AIに頼むとき、こう書いていませんか。
「ブログ記事を書いて」「この文章を要約して」「アイデアを5つ出して」
これ、全部「命令」です。自分もずっとこう頼んでいました。
でも最近、海外でよく使われているプロンプトの型をいくつも調べてみて、気づいたことがあります。
海外でよく使われているプロンプトは、「命令」ではなく「設計図」でした。
1行目から、AIに「どう考えるか」まで渡していたんです。
命令と設計図。
それくらい、差がありました。
この記事では、そういったプロンプトの型を、実際に自分でも試しながら15個、整理しました。
才能も英語力もいりません。必要なのは「型」を知っているかどうか、それだけです。
全部に、コピペでそのまま使えるお願い文をつけています。読みながら、そのまま試せます。
3回に分けて紹介します。
Part1(この記事)**:考え方を渡す型・ 出口から逆算する型・ AIを軍団で動かす型(全15個)
Part2**:AIに渡す情報の 「置き方」を設計する型(予定)
Part3**:誰も知らない裏技・ AIに手足を持たせる型(予定)
それでは、いきましょう。
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📑 目次
1. 考え方そのものを渡す(5つ)
2. 出口から逆算する(5つ)
3. AIを「軍団」で動かす(5つ)
☆豪華特典 コピペで使えるプロンプト付き
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第1章:考え方そのものを渡す
いきなり「答えを出させる」のではなく、「どう考えさせるか」を渡す型です。
ここで紹介する5つは、どれも実践の中で磨かれてきた、本物の型です。
①自分の答えを、自分で取り調べさせる
AIに何か調べものを頼むと、自信満々の顔で、間違ったことを言われることがありますよね。
これを減らす型があります。
やり方はこうです。
1. まず、叩き台の答えを出させる
2. その答えに潜む間違いのリスクを、 確認すべき質問5つに変える
3. その5つの質問に、 根拠つきで一つずつ答えさせる
4. 矛盾があれば直した、 最終版を出させる
これを1回のお願いでまとめてやらせるのがコツです。
コピペで使えるお願い文はこちら↓
```
以下のテーマで、次の手順を1回の回答で完結させてください。
①まず叩き台の回答を出す
②その回答に潜む事実誤認のリスクを、確認すべき質問5つに変換する
③各質問に根拠つきで答える
④矛盾箇所を修正した最終版を提示するテーマ:〇〇```
調べものや記事づくりで使うと、出力がまるで別物になります。信頼性が求められる作業ほど、効果を感じられるはずです。
②生成役・添削役・改稿役を、1人3役で
普通、AIに書かせたものは、そのまま使ってしまいがちです。
これを、1つのお願いの中で3つの役を順番に演じさせることで改善する型があります。
1. まず「生成役」として初稿を書く
2. 次に「辛口の編集者」として、 自分の初稿を採点する
3. 最後に「改稿役」として、 採点を踏まえた完成版を書く
ポイントは、採点の観点を具体的に指定することです。「説得力・独自性・論理性・読みやすさ・抜け漏れ」のように5つ明示すると、採点が甘くなりません。
コピペで使えるお願い文はこちら↓
```
以下のお題について、次の3ステップを1回の回答で全部やってください。
①初稿を書く
②辛口編集者として、説得力・独自性・論理性・読みやすさ・抜け漏れの5観点で採点する
③採点を踏まえた改稿版を書く
お題:〇〇
```
1回投げるだけで、出てくるものがワンランク変わる感覚があります。
③答えを、枝分かれさせて考えさせる
1本道で答えを出させるのではなく、複数のアプローチを「枝」として展開させてから、一番いいものを選ばせる型です。
人間が頭の中で「A案もB案もC案もあるな……」と考えるプロセスを、そのままお願い文にしたようなものです。
1. 考えられるアプローチを、3本の枝として全部展開する
2. 各枝の強みと弱みを評価する
3. 最も筋のいい枝を1つ選び、それだけを深掘りした最終回答を出す
コピペで使えるお願い文はこちら↓
```
以下のお題に対し、次の手順で回答してください。
①考えられるアプローチを3本の枝として全部展開する
②各枝の強みと弱みを評価する
③最も筋のいい枝を1つ選び、その枝だけを深掘りした最終回答を出す
お題:〇〇
```
アイデア出しや方針決めで使うと、1つの方向に決め打ちしないぶん、思いがけない切り口が出てきます。
④先に骨組みだけ作らせる
長い文章をAIに頼むと、途中で話がずれていくことがありませんか。
原因は、いきなり本文から書かせていることが多いです。
先に「骨組みだけ」を作らせると、このズレがかなり減ります。
1. まず見出しを5つ、並列で出させる
2. 各見出しを、別々の作業として1つずつ肉付けさせる
3. 最後に全体を1本にまとめさせる
コピペで使えるお願い文はこちら↓
```
以下のテーマで、次の手順を踏んでください。
①記事の見出しスケルトンを5つ並列で出す
②各見出しを、独立した別タスクとして肉付けする
③最後に全体を統合して1本にまとめる
テーマ:〇〇
```
長文の記事や提案書づくりで特に効きます。骨組みという「設計図」が先にあるので、肉付けの段階で迷子になりません。
⑤お願い文自体を、AIに進化させる
これは少し上級です。
お願い文の中身を自分で改善するのではなく、「このお願い文自体を進化させて」とAIに頼む型です。
1. 今使っているお願い文をそのまま見せる
2. パワーアップ版を5つ作らせる。狙いと理由もセットで
3. その中から最強案を1つ選ばせ、理由も言わせる
コピペで使えるお願い文はこちら↓
```
以下のプロンプトを、性能を大幅にパワーアップさせた
改良版を5つ作ってください。
各案について「狙い」と「なぜ効くのか」の理由も書いてください。
最後に最強案を1つ選び、その選定理由を述べてください。
対象プロンプト:〇〇
```
月に1回、自分がよく使うお願い文にこれを当てるだけで、手持ちのプロンプトが勝手に育っていきます。
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この章の5つに共通するのは、
「命令」ではなく「考える手順」を渡している
ということです。
自己検証、自己採点、枝分かれ、骨組み先行、自己進化。
この5つを使いこなせるだけで、AIはただの便利ツールから、自分で考えて動く相棒に変わっていく感覚があります。
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