受注した案件のほうが、競合が多かった
クラウドソーシングの応募ログを1,134件、全部数えました。
クラウドワークス1,022件、ランサーズ112件。2019年から2026年までの7年分を、管理画面から全件取り出して集計しています。世間で言われている案件の選び方とは、ほぼ逆の結果が出ました。
いちばん驚いたこと
受注できた案件のほうが、競合が多かった。
ランサーズは案件ごとの提案数(競合の数)が履歴に残ります。受注できた32件の提案数の中央値は67.5件、受注できなかった80件は53件でした。
提案数のレンジは4件から213件まであるので、少ない案件を選ぶ余地はありました。そのうえでこの結果です。
予算も同じでした。受注群・非受注群とも、予算の中央値は30万円。競合数でも金額でも、当たり外れは説明できませんでした。
では、何が効いていたか
2つの媒体で同じ方向に出たのは、ジャンルだけでした。
| 媒体 | 制作・デザイン系 | それ以外 |
| クラウドワークス | 4.3%(682件中29件) | 13.5%(340件中46件) |
| ランサーズ | 26.7%(90件中24件) | 36.4%(22件中8件) |
クラウドワークスでは、応募の3分の2にあたる682件を、契約率が3分の1しかない領域に投じていたことになります。
もうひとつ
効率化してから、契約率が下がっていました。
| 時期 | 応募・相談 | 契約 | 契約率 |
| 2019〜2020年(手で書いていた時期) | 737件 | 62件 | 8.4% |
| 2022〜2024年 | 171件 | 9件 | 5.3% |
| 2025〜2026年(効率化した時期) | 114件 | 4件 | 3.5% |
手で1本ずつ書いていた頃のほうが、2.4倍通っています。
この教材の中身
その1,134件の集計結果を全部開示したうえで、そこから引ける基準だけを渡します。
- 第1章 1,134件を全部数えた ── 集計方法と全データ
- 第2章 やめる基準を4つ ── 根拠の数字とセットで
- 第3章 残った案件に何を書くか ── 提案文のプロンプトと出力見本
- 第4章 実績を案件に翻訳する ── 言い換え辞書の型
- 第5章 記録して3か月後に見返す ── 集計シートと集計式
第5章がこの教材の要です。ここに書いてあるのは私1人のデータなので、あなたに当てはまる保証はありません。だからあなたが自分の応募ログで同じ集計をできるシートを付けます。3か月後に、自分の数字で答え合わせをしてください。
受注や収入を保証するものではありません。私と違う結果が出たら、あなたにとってはそちらが正しい。
