昨日は、 占い師になる前に決めておくべきことについてお話ししました。
今日は、その続きを扱います。
占い師として活動する中で、 一番多くの人がつまずき、そして静かに壊れていく部分。
それが、 距離感です。
占い師は「近づきすぎて」壊れる
多くの人は、 占い師が壊れる理由をこう考えがちです。
・批判されるから
・当たらなくなったから
・稼げなくなったから
でも、実際に現場を見てきて思うのは、 そこではありません。
壊れる占い師の多くは、 相手に近づきすぎている。
もっと正確に言うなら、
「現実」と「スピリチュアル」の線引きが 曖昧になってしまった状態です。
占いに没頭しすぎた占い師の話
ここで、私が実際に出会った占い師仲間の話をします。
その人は、とても感受性が強く、 カードも直感も鋭い占い師でした。
最初は、
・よく当たる
・深く視えている
・相談者に寄り添える
そう評価されていました。
でも、次第に様子が変わっていきました。
鑑定と現実の区別が、 少しずつ曖昧になっていったのです。
過去の記憶と、今起きている現実が混ざり始める
例えばその人は、
「この相談者は、前世でこうだった」
「この出来事は、過去の因縁が原因だ」
そう語ることが増えていきました。
最初はスピリチュアルな表現の範囲でした。
でも次第に、
・今、目の前で起きている現実の問題
・相談者の選択や行動
・状況を変えるための現実的な視点
それらよりも、
“視えた世界”のほうが強くなっていった。
結果、 現実で起きている出来事を 歪んだ形で解釈するようになってしまったのです。
