増配率は大事
Xくん
増配率は大事?長期投資ではかなり重要
株式投資で配当金を重視するなら、「今の配当利回り」だけではなく、増配率を見ることがとても大切です。
増配率とは、企業が前年と比べてどれくらい配当金を増やしたかを示す数字です。例えば、1株100円の配当金が翌年110円になれば、増配率は10%になります。
高配当株を選ぶとき、「利回り5%だから魅力的」と考えがちですが、配当金がほとんど増えない企業の場合、10年後も受け取れる金額はそれほど変わらない可能性があります。
一方、現在の配当利回りが3%程度でも、毎年5%、10%と増配を続ける企業なら、長期間保有することで受け取れる配当金が大きく成長していきます。
例えば年間配当10万円が毎年10%ずつ増えていけば、単純計算では約10年後に年間配当は約26万円になります。さらに20年近く続けば、最初とはまったく違う金額になります。
つまり、増配株投資では「現在いくらもらえるか」だけではなく、将来いくらもらえるようになるかを見ることが重要なのです。
さらに、受け取った配当金を再投資すれば、新しく買った株からも配当金が発生します。そこに企業自身の増配が加わることで、「増配+再投資」という二つの力で配当金を成長させられます。
ただし、増配率が高ければ何でも良いわけではありません。利益が伸びていないのに無理をして増配している企業は、将来的に減配する可能性があります。そのため、売上や利益、配当性向、キャッシュフローなども確認することが大切です。
長期投資では、高配当だけを追うより、「利益成長+増配」を続けられる企業を持つことが強いと考えられます。
配当金を10年、20年とかけて大きくしていきたい人にとって、増配率は非常に重要な数字なのです。
