“2024年3月11日 更新”
こんにちは、R-Style編集部の横山です。
今日はオーボエ吹き方のお役立ち情報!
オーボエ初心者にお勧の教本&DVDをご紹介したいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
オーボエの基礎知識
まずはオーボエに関する基礎知識からです。
2枚のリードを使って演奏するダブルリード楽器の仲間であるオーボエ!
吹奏楽の世界で印象的なソロパートを受け持つことも多く、オーケストラでもメロディパートを担当し、ここぞという時の主役になりやすいので、その名前だけでなく、聞けば音色だってご存知の方も多いはずです。
でもオーボエを習っている方は、回りに少ないのではないでしょうか。
なぜなら世界一演奏が難しい楽器として、ギネスブックに乗っているくらいだからです。
楽器に吹き込む息の量は少なく、それでいてリードには高い圧力をかけねばならないということで、常に体内に余分な空気を持った状態に。
初心者だけでなくある程度楽器をかじってきた方だって、その吹き方をマスターすることは難しいといわれているのです。
にぎやかな演奏が急にパタッと止まってシーンとなった次の瞬間、切ないメロディを奏で始めるオーボエの、その音色に惚れこんで習いたいと思われた方も多いはず。
色々な種類の音色が出せて、表現力豊かでといった楽器のオーボエです。
つまりはリードや楽器本体の調整をしながら、理想の音を出す吹き方をするのが困難なのです。
ピアノのように、ただその音を押せばきちんと望んだ音が出てくるとは言えません。
それにそもそも、金管楽器というのは同じ運指をしても、違う音が出てくるのです。
初心者の方でもオーボエの吹き方の難しさがお分かりいただけたはずです。
でもどうせ吹奏楽で、またオーケストラで演奏するなら、主役級で目立つオーボエを選びたいという方も多いのです。
メロディや中高音を担当するので、常にその音はしっかりと聞こえてきます。
それでいて吹奏楽編成の中でも人数が少なく、大抵は1人か2人程度。
場合によってはコールアングレと持ち替えて演奏されることもあるのです。
確かにトランペットのような華やかさはありません。
むしろ哀愁を帯びた音色こそがオーボエの得意技です。
まるで人が歌っているかのような音色は、時に甘くて切ない感じを表現できキュンとするのです。
音に惚れこんでオーボエを選んだという方も多いのです。
オーボエがいつ発明されたかは分かっていませんが、17世紀中旬頃にはすでにフランスにてその原型となるものが作られていたと言われていますし、ダブルリードの管楽器はもっと以前にヨーロッパに存在していました。
オーボエは「高い音・大きな木」を表すフランス語で、今も尚現代人の心に響く音を出し続けています。
バロック時代からオーケストラのど真ん中で活躍してきていました。
そんな難しくも素晴らしい楽器を弾けたらきっと楽しいにちがいありません。
初心者だからと言ったって、オーケストラで演奏してる方たちも、元々はオーボエ初心者なのです。
ギネス認定の難しい楽器をわざわざ教室に通うことなく、自宅にてラクラクで吹くことが出来る!
そんなオーボエ初心者にお勧の教本&DVDについて説明していきます。
女性の美しい声にも最も近いと言われるその音色で、素敵な音楽を奏でましょう。
オーボエ初心者にお勧の教本&DVD
私がオーボエ初心者の方にお勧めしてるのは、佐藤先生の吹き方レッスン講座で、教室に通うことなく自宅でオーボエの吹き方をマスターできるものです。
佐藤亮一氏は武蔵野音楽大学卒業後、オーストリア国立グラーツ音楽大学のオーバーシュッツェン校で学んだのち、様々な有名オーボエ奏者に師事。
その後はウィーン・レジデンツ・オーケストラの主席奏者として活躍しました。
ヨーロッパ各地でもコンサートを行い、日本帰国後は後進の育成に尽力を尽くしています。
現在は日本オーボエ協会の事務局長であり、洗足学園の音楽大学で非常勤講師を務めていらっしゃいます。
佐藤先生のオーボエ吹き方レッスン講座は洗足学園音楽大学図書館にも寄贈されており、音大でも閲覧される教材なのです。
その上達する秘密が体系的なレッスン。
初心者相手とは言え、その場しのぎのやり方ではありません。
目指すのは本当に美しいオーボエらしい音を出すための奏法を学ぶこと。
こう吹くと楽器がこうなると具体的な説明をし、納得して練習に取り組んでもらうスタイルが上達に繋がっていきます。
自宅でのレッスンですから、周りの目を気にすることなく、自分で好きな時にマイペースに進められます。
苦手なところは何度も繰り返し練習すればいいのです。
呼吸法を変えて、労せず音が出せるようになり、指使いがマスターできればどんどん可能性は広がっていくのでどんどん楽しくなっていくことでしょう。
■講座の中身
講座はレッスン教本とDVDがセットで第1弾から第3弾まであり、準備編⇒基礎編⇒芸術編と進んでいきます。
初心者が非常に理解しやすいようにつくられているのが大きな特徴です。
まずステップ1はDVDを見ること。
教室でのレッスンと違って、巻き戻して何度でも見ることが出来るのは利点です。
ステップ2は聞くこと。
良い例と悪い例を聞き比べて、本来のオーボエの音を耳に叩き込むのです。
そしてステップ3は吹くこと。
実際に良い例を目指して吹いてみるのです。
DVDには「楽器の組み立て方」「リードの選び方」「吹き方」など初心者向けの内容から、「オクターブ」や「スラー・ヴィブラート」などの上級者向けまで3本用意されています。
映像と一緒に分かりやすく解説もされていますから、きっと理解が進むはずです。
もしも組み立てを間違ってしまうと、それだけで音程が狂ったり、最悪壊れてしまうことだってあります。
正しい組み立てができ、お手入れもきちんと行なった上で、正しい音程で吹けるよう練習していきます。
第1弾だけでもテキスト教本はA4版で41ページにわたります。
オーボエはもちろん、音楽の知識も持っていないという方でも大丈夫。
楽譜の読み方や音楽の仕組みについて解説された用語集もあります。
理解しやすいイラストも入った可愛らしいテキストは、読みやすく、楽しく覚えることが出来るでしょう。
ポイントとなるのがステップ2。
音の聞き比べをするだけでなく、なぜ良い音になるのか、悪い音が出てきてしまうのはなぜか…がをきちんと解説されているのです。
ちょっとした呼吸や指使いで、音色が全然違ってくる繊細な楽器だけに、一般的な教本では、ついつい抽象的な言葉で説明されがちです。
特にオーケストラや吹奏楽の現場だと、先輩もただ吹けるだけで、指導者としての経験がない素人ですから、どうしてもあいまいな教え方になってしまいがちです。
どこがどう違って、具体的にどうすれば分からないまま、試行錯誤を繰り返さねばならない状況になってしまうので、上達が遅くなってしまうのです。
音の違いが明確で、良い音の方を出すにはどこをどうすれば良いのか。
どうして悪い音になっているのか。
教えることをたくさん経験してきた佐藤先生だからこそ、明確が説明がなされ、ぐんぐん上達できるのです。
ステップ3の段階になったらご自身で吹いてみて、実際に正しい音が出てくるまでに、それほどの時間は必要なくなります。
■講座のお値段
オーボエ奏者自体が少ないからこそ、教室に通うのも困難だったりします。
ピアノやバイオリンと比べて、その数は一気に減ってしまい、近所にあったとしたら奇跡に近いでしょう。
たとえ通えたとしても、月2回のレッスンで12,000円程度がレッスン代の相場となっています。
その点、佐藤先生のオーボエ吹き方レッスン講座だったら、第1弾から3段までの全巻セットで32,800円。
教室にて46回レッスンを受けた内容になっており、276,000円相当が3万円程度で済むのですから、お値段的にも満足いただける価格設定になっていますよ。