はじめての蜜の味。

はじめての蜜の味。

たま

たま

恥の多い生涯を送って来ました

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私が最初に蜜の味を知ったのは16才の時でした

その相手(A子)は私の一つ下で、当時15才でした

出会いはナンパ

1990年代、冬の夜。いわゆる不良少年だった私は、たむろしていた繁華街で、家出娘のA子と出会います

ダウンのロングコートにミニスカ×ロングブーツ。派手髪にブランドのサングラス、チェーンのバッグ、カラコン、ヴェルサーチの香水。

身長も高く派手な顔立ちのA子は、ギャル雑誌からそのまま飛び出てきたような女の子でした

2回目に会った時に抱いて、そのまま付き合いました

A子は何故か羽振りがよく、2人でいる時はホテル代、食事代、タクシー代まで全て出してくれ、帰り際には手紙と一緒にお小遣いまでくれます

しばらくするとA子の羽振りの良さの謎が分かりました

A子には「パパ」がいました

ただ、今流行りのパパ活と少し違い

パパはゴリゴリのやくざでしたw

(推定35〜40才くらい)

A子はそのやくざの元でシ○ブの売人をして、その報酬として金銭と寝泊まりの場所を与えられていたようで、A子もシ○ブが大好きな女の子でした

たぶん売春もしていたと思います

待ち合わせにパパのベンツで来た事もありましたし、私もその存在(関係)には気付いていました

16才の血気盛んな少年です

嫉妬しました

私と会う前にパパに抱かれてくるA子に怒り狂い、A子に暴力を振るった事もあります

しかし当時16才の私がどう怒り狂っても、ゴリゴリのやくざには勝てませんし、正面から喧嘩を売る勇気もありません

私はA子にお金を使わせる事で、その怒りを精算しようとしました

するとどういうわけか、パパに対する嫉妬が全く無くなったのです

むしろどんどんシ○ブを捌いてくれと。笑

何かが狂いました

きっとこの時に私の貢がれ人生が始まったと思います

貢がれ脳...

というのが正しいのかな

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余談ですが、当時の私には弟分がおり、彼はA子にお金を貢がせまくって、ブランド物や純金を身にまとって街を練り歩く私に憧れていました

ある日A子の友達で同じく家出娘のY美と4人で遊ぶ機会があり、彼はY美といい関係になります

やがてY美から至れり尽くせりの蜜を受けたのを皮切りに、40才を越えた現在でも一度も働く事もなくカリスマヒモ野郎として生きています

私は1人の少年の人生も狂わせました

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話を戻します

A子との関係はおそらく半年くらい。

不良としての活動が本格的に忙しくなり、私がA子を切った形で終わりました

ブランド物や服、現金、その他デート代合わせたら100万超くらいの蜜だったと思います

ブッ飛んだ女の子だったので、ブッ飛んだ死に方をしていないかだけが心配ですが、それ以来A子は街から姿を消しました


A子とは純愛でした

おわり。


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この記事のライター

たま

40代のおじさんがナンパしてます

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