不動 秘伝の手法~序章~
不動
おはよう。こんにちは。こんばんは。不動だ。
みんなに俺のトレード手法の一部を伝授する。
「学び、実践し、鍛えよう」
今回は序章。メンタルだ。心してかかれ。
FXは自分との戦いと言っても過言ではない。そして、FXで勝つには、己の心と向き合い、打ち勝つこと。これが大事。
「含み損や含み益が怖い」「稼ぎたいという気持ちが先行してしまうあまり、損切が出来ない」といった声がDMでも多く寄せられる。これを克服するには、資金管理を学ぶしかない。相場に生き残ってさえいれば、稼ぐチャンスはまたやってくる。
俺の知り合いにも、多く稼いだ後に資金をほとんど溶かした奴がいる。
1年間に何億と稼いだ人が最終的に資産がゼロになった、というケースも実は普通にあるのがこの世界。
だからこそ、資金管理は大事。ここでは俺の大切にしている考え方(マインド)を伝えていく。しっかり読んでくれ。
- 目次
- 1.FXで守るべき考え方
- 2.損失を減らす思考
- 3 利益を出すための思考
- 4 まとめ
① トータルで考える(あくまで結果)
トレードは結果で考えることが必須。その過程はどうでもいい。
- 含み損から含み益に転じ、結果プラスで終わる。
- ずっと含み益のまま利確目標に到達
この二つの過程は違う。後者の方が勝ちの質は高いと思う人も多いだろう。
だが大事なのは過程ではなく、最終的に利益が残っているかどうか。求められるのは結果だ。経過だけを考えてトレードをするからうまくいかなくなるんだ。大事なのは結果。
② 一気に稼ぎたいと思わない
資金繰りが出来ないとまとまった資金ができない→投資ができない。
大きく利益を上げたいと思うから、焦り損切が出来ない。ゼロカットになる。カットされた後は腹も立つだろう。気持ちをどこにぶつけていいかわからず、モノや人に当たってしまうこともあるだろう。だが、俺はそんなとき、気持ちを押し殺し、ジムに行った。そんな時こそ頭を冷やしな。
大事なのは一回でとり切ろうとせず、時間をかけてゆっくり出していくこと。上のように、時間を最大限に有効活用して利益もトータルで増えているようにゴール設定をする。これが稼げるトレーダーへの最短距離。近道なんてないことを覚えておこう。
③ 損切貧乏は負けトレーダーへの一歩
エントリー時、だまし(短期的に逆方向に動いてから利益の方向に動く)も多い。「思惑と違ったから、少し含み損になったから損切しよう」は機会損失を増やす行為。マルチタイムフレームで、テクニカルで、しっかり根拠を定めエントリーをしたのにすぐに損切をするのは「勝てたかもしれないトレード」まで負けにしてしまっている。根拠が崩れてない損切は損切貧乏に繋がる。着実に資金は減っていく結果になる。「待つ」というのは、勝つための技であることを覚えよう。
「根拠が崩れた=上昇トレンドの押し目でロングしたのに、直近安値を更新してトレンド転換した=下落するかも?」どちらに優位性があり、下がる可能性が高くなれば損切。その見極めが出来るようになっていくのが、FXで稼ぐための秘訣なんよな。利確目安もダウ理論から割りだせる。
④ 「負け」も成長に必要だと思う(その先には何が待ってるかを考える)
相場は2択の選択の連続だ。負けは負けでも負けを次につなげられるか、という思考に変えていく。負けた後、何が残ってる?悔しくてチャートも見たくないか?すぐに取り返そうとエントリーしなおすか?そこに冷静な自分はいるか?なぜ失敗したのかなぜ負けたのか理解できたか?
大事なことは「このエントリーに優位はあったのか、なかったならもっとこうエントリーすればよかったな、次はこうしてみよう」と次に活かす事。負けた後はどうしても冷静にエントリーできなくなる。一度冷静になり、少しでも勝率をあげていくための思考に自分を変えていくことが出来ないと、勝ちへの道のりは遠のいていくだろう。
- ●思考が切り替わってきたら、勝率をあげていくための取り組みだ。
・10回のトレードで5回勝てた→検証し、よりエントリー精度が高まった→10回のトレードで6回勝てた→なぜ4回負けたのか?→ここをこうすればもっと勝率が上がるかも?→また見直す
トレードは悔しくもこの繰り返し。早いも遅いもない。人と比べる必要もない。負けも自分の成長のために必要なもので、利益を出すために必要なもの。「その先には何が待っているのかを想像できるか、この発想が出来るかどうか」が大事なんよな。
・SLを小さくする(損小利大)
エントリーのタイミングと方向があっていれば、利益を出すことはできる。難しい相場の場合この戦法もあり。額がどうであれ、利益は利益。ストップを小さくするとすぐに損切決済となるが、一回当たりの損失を減らせるから、トータルでの損失額は少なくなる。あくまでリスクをとったトレード。
・トレード疲れを防ぐ
長い時間ポジションを持っていると、心理的に疲れがたまる。心理的なストレスは正常な判断ができなくなる(ミスを誘発する)「まだ上がるかも?」「持ち続ければプラスになるはず」という思惑でポジションを持ち続けるのはNG。値動きが少ないなら建値で決済し、気持ちを整えて入りなおすのもあり。
・ポジションを持ちすぎない
ポジションを根拠なく持ってしまう(ポジポジ病)は資金を減らしてしまうリスクが大きい。
ポジション量が大きいと損失額もそれだけ大きくなる。資金を守るためのトレードが出来ていない。多額のポジションをもっていると平常心を失いやすく、冷静な判断が難しくなる。あくまで、資金を守りトレードを続けていくことを意識するんだ。
① トレードルールを作る
FXでは感情を排して明確なトレードルールを基に取引をすることも重要。
ルールに基づかない投資は感情トレードに繋がる。損失にも繋がる。少しでも「失敗しそう」という感情が生まれたら、一旦トレードを辞めておくというのも大切だ。
② 通貨を絞る
自分の取引する通貨は決めているか?手を出したくなっていくつもの通貨に手を出していないか?その通貨に投資した取引量は把握できているか?トレード時にはいろんな自己管理が必要になる。→沢山の通貨に手を出していると、危機管理ができなくなる。始めのうちはたくさんの通貨に手を出さず、多くても2つから3つまでに絞るのが良い。
③明確な目標を持つ
皆は何のためにトレードをするのか。俺は少しでも良い生活のためのトレード。車が欲しい、家が欲しいでもいい。各々に目標があって、強い思いがあるなら、トレードを学ぶ上でのモチベーションになるからな。
俺が常々言っていること「パワーを貯め一撃を放つ」とは、こうしたマインドの元に言っている。昇龍拳もこの思考に付随する。今の思考を資金管理の思考に切り替える。ポジポジを減らし、資金を守り、更なる資金を作っていく。上で伝えたことは、あくまで基本の基本。されど、いくら上達せど、大事な基本だ。改めて体に沁みこませような。