配当金を増やしたい。日本株か米株か
Xくん
「配当金を増やしたい」と考えた時、米国株と日本株のどちらを選ぶべきか迷う人は多いと思います。
配当金を最速で増やすという視点では、単純に配当利回りだけを見るのではなく、「増配率」と「利益成長率」まで見ることが重要です。
米国株の強みは、長期間にわたって増配を続けている企業が多いことです。例えば、毎年配当を増やしている企業に長期投資すると、最初の利回りがそれほど高くなくても、10年後、20年後には購入価格に対する配当利回りが大きく上昇する可能性があります。
さらに米国には、Visaやブロードコムのように、利益成長と増配の両方を狙える企業もあります。現在の配当金だけではなく、「将来どこまで配当金が増えるか」という視点では非常に魅力的です。
一方、日本株には高配当株が多く、投資直後から比較的大きな配当金を受け取りやすいメリットがあります。新NISAを活用すれば、日本株の配当金を非課税で受け取れるケースもあり、配当金を再投資しやすい環境も整っています。
では結局、どちらがいいのでしょうか。
私なら、日本株で現在の配当金を増やしながら、米国株で将来の増配を狙います。
例えば、日本株の高配当株で年間配当を積み上げ、その配当金を増配率の高い米国株へ再投資する方法です。すると「高配当×増配×再投資」という3つの力を利用できます。
重要なのは、今の配当利回りだけで判断しないことです。
利回り5%でも増配しない企業より、利回り1%でも毎年10%以上増配する企業の方が、長期では配当金が大きくなる可能性があります。
配当金を最速で増やしたいなら、「日本株か米国株か」ではなく、「高配当株と高増配株をどう組み合わせるか」を考えることが重要だと思います。
