※【閲覧注意】スピリチュアルなお話も含まれます。
近年、発達障害と診断される人が増えています。
障害とされる具合も個人差が大きく症状も多岐に渡り
型に当てはめて考えられるようなはっきりしたものではありません。
医師による発達障害の診断は曖昧なものが多く、
発達障害とは言えないのに診断されているという場合もあるでしょう。
しかし、子供たちにおける統計として
自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する児童生徒数は急増しています。
障害のある子供に対する認知度が上がった結果
診断数が増える事により急増したという見方もあるでしょうが
それだけでは説明不可能な現象に思えて仕方ありません。
http://cpedd.nise.go.jp/horei/tokei
遺伝子による脳機能障害ということ。
ではどうしてその障害が起きるのか?
様々な推測はあるものの、はっきりとした原因は
分かっていないといってよいでしょう。
しかし、現実として子供たちを中心に急増しています。
分からないからといって原因を探る努力をしなければ
このまま増え続けていくことになるでしょう。
しつけがなっていないんじゃないの?
育て方が悪いんだ!そんな心無い言葉で傷ついている親御さんも
多くいらっしゃるのではないでしょうか
育て方が悪い?そんなことは決してありません。
症状が多岐に渡る為、一部の事を除き普通の子供は、中々障害と認識してもらえず
周りからは、我儘、空気読めない等レッテルをはられ
とても苦しい思いをしてしまいます。
育て方に関わらず、脳の機能障害による弊害だという理解が深まれば
親御さんにとっても子供にとっても周りの人たちにとっても
それが自然で普通のことなんだ、という認識に変わってくると思います。
それと同時に、出来る事なら障害を取り除ければそれに越したことはありません。
栄養療法で症状が改善した、という話は聞いたことがありますか?
大人のうつ病も、実は栄養不足で栄養が改善されたら症状も収まった
という話も多く存在しています。
もちろんそれだけで解決出来る病状ではない場合もあります。
人間の体は外から栄養を取り入れて選別し各所に送られ使用され
それぞれの箇所で上手に働き、内臓を再生し、エネルギーを生み出し
体全体をうまく動かしています。
脳機能障害ということは、その栄養エネルギー循環がうまく出来ていない
可能性があります。
普通の人なら1つのリンゴで足りる所を、脳機能障害のある人は
リンゴが3個必要だったり、10個あればうまくいく場合があったりします。
脳機能障害があるために、働きが悪くなっていて他の人より多くの
原材料が必要になる、という感じです。
それぞれ症状の具合が違う為、一概にこうすれば治る。ということではありません。
それぞれが探りながら自分に合う量を自分で見つけ出していくしかありません。
しかしそれでもやってみる価値は十分にあるでしょう。
体が必要とする栄養素は大体分かっているのですから。
そして、症状によっては薬との上手な併用で行っていくのも大事だと思います。
何でも、極端なのは本人にも周りにも負担がかかります。
楽に、苦しくない方法でというのが長続きのコツかなと思います。