00.導入〜“賢さ“で今すぐ人生をeasy modeにする〜
人生における進学、就職、恋愛、仕事、日常生活——その他あらゆるターニングポイント。 それらすべての質は、あなたの“頭の良さ”によって決まると言っても過言ではない。
端的に言おう。頭が悪ければ、給料は低い、結婚も苦労する、生活はハードモード。何事もうまくいかない。にもかかわらず、脳みそへの投資を怠り、表面的な部分にだけ意識が向っている人が多い。筋トレや資格取得、投資に精を出しても、人生をイージーモードに展開させるにはハッキリ言って遠回りだ。
今の高度情報社会で最優先すべきは、脳みそへの投資だ。これは断言できる。
筋トレや金融投資も大事だが、それらは後回しでいい。真っ先に頭脳に投資すべきだ。知識がスキルを生み、スキルが時間を生む。その時間で肉体改造をすればいいし、さらなる自己投資もしやすくなる。まさに正のスパイラルに突入する。
いいか。まずは、両手に余るほどの時間を作るんだ。そのためには金がいる。そして、その金を稼ぐためには、頭の良さが不可欠だ。
かつて、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズが記者にこう答えた。
「人間は動物の中で特に移動能力が優れているわけではないが、自転車を使えば最も効率的に移動できる。つまり、自転車は人間にとって能力を拡張する道具だ。そして、コンピューターとは知性にとっての自転車であり、知性を拡張する道具なのだ」と。
この言葉は、テクノロジーの役割を的確に示している。
今後、AI(人工知能)が世界を急速に席巻するのは間違いない。恐らく、私たちの想像を超えるスピードで進化するだろう。実際今現在そうなっている。その時代において、AIを効果的に使いこなすためには、やはり高い知性が求められる。
AIは知性を拡張するツールであるが、それを指示し、活用する側に立つためには、指示を受けるだけの存在ではなく、自らが知性を持って指示を出す側に回らなければならない。
つまり、未来において成功するためには、知性を磨き、テクノロジーを支配する側になることも必須だ。AIを使いこなす者・そうでない者との間で大きな格差が生まれることは間違いないだろう。
だからこそ、早いうちに自身の脳みその本体である「OS」をアップグレードするんだ。地頭が良ければ、生産性は飛躍的に向上し、スキル習得のスピードも驚くほど加速する。物事の最短経路が見え、本質を掴む力が増し、無駄が一切消える。
思い返してみてほしい。クラスでスポーツでも勉強でも何でもこなすやつがいたはずだ。彼らは、苦手科目なんてなかった。それは、頭の使い方を知っていたからだ。だから何をしてもそれなりにこなせるのだ。
本来各教科を教える前に、頭の使い方そのものを教えるべきなんだ。
さらに、賢く見えること自体にも大きなメリットがある。SNS時代、他者から発信が見られることも多い。賢いと見られれば、仕事が舞い込みやすくなり、人脈も自然に広がる。賢いということは、広義の意味で言えば魅力的な人物だとも言えるだろう。誰もが人生をハードモードにしたくない。快適に、望み通りに進めたいのは当然だ。もしそう思わないなら、今すぐこのページを閉じてくれ。
では逆に、頭が悪いとどうなるか?まず金が稼げない。暑い夏の日にタクシーに乗れないし、食事の度に金額を気にしなければならない。隣人が嫌な人でも引っ越せないし、うざい上司にも頭を下げ続けなければならない。女性であれば、美容整形も気軽にできず、ダウンタイムを取る余裕もない。なんてハードな人生だ。
それに対して、賢い人間はそんな苦労とは無縁だ。空調の効いた部屋で、好きなことを好きなタイミングで楽しんでいる。この違いはどこから生まれるのか?
それは、くどいようだが脳みその違いだ。
頭の良さが、人生のすべてを決めるのだ。しかし幸運なことに、頭の良さは正しい方法を知れば、誰でも後天的に身につけることはできる。三権分立で有名なジョン・ロックも『知性の正しい導き方』という書籍の中で、「たいていの人間は伸び代しかない」そんな類のことを言っている。本当にその通りだ。
(※ちなみに本文ではこんな感じで適宜おすすめ書籍を紹介していく。読書ほど大事なことはないからな。ちなみにロックは少しとっつきづらいが、読みやすい本も紹介していくから安心してくれ)
つまり、どんな人間にも可能性があるということだ。 大層なことではない。ちょっとした頭の使い方のコツを知っているかそれだけだ。 そんなん知っておけばいい話で、後は日頃から少し意識していればいい。簡単なことだ。
というわけで、このコンテンツでは、「思考術」「話術」「文章術」「人間的魅力」の4つの側面から、賢い頭を作るための方法を解説していく。これらはすべて、日常生活でも応用が利き、あなたの周囲からの見え方も劇的に変わるだろう。すべてマスターすれば、「こいつは賢い」と思われること間違いなしだ。
そして気づけば、人生のあらゆる場面で驚くほど物事が有利に展開していることに気づくだろう。令和は賢さの時代だ。
それでは、早速、本題に入ろう。