“2024年3月11日 更新”
こんにちは、R-Style編集部の横山です。
今日は、バイオリン初心者が30分で弾けるようになる講座をご紹介したいと思います。
バイオリンをはじめたいんだけど、なにかいい学び方はないかなあーって思ってた方は、ぜひ参考にしてください。
バイオリンの基礎知識
まずはバイオリンの基礎知識からはじめたいと思います。
その美しい音色で世界中の人々に愛されているバイオリンですが、その起源をたどると中世オリエントまで歴史は遡ります。
当時は弦を弓で擦って音を出す楽器(擦弦楽器)が誕生し、ヨーロッパにそれが伝わってバイオリンと呼ばれるようになり、一方でアジアにも伝来して二胡や馬頭琴といった弾き方をする楽器へも変化もしました。
アジアの二胡や馬頭琴はなんと共通の祖先だったのです。
1550年頃に北イタリアで誕生したと言われていますが、世界で最初に作られたバイオリンは残念ながら現存はしていません。
しかし当時の絵画には既に描かれていることからそのように推察されており、歴史上の最初の製作者はアンドレア・アマティとガスパロ・ティ・ベルトロッティの2人とされています。
彼らが製作したバイオリンは現在でも残っているようです。
バイオリンはその誕生の時から非常に完成度の高い楽器でした。
改良によって現在の形になったのではなく、突如完全な楽器としてこの世に誕生したのです。
そして18世紀前半頃にストラディバリを頂点を極め、現在の形や弾き方が完成したといわれています。
ちなみにストラディバリとはイタリア北西部にある、クレモナの一族による作品の総称で、その中でも1700年頃から作成されたものは美しい独特の音色により、きわめて高い評価を得ているのは皆さんご存知のとおりです。
クレモナは北イタリアのロンバルジア地方にある小都市で、16世紀後半から18世紀前半にかけてバイオリン製作のメッカとして多くの名器が生み出されました。
そこにいる製作家は家族ごとに一派を形成しており、その優れた技術が代々受け継がれてきました。
最も有名な製作家としてはアマティ、ストラディバリ、ガルネリなどがよく知られています。
現代に活躍している著名なバイオリニストのほとんどが、クレモナで製作されたバイオリンを愛用しています。
クレモナの中でも特に名器とされているのがストラディバリとガルネリで、これらは各々の異なる特徴があります。
ストラディバリは「ラファエロの描く聖母マリアのように甘くしなやかで、少し鼻にかかったような音色」。
またガルネリは「ミケランジェロのような力強さと激しさを持った、甘くて豊かな輝かしい音色」と表現する研究書もいるようです。
一般的にストラディバリは明るく繊細な音色、ガルネリは深くて力強い音色と表現されています。
しかし名器と呼ばれるバイオリンは大変高価で、一般の人には手の届く価格ではなかったため、大量生産による普及が始まりました。
世界では大変歴史の長い楽器ですが、日本では明治以降に普及し始めたと言われています。
今日では世界活躍する日本人バイオリニストも大勢いますし、クラシックに留まらず、さまざまなジャンルに使用されており、私たち日本人にとって身近で魅力的な楽器となっています。
バイオリン初心者がたったの30分で弾けるようになる弾き方講座のご紹介!
魅力溢れる楽器のバイオリンですが、自分で弾くことができればこの上ない幸せですね。
しかしバイオリンは見るからにとても弾き方が難しい楽器であるという印象をお持ちの方も大勢いらっしゃると思います。
実は、なんと30分でマスターしてしまおうという講座があるんですよ!
もちろん楽譜なんて読めなくてもマスターできるというもの。
そんな「バイオリン初心者がたったの30分で弾ける弾き方講座」では、テキスト教本とDVDを使ったレッスンで進められます。
「難しい」から「かんたん」へ!…というキャッチフレーズのもと、習得が難しいと思われているバイオリンが、とても簡単に演奏できるのです。
好きなときに好きなだけ自分のペースで受講できるので、前々からバイオリンを弾きたいと思っていても実際に教室に通うことを躊躇していた方にぴったりの講座ではないでしょうか。
バイオリンは弓を動かせば音が鳴るという極めて単純な楽器。
もちろんプロのような弾き方を行うことはさすがに難しいですが、初心者が音を出してその音色を楽しむことは十分可能なのです。
池田先生の講座では、バイオリンの演奏実績が豊富で、しかも指導者としても一流の講師によって弾き方のレッスンが進められます。
講師をしてくださるのは池田晴子さんという女性バイオリニストで、現在、池田音楽事務所の代表をされています。
三歳の頃からバイオリンとピアノを習い始め、広島音楽高校ヴァイオリン専攻を卒業。
その後、エリザベト音楽大学演奏学科ヴァイオリン専攻を卒業しました。
中学・高校の音楽教員資格も取得し、さらに大学時代には音楽療法も学んでいます。
池田先生はこれまで音楽教室でバイオリンやピアノの講師をされたり、私立中学や高校の特別授業で講師、またジュニアオーケストラでの指導の経験もあり、演奏者としてでなく指導者としても確かな実力の持ち主。
2009年からはプロバイオリニストとしての活動をスタートされ、CDデビューを果たしています。
現在もバイオリン、ピアノという二つの講師として指導を行う傍らで、演奏家としてもさまざまなイベントやオーケストラ、有名ミュージシャンとの共演、音楽番組やCMなどに多数出演されています。
海外でも中国上海万博、ニューヨーク国連本部やJAPANソサエティでバイオリン演奏、WorldCupなでしこJAPAN決勝戦での演奏など国内外でますます活躍の場を広げています。
■バイオリン講座の内容
それではこの弾き方講座の内容について、具体的に見ていくことにしましょう。
この講座は初心者、しかも楽譜が読めなくても30分でバイオリンを弾くことができることをウリにしているだけあり、その内容は親切丁寧なものになっています。
そもそも、なぜバイオリンは弾くことが難しいと言われているかというと、その独特な構え方から弾き方がわかりにいことと。
さらにドレミの場所が見てもわからないということが大きな要因となっています。
例えばピアノであれば鍵盤が分かれているので、ドレミの場所さえ覚えれば、あとはそこを押さえるだけで弾けます。
しかしバイオリンは弓を使って弾く必要があり、音階の区別となる目印が何もないのでドレミの場所も分かりにくいです。
でも、池田先生の講座を受講すれば、そのような心配は必要ありません。
DVDでは構え方から弓の使い方まで丁寧にレッスンを受けることができますし、楽器にある工夫を施し音階の場所が簡単に分かるようにして弾き方を練習するからです。
先ほどバイオリンには音階の目印となるものがないという説明をしましたが、そうであるなら、目印をつけておけばいいのです。
講座では目印となるシールを使って、指で押さえる場所がすぐにわかるようにしています。
実はこのような方法で練習することについては、賛否があるんですね。
非としている講師の方たちは、耳できちんと音を聞き取って、音階の場所を指が覚えるまで練習して欲しいという思いがあるからです。
確かに将来バイオリンで生計を立てたり、大きなオーケストラに入団して本格的に取り組みたいのであれば、そのように耳で覚えたほうが良いかもしれません。
しかし、ほとんどの方は、あくまで趣味の範囲で気軽にバイオリンの演奏を楽しみたいという人達ですので、そのような本格的な訓練ではなく、手軽に弾けるようになるような弾き方が目的に最も合っているのです。
実際にどのように目印をつけるかというと、バイオリンの指板に白い線の目印を付けます。
イメージとしてはギターのフレットのようなものです。
これなら押さえる場所が誰にでも正確に把握できますよね。
しかも、シールはある程度慣れたらきれいにはがすことができるので、これをはがすことを当面の目標に練習するのもいいかもしれません。
さらに池田先生の講座では、楽譜が読めなくてもバイオリンが弾けるようにレッスンが構成されています。
レッスンDVDを見るとわかるのですが、レッスンでは「ドレミ」がわからなくでも困りません。
その代わりに数字の番号のようなものとAやEといったアルファベットを使ってレッスンします。
しかも登場するアルファベットも数字もたったの4つずつで、これだけ弾き方をマスターできるように工夫されているのです。
アルファベットは音階、そして数字は押さえる指を表しているのですが、譜面に記載されているだけでなく、曲に合わせてリアルタイムでこれらが画面上に表示されますので、大変わかりやすいものとなっています。
実際にレッスンする曲も誰でも知っているようなお馴染みが曲セレクトされているので、弾いていてとても楽しいです。
だからバイオリンを弾けたときの感動も大きいですし、人に聞いてもらった時も喜んでもらえると思いますよ。
■池田先生のバイオリン講座の値段
このようにバイオリン初心者が30分で弾けるようになるアイディアがたくさん詰まっている池田先生の講座ですが、気になるのはそのお値段でしょう。
講座内容は基本的に教則テキストとDVDで構成されており、第1弾から第3弾までの3部構成で、これらのセットで32,184円(税込)です。
送料も代引き手数料も無料となっています。
第1弾のレッスンDVDではバイオリンの持ち方や構え方、チューニングの仕方から簡単な曲を弾けるようになるまで親切丁寧にレッスンが行われます。
収録曲はモーツアルトの「きらきら星」とベートーベンの「第九・歓びの歌」でどちらも馴染みのある曲ではないでしょうか。
内容はテキスト教本(118ページ)とレッスン用楽譜1冊とDVDが2枚(準備編36分、演奏編1時間36分)で、楽器の扱い方や弓の使い方まで細かく目でみてわかるようにDVDに収録されているので初心者でもスムーズに弾き方の練習を進められます。
第2弾のレッスンでは強弱やスラーといった音楽的な表現方法が学べるようになっていて、レッスン曲には賛美歌「アメイジング・グレイス」、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とこれもお馴染みの曲ばかりです。
とりあえず指を動かすという状態から音楽を奏でるというレベルまで、無理なく楽しく弾き方を練習することができます。
バイオリン講座のセット内容はテキスト教本(65ページ)とレッスン用楽譜2冊、DVD1枚(2時間52分)です。
レッスン第3弾はバイオリンの醍醐味ともいえるヴィブラートをかけた弾き方で名曲にチャレンジします。
まるで楽器が歌っているような心揺さぶる演奏をマスターすることを目指し、収録曲はパッヘルベルの「カノン」、プッチーニのトゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」、葉加瀬太郎の「情熱大陸」と弾けたら素敵だなと思える曲ばかりです。
セット内容はレッスン用楽譜2冊、DVD1枚(1時間56分)となっています。 テキスト教本では半音上げる#(シャープ)を怒りマーク、半音下げる♭(フラット)を涙マークで示すなど音楽初心者でも覚えやすいようなさまざまな工夫が施されていてとてもユニークです。
さらにレッスン用楽譜では、ドレミが読めなくても押さえる場所がわかるように工夫されているので、誰でも楽しみながら練習できます。
一般的にバイオリン教室に通う場合、例えば月に3回のレッスンであれば、初心者コースだと毎月9,500円、その他に必要なものとしてテキスト代として2,000円、楽譜代に2,000円、場合によっては入会金が5,000円といった金額が相場のようです。
これらを合計すると約1年間のレッスン費用として200,000円ほど必要となりますが、これに比べてこちらの講座の金額は29,800円なので大変良心的な価格であるといえるでしょう。
■バイオリン初心者用の楽器セットもあります!
初心者だと楽器を買ったりなど初期投資が多くかかることも不安なものです。
また、どの楽器店に行って何をポイントにどのようなバイオリンを選んだら良いかとか、周辺用品は何を揃えれば良いかなど、なかなか判断が難しいです。
楽器店に行けば良い物を勧められる事が多く、気軽に始めようと思っている人にとってはハードルが高く、この段階で結局取り組み始めることを諦めてしまう原因にもなり得ます。
このDVDにはバイオリンや弓など楽器がセットになったスターターセットもあるので、このセットがあればほかに何も必要ないんです。
このセットには、バイオリン本体とケース、弓と松脂が入っています。
それだけでなく、さらには肩当てやチューナー、譜面台とバイオリン教本DVDもセットになっています。
電子バイオリンの場合はヘッドフォンとミュートも入っているため、マンションなど楽器の音を出さない場合など、夜の練習時にも近所迷惑になることを考えずにレッスンに没頭する事が出来ます。
これだけのものを自分で揃えようとして買いに行くとなると、車で行かないと持ち帰るのも大変な量ですし、ひとつひとつどれを選ぶべきか考えていくと1日がかりでしょう。
1日どころか1週間くらいかけて、ようやく全てを揃えられるかもしれません。
この楽器セットなら届いてすぐに練習を始められるので、バイオリンを始めてみようかなと思い立ったら、すぐに行動を起こすだけでOKです。
なにかを始める時に、物から入ると、それらしい気分に盛り上がり、やる気が上がるという話をよく聞きます。
上手くなってからとか、少し習い始めて様子を見てからなど、最初から楽器を手に入れる事を躊躇する人もいるでしょうが、やはり実物の楽器が揃うと気分が乗ってきて練習にも精が出るはずです。
最初のやる気は上達に大きく影響しますので、最初からバイオリニストになるぐらいの心持ちで練習を始めましょう。
楽器だけではなく、楽譜立てなども重要なアイテムで、美しい立ち姿で楽譜を見ながら演奏するには必要なアイテムとなります。
でも自分で揃えるとしたら、後になってからでも良いと思ってしまうものです。
しかしこういった楽器周辺のアイテムがあることで、便利なだけではなく演奏家としての立ち居振る舞いも意識出来たりと楽しさがさらに増します。
また楽器に非常にこだわりを持つ人もいますが、初心者なら楽器セットのバイオリンで最初は充分すぎるほどです。
もしこだわりたいという人は最初から焦って良い物を買おうとせず、まずはセットの物で始めてみてからどんなタイプが良いかを時間をかけて判断することをお勧めします。
自分の好みの音色だったり、曲のレパートリーに合わせてちょうど良い物を選んだりなど、選び方のコツが段々と見えてきますので、焦らないことです。
それよりも早く上手にバイオリンが弾けるようになることが先決で、慣れていくと同時に徐々にこだわりのアイテムを揃えていけば良いですね。
池田先生のバイオリン講座を購入した人たちの生の声
でも、この初心者向けバイオリンレッスンDVDですが、30分で弾けるようになると言われてもやはり説明だけでは本当なのか不安になってしまうかもしれません。
そんな上手い話があるはずないのではないかと疑ってみたりもするでしょう。
そこで実際に購入した人たちの生の声をご紹介しますね。
■良い生の声!
良い生の声では、50代から70代の年配の方の声が多く挙がっています。
趣味が欲しくて始めたとか、以前にやった事があったけど挫折してしまったので改めて始めたとか、全く経験がないけど楽器をやってみたくてもいったように動機は様々なのですが、共通して言えるのは皆初心者であるということです。
高齢になってから趣味を見つけたり、初めての事にチャレンジするのは勇気がいるものですが、皆さんこのDVDのおかげでレッスンを始めることができ、そこから練習を進めることで、初心者の壁を軽々と乗り越えています。
すぐに曲が弾けるようになり、それが楽しくて少しいいバイオリンを購入してしまったので、さらに頑張りたいというような、やる気がどんどん増している方もいらっしゃいます。
モチベーションが上がる理由として、名曲や好きな曲をすぐに演奏できるという事が多くの方がコメントしています。
例えばヴァイオリニストの第一人者、葉加瀬太郎さんが作曲した「情熱大陸」という曲を演奏してみたくて練習を頑張ったら、すぐに弾けるようになったという生の声が聞かれました。
自分の憧れの曲は普通はなかなか手が届かず、行き着く前に諦めてしまう人もいますが、ある程度、あとこのくらい頑張れば手が届く…と先が読めていると、それを目標にして練習も進められるのでしょう。 憧れの名曲を自分で演奏出来るようになれば、やはり楽しいものですね。
■悪い生の声!
一方悪い生の声のほうは、楽器セットを使った方から聞かれました。
電子バイオリンの場合は、マンションでの練習や夜間練習にも使えるという良さもある一方で、少しおもちゃに近い印象を持つようで、お子様がおもちゃにして遊びたがるというような生の声を寄せています。
しかしそれだけ取っ付きやすいという事は多くの人が興味を持って始めてみたいと思えることでもありますので、初心者が取り組むには重厚な楽器よりも気楽で始めやすいと考えてもいいかもしれません。
また、セットの楽器だと高いバイオリンに比べれたら、なんだか音色が違って聞こえるといった生の声も聞かれました。
バイオリンを弾くのが初めての人にとって、練習用としては十分でしょうか、確かに物足りないと感じる方もいらっしゃるようです。
それからこの教材はフォローが手厚くなっており、メールが頻繁に届くのですが、練習を毎日しないとメールが溜まってしまうといった生の声もあります。
後からまとめて確認するという事もあるようですが、練習のペースは自分のいいように進めたいといった感想のようです。
メールも嬉しい人にとっては励みになるのでしょうが、そうでない人にとっては、ちょっとうっとうしいかもしれませんね。
まとめ
楽器などについて少し悪い生の声がありましたが、やはりすぐに弾けるようになるという嬉しさを持つ方もたくさんいらっしゃいました。
なんだかとっつきにくそうで、気軽に始めてみるイメージのないバイオリンですが、この教材DVDは初心者に合わせて作ってあるので、やる気さえあれば難しい知識抜きで始めることができます。
楽器セットを使えば初期投資が多くかかることもなく、楽器を揃える手間暇をかけずに気楽に始めてみることができますし、届いたらすぐ練習を始められます。
バイオリン初心者がたったの30分で弾ける弾き方講座にご興味が湧いた方は、どうぞコチラをチェックしてみてください。