しに強いです。第6弾だけは問題解決、課題解決に強いプロンプトです。プロンプトのタイプがまるで違うので注意してください。
これらのブレークスループロンプトを状況や目的に応じて使い分けることで、AIの可能性を最大限に引きだし、これまでにないアイデアや課題解決の糸口を見つけることができます。ぜひ実践の場で活用してみてください!

実際のプロンプトの例: 「1つのニーズから、10個のアイデア、3回の改善提案。」UX・サービス企画を自動展開するプロンプトシステム。ブレークスループロンプト第2弾:

第1弾から第6弾までは以下でまとめて紹介しています。

第1弾〜第6弾まで、得意なシーンや事例を解説
第1弾から第3弾までは、生成されるアイデアの奇抜さの度合いに違いがあります。第1弾は比較的オーソドックス、第2弾はやや奇抜、第3弾はさらに奇抜なアイデアが生まれる傾向にあります。

なお、ここでいう「傾向がある」というのは、求めるアイデアの内容や条件によって変動するためです。あくまで目安として、こうした違いがあると捉えておいてください。
続いて第4弾は、第3弾と同様に奇抜なアイデアが生まれますが、その奇抜さの方向性が異なるのが特徴です。第1弾〜第3弾を試して、どうしても期待通りのアイデアが出ないときの最終手段として活用するのがオススメ。第3弾とはまた異なる切り口で、斬新なアイデアを提案してくれます。
第5弾は、具体的な形のあるプロダクトの新しいアイデアを生み出すのに適しています。例えば、コンビニや100円ショップに並ぶアイデア商品などの発想に最適です。
第6弾は、これまでのプロンプトとは大きく方向性が異なり、アイデア出しだけでなく課題解決にも特化したプロンプトです。むしろ、「課題解決に適したプロンプト」と言っても良いでしょう。以前流行した「円卓会議プロンプト」の上位互換版とも言え、さまざまな角度から課題解決のヒントとなるアイデアを生み出してくれます。
【副業&起業家必見】生成AIで稼ぐ!視点チェンジで見つけるマネタイズアイデア術 ブレークスループロンプト第6弾:

さいごに
最後までこの記事を読んでいただき本当にありがとうございます!!
今回は、ブレークスループロンプト第1弾〜第6弾の全解説を記事にさせていただきました。
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また、プロンプトを使ってみた感想などもぜひお聞かせくださいね。
それでは、また何か面白いものを見つけたらご紹介させてください。ご縁がありましたらまたよろしくお願いします!!
ではまた!!
文: Stepon(ステポン)
クリエイティブ系で最もオススメなのはこれ!: 奇抜すぎず平凡すぎない。多用途で使える万能プロンプト「ブレークスループロンプト第2弾」
