スコア画面を見て、ちょっと固まった
総合2.5。
Writingは1.5。Speakingも1.5。
大学院には行きたい。でも、そのためにはTOEFL iBT®のスコアが必要で、出願期限はもう決まっている。
画面に並んだ数字を見ながら、正直、「これ、間に合うのか?」と思った。
英語が苦手なのは分かっていた。だから勉強はしていた。問題を解き、単語を調べ、分からない英文はChatGPTに聞く。それなりに時間も使っていた。
なのに、翌日になるとまた迷う。
今日は単語? 文法? Speaking?昨日のWritingは、結局どこを直せばよかったんだっけ?
勉強していないわけじゃない。むしろ、何かはしている。
ただ、その「何か」が次の日につながっていなかった。
4技能を全部やる? いや、無理だった
本当は、ReadingもListeningもWritingもSpeakingも、きれいにバランスよく伸ばしたい。
でも残り時間は短い。4技能へ均等に時間を配ったら、どれも薄くなって終わる気がした。
じゃあ、どこをやる?
スコアを見ると、WritingとSpeakingがどちらも1.5。迷う余地はあまりなかった。
この2週間は、WritingとSpeakingに振り切る。ReadingとListeningは重点から外す。
少し乱暴に見えるかもしれない。でも、出願期限が迫っているときに欲しいのは、見栄えのいい勉強計画じゃない。
今の自分が、次に直すべき一か所。
それが分かることだった。
ChatGPTは便利。でも、使うだけでは伸びなかった
もちろん、それまでもChatGPTは使っていた。
英文を貼れば、すぐに添削してくれる。説明も丁寧。模範解答まで一瞬で出てくる。
「なるほど」と思って画面を閉じる。
そして翌日、また似たようなミスをする。
今思えば、当たり前だった。ChatGPTがきれいな英文を作れても、私が書き直していない。添削を読んだだけで、自分の練習は終わっていた。
しかも、毎回こちらから「今日は何を聞くか」を考えなければならない。疲れている日は、ChatGPTを開いたところで止まる。
便利な道具はあった。
でも、勉強を前へ進める仕組みがなかった。
欲しかったのは「答え」より「次にやること」だった
そこで、ChatGPTの役割を変えた。
質問に答える物知りな先生ではなく、毎日の練習を止めない進行役にした。
最初に目標、期限、苦手分野、使える時間をまとめて渡す。あとは同じチャットで「開始」と送る。
すると問題が一問だけ出る。私が答えるまでは、正解は出さない。
回答したら、修正点を山ほど並べるのではなく、まず一つに絞る。そして、その場でもう一度やる。できたら次へ進み、失敗した原因は翌日に残す。
出題 → 自分で答える → 一点直す → やり直す → 次の問題
やることは単純になった。
でも、この単純さがよかった。
今日は何を勉強しよう、と悩んでいる間に一問目が始まる。模範解答を眺めて終わらず、嫌でも一度は自分でやり直す。
少なくとも、「勉強した気がするだけ」の日は減った。
2週間後。派手ではない。でも、狙った場所は動いた
もう一度、TOEFL iBT Home Editionを受験した。
結果はこうだった。
| スコア | 1回目 | 2週間後 | 変化 |
総合は2.5から3.0。
「0.5だけ?」と思うかもしれない。実際、まだ高得点とは言えない。
でも、2週間で狙ったWritingは1.5から2.0へ。Speakingは1.5から3.0へ動いた。
特にSpeakingの3.0を見たとき、ようやく「やっていることが数字につながった」と感じた。
これは、英語が得意な人の華々しい成功談ではない。低いスコアから、限られた時間で、動かせそうな場所を選んだ話だ。
だからこそ、当時の私と同じように「低すぎて、どこから手をつければいいのか分からない」という人には、使える部分があると思っている。
※上記はTOEFL iBT Home Editionを受験した本人の公式結果。個人の実績であり、同様のスコア上昇を保証するものではない。試験結果には学習以外の要因も影響しうるため、本教材だけによる効果を保証する表示ではない。
このやり方は、Speakingだけの裏技じゃない
今回、一番大きく動いたのはSpeakingだった。
でも、やったことはSpeaking専用のテクニックではない。
Listeningなら、一度聞いて終わりにせず、「音が取れなかったのか」「単語を知らなかったのか」「内容を覚えていられなかったのか」を分け、短い区間でもう一度やる。
Writingなら、いきなり模範解答を出してもらわない。まず自分で書き、一番大きな修正点だけを受け取り、自分の手で書き直す。
Readingなら、正解の番号を覚えるのではなく、「語彙」「文構造」「推論」のどこで外したかを残し、同じ原因を試す類題へ進む。
技能ごとに問題の形は違う。
でも、芯は同じだ。
まず自分で答える。原因を一つ見つける。その場でやり直す。次回も確認する。
面倒だった部分を、ひとつのプロンプトにまとめた
この教材は、最初から全部読む必要はない。
有料部分の冒頭にあるマスタープロンプトを、新しいチャットへ一度貼る。AIから聞かれる初回設定に答えたら、そのままDay 1が始まる。
翌日からは、同じチャットで「開始」と送るだけ。
今日の問題を選ぶ。回答を待つ。添削する。やり直させる。弱点を残す。次の一問を出す。
私が毎日考えるのに疲れていた部分を、ChatGPT側へ持たせた。
大学院の出願期限に追われながら、WritingとSpeakingへ集中するために使った考え方を、4技能で回せる形にしたものだ。
はじめに
また「勉強法を探すだけ」で一日を終わらせないために
教材を買ったのに、最初の数ページで止まる。
YouTubeで良さそうな勉強法を見つけ、とりあえず保存する。
ChatGPT用のプロンプトも集めた。でも、いざ勉強を始めようとすると、どれを使えばいいのか分からない。
私も何度もやった。
たぶん、足りなかったのは情報ではない。
今日の一問目を始めて、間違えたらその場でやり直し、その失敗を明日へ持っていく仕組みだった。
だから、この教材は少し順番が変わっている。
まず本編を全部読むのではなく、先にマスタープロンプトを貼って学習を始める。AIが初回設定を一問ずつ聞き、設定が終わったら、その場で最初の問題を出す。
読むのは、理由を知りたくなったときでいい。
もし今、こんな状態なら
- TOEFLのスコアが低すぎて、どこから手をつければいいか分からない
- 大学院受験や留学の期限が近づいている
- 4技能すべてへ時間を回せない
- ChatGPTを使っても、毎回単発の質問で終わる
- 添削を読んで満足し、書き直しや言い直しをしていない
- 毎日のメニューを決めるだけで疲れている
一つでも当てはまるなら、もう一つ新しい勉強法を探す前に、一問だけやり直してみてほしい。
この先で渡すもの
- 一度貼れば毎日の進行役になる「毎日学習コーチ」マスタープロンプト
- 答える前に正解を見せず、添削後は必ずやり直すループ
- 前回の弱点から次の問題を決める学習状態カード
- Listening、Writing、Speaking、Readingそれぞれの改善方法
- 新しいチャットへの引き継ぎと、止まったときの復旧文
高得点を保証する魔法のプロンプトではない。
でも、「今日は何をやればいいんだ?」と悩んで止まる時間は減らせる。
出願期限は待ってくれない。
だったら、今日の一問目から始めよう。
商標・免責事項
TOEFL and TOEFL iBT are registered trademarks of ETS. This product is not endorsed or approved by ETS.TOEFLおよびTOEFL iBTはETSの登録商標です。本商品はETSの承認または推奨を受けたものではありません。
ChatGPT is a trademark of OpenAI. This product is independent and is not affiliated with or endorsed by OpenAI.ChatGPTはOpenAIの商標です。本商品はOpenAIとは独立して制作され、提携・承認を受けたものではありません。
本書は学習手順を整理するための非公式教材です。特定スコアへの到達、出願要件の充足、AIによる推定点の正確性を保証するものではありません。試験形式、採点、申込方法、志望先の要件は、ETSおよび各機関の最新情報を必ず確認してください。
本書は公式問題、公式採点ルーブリック、第三者教材の転載を前提としていません。練習には、利用許諾のある教材、自作問題、公式教材を適切な方法で使用してください。
購入したら、最初にここ
ここから先で、最初に読むのはこのページだけ。
- 下の「マスタープロンプト」を最初から最後までコピーする。
- ChatGPTで新しいチャットを開き、そのまま貼って送信する。
- AIから聞かれる質問に、一つずつ答える。
- 設定が終わると、そのままDay 1の一問目が始まる。
- 翌日からは同じチャットへ「開始」と送る。
