Capital DAO Protocol(キャピタルダオプロトコル)は危ない!?目的や利益が出る仕組みを解説!
山田太郎
Capital DAO Protocol(キャピタルダオプロトコル)は、今までにないベンチャーキャピタル(VC)として注目されている組織です。
従来のVCの問題点を解消し、個人投資家も平等に利益を得られると期待されていますが、初めて聞く名前に怪しさや危険を感じる方も少なくないでしょう。
今回はCapital DAO Protocolがどのような組織なのか、発足目的や特徴などを調べてみました。
また、Capital DAO Protocolが手掛けるCDPトークンやプレセール情報もご紹介していきます。
Capital DAO Protocolについて分かりやすくご紹介しているので、併せてご覧ください。
今までのVCとは違うCapital DAO Protocol
Capital DAO Protocolは、これから成長が見込まれるベンチャーやスタートアップ企業に投資して、そこからのリターンを狙う仮想通貨VCです。
この組織は今までのVCとは異なり、個人投資家も利益を得られると注目されています。
まずは、Capital DAO Protocolとはどんな組織なのか、目的や特徴から見ていきましょう。
Capital DAO Protocolの目的
まずVCの目的は企業価値の向上を図ることです。
未上場の企業に資金を支援するだけではなく経営支援も担うことで企業価値を高め、キャピタルゲインをより高めていきます。
さらにCapital DAO Protocolは、従来のVCの問題を解消するという目的もあり、その点が他のVCとは大きく違う部分です。
現状、仮想通貨市場はVOを含む大口投資家や機関投資家が利益を独占している状態です。
一般のホルダーに利益が還元されるVCはなく、既得権益者の食い物とされています。
既得権益者によるチャートの暴落には一定の流れがあります。
1.VCに格安でトークンを販売
2.プロジェクトにVCのロゴ使用などを許可して権威性を向上
3.チャートの上昇後、下落する前にトークンを売却が多発
4.市場で大暴落が発生、価格下落の不安からコミュニティメンバーが離脱
資金調達をしたいプロジェクト側は権威性を高める意味でも、有名なCVにバックについてもらいたいと考えています。
そのため、VCに安価でトークンを売り、価格が上がったタイミングで売り抜けをします。
その影響で価格が下がってしまい、その不安からコミュニティから離脱者が増えてしまうという流れが生まれてしまうのです。
さらに、発行されたトークンのユーティリティがIDOへの参加権利のみというケースも多いです。
市場の弱体によりIDOで利益が出ない状態になれば、トークンを保有する価値もなくなってしまうので、売りに出されてしまい、市場の暴落につながります。
この問題を解決しようと発足した組織がCapital DAO Protocolなのです。
VCの売上が配当される
Capital DAO Protocolが他のVCと違うと言われる理由は、売上配当を得られるからです。
上記でも触れましたが、一般ホルダーに還元するVCは今まで存在しませんでした。
しかし、Capital DAO Protocolは資金を投じてくれたコミュニティメンバーに向けて売上を配当する仕組みとなっています。
そのため、大口投資家や機関投資家に勝つことが難しい個人投資家も利益を得られるチャンスがあります。
IDOプラットフォームの収益も分配
Capital DAO Protocolは独自のIDOプラットフォームを所持しており、プロジェクト側への広告支援により得た収益も分配の対象としています。
IDOとは、ブロックチェーンにより自動管理されている非中央集権取引所から新しいトークンを発行することです。
IDOプラットフォームにはVCが精査したプロジェクトが掲載されるので、それだけでもプロジェクトの信用性は高まり、効果的にトークンの購入者を集められます。
また、VC側も掲載の見返りに安価でトークンを仕入れ、投資家に提供できるというメリットがあるのです。
この循環により投資収益が得られやすく、IDOプラットフォーム側の収益もCDSトークンを持つ投資家に分配される仕組みとなっています。
透明性の高いDAO運営
仮想通貨は非中央集権が基本であるため、管理者がいると規制に引っ掛かってしまう可能性があります。
それを回避し、また運営の透明化を目的にブロックチェーン上のスマートコントラクトによる自動運営(DAO)を実現しています。
DAO運営では投資家一人ひとりは運営に関わっていくことになるので、内部資金の動きも透明化されます。
そのため、VCが資金を持ち逃げするといった不正はできません。
また、Capital DAO Protocolは調達した資金のウォレットアドレスを公開し、何を対象に投資したのかホルダーにチェックしてもらえる体制を整えています。
なお、運用資金の用途を明確にしていくために、Capital DAO Protocolは概算見積もりを掲載しています。
運営やマーケティングの費用は20%、システム開発費には20%が振り当てられるようです。
そして、残り60%は全て投資の運用資金となり、利益の70%はトークン保有者への配当にあてられる予定となっています。
Capital DAO Protocolの魅力的な特徴
VCの売上やIDOプラットフォームの収益を投資家に分配するという点がCapital DAO Protocolの最大の魅力ですが、多くの人に注目される理由は他にもあります。
ここからはCapital DAO Protocolの魅力的な特徴をさらに掘り下げていきます。
方向性や投資先の決定はコミュニティが主導
DAO運営であるため、方向性や投資先の決定などはVC側ではなくコミュニティが主導となります。
つまりVCにとって有利な投資先や運営方針が決まるのではなく、コミュニティメンバーの多数決により公平に決めることが可能です。
また、後に解説するCDSトークンを一定以上保有するユーザーは、投資対象の提案が可能となります。
シード・アーリーステージで投資が可能
起業前や企業直後のシードやアーリーステージでは、基本的に一般投資家は投資できません。
株式市場においては、シード段階だと投資できるのは機関投資家やVCに限られ、一般投資家は上場後に市場から株式が購入できます。
一方、仮想通貨市場ではIDOプラットフォームを通じて、シード段階やアーリーステージもトークンから投資が可能です。
IDOプラットフォームを持つCapital DAO Protocolも同様にCDSトークンを用いて投資できます。
さらに、投資信託と同じく運用自体はVCに任せることになるので、投資へのハードルも低くなります。
極秘のデューデリジェンスレポーティングが閲覧可能
デューデリジェンスレポーティングとは、プロジェクトに関する内容を書き上げた分析レポートのことです。
通常、一般の投資家はデューデリジェンスレポーティングを閲覧できませんが、CDSトークンを保有することで閲覧の権利が与えられます。
なぜこのプロジェクトに投資するのかVCの考えを理解でき、その上でIDOに参加することが可能です。
どうしてこのような体制となっているのかは、参加者のリテラシーを向上させる目的があるからです。
IDOプラットフォームからの案件なら儲かるだろうという考えでIDOに参加する投資家は多くいます。
その現状にCapital DAO Protocolは問題視しており、利益につなげるためには一般投資アも知識レベルを向上させることが重要と考えて、デューデリジェンスレポーティングの閲覧権利を与えているのです。
プロジェクト成功につながる協力体制
プロジェクトの成功には人員を揃えることも重要。
Capital DAO ProtocolのIDOプラットフォームから資金調達するだけではなく、プロジェクト側はテスターやチームに必要な人員をコミュニティから獲得できる仕組みがあります。
さらに、広告やプロモーションの支援も行い、プロジェクト成功に導く体制が整えられているのです。
成功に期待できるプロジェクトとなれば投資家から見ても魅力的であり、積極的にIDOに参加する機会が与えられるでしょう。
トリプルトークンを採用
Capital DAO Protocolが手掛けるCDSトークンは、厳密に言うと3つのトークンが存在します。
あえて複数のトークンを発行する理由には、
・売り圧と買い圧を平均化させて分散し、大幅な価格下落リスクを下げる
・トークンにIDO参加権以外の新しい付加価値を持たせる
などの目的があるからです。
では、Capital DAO Protocolが手掛ける3つのトークンの名称と役割を見ていきましょう。
Capital DAO Starter(CDS)
CDSはプレセールで販売されているトークンです。
保有者は従来のVCと同じくIDOへの参加権が与えられます。
しかし、CDSはそれだけではなく、ステーキングにより後述するCPDTの獲得、またランチプールにステーキングすることでIDO対象のトークンを獲得できるというユーティリティがあります。
Capital DAO Token(CPDT)
CPDTはCDPをステーキングすることで得られるトークンです。
このトークンを保有することでVCが保有する分析レポートを閲覧できるようになり、投資知識を得ることができます。
さらに、数量によってはDAOにおける議決権が通りやすくなるメリットもあります。
そして、こちらもステーキングすることでCDPの獲得が可能です。
CPDTの使い道はまだまだ考案中の段階で、これから様々な用途で使える可能性があります。
Capital DAO Protocol Token(CDP)
CDPはCDPTをステーキングすることで獲得できるトークンです。
こちらは簡単に説明するとVCの配当を得るために用いる売却用となります。
ステーキングによってVCの利益を配当する行為は法律に触れる恐れがあるので、それを避けるためにCDPの売却という形で配当を実現しているのです。
貯まったCDPはユニスワップでCDP/ETHの買い板を建てることで売却でき、そこから利益を獲得できます。
プレセールと上場後の価格差の開きが少ない
仮想通貨市場は上場直後にチャートが乱高下する傾向があります。
その原因の1つはプレセールの実施です。
プレセールでは基本的に上場価格よりも安い価格が設定されています。
長期的に保有してトークンを応援した投資家がいる一方、プレセールでは安く買って上場後の価格が高いうちに売って利益を出したい投資家は非常に多いです。
つまり、利益狙いの投資家を中心に上場直後は売りが先行しやすいので、チャートが暴落する原因につながってしまいます。
長期的に保有を考えていた投資家もチャートの暴落から不安を感じ、売るという考えに至ってしまう可能性が高いです。
それを回避するために、CDSトークンは過去の成功事例を参考に価格を決定しています。
プレセールのトークン価格は時期によって異なりますが、0.01ドル~0.018ドルです。
そして、上場価格は0.02ドルを予定しています。
このようにプレセールと上場価格に大きな開きがないので、上場直後に売りが先行してチャートが暴落するリスクは低いでしょう。
CDSトークンのプレセール情報
全4回行われる予定のプレセールでは、ステーキングによりCPDTを獲得できるCDSを購入できます。
プレセールの予定と価格は下記の通りです。
日程 2021/8/31
※終了 2021/9/8 2021/9/15 2021/9/22
トークン価格 0.01ドル 0.01ドル 0.012ドル 0.018ドル
最低購入額 1 ETH 0.5 ETH 0.5 ETH 0.5 ETH
購入上限額 100万円(約1億円) 900万ドル(約10億円) 800万ドル(約9億円) 200万ドル(約2億円)
すでに1回目のプレセールは終了しており、あっという間に1億円分が完売となりました。
今は知名度も上がり注目株のトークンであるため、2回目以降も開始早々に完売が見込まれるでしょう。
なお、11月1日にユニスワップへ上場する予定となっており、そのタイミングで配布となります。
購入はETHとなるので事前に交換しておいて、メタマスクまたはトラストウォレットに送金しておきましょう。
ロックアップに注意
CDSトークンはインカムゲインがメインであるため、即売りの誘発を回避するためにロックアップが設定されています。
3ヶ月ごとに20~25%解放されていき、全てのトークンが市場に放出されるのは12~15ヶ月後です。
Capital DAO Protocolが実施予定のIDO案件について
Capital DAO Protocolは今後IDO案件を実施する予定です。
どのような案件が予定されているのか、ここでチェックしていきましょう。
CPDTの獲得
CDSをステーキングすることで獲得できるCPDTを直接獲得できるIDO案件です。
CPDTを保有していればレポートの閲覧権やDAOの議決権が通りやすくなるというメリットがあります。
さらに、ステーキングにより売却用トークンのCDPを獲得できるので、ホールドするメリットは大きいでしょう。
IDOされることで、トークンの注目度もより高くなると期待できます。
Webブラウザ型の新しいウォレット
仮想通貨の取引ではウォレットが欠かせません。
アプリ形式のウォレットが主流ですが、アプリを使わずWebブラウザ型の新しいウォレットが登場する予定です。
機能によっては需要が高まる案件と言えます。
マルチチェーン対応の分散型取引所(DEX)
マルチチェーンとは、複数のブロックチェーン上で取引などができるシステムのことです。
チェーンの異なる仮想通貨同士の交換やデータのやり取りがより迅速になるため、マルチチェーンは業界内でも重要視されています。
Capital DAO Protocolは先駆けてマルチチェーン対応のDEXのIDOを行う予定です。
ますます注目が集まるCapital DAO Protocol・CDSトークン
今回はベンチャーやスタートアップに投資するCapital DAO Protocolと、プレセールが注目されているCDSトークンについてご紹介しました。
Capital DAO Protocolは、CDSトークンホルダーに利益を分配する仕組みを用意した新しいVCであることが分かりました。
今まで大口投資家や機関投資家の独占状態だった市場でも、プロジェクトの参加を通じて一般投資家も平等に利益がもたらされることでしょう。
プレセールでは一足早くCDSトークンを購入できるので、Capital DAO Protocolやトークンに期待している方はぜひ購入を考えてみてください。