変更履歴
Ver3.0 —> Ver4.0 (2024/3/24)
- オススメプランの修正 - オルカンの追加(2.1)
- オルカンとは を追加(3.4)
- さらに一段上の分散 を追加(3.8)
Ver2.0 —> Ver3.0 (2023/3/4)
- もうひとつの判断基準として PER を追加(4.6 章)
- IDECO の記述の修正(5.5)
Ver1.0 ̶> Ver2.0 (2022/8/15)
- リンクを一部修正
- 各種インデックスのチャートのリンクを追加
- マイナンバーに関する記載を追加
- IDECO の記述の追加
#### ごあいさつ ####
はじめまして。平塚と申します。
私は既に還暦を過ぎ、長年勤めていた会社も定年し、今は個人事業主として細々と収入を得ています。お陰様で老後の心配しなくていい程度の蓄えと、そこそこ遊べるだけの収入を得られる状況を作り上げることができました。
なぜこんなものを書こうかと思ったかというと、ある友人に金儲けの相談に乗ってほしいと頼まれたことがきっかけです。
私は商売が上手ではありませんし、実際、個人事業主としてあげている売上なんて微々たるものです。
でもいくつかのことを並行してやっていることで、年間を通すと生活費以上の収入は得られるようになれました。だから大きな事故とか病気とかがない限り資産は減らない、という状況は作り上げられました。
私がやっている方法は本屋に行けば解説書がいくらでも出ているような方法ばかりなのですが、その友人にはそれでもかなり参考になったようでした。
それなら同じように、会社からの給料からしかお金を得たことがなく、投資には全くの初心者に役に立つものが書けるかもしれないと思い、執筆を開始しました。
#### 最初に明確にすべきこと ####
副業とか投資と一口に言っても方法は千差万別です。その方法の正しい選択が成功の第一歩です。
投資の方法は、その目的、目標にマッチさせる必要があります。ただ何となくお金が欲しい、なんていうのは宝くじに当たるのを夢見ているのとなんら変わりありません。
- 目的とは、何に使うお金か、であり
- 目標とは、いつまでにいくら稼ぐか、ということ
老後の生活費を稼ぐ目的のために 60歳までに5000万を貯めるのが目標
とか
2年後に起業する目的のために 2年以内に1500万貯めるのが目標
とかです。
ちなみに私の目標は
不労所得だけで生活費を賄える基盤を作ること
が目的であり目標です。
#### 投資の方針 ####
投資の方針には大きく分けて2つあると思っています。それは
- リスクをとってでも大きく儲けたい
- 儲けは小さくてもいいからリスクを避けたい
の2つです。もちろんその中間の、中程度のリスクで中程度の儲け、というのもあります。
心情的には
儲けは大きいけどリスクはない
というのが希望なのでしょうが、そこにこだわる人は詐欺の格好の餌食になりますので注意しましょう。
投資の世界で、リスクが無い、なんて言う奴はほぼ間違いなく詐欺師です。
リスクとは何かと言うと
お金を失くすこと
です。投資で命を失くすほどのリスクはありませんが、全財産を失くすリスクはザラにあります。投資詐欺にひっかかり、退職金がほとんどなくなっちゃったという人も実際にいるでしょう。
私はサラリーマンをしながら、本業の仕事以外のいろいろなことでお金を得ようとしてきました。うまくいって今でも続けているものもあるし、失敗して(お金を失って)やめたものもあるし、単純に根気が足りなくてやめてしまったものもあります。
そして今は還暦を過ぎた年齢ですので、一番重視している方針は
損をするリスクを極力下げる
ということです。
大儲けは狙っていません。減らさない程度に稼ぐ、という戦略です。だって年齢的に損を取り返す時間はないし、これ以上お金が欲しいとも思っていないから。だから儲けるというよりは
減らさない
というのが私のテーマになっています。
減らさないためには、使う程度には稼ぐ必要があります。生活費より稼ぎが少ないと貯金を取り崩していく生活になりますので、年間の最低限の目標値は年間の生活費です。それ以上稼げれば、少しずつ資産が増えるか、生活のグレードを上げていくことができます。
でも爆発的に増やそうとは思っていません。今の生活レベルで特に不満はありませんし、墓場に金は持っていけないんで。
ですのでリスクを取ってでも大きく儲けたいのなら、私の教材は役に立ちません。そういう人は
タネ銭を作りながらチャートの見方を勉強する
のがいいでしょう。本屋に行けばいくらでもそういう本は売ってます。
#### リスク低減の鉄則 ####
では資産が減らないようにするために大事なこと、違う言い方だとリスクを下げる根本は何かというと、それは
分散
のひとことにつきます。ひとつのことだけに集中しないということ。
まずは
会社だけに頼らない
というのが一番大事です。会社とか行政はあなたの生活を守ってくれません。あなたを守れるのはあなた自身だけです。他人に頼るなってこと。
だってあなただって他人の生活を守ってあげようなんて思ってないでしょ。
行政がしてくれるのは「死なない」という最低限のことだけです。そんな底辺の生活なんてしたくないです。でもそのためには、お金が必要なんですよ。
だから自分で稼げないと会社をクビになったらアウトです。私は外資で働いていたので、会社の業績が悪くなってクビになった人を腐るほど見てきました。会社都合というやつです。何も悪いことしてないのに、いきなり仕事を無くしちゃうわけです。
そういう場合には会社は使えない奴から切っていきますので、切られた人は次を探すのも苦労するでしょう。その時に給料だけが収入源だと貯金を取り崩す生活になってしまいます。同じ状況でも切られない人もいるわけだし、切られたなりの理由はあるんですけどね。
クビでなくても、会社そのものが倒産でなくなっちゃうことだってあります。もう有無を言わさず放り出されちゃうわけです。自分だけは大丈夫、なんて甘い考えは危ないですよ。
政府は
年金だけじゃ暮らせないから最低2千万は貯めてね
と言ってますが、信じてます?
あのね、2千万で足りるわけないじゃないですか。年間の生活費を300万に抑えたってたったの7年でなくなるんですよ。200万に抑えても10年でなくなります。あなたは何歳まで生きる予定ですか? で、年間200万の生活ってかなり惨めなものですよ。
2千万なんて貯まるわけないじゃないか、なんて文句を言ってる人がいますが、論点がズレてます。貯められるかどうかはあなたの都合でしかなく、そんなの知ったこっちゃないですし、貯まらなかったら悲惨な将来が待ってるってだけなんです。どうにかなる、なんて考える人が多いですが、どうにもなりませんよ。金がない老人ほど悲惨なものはありませんからね。
この教材のメインのトピックである株式投資で例を出すと、分散とは、ひとつの銘柄だけに自分の資金を注ぎ込まない、ということ。資金は分割して最低でも2社、可能なら4社か5社を買いましょう。
例としたら円高で上がる銘柄と円安で上がる銘柄の両方を買っておくということです。
銘柄の分散は思いつきやすいのですが、もうひとつ大事なのは
時間の分散
です。
どういうことかというと、1回で多すぎる量を買わないということ。これも資金の都合になりますが、買う時期をあえてズラした方がリスクは下がります。
そしてもう一段高い視点から見ると、株に全資金を投入するのも、分散の観点からいうと間違いになります。
株式市場が暴落すると、銘柄を分散しておいても大損します。だから株とは値動きが違うものに分散投資しておくことで安心感が高まります。
例えば「純金」です。
最近の金相場はちょっとおかしいのですが、有事の際には株は暴落しますが逆に金の値打ちはあがります。例えば戦争です。歴史的に見て、戦争が起きると株価は暴落しますが、金の値段は上がります。
私は、金を買え、と言ってるわけじゃなくて
資金は分散して異なる値動きをするものに投資しろ
と言ってるんです。
#### 私の投資履歴 ####
では実際に私が今もやっているもの、過去にやったもの、を説明していきます。
- 株式投資
- FX
- 純金積立
- 不動産投資
- アフィリエイト
- 教材作成、販売
- 銀行預金
それ以外の収入源は年金です。年金は60歳から繰上げでもらっています。5年前倒しでもらうので30%の減額なのですが、65歳から満額で貰い始めても、もらう額がトントンになるのは77歳です。だったら早くもらっちゃおう、と60歳から貰い始めています。
ー 株式投資、FX
株式投資と不動産投資は、元手が必要です。特に不動産投資は大きな元手がないと不利です。この2つは今でも継続しており、私の収入源の柱になっています。株式投資は元手が大きいほど有利ですが、少額から始める方法はいくつかあります。
FX は株式投資と似ているといえば似ていますが、私はボロボロに負けて撤退しました。2度とFX に手を出すつもりはありません。
株とFX の一番の違いは時間の感覚です。FX は変化が速いんですよ。私はついていけずにボロ負けしました。だからスピードに耐えられるのならFX もありかもしれません。
最近流行り始めている暗号通貨ですが、私は手を出していませんし出すつもりもないです。なぜなら仕組みがよくわからないから。わからないものには手を出さない、というのが安全面を重視する私には大事なことです。
FXにしろ暗号通貨にしろ、儲ける原理は株と全く同じで
安く買って 高く売る
に過ぎません。ブロックチェーンがどうとか、どんなごたくを並べようと収益の原理は一緒なんですよ。安く買い、高く売る、これ以外に儲ける方法はありません。
分散という意味ではやった方がいいかもしれませんが、私には株で十分だし、FXや暗号通貨に資金を投入するくらいなら純金を買い増ししますね。そこは個人の判断でお願いします。FX や暗号通貨が性格に合ってる人もいるでしょうから。私はやらないっていうだけなんで。
ー 純金
金は特殊ですが、やっておいた方がいいです。
でも金では儲けるという意識ではなく、最後の滑り止め、という意識でやった方がいいです。なぜかと言うと
有事の金
と言われるほど、価値が普遍的だからです。日本だろうがアメリカだろうがヨーロッパだろうが中国だろうが金には価値があり、何千年にもわたって価値を持ち続けているのが金です。
通貨なんて国家が不安定だと価値がありません。
例えば中国なんてこの150年の間に通貨の価値がゼロになったことが2回もあります。清から中華民国になった時と、中華民国から中華人民共和国になった時です。その時、どんなに通貨を持っていても、一文無しと同じです。今だって危ない国の通貨は持ちたがらずドルを持ちたがりますよね。なんだかんだ言って、アメリカが一番強いからです。そのドルよりも金の価値は普遍的です。
オススメとしては、なるべく早く年収分程度の金を入手してください。それがあれば日本で問題があっても金を持って外国に行ってなんとかなります。
ー 不動産投資
私自身は不動産投資もやっていますが、これから始めようと考えてる人にはオススメしません。めんどくさい割に儲からないんですよ、不動産投資って。はっきり言って初心者向きの投資ではありません。テレビで「みんなで大家さん」なんてコマーシャルが流れていますが、絶対にやらない方がいいです。友人が今から新規で不動産投資を考えているなら、全力で反対しますね。
なぜなら不動産投資には元手が必ず必要ですし、現実的には高額なローンを組む必要があります。手持ちの不動産に店子が入らなければ収入ゼロです。収入ゼロでも固定資産税は必ずかかります。最悪の場合、ローンが支払えなくなると所有の不動産は担保として取られ、それでも残った残債は支払わなくてはならない、という借金だけが残るという悲惨な状況になりかねません。
不動産投資をする元手があるなら、株式投資をオススメします。あるいは金のスポット買いです。
私の方法で株式投資をすれば、不動産投資より大きな収益がみこめ、かつ手間はおそらく不動産投資の 10分の1程度です。株式投資で不動産のように負債を抱えることはありません。だって借金で株を買うわけじゃないので。最悪で手持ちの資金がゼロになるだけで、借金は背負いません。
不動産投資、特にワンルームマンション投資だと、粗利がそもそも低いんですよ。粗利とはマンション購入代金に対しての家賃収入です。例えば2000万円の部屋を買ったとして、月8万の家賃だとすると、年間たったの96万円の収入しかありません。粗利で5%ないんです。資金回収に20年もかかっちゃうわけですよ。
そこから税金を払ったり諸経費を引き、かつ空室のリスクを考えると、サラリーマンが不動産投資に手を出すのは極めて危険です。
不動産投資をするのなら、最終的に10軒持つとか、ある程度の数を持つことをゴールにしないと収益を上げ続けるのは難しいでしょう。
不動産屋さんは美味しそうなことを言うわけですよ。不動産部分がマイナスになっても給料と合算すれば税金が戻ってくる、なんてことをよく言いますが、最初から赤字になることを前提としてるのは投資じゃないです。儲けるためにやるのに、なんで赤字が前提なの? 違法ではないですが、詐欺としか思えませんね。
大事なのでもう一度言いますが
赤字になるのがわかっていることは、やってはいけない
これはどんな投資においても絶対のルールです。
お金を増やすのが投資の目的なので、「赤字が出るけど給料と合算で税金が戻る」なんてのは投資でもなんでもなく、お金の無駄遣いです。儲かるのは売り付けてる不動産屋だけですから。税金の戻りなんて微々たるもので、赤字額には遠く及びません。不動産投資をやるなら、ローンの返済額込みで初年度から黒字になる物件以外には絶対に手を出してはいけません。そういう物件の探し方もあるのですが、本題とは違うので説明は控えます。
ー アフィリエイト
投資とは違いますが、副業という観点なら
アフィリエイトが最強
です。
元手がゼロでも始められ、運用コストもほとんどかかりません。パソコンはあった方がいいですが、最悪スマホだけでやろうと思えばやれます。
アフィリエイトとは
商品をお客さんに紹介して、お客さんが買ってくれたら販売者から手数料をもらう
という商売です。つまり販売斡旋業ですね。
優秀な人はアフィリエイトで毎月500万の収益があったり、年間で億を超える収益を出す人もいます。有名な与沢翼さんはリアルのビジネスも手がけていますが、基本的にアフィリエイトで財を成しています。
でもそうなるためには、かなりの根性が必要です。手軽に初めて簡単にお金儲けができるものではありません。なんかアフィリエイトは簡単にお金を稼げると勘違いしている人が多いですが、大きな間違いです。稼げるのは確かですが、稼ぐためにはかなりの根性が必要です。
だってあなたの文章とかブログを見て、「これが欲しい」と人に感じてもらえないといけないんです。そのためには文章を書く力も必要ですし、その商品、製品を紹介できるだけの知識も必要です。適当な文章しか書いてないブログから購入したいと思う人はいないんですよ。
ではアフィリエイトは稼げないのか?
違います。今の世の中で、元手がゼロでアフィリエイトほど稼げる業種は存在しません。副業としてやるなら「最強」です。
1年で数億円を稼ぐスーパーアフィリエイターもいるかたわら、月に1万も稼げない人が大半なのが現実ですし、1円すら稼げないでやめちゃう人も多いです。
ラーメン屋は儲からないのか?
そんなことはないですよね。繁盛店もあるけど潰れる店もあるわけですよ。アフィリエイトもそれと同じです。アフィリエイトで稼ぎまくる人もいるけど、全く稼げない人もいる。他の業種と何ら変わりはありません。
アフィリエイトは儲かりますが、儲けるためには根性が必要で、私にはその根性がありませんでした。
でもアフィリエイトは一度環境を作っておくと、忘れた頃にちょろっと収益が出たりしますので、私も時々お小遣い程度が銀行に振り込まれます。
ー 教材作成、販売
教材販売も元手は必要ありません。文章を書ける環境があればいいです。
ただ文章が書くことが苦手な人には向いていません。私は幸い、本業で日常的に報告書を書いていたため文章を書くことには慣れていたので、そこそこの数の教材を登録し、お小遣い程度の収入は得られるようになりました。
道具としてはパソコンの方が便利ですが、スマホでもやれます。お金がないならオススメは iPad + キーボード ですね。文章を書くのにそれほど高性能のパソコンは必要ありませんし、ネットに繋げればいいだけですから。ただ綺麗なグラフィックで飾り立てたいなら、やはりパソコンの方が有利でしょう。
ー 銀行預金、貯金
投資とは言えませんが、蓄財の王道、預貯金についてです。
投資を今までやったことがない人は多いと思いますが、積み立ての定期預金は多くの人がやっているでしょう。逆に積み立て貯金をやったことがない人の方が少数派でしょう。
貯金、預金は元本「は」保証されてるので、損はしないと思っている人が多いですが、それは大きな間違いです。
預貯金は自分が入金した分しか貯まりませんし、利息はほとんどつきません。今の利率だと100万円の1年の利息ってたったの20円です、20円ですよ。1000万あっても200円にしかならないんです。笑っちゃいません?
利率が物価の上昇率より高いことは絶対にないので、額面額は少し増えたとしても、実質の価値は必ず下がります。
つまり
預貯金は損が確定している金融商品
なんですよ。
それでも私も預金はしています。お金が必要になった時にすぐ使えるから。流動性の高さが預金のメリットだから。
株は換金性は割といいけど1週間程度かかりますし、不動産の現金化は最短でも1カ月くらい、普通は数ヶ月かかります。
だから預貯金も必要です。
問題は すべての手持ち資産が預貯金 ってことです。損することが確定しているものしか持っていない、というのが問題なんです。
預貯金でお金を増やそうと考えているなら考えを改めた方がいいです。原理的に無理なので。銀行預金はお金を増やすためのものではなく、お金の流動性を保持しておくためのものなんです。だって増えないですもん。
節約してお金を貯めることもできなくはないですが、サラリーマンの場合、1年に貯まる最大は飲まず食わずでも年収分です。現実的には年収の20%くらいですよね。
ではどうすればいいか?
私の提案は、もし初心者に勧めるなら
株式投資
の一択です。
#### 初心者にオススメする方法 ####
では根性のない私でもそれなりに続けられて成果が出て、初心者にもオススメできるものは何かというと
株式投資 と 教材販売
の2つです。
根性があるなら、それにアフィリエイトを追加します。でも私自身がアフィリエイトで大した成果を出せていないので、説明することができません。
教材販売は元手が全く必要ありませんし、もし売れなくても損をするのは教材作成にかけた自分の時間だけです。だから金銭的なリスクはゼロです。あなたの時間が潰れた、ということが考えうるリスクになります。
私は自分の経験を教材にして売っており、そこそこの収益をあげています。ただ教材販売で儲けるためには、知りたい、と思ってもらえるノウハウをわかりやすく書く文章力がどうしても必要です。文章を書くのが苦にならない人でないと難しいです。
特殊な技能を必要とせず万人向きで、そして私が現時点で収入の大きな部分を占めているのは、実は株式投資です。
ですので、株式投資をメインに解説します。
株式投資というとギャンブルのひとつみたいに思っている人も多いですが、違いますよ。ギャンブルをイメージしているのは投資ではなく「投機」ですね。
実際、投資はギャンブルよりはるかに儲かります。ギャンブルと違って胴元がいませんから。
競馬なんて、勝とうが負けようが、胴元が25%を持っていきます。残りの75%を当てた人で分けてるんですよ。ずるくない? 宝くじなんてもっとひどくて、胴元が半分持っていきます。正確には 54% です。宝くじなんか買ってる人の気が知れません。追加で税金を払ってるようなもんです。
冒頭でも言いましたが、私の基本方針は
減らさない
ことです。大儲けは最初から狙っていません。1年かけて1年分の生活費を稼げれば目標クリアです。
どんなものでもそうですが、メリットとデメリットはペアになっています。大儲けできるものは大損する可能性を秘めていますし、損をしづらい方法は儲けも少ないです。リスクが小さいけど儲けが大きい、なんてのはありません。というか私は知りません。そんな誘い文句を言う人は詐欺師だと考えた方がいいですよ。
最近、政府が投資を奨励するようなことを言って、それに文句を垂れてる人が多いのですが、そういうのを聞いてると、頭悪いなー、と思ってしまいます。
給料は日本では上がりにくいです。なぜなら上げられるほど会社の業績がよくないから。でも生活費は上がります。買おうと思っている商品、製品はどんどん値上がりしてます。入ってくる給料が同じなのに出ていく支出は多くなっていくわけで、何もしないと目減りしていくんです。
その現実に背を向けて自分で対応策を考えもせず、なんとかしろ、と他人に文句言ってるだけの人の行く末は見えてます。なんとかしろ、と言えばなんとかなるとでも思ってるのが頭の悪さを証明してますね。言うだけでなんとかなるなら、私なら百万回でも唱えちゃいますよ。
で、何するかと思ったら、なけなしのお金で宝くじを買っちゃうわけです。バカじゃね? 宝くじやスポーツくじの半分は税金ですよ。
他人はあなたを助けてくれません。あなただって自分が困ってるのに他人を助ける余裕はないですよね。だから他人もあなたを助ける余裕なんかないんです。なぜそんな簡単なことがわからない?
あなたができることは、自分でなんとかすることだけです。それの一番現実的な方法が投資ですよ、と政府が言ってるだけなんですよ。
株式投資、あるいはもっと広い意味での投資で大事な事はなんだと思いますか?
安く買って高く売ること?
もちろんそれは大事なのですが、私のスタイルは違います。
私のスタイルは
儲けることより「損しないこと」を重視
なので、いかにして全体のリスクを低くするか、ということに注意しています。
そう思っていても損する時は損します。だから損しても損害を低く抑えられるように投資しています。
そのかわり、大儲けはできません。
そのためにやっているのは
分散
です。ひとつのカゴに全ての卵を入れちゃいけないんです。
分散は
- 投資対象
- 時間
に対してかけます。
株を例にあげると
- ひとつの銘柄に全資金を投入しないこと
- なるべく違う業種の銘柄を買うとこと
- 円高で不利な業種と有利な業種を混ぜること
- 1回でたくさん買わずに、何度かに分けて買うこと
などです。性格の異なるものを組み合わせる、時間を分ける、ということ。
もっと大きい目で見ると、株に全額を突っ込むのではなく
- 株式
- 不動産
- 貴金属
- 現金
などとの分散がよりリスクの低減になります。そのためにはお金が必要になってしまうというループに落ち込みますが、少ない資金であってもひとつに集中させないことが大事です。
株式投資は危ないと思っている人も多いですが、それは正解でもあり不正解でもあります。
大儲けできる方法は大損するかもしれない方法であり、株を知らない人はそのイメージを持っているのでしょう。
でも
リスクが低く(ゼロではないが)、でも貯金の100倍以上の儲け
という方法はいくつかあります。
株だと1年で2倍なんてザラにありますし、運が良ければ1年で10倍なんてのもあります。
100万円の元手が1年後に200万になるのは珍しいことではないし、100万円が1年後に1000万になることも株の世界ではあります。
でも私が狙っているのは、年間5%です。100万円が1年後に105万円にしかなりません。
ショボいでしょ。
でもここ10年というもの、100%の確率で達成してます。年5%を達成できなかったのは、過去10年で1度もありませんし、実際は5%より上です。ある年は30%の利益を上げたけど、翌年は20%の損をした、なんてのはイヤなんですよ。コンスタントに毎年 5% を確定させていきたいんです。
- 私の方法だと 1,050,000 円
- 銀行預金だと 1,000,020 円
です。銀行預金の250倍が確実に手に入ります。
まぁ株なので100%安全なのではありませんが、限りなく100%に近いです。
ちなみに、あなたは年間の生活費ってどのくらいですか?
仮に今の年収が500万円だとしたら、現実的ではありませんが、計算上は資金が1億円有れば毎年500万円が、つまり年収と同額が安全に手に入ります。
そこまでいかなくても、年収が100万増えたらすごく楽になりません? 100万円なら資金が2000万で達成できます。まだ額としては大きいですが、射程に入ってきませんか?
この方法だけではなく、もう一つの方法でも投資しています。私は2つの方法で株式投資をしていて、その2つは似通っていて、リスクが低いのが特徴です。
株式投資だとチャートを分析して買い時、売り時を判断するイメージがあります。そしてパソコンの前に張り付いているイメージがありませんか?
私もチャートは見ますがあくまでサブのデータとして使っているだけで、判断に使うメインのデータは ヤフーファイナンス に無料で公開されている財務データです。判断基準も明確です。
そして株の売買のオーダーは土曜日の夜に30分くらいデータを見るだけでほぼほったらかしです。投資に使っている時間は週に1時間程度のものです。
もう一つの方法なんて、チャートすら見ません。
お金は儲かりたいけど、株式投資にあんまり時間を使いたくないんです。
- 実質金額が目減りしない程度に儲かり
- 損するかも、という心配をしなくてもよくて
- 手間があまりかからない
というのを目指した結果、現在私が使っている方法です。
ただし、しつこいですが、爆発的に儲かることはありません。そのためゼロから資産を増やすには時間がかかります。でもそれは仕方ないですよ。今までやってなかったんだから。
私の方法でやると、年間5%ぐらいが普通で、良くても10%、悪くても3%程度です。手間がかからずリスクが低い代わりに、儲かる額も低いです。
なぜなら老後の資金を目減りさせたくないから。そこそこ蓄えがあるので、シャカリキに儲ける必要がないという事情もあります。減らなきゃいいや、っていうスタイルなんです。
株で大儲けをしたい人には全く役に立たない情報ですが、投資は全くやったことがな
- どこから始めたらいいんだろうと戸惑っている初心者
- 老後の資金を減らすことだけはなんとか避けたいおじさん
には役に立つ情報だと思います。
実はこの教材の方法って、本屋に行けば手に入るものばかりです。
でも本屋の株式投資の本って、儲かるかもしれないけどリスクが高いものがほとんどです。私の方法を書いてる本もありますが、初心者では見分けるのが難しいかもしれません。
大サービスで答えを言ってしまうと、その2つの方法とは
- インデックスファンドの積み立て
- 高配当銘柄の分散投資
の2つです。知ってる人なら
ああ、それね
と思われちゃうほど古臭い方法ですが、株式投資の手法の中では抜群の安全性があります。
そして株をやってる人のほとんどには
儲からないからやらない
と敬遠されがちな方法でもあります。
ここまでは無料ですが、方法を具体的に説明しているここから先は有料になります。pdf の書類になりますので、パソコンでもスマホでも読むことができます。
内容としては
- そもそも「インデックスファンド」ってなに?
- どうやって積み立てするの?
- どこで買えるの?
- 高配当株ってどうやって探せるの?
- 買わない方がいい高配当株って?
- 買いたい株の価格が高すぎて手が出ない
多くの人に読んでいただきたいので、価格は500円です。本屋の本ってほとんど千円以上しますから、格安だと思いません? それにアップデートしたらアップデート版は無料ですから。それに回数無制限の質問を受けますよ。
では500円を払ってでも私の投資方法の詳細を知りたい方は、教材を買ってください。参考のため目次を公開します。
- 1.平塚の投資スタイル
- 2.初心者にオススメする平塚の投資手法
- 2.1.インデックスファンドの積立て オススメプラン
- 2.2.高配当銘柄への分散投資
- 2.3.時間の効果
- 3.インデックスファンドの積立て
- 3.1.基本中の基本
- 3.2.安全性を高める
- 3.3.インデックスファンドとは何か?
- 3.4.オルカンとは?
- 3.5.ドルコスト法
- 3.6.実際の分散
- 3.7.積立ての他のメリット
- 3.8.さらに一段上の分散
- 4.高配当銘柄への分散投資
- 4.1.高配当銘柄をどうやって探すか?
- 4.2.買わない方がいい高配当銘柄
- 4.3.買いたい銘柄が高すぎて買えない時は?
- 4.4.値下がりした時にどう考えるか
- 4.5.値下が(暴落)は実はチャンス
- 4.6.配当が下がった場合にどうするか
- 4.7.もうひとつの判断指標
- 5.実際に行う作業
- 5.1.証券口座の開設
- 5.2.インデックスファンドの積立ての設定
- 5.3.高配当株の選択と購入
- 5.4.必要なら高配当株の積立て
- 5.5.つみたてNISA の設定
- 6.無料で使える便利なツール
- 6.1.平塚が使っている無料ツール
- 6.2.ヤフーファイナンス
- 6.2.1.自分のポートフォリオ
- 6.2.2.ポートフォリオの作り方
- 6.3.かぶたん
- 7.最後に
購入頂くと、詳細を解説した pdf をダウンロードできます。