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FXテクニカル完全攻略本 専業トレーダーの手法6種全公開

FXテクニカル完全攻略本 専業トレーダーの手法6種全公開

¥48,000
中二病トレーダー

中二病トレーダー

  「もう〇〇億稼いだ手法、月間〇〇〇〇PIPSの人たちに騙されるのやめて

自分の技術とテクニカルをみがいて普通に勝ちに行きませんか?」  

プロローグ

挨拶

はじめまして。
相場歴6年専業3年目のトレーダー「中二病トレーダー」です。

まずはじめに簡単な自己紹介をさせていただきます。
私は中学生から投資家に憧れを持ち、高校時代からFXの勉強を始め18歳になると同時に海外口座を開設しました。
そこからは思い出すだけで地獄のような日々でした。毎月バイトで得た収入はすべて入金し溶かし、FXにのめりこむあまり、友人との交流も次第になくなり。家族に頼ることのできない自分は、資金確保と生活コストを下げるために地方に一人移り住み派遣と入金の日々。

私に投資の基礎。相場の見方、相場との向き合い方、を教えてくれる人はだれ一人いなく、商材を購入しようにも誰も信用することのできないこの投資界隈、ひたすら相場と向き合い思考し検証を繰り返すしかありませんでした。
そうしてFXの基礎知識からメンタル管理、リスク管理、相場との向き合い方、手法のすべてを独学で築き上げました、
誰も知り合いのいない地方に出て相場だけとひたすら向き合い3年
それだけの地獄のような日々を繰り返すうちに次第と勝率もあがり手法もより勝率の高いものに磨き上げられ気が付くと。入金し続けた300万以上の金額を取り戻し、毎月利益をあげるいわゆる専業トレーダーになることができました。

勝ち組トレーダーとして毎月増える預金残高を眺め、FXの利益のみで欲しかった車を買い。心にも余裕のある生活になり早2年半、何が起こるかわからないこの世の中、人生FXしかしてこなかった自分も何か新しいことに挑戦していこうと考え。この自分が地獄のような日々で磨き身に付けた相場分析技術。
利益を上げ続けるためのトレーダーとしての相場の本当の見方と考え方
専業トレーダーとして培ったすべてを手法を含めてこの度公開しようと思います。

本記事の内容

投資家心理に基づくテクニカル手法 全6種
本記事を皆さんが購入するにあたり一番気になるであろう手法について初めに簡単に触れていこうと思います。
本手法はインジゲーター等を一切使用しないFXにおける短期トレードの手法になります。そのため完全に相場に沿った期間計算、リスク管理、値幅予想をします。もともとは裁量でその裁量をシステムトレード的に運用し磨き続けた結果完成した手法です、そのため他の手法と比べ本記事に乗っている手法を実践しなくとも、勉強するだけで確実に身になりトレーダーとしての相場分析力、優位性(勝ち方)の獲得と直接的にトレーダーとしての成長につなげられます。

本手法は投資家の思惑、その時の相場の流れから相場の本質的な動きをとらえ、ダウ理論、エリオット波動論、をメインにフィボナッチ数列、フラクタル構造の相場において重要な本質的部分を用い分析、そこから導き出される本当に重要なラインをトレードに落とし込んだテクニカル手法となっております。
ダウ理論もエリオット波動論も相場に向かい合っているすべての人が持ち合わせている投資家心理に基づいた理論なため、相場において確実に効力のある信用できるものとなっています。インジケーターなどの優位性の薄いもので成り上がるのは自身には無理でした。
そのため本手法は
「この数値で設定した中期移動平均線と長期が交わったらエントリーしてね」のような簡単なものではありません。
相場の本質に触れ、投資家の思惑に触れ、そこから導き出した手法なのでかなり角度の高いものとなってます。ですから脳死してサルでも稼げる!手法!というお手軽なものではありません。

しかしその分、『本記事を読むだけで誰でも勝てる!億トレ簡単になれます!』などではありませんが、本気で本記事を読み込み学習し技術を磨き上げれば、他の手法よりはるかに高い成功角度を保つことができますので、現実的に10万円を1月で100万円に、半年で1000万利益をのこすことも可能です。その私自身が、長い時間と地獄のような日々、専業になってからの日々のFXに対する全てを半年近くの時間をかけてブラッシュアップして作成した記事です。もちろん半年で10万円から1000万円をつくる難易度はかなり高く日々の絶え間ぬ努力と研鑽が必要ですがそれを可能なのがFXデイトレードなのです。
本記事を学習し手法を自分のトレードスタイルに落とし込むのであれ、本記事で公開されている手法を身に付けるのであれ
自信をもって堂々提供できる内容であると自負しております。

本記事の注意点

・本記事の手法はFX短期売買(通称デイトレード)におけるテクニカル手法になります。手法の特性上、長期や中期トレードでも有効な手法である可能性は高くありますが、中期長期トレードでの運用をお勧めしていません
(無料公開範囲 1章内容にて後述)

・本記事ではググって出てくるFXの口座開設方法や信頼できるFX業者などのことや用語の解説はありません。そのため今日からFXをはじめる人にはすこしオススメしにくい記事になっています。本記事はすでにFX口座を開設済みで取引が可能、最低限としてろうそく足の読み方がわかる方々へ向けた記事になっております。

・無料公開部分を多く公開しております。それをできない商材業者様などは偽造かどうかもわからない札束の写真や異常な勝率の取引履歴などを公開してブランディングなどを行ったり、一種の洗脳的文章を書き。裏でこそこそ販売をおこなう方なども中にはいますが、そんなものはいくらでも偽造できますし。本記事では記述したいFXや手法に関しての情報が多すぎますので、前述した購入者様のトレードにおいて利用価値も成功への角度上げもできない、そのような行為や類のものは記載しておりません。

・現在本手法のみを用いている自身のトレードはロンドン~ニューヨーク時間の10時間ほどで、ドルストレートの4通貨をメインに日に1~3トレードほどです。(現在は資金が増えたため無理はせずこの通貨数ですが、他の通貨ではこの手法が使えないというわけではなく以前監視通貨は12種類。日に2~6トレード)
もちろん手法が狙えない場合はノートレードになる日もあります。トレード本数は手法において再現性という面で重要であるためご参考ください。

・本記事はトレーダーである自身のトレード手法や相場への考え方を公開しているコンテンツです。投資助言等、投資判断基準を提供しているコンテンツではありませんご注意ください。

なぜあなたがFXで勝てないのか

いまこれを読んでいる中の多くの方々はいろいろな手法を学び幾度となく相場に挑むも惨敗を繰り返してきた方々かと思います。

(現在中期的にトレードで利益を残していてスキルアップのための学習として本記事を読んでいる方はこの項目を飛ばしていただいて大丈夫です!)

では、なぜ勝てない、資金を溶かしてしまうのか?
要因は様々ですが。
・本当にその相場分析方法、手法から利益を残せるだけの優位性が存在しますか?
・その優位性に対してリスクを取りすぎていませんか?
・資金。目標。収入の大きく異なる方のトレードを参考にしていませんか?
・あなたの使っている手法。インジゲーターは簡単でお手軽かと思いますが1割しか勝てないといわれるFXを本当に攻略できるほどの優位性があるのでしょうか?
・あなたの相場への知識は足りていますか?

まず初めにこれは絶対的なことですが100万円利益を目指すとして
FX資金が10万円の人と1000万円の人では難易度が大きく違います。
これは間違えないでください

そして、ただあいまいに目標がなくとにかく突っ走しろうとしても相場の世界は過酷です。
いつかは挫折し多くの人があきらめて去ってしまったり、精神的に追い詰められ間違った取引をして退場してしまいます。

まずは期間内の目標を設定しそれを可能にするためにはどのくらいの取引数、勝率、値幅が必要なのかざっと考えてみてください。
あなたの取り組んでいるトレード戦略でそれを現実的に可能なのか。
可能であればそのためには何が足りていないのか。

ひたすらに取引をおこない、そこで学んでいくことも大切ですが。
ただ入金。取引。退場を繰り返すより。一度立ち止まって考えなおすことも時には重要だとです。
知識が足りていないのであればFX口座に入金するするよりも知識をつけることに自己投資したほうが結果的に利益を残せると思います。もちろん本記事を購入しろという意味ではなく、足りていない知識の内容の書籍を購入したりするのもとても有効だと思います。

そういったものも含めて軍資金が足りないのであればまずはいったん相場から離れ、可能な学習を行いながら軍資金をためたりするのもとても有効だと思います。

自身も、まだ継続的に資金をスノーボールできていなかった時期一度取引をやめ、3ヶ月間と期間を決めその間ひたすら技術と知識を身に付けることに全力を注いでから取引を再開して勝率が大きく向上しました。
今一度思考し、FXで勝つために、自分に今何が必要なのか考えてみてください。

最後に本記事購入を検討していただいてる方へ

大前提として本記事を購入したからと言って魔法の力が働いて誰もが絶対に稼げる!というコンテンツではないことをしっかりご理解ください。

本記事の有料価格は決して安いものではありません。ほかにもっと安いコンテンツを提供している方々もたくさんいます。
ですがこの強気の値段に関しては自身のこの記事に対する自信でもあります。
正直自分が当時フリーターでバイトで収入も少なく月々の収入の8割を入金、退場を繰り返していた。本当にどん底で地獄のような日々のときにこの記事をこの値段で提供してもらえるなら安すぎると思います。

また安く提供しすぎてしまうと本当に稼ぎたい!勝てるようになりたい!という熱意の足りない方々に購入されてしまいます。有料のコンテンツを提供する以上は購入者様にそれだけの価値を提供したいと考えています。
そういった熱意の足りない方々では、正直FXでどんなにいい情報を提供しようが成功する可能性は著しく低いと思います、決して甘い世界ではありません。

本記事は3分1ほどの量を無料公開させていただいています。その部分をよく読みこれだけの対価を払って良いなと感じていただけた方のみご購入をお願いいたします。
詐欺まがいのコンテンツなどが多く出回っている業界です。自身が被害にあったこともあります。あこぎな商売を行うつもりは一切ありません。
質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

有料範囲最後にdiscordのIDを記載しております。質疑応答、簡単なレクチャーなどアフターサービスは行っていますが。商品の性質上基本的に返金対応は行っておりませんのでご了承ください。
またその対応と自身のトレードもありますため、販売数量を制限しながら販売しておりますが告知なしに販売を休止する場合があります。

本記事の文章。100枚を超える画像や資料はすべて自身が作成したものになります。
無料部分を含めて無断での転載や海賊版の販売には法的措置を取らせていただく場合があります。そのような行為又は類似した行為等も禁止させていただいております。

問い合わせメールアドレス
traderlv99@gmail.com
有料範囲購入済みの方はdiscordにてお問い合わせください。

1章トレードの本質

1節 FXの習熟段階と習熟方法

これから学習を始めるにおいて最も大切なのは自分が
一定の利益を出し続けられる技術の習熟したトレーダーがゴールだとして。今どのフェーズにいるか確認することです。

FX(ほかの投機、投資も同様)にはこのような習熟段階が存在します

資料1 FXの習熟段階

FXの習熟段階において一般的に知られている(ググったら出る)ピラミッド構造の資料を用意しましたが、実はFX短期トレードにおいてこの習熟段階図は重要な場所に間違いがあります。
正しくはこちらです。

資料2 正しいFXの習熟段階 

テクニカル分析とファンダメンタル分析は分けて考えてください。
これに関しては次の[1章2節テクニカル分析・ファンダメンタル分析]にて詳しく解説します。
FX短期トレードを行う方は、いまは正しい習熟段階はこっちなんだということを覚えてもらえたら大丈夫です。

話を戻しますが「FXが難しい!」「9割が稼げない!」といわれているのはこの習熟段階をしっかり踏まずに基礎を飛ばしやすい参入構造にもあると思います。
各FX業者では口座開設のアフィリエイトがあり利益率の高いことから
アフィリエイトを生業としている方々からかなりの人気があります。
そのためどんな場所で「FX始め方」などと検索しても大概がこのアフィリエイトサイトにあたり、口座開設をまず第一にさせられるせいで、FXを始めた人たちがいきなり、為替や相場に対する何の知識も持たないにもかかわらず取引が可能な状態になってしまいます。そうなった初心者はまず、取引をしてみようと思い。思い切りの良いひとは勘でトレードをはじめ。慎重な人でさえも多くが検索して簡単に出てくるアフィリエイターの書いた手法を実践して取引を始めてしまいます。

資料3  FXをはじめたひとのルート

このように基礎がおろそかになりがちなのです。
何事も基礎は超重要なことで、間違ったベースの上に建てられる理論や構想はどんなに素晴らしいものだったとしても簡単に傾き崩れ落ちてしまいます。
特に「必ず」が存在せず運要素がどうしても存在してしまうFXにおいて揺らぎというものは必ず起こりうるので、それらが起きた時簡単に崩壊し、自分の手法の優位性や取引ルールを信じ切れず、損切りできなかったりルールを守れなくなり退場。
ものすごい数の人がこうやってFXをあきらめていったと思います。
このFXの習熟段階図において自分は今どの位置にいるのか考え
なにか学びぬけていることがないか確認してみてください。
しっかり正しい知識を学び成長を続ければFXで稼ぐことは誰でもではありませんが、現実的に可能です。

習熟段階図においてテクニカル分析のフェーズに差し掛かり、しっかりと優位性の確立された勝てる手法にたどり着いている方たちは、その次のステップとしてさらに手法の精度を増すためにどういった時に自分の手法で勝ちやすいのか考えていると思います。ここで、なかなかそのポイントが見つからないという人々は相場への理解度と手法の理解度がまだ足りてないのかもしれません。手法が一定の優位性を獲得していることは重要ですが、それと同等に手法の優位性へのあなたの理解度も重要です。今後の節でも追って解説していきますが優位性への理解度が高まると「今は自分の手法が持っている優位性が効きにくい場所や場面展開なんだな」と自然とわかるようになります。

これから1章では初心者の時に学ぶ基礎的なことを題材にかなり深堀して
自身の相場で利益を残していくための基本的な考え方を解説していきますが前述したとおり基礎から学べることが最も相場において有効であり重要なことです。
タイトルを見て「こんなのしってるわ」などと思って飛ばさずに、
今一度初心に帰って基礎を見つめなおしていきましょう。
それらを学んだ時より今のあなたは成長しているはずです、今だから気が付けるポイントがあると思います。
案外簡単なところにあなたがFXで勝てるようになる光明があるかもしれません。

資料3 トレーダーの成長曲線

こちらがトレーダーの成長曲線なのですが、スポーツ選手などの成長曲線と全く同じなのです。スポーツ選手もトレーダーも一定の習熟した技術をもってしてやっと利益を伸ばして資産を増やしていけるおなじ技術職ということです。

トレーダーとして成熟するためには
①確かな優位性を持ったトレード手法(ルール)と②トレードセンス(技術)を磨き続けること
この二つが大きなカギです。(習熟段階図の常に研究の項目)

では決められたルールで機械的に取引を繰り返す
システムトレードにおいて
そのトレードセンス(技術)って具体的に何なのということですが先ほどテクニカル分析について触れた際に書いてある「今は自分の手法が持っている優位性が効きにくい場所や場面展開なんだな」というこれです。(完成された手法には裁量も含まれる)
環境認識と呼ばれる相場分析でもあります。テクニカルで分析することもできればファンダメンタルズ的視点から分析することが可能です
ですが、この分析技術を身に付けるためには、先ほども書いた通り自分の使っている手法の優位性をしっかり理解する必要があります。

ここからは少し蛇足になりますが
先ほどからトレード手法という用語が出てきています。
誤解を招かぬよう細かく解説します。
トレード手法とは(広い意味でトレード戦略などと呼ばれる場合もありますが)大きく分けて3種類あります。

資料4 トレード手法3種類

トレード手法裁量トレードシステムトレード自動売買
説明値頃感や方向感を意識して
売買を行う
決められた取引ルールを用いて
機械的に売買を繰り返す
自動取引ツールを用いて
自動売買を行う
メリット相場の状況に対応しやすい感情などに左右されにくい。
手法によって優位性を保った取引を常に行える。
チャート画面を見ている必要がない
デメリット卓越した技術が求められるチャート画面に向き合う時間が必要相場の状況に対応することが難しい

先ほどから記述しているものを含め本記事ではトレード手法とは主にこの中のシステムトレードにおける取引ルールのことを指します
本記事の内容はすべてシステムトレードを行う前提で書かれています。

!FX初心者厳重注意ポイント!
裁量トレードについて
裁量トレードは先ほど説明した大きな2つのカギのうちトレードセンス(技術)にたいして重きを置いたもので100%トレードセンスのみで取引を行うことを完全裁量といいます。

逆に2つのカギのうち確かな優位性を持ったトレード手法(ルール)に重きを置いたのがシステムトレードになります。

裁量トレードにつきましては個人の感想になってしまいますが、こちらから入るのは本当に難しいです。またルールよりトレードセンスに重きを置けば置くほど難易度はあがり。正直自分はお勧めできません。

理由としましては、トレードセンスというものは長い期間取引を行い。相場を分析して徐々に身につくものなので相場歴の浅い方が簡単に行えるものではありませんし、メンタル面の与える影響が大きいです。
トレードを繰り返していればトレード成果や値動きに一喜一憂しなくなるという成長はできますが。
人間生きていれば様々なことがあり。常に一定の同じ気持ちで相場を見続けるというのはかなり難しいことです。

裁量トレードからトレードを行うよりかは前述したようにシステムトレードを行いながらそのシステムが効かない場所を分析し回避していくことにより徐々にトレードセンスを磨いていった方が効率的で、最低限トレード手法の優位性による勝率をキープできるので退場のリスクも少なく済みますし、手法によるトレードチャンスが出た時にその手法の優位性が効くのか効かないのかという基準をもって判断するだけなので相場のすべてを分析する高い技術が必要ありません。

たまに相場歴5年ほどで全く利益を出していなかった方が、裁量に変えたら利益が出せるようになった。という方がいますがそれは、2つの鍵の①確かな優位性を持ったトレード手法(ルール)に出会うことができなかったのだな、と見ていて感じます。確かにFX界隈はいろいろな発信者の方がいますから間違った知識を植え付けられやすい環境なのでよくあることですね。

有料部分ではありますが本記事の3章にて優位性の確かな手法を公開させていただいてますので。
そのような裁量から入り裁量を磨き続けるという、いばらの道を進むよりかは
一個人の意見ではありますが、
本記事を買っていただいた方が、近道であり結果的に失う資金も少なく済み成功角度も上がると思います。というのが本音です。

1節まとめ
・FXは基本が重要なのに対し基本がおろそかになりがち
・トレーダーとして成熟するためには
①確かな優位性を持ったトレード手法(ルール)②トレードセンス(技術)
 を磨くこと、この二つが大きなカギ
・トレードセンス(技術)を磨くためには使っている分析によっていったい
 どんな優位性が分析できるのか知る必要がある(自分の手法への理解)
・裁量の割合が多い手法は難易度が高く。卓越した技術が求められる。

2節 テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析

1節でトレーダーとして成長するために必要な考え方を書いていきました。
2節では早速、相場で取引を行うために重要である分析方法の基礎を確認していきましょう。

テクニカルとファンダメンタルズどちらも相場を動かす要因なのは間違いないですが、この記事を読んでくださっている皆様もわかっている通り
一般的なファンダメンタルズ分析のみで優位性を獲得し利益を出し続けることは現実的には難しいですよね。

多くのFX初心者もそれを理解し
そうしてテクニカル分析を学ぶと思いますが、
テクニカル分析のみを用いて取引を行っているトレーダーにとってこのファンダメンタルズによって相場が動くことは不明要素つまりリスクであり敵である。
「テクニカル分析の勝率を上げるためには極限まで避ける必要がある」ということです。

1節にて「FX短期トレードにおいてテクニカル分析とファンダメンタルズ分析は分けて考えましょう」

と書きましたがなぜかというとFX短期トレードはポジションの保有期間が数十分から数時間と、とても短い期間になります。経済指標などその短い時間で瞬間的に世界経済の動きが大きく変わるタイミングも存在しますが。
そういった短い時間で世界経済が大きく動くことはすくなく
FX短期トレードにおいては極限までファンダメンタルズ的要素にて相場が動くことを避けることができます。
(一日のうちに通貨の需要が変わることはあっても、あちこち激しく鞍替えすことは少ないですよね)

ここである程度相場に向かっている人たちは
「そんなことはない!ファンダメンタルズはすでに相場に織り込み済みだ!」
と思うと思いますが。確かにその通りです。
ですがその意味を本当の意味(本質)で理解できていないトレーダーが多くいます。

早速その本当の意味(相場の動きの本質)とは確認してきましょう。
大前提理解しておいてほしいのは相場というのは
通貨の需要
その動きを狙ったファンダメンタルズ投資家
さらにその動きを狙ったテクニカル分析投資家
によって動きます。

この上の二つ(需要とファンダ)は大きく考えて同じ要因なので一緒に考えて大丈夫です。

では相場においてどういった時がファンダメンタルズ要素の大きな動きで
逆にテクニカル分析的要素が大きくなる時はどこなのか。
結論から言います
ファンダメンタルズ=トレンドの起点
テクニカル=トレンドの終点

相場というのは主に
レンジ相場とトレンド相場というものがあります。
トレンド相場は相場に方向感が存在するときです。
レンジ相場は逆にそうではないときです

トレンドと呼ばれる。
この方向感というのがファンダメンタルズ的要因で
その方向感から生まれる動きを含めてその中で継続・終点を分析するのがファンダメンタル的要素を極限まで減らした完全なテクニカル分析ということです。

逆にこの方向感を含まないテクニカル分析はファンダメンタルズ的要因の危険に大きくさらされていて不確定要素が多く勝率の安定しない不完全なテクニカルだということです

自身がインジケーターを扱わない理由はここにあります。
相場を見ていればわかりますがこの方向感(ファンダメンタル的要因)は経済指標などによって急に生まれたり。
(材料の信憑性などから)
ゆっくり長く大きく続くものや、
大きく下げたり上がったりするものなど
動きの大きさや勢いなども変わります。
それらを含めた計算を一定の短い期間内の値動きから導き出すことは難しく実はインジケーターは中期。長期トレード向けのツールなのです。

すこし脱線してしまいましたが。あなたの今使っている手法はこの不規則である相場の方向感という動きを、的確かつ確実に含めているでしょうか?。
相場を動かす大きな要因の2つのうち1つを完全に無視してしまっているのであればそれが勝てない要因なのかもしれません。

2節で伝えたいことは以上ですが初心者向けにテクニカルとファンダメンタルズについてもう少し深堀しておこうと思います。

まずテクニカル分析

テクニカル分析の種類
・値頃感(価格)から分析を行うもの
  買われすぎ・売られすぎ (RSIなど)
・値動きから分析を行うもの
  ライントレードや波形、値幅(エリオット波動論)
・投資家心理から分析を行うもの
  投資家の思惑をチャートから分析すること
3つに分けて記述しましたが、重要なのはどれも共通する目的は相場においてギャンブル的でない取引をするための優位性を見出すことです。

資料5 優位性を見出す!

3つの区分分けはあまり意識せずどういった優位性があるのかをイメージしてください。
テクニカルの運用方法などを調べるあまりに自分の使っている分析から得られる優位性をわかっていないのに手法に組み込んだりする方が多いです。
自分の使っている分析・手法は相場においていったいどういった優位性なのか再確認してみると勝率のあげ方や危険なポイントが見えてくるかもしれません。

では次にファンダメンタルズについてなのですが

こちらは本記事で紹介している手法では前述しているように徹底的に避けられたものなので解説はしませんが
最低限として
・リスクオン/リスクオフ
・通貨強弱(通貨需要)
・各経済指標(FOMC、雇用統計など)
・各通貨のシェア割合
については検索すれば簡単に調べられますので知識として知っていた方がいいと思います。通貨の癖や取引する通貨の選択に役立つと思います。
通貨強弱チャートは自身も取引中つねにチェックしています。

2節まとめ
テクニカルとファンダメンタルズどちらも相場を動かす要因
ファンダメンタルズはすでに相場に織り込み済み

ファンダメンタルズ=トレンドの起点
テクニカル=トレンドの終点

方向感(ファンダメンタル的要因)は不規則でありさまざまな流れ方がある

方向感を含まないテクニカル分析はファンダメンタルズ的要因を無視したもの

3節 長期トレード・中期トレード・短期トレード

2節にてテクニカル分析について優位性という言葉を用い掘り下げましたが
ではこの優位性を最大限に生かすためには
どの優位性がどの期間で最も力を持つのかというのも重要なファクターです。そのためにはタイトルの通り
3節では長期・中期・短期の違いを掘り下げていきましょう

トレードには大きく分けて3種類のトレードスタイルがあります。

資料6 トレードスタイル

トレードスタイル長期トレード中期トレード(スイングトレード)短期トレード(デイトレード、スキャルピングトレード)
取引期間2週間~半年2日~2週間数十分~数時間
メリット福利効果などのメリットを受けられる
(FXにおいてのスワップ)
スマホなどで確認しながらで運用することが可能
(エントリーしてしまえばチャートを見ておく必要はない)
短い期間で何度も売買を行うため資金を2倍3倍に短い期間で膨らませていくことが可能
少ない資金でまとまった利益を出すことが可能
デメリット利益を確定するまでかなりの時間がかかる取引回数が少ないため、形としてまとまった利益をだすにはある程度の資金が必要
取引額は全投資家が同じではないので発生するノイズ的値動きの影響を受ける
必要最低資金(推奨)5000万円以上500万円~5000万円1万円~500万円

この通りそれぞれ違った特徴を持っていますよね。
この中でどの取引を行っていくかは、たいていの人は資金とFXに対して向けられる時間で決めるのですが選択肢を有していて迷っている方はこの三種類のなかで最も分析しやすいのはどれか?と考えます。
答えはあなたの持っている手法の優位性次第ということです。
これに関しては、今後の4節と5節を勉強し優位性を確認してから考えてみましょう

この3節で重要な伝えたいことは
間違った期間保有をしてしまわないことです。

よく短期は中期を含み中期は短期を含むといいますが、
自分もまだ勝てていなかったころ短期で入りポジションを保有しすぎてしまうというミスを多く犯しました。

ポジションを保有することは常にリスクを保有するということを忘れないでください。
そのリスクを超える優位性を保有している期間、継続的に与えられなければそれはギャンブルと等しいのです。
自分の持っている優位性を適切な期間で使う技術もトレーダーとしては必須ということですね。

すでにトレード手法を有している方はその手法の中に
エントリーポイントと利益確定ポイント、損切りポイントがあるとおもいますが今一度その手法を見直してください。
エントリーに至った「相場においての優位性」は利確ポイントまで継続的にあたえられていますか?

前述した内容にもありましたが
ここまでの内容ではまだそれぞれの優位性について深堀していませんのでまだわからなくて大丈夫です。これからの節でFXテクニカル分析についてどんどん深堀していきますその中で常に優位性というものを意識して勉強してもらうといろいろなことが見えてきます。

勝てるといわれている手法を持っている方は1節を再確認しましょう
ただ脳死して勝てる手法と教わったものを運用するだけではこのFXは攻略できないのです。技術を磨くため、手法の優位性をよく理解しましょう。

最後になりますがFXの短期。中期。長期トレードにおいて自身の行っているテクニカル分析の優位性をよく理解していない方は、テクニカル分析は同じ分析だからということで短期で使っていた手法を中期で運用し始めたりする方がいますが、
その手法が有している優位性と時間軸の相性は大きく異なる場合があります。たしかに時間足を大きくすると相場内のノイズ的値動きが減り獲得できる値幅も大きくなりますが運用していく手法の最も効力を発揮する取引時間帯で運用していくのが結果的に一番値幅が獲得できます。間違いのないようにしましょう。
本手法も自身が短期トレードを極めていくうえで開発した手法ですので確かに一部の優位性は中期のほうが効力を発揮できるものもありますが。
自身短期トレードをずっとメインにしてきました。自身の知らない中期トレードにおける相場の動きや本記事の手法を運用する危険点などが解説しきれませんため。お勧めすることをできません了承ください。

3節まとめ
トレード期間にはそれぞれ違った特徴があり
それぞれに対応する優位性を確立しなければいけない

ポジションを保有することは常にリスクを保有するということを忘れないてはいけない。
そのリスクを超える優位性を保有している期間
継続的に与えられなければそれはギャンブルと等しい

4節 プライス(価格・値頃感)

一般的にFXテクニカルにおいて値頃感は軽視されがちで、
特に短期トレードにおいて値頃感によるトレード優位性がすくなくあまり効力を持たないとされています。
たしかにその認識で間違いはないのですが
なぜか短期トレードを行っている方々に人気があるのはボリンジャーバンドやRSIなどの値頃感をもとにしたインジケーターです。認識に間違いがあるのは当然のことですが、全く相場において意味を持たないかといわれるとそうではなく。

値頃感の分析が初心者に人気の理由には分析方法の簡単さがあります。
値頃感の分析はとても簡単なのです。ですから相場に向かっている多くの人たちが感覚的面においても意識してしまうため、テクニカル分析の大本である投資家心理にも大きく影響します。

それに値頃感は本当に軽視されていますが最強の手法でもあります。

資料 チャート 値頃感

資料の通り2016年末にトレードを開始したとして、

EURUSDで1.06で[買い]1.22で[売り]を繰り返した場合1回の取引で獲得PIPSは1560PIPS
2022年(現在)までの勝率は100%総獲得6,240PIPISなので充分な利益を残すことができるといえます。この通り無敗の最強手法ですね(笑)詐欺師に悪用されそうです。
成功している短期トレーダーからすると取引回数は少ないですし、獲得ピップスも足りません。(さらにここからスワップやスプレッドも含まれます)

今後の7節のライントレードや2章2節のチャネルラインにも使われますが
この値頃感という考え方は投資家心理を大きく巻き込むことから確実な優位性が保証されています。
※投資家心理の詳しい説明は10節投資家心理にて詳しく解説

ですが皆さんもご存じの通りこれだけでは相場で利益を上げるほどの優位性を獲得するのは現実的ではありません
だからと言って無視して良いわけではなく相場の基本であるこの優位性を拾い効率的に手法に落とし込むことで勝率を上げることができます。

値頃感は簡単で基本的なことですが重要なことですので忘れないようにしましょう。

5節 プライスアクション

現在で回っているテクニカル分析の大半がこのプライスアクションに重きを置いたものです。
有名なものでいうと酒田五法など、エリオット波動もこのプライスアクションによる分析に含まれます。

よく見られるプライスアクション(波形パターン)については2章1節にて解説していきます。まずは少し初心者向け解説になりますが、このプライスアクション分析において最も重要で基礎の基礎である波形の見方から解説していこうと思います。

簡単にいうと波形というのはチャート上のギザギザです
AとVのような形ですね
短期トレードのテクニカル分析においてこの波形を正確に読み取れるというのはとっても重要な技術でトレードの精度に大きくかかわります。相場歴が半年くらいの人はパッと相場を見ただけで一目でわかりますがFX始めたての人には少し難しい技術でもあります。なので初心者の方はインジケーターや自動売買などに逃げてしまいますね。

今回は簡単なトレーニング方法を紹介します。ある程度読み取れる自信のある方もぜひ実践してみてください

まずチャートをスクリーンショットなどしてひたすら一定期間の高値安値を意識しながら相場に見えるAとVを書き込んでください。
その際
Aは右側が上がっているもの
Vは右側が下がっているもの
サイズは大、中、小、の3種類で色を変えて区別しましょう。
チャートの見方がろうそく足によりすぎているとみにくいので拡大率を下げて行うのがコツです。(資料参照)

資料 AVトレーニング

何度かこのトレーニングを行っていると見えてくるものが増えると思います。
この相場でAが並んでる場所がその波形サイズでいう上昇トレンドで
逆にVが並んでいる場所が下降トレンドです

資料 トレンド内の波形

このトレンドというものには主役が存在します
上昇トレンドであれば「買い」が主役であり
下降トレンドであれば「売り」が主役です
この主役の今後の動向がトレンドの継続と終わりにつながります。

先ほどの資料の左側下降トレンド部分を拡大して詳しくみてみましょう

ある程度プライスアクションへの知識がある人はこれがダイアゴナルでさらに詳しく言うと推進派の拡大型ダイアゴナルであることを知っていると思いますが。
「ダイアゴナルが出たからもうすぐ反転する!」
「三尊の形になったから天井(トレンドの終点)」などと言う方がいますが
波形は3つなくとも2つ見比べるだけでもトレンドの継続と反転のトレンドの雲行きを分析することができます。プライスアクションのパターンを覚えることも十分分析としては重要ですが波形一つ一つを分析してさらに分析の精度を上げていきましょう、

では実際トレードにおいてどんな分析ができるか実際に見ていきましょう

資料 サポートラインを用いたトレード

このように波形を分析したトレードには最大の利点があります
時間(6節にて解説)と値幅が簡単に予想できることです。
値幅を予想することができるとその取引のリスクリワードも前もって計算できるのでトレードをより有利に進めることができます。

資料 波形トレード

この考え方は今後出てくるエリオット波動においても重要な考えかたなので、波形一つ一つを分析してこのような考えが持てるようにしましょう。
またこういった投資家心理が働くことによって、サポートラインの優位性の低下が起きるということも押さえておきましょう。

5節まとめ

波形を読み解く技術は直接的にトレードの精度にかかわる。
波形を正確に読み解くトレーニング

上昇トレンドであれば「買い」が主役であり、
下降トレンドであれば「売り」が主役です。
この主役の今後の動向がトレンドの継続と終わりにつながる。

波形は3つなくとも2つ見比べるだけでも、
トレンドの継続と反転のトレンドの雲行きを分析することができる。

波形を分析することで今後出てくる波形の時間と値幅が簡単に予想できる。

6節 時間軸(横軸)

FX初心者は直接的にFX口座内のお金が増えたり減ったりしないのでこの時間軸というものを無視しやすい傾向にあります。
おかしな話ですよね、未来を予想するのが投資、投機であるのにFXにおいて毎日見るチャートの横軸であるこの時間軸というものを無視するのですから。

この時間軸というのは実は相場の動きの中でも重要な勢いというのを分析するのにいい材料です。
それに時間軸を意識せずに高値、安値の値幅のみを見ているとチャートを見間違えてしまったり分析ミスにつながります。
チャートがいまいちきれいに見えずに困惑している人は横軸というものも踏まえてみてみましょう。

資料 値幅のみの分析 時間軸を踏まえた分析

時価軸を意識してみることであきらかに自分が分析している相場に新しい勢力の力が働いていたりするのが見えてきます。

これは3章に解説する自分の手法の内容の一部分でプロローグの本記事の注意点という部分にも記載されていますが
自身は基本的に日本時間にトレードを行いません、それは欧州の開始時間は日本時間とは違った勢力が大きく参入してくるためです。方向性も変わりやすいですし取引量に大きな変化があると横軸という分析材料の精度が落ちてしまうからです。

また5節で書いたように波形の目安として時間軸はとても有効で目標の値動きを描けるのと描けないのでは今後のシナリオの予想にも大きくかかわるので取引の精度をあげるためにこのチャートの横軸(時間軸)を絶対に軽視してはいけません。

7節 ライントレード

いよいよ実用的なテクニカル分析技術に入ってきました。
この7節ライントレードでは基本的なラインから本当の意味で有効なラインまで解説します。
このライントレード、線を引くだけで非常にシンプルな分析方法ですが本当に相場において有効であり。本記事のここまでの内容をしっかり勉強し手法を組み立てればこのライントレードを極めるだけでFXは勝てます。

ではまず基礎の確認からですね
ライントレードにおけるラインの種類は

資料ラインの種類

ここで一つポイントなのですが様々な人から様々な情報が発信されている現在ではFXと株などの情報が混合して様々な呼ばれ方をしていて、一般的には上の資料のような名称になってしまっていますが。
考えを組み立てるうえで本記事では統一して

資料 正しいサポートラインとレジスタンスライン

このように認識しておいてください(※ラインはろうそく足のひげ先から引きましょう)
トレンドをサポート(支える)ものはサポートライン、
トレンドを押さえつける性質をもったラインをレジスタンスラインと認識しておくと方向感をとらえやすいラインが引けるようになります。

なぜこのような認識を推奨しているかというと、
5節プライスアクションにて解説しましたが
上昇トレンドであれば「買い」が主役であり
下降トレンドであれば「売り」が主役です

トレンドに乗りたい人たちが参入してくるサポートラインと
そのトレンドに乗った人たちが利確(撤退)する目安であるレジスタンスラインとでは全くラインの持つ性質が違うからです。

この考え方で線を引いていると相場のよくある波形である「三角持ち合い」という波形に出会うと思います

資料 三角持ち合い

この波形内において線の上下で取引を繰り返す手法が一時期、億トレーダーとして有名な発信者の方が短期トレード手法として使用していたのもあり一定の勝率をあげられるので人気があるのですが。
いい機会ですので本記事の手法とは全く関係ありませんがいったいどういったことが起きて一定の勝率を保てるのか分析解説していこうと思います。

と言っても、とても簡単で、まず両方向に対する同じ規模のサポートラインが存在している時点でこの波形内の規模において相場には方向感が存在していません。
そのため[買い]ではいっても[売り]で入っても対等(フェア)な状態になりやすいのです。そこに値頃感の優位性のみ使用することができるので利益を出していきやすいうえ、さらに値幅が徐々に縮まっていくことにより、この対等な持ち合いの終了するタイミングが普通のレンジ相場に比べてとても予想しやすいため。ある程度の勝率と優位性をキープした取引が簡単にできるということです。

自身は方向性を避けるより味方にするトレードの方が優位性が伸ばしやすいと考えているため、この三角持ち合いの取引を行った経験がないのでこの記事を読んでくれている方々に無責任にお勧めすることはできませんが、簡単に優位性を持った取引をおこなうことができるので、この考えをベースにトレードを磨くのも一つの手法だと思います。

話を本節のライントレードに戻しまして、まず実際のチャートでサポートラインを引いて行ってみましょう

資料 サポートライン

チャートにサポートラインが引けたら必ずレジスタンスラインもひけるので引いてみましょう。
そうすることでサポートラインは引けたが実はトレンドではなかったなどのことが見えてきます。
さらにはサポートラインでエントリーした際の狙える値幅も見えてきます。

資料 レジスタンスライン

そしてその二本の線にろうそく足が当たる場所と場所に注目してみると波形がとても見やすくなります。
相場を分析する上でシンプルなラインのみにこだわることは投資家心理を用いたトレードにおいてかなり有効です。

まず相場でこの2種類のラインが引けない人は正しいラインを引く練習をとにかく繰り返しましょう。4時間足規模で引く練習を繰り返しそれができるようになったら5分足規模で引いて行ってみましょう。

ここからは文字で解説するより資料で解説した方がわかりやすいと思うので
正しいラインと間違ったラインについて資料で解説していきます。

資料 正しいライン間違ったライン

信憑性の高いラインとあまり良く無いラインの違いは、
ラインに対して接触、反発した場所同士の期間がある程度一定でないライン。
期間があまりにも短いライン、サポートラインを後ろに少し伸ばした際ロウソク足にあたるもの(エリオット波動的観点)
角度が急すぎるものです。
また5節「プライスアクション」の内容を踏まえてレジスタンスラインをみて分析しても案外簡単に信憑性の薄そうなラインは見えてきます。
トレードを行うにおいて資料中央のようなラインの場面は理想的であり。逆に画面左側のようなたくさんのラインが見え隠れする場面はこれらのラインを用いて取引をおこなうには不向きということがわかります。

(まだ、ここまでの内容で完璧なラインの判断を行うのは難しいです、今後の章で出てくるエリオット波動等のテクニカルと合わせて考えた時に正しいラインの判断ができるようになりましょう。)

続いて重要な考え方を解説します
サポートラインは二回相場の反発がおきたらラインとして成立します
そこで重要なのはそのサポートラインがサポートしているトレンド(方向)の継続性です。トレンドの主役の動向を波形とレジスタンスラインから見ていきましょう

資料

このようにこの2本の線だけでかなりの分析を行うことができます。

ラインに反応して反発をねらうのではなく
トレンドの主役の動向と継続性を分析しながらサポートラインでの反発によるトレンドの継続を狙うのがシンプルかつ正しいライントレードへの考え方です。
(これには2節で解説した内容を多く含んでいます。基本的なことですのでまた掘り返して解説はしませんが、確認して考えてみると反発しやすい場所などさらにいろいろ見えてくると思います)

8節 順張り・逆張り

7節で解説した、トレンドに対して2本のライン(サポートライン・レジスタンスライン)が引けるようになると、ここまでの内容もしっかり勉強できているとある程度優位性が見込める、トレード戦略や手法が頭に浮かんでくる方もいると思います、その時それらを組み立てるためにサポートラインでエントリーを行う順張りとレジスタンスラインで行う逆張りという観点になると思います。今回の節ではその逆張り、順張り、どちらがいいのということについて深堀していこうと思います。

資料 今まで学習した内容の一部を組み立てた手法

注意点
(もともとある程度FXにおける相場への理解があるという方は上位の時間軸の動きがある以上順張りと逆張りは分けて考える必要がなくどちらも、どちらともいえるという考えを持っているかと思います。もちろんその考えはあっていて自身も同じです。ですが今回は上記の条件を深堀するためにこの二つの言葉を用いて解説していきます。
また2つの手法をざっと上げましたが自身の相場の経験からこのような簡単な手法でも大事な観点を抑えているのである程度勝率のある手法であることは予想できますが、
検証や運用を行った確証のある手法ではないため運用は非推奨となります。)

上の資料でのトレードの場合お勧めは順張りになります。
理由ですが

上記の分析のみでの順張りは
トレンドフォローという相場の流れを優位性に有しているため、継続的に利益を伸ばしていく優位性がポジションにあります。
さらには5節の波形的観点から今後の動きを予想しやすい取引です。
ですが、もちろん短所もあり。4節(プライス)で解説した値頃感的に高い位置で買いを入れる、低い位置で売りを入れるという危険性があります。
このことトレンドというものは角度のありすぎる(勢いの)強いものより弱い者のほうがこの短所面にあるリスクを削減できて勝ちやすい相場というのもわかると思います。

また、トレンドをフォローするという優位性を大きく持ったトレードになりますので破綻の定義はサポートラインでサポートしていたトレンドの終了と損切りも簡単に行えます。(ここで損切りしなかった場合これだけの分析ではポジションの保有はギャンブル、それ以上に相場の特徴上不利なポジションになる)

つぎに逆張りは
メリットとしては高い位置で売りの低い位置で買いの値頃感てき優位を大きく持ったポジションを保有できる
さらにサポートラインのトレンドが終了した場合トレンドの主役である買い勢力の売りぬけ(継続的燃料)を狙えるのでトレンド全体の半値戻しほどまでの大きな値幅を狙うことができる。
デメリットはトレンドと全く逆のポジションを持ってしまう
それだけのデメリットであれば5節にあるトレンドの傾向を分析すれば(ダイアゴナルやエリオット波動的分析)まかなえるデメリットだが
自身がおすすめできない大きな理由として

順張りでのトレードとは違い値幅勘的優位性は逆行した際定義の破綻のポイントがわからないということ。大抵のこういった逆張りを用いているひとは10ピップス逆行でなど損切りなどの相場とは全く関係のない自分ルールで取引してしまう。そうするとこの10ピップスというのに相場に働く動き的要素はなにも含まれていないため15ピップス逆行した場所で反転などを食らい。一度損切りになっただけならよいがそれを見るうちに徐々に損切りができなくなったり、損切りしない方が儲かったりする経験を踏んでしまうので、トレーダーとして成長するどころかいつか大損をするトレーダーとして退化していってしまうということです。

さらに今後の10節投資家心理にて解説しますが、
相場に向かっている多くのトレーダーは自身の思い通りに相場が動かないことを知っているのでこういった定義の破綻がわからないポイントでの取引はリスクの管理ができず避ける傾向にあるため、投資家心理的には強気になれないポイントでもあります。

またこの条件の順張りは流れに沿った取引などで上位足のテクニカル分析によっても相場に流れ(方向性)が生まれやすい短期トレード向けであるといえます。
逆に逆張りは値幅勘というFX短期トレード向けではない優位性を強く持っているためほかの期間でのトレードのほうが向いているといえます。

ここまで解説しましたが相場歴の長い人はもうわかっているようにこれだけの分析だけでは今後下記資料のような動きになるの安易に予想でき、
順張りのほうでもかなり多く見積もって勝率55%あればいい方で
FXで利益を伸ばしていくのは難しいという課題もよくわかっていると思います。ここまで考えられてやっと脱初心者ということです。

9節 損切りと利確 トレード戦略

8節にて実際にトレード戦略を立ててみるところまで来ましたが本節9節ではトレード戦略を立てるうえで大切な損切りと利確について深堀していこうと思います。

8節の内容をしっかり学習していると損切りというのは自身がエントリーした際に保有している優位性の破綻(定義の破綻)ポイントで可能なことがベストだということがわかりました。

そういったエントリー後の逆行、予想外の動き、狙い通りの動きを考えることを自身はシナリオを見ると呼んでいます、本記事でもわかりやすいよう今後はシナリオと一括して記述していくこととします。

このシナリオですがトレーダーとして相場で利益を残していくうえでとても強力な力を持っていて正直、分析技術や手法(8節の内容のような優位性の確かな手法)の完成度がまだまだ足りていなくてもこのシナリオ想定の力、とリスクリワードの考え方を正しく持っていればFXは利益を残していくことが可能です。

早速このシナリオ想定について解説に入っていこうと思います。
相場で利益を残していくために必ず理解が必要なことで、
分析はいかに完璧でも未来を予想するトレードにおいて絶対というものは存在しません。さらには相場に及ぼせる影響力は個人によって違い、そういった仕様からくる相場のノイズ的な値動きの多い短期トレードならなおさら、逆行の想定をしなければいけません。
この逆行した際という状況も完全に対処できてこそ、完成された手法だと自身は思います。

リスクリワードの優れた手法は素晴らしいものですがその、リスクリワードを気にするあまり手法のもつ優位性がまだ存在している場所で損切りポイントなどを設定することはせっかく持っている手法の優位性を発揮しきれず、
悪い場合は気が付かないうちに優位性をほとんどゼロにつぶしてしまっている人も見かけます。こういった状況になるともう手の付けられない状態になり、その運用は優位性を持たずギャンブルと何ら変わりがありません。これを気づかずに行っているトレーダーはかなり多くいて完全に迷走してしまってる状態と言えます。
こうならないためにも正しい利確と損切りのポイントがおけるトレーダーにならなければなりません。

ここまで書きましたが方法はしっかりと自身の手法の優位性を理解できていれば簡単で、導入にもある通り

損切りポイント→エントリーした優位性が破綻したポイント。

利確ポイント→エントリーした優位性によって狙える値動きの目標点。

利確ポイントにおいて大切なのは3節で書いた通りエントリーに至った優位性で狙える場所は決まっており、それ以上に伸ばそうと保有を続けたところで何の意味もなくむしろ優位性とは逆の力が働きやすく利益を減らしてしまう結果につながるということです。
何度も言っている通り
優位性に対し正しい理解を持っていればこのようなことはなく自然と利確と損切りのポイントは見えてきます。
8節で順張りのほうがおすすめだといったのはこの9節の内容で正しくリスクリワードを取った際にリスクリワードが順張りのほうが優れているのが理由です。

優位性を選択した時点でもうそれを用いたトレードの損切りポイントと利確ポイント、それからくるリスクリワードの割合は決まっているのです

このように損切りポイントと利確ポイントへの正しい考え方を持っているだけでFXで利益を残していける確率は上がってくると思います。

10節 投資家心理

長く続いた1章の基本解説もこれで最後の節になりますが、
本節では投資家心理とはいったい何なのかから始めそれの基礎的な活用方法を解説していこうと思います。

「投資家心理」一度は聞いたことがあると思いますが、実はとても簡単なことで5節にある資料の内容のこれです。

相場に向かっている人の多くはこのように考えながら相場で取引を行っています。これらを「投資家心理」といいます。

相場にはなにもオカルト的な不思議な力など働きません、この投資家心理をしっかりと読み解き、トレードに落とし込めればそれだけ勝率が上がるのです。

より具体的にこの投資家心理を活用する方法として相場に対して難しい分析や難しい手法を使わず、いかにシンプルに考えることができるかはとっても重要です。なのでインジゲーターを複数組み合わせたり、わけのわからない線を引きまくったりするとこの投資家心理をトレードに落とし込むことがむずかしくなり。勝率は上がるどころか下がっていってしまいます。

さらに相場に向かって参入を行っているほとんどの人が利益を得るためにトレードをしています。9節でも解説した通りそういったトレーダーの多くは自分の思い通りにいかないことを知っています。その結果正しいリスクリワード(8節内容)の優れたトレードポイントというのはそれだけ、テクニカル分析をもちいるトレーダーたちに人気があり。その結果的にそういったポイントは勝率が高くなります。

一般的なテクニカル分析もすべて突き詰めるとこの投資家心理に結果的に行き着くわけですが、現実的には、投資家心理にはファンダメンタルズの面や様々な要素が働きかけてくるのでそれのみを考えながらトレードを行っていくことは難しいです。なのでテクニカル分析による確かな優位性を持った手法を武器に、そこにプラスアルファで投資家心理というものを考えトレードに落とし込んでいけると手法にさらに磨きをかけていくことが可能となります。

次章にあるエリオット波動にはトレードにおいて投資家心理が強気になりやすいポイントやその表れであるポイントなどが多く出てきます。
そういった面でもこの投資家心理という言葉の意味をよく理解できていないと、手法や理論の間違った理解につながってしまいます。

チャートは大衆の描いたシナリオ通りに動くということ、2つのテクニカル的理論がぶつかった際強い(優位性を多く含む)方が優先されるのではなく相場に向かっている大衆が想定した通りに動くということを忘れてはいけないのです。(テクニカルの基本)

10節まとめ
難しい分析や難しい手法を使わず、いかにシンプルな分析をするかは投資家心理を大きく巻き込みやすいという面で大切。(1章基本が大切という内容)

投資家心理のみでトレードを行っていくことは現実的には難しい(1章裁量の割合が多い手法は難易度が高く。卓越した技術が求められる。)

11節 1章まとめ

ここまでの内容をしっかり勉強し正しい相場への理解とFXでの利益の残し方を理解していればある程度ここまでの内容で勝てる手法が頭に浮かんでくるかとおもいます。
これから2章ではより実用的なテクニカル分析にはいっていきエリオット波動の徹底解説やライントレードの重点を抑えたオリジナルラインさらに短期トレードを行っていくうえで最も重要な相場においての環境認識とフラクタル構造(マルチフレーム分析技術)を実際のチャートを使って解説していきますが、自身の3章に解説する手法はこの皆さんが今頭に浮かんでいる手法を2章の内容を踏まえ、徹底的に磨き、重要な点を外すことなく最大限に生かしルール化したものになっています。
しっかり学習していけばルール自体の運用難易度はとても簡単ですが、
この時点で自身の相場への考え方などに賛同できない方はもちろん有料部分の購入をお勧めできません、今手法がある程度浮かんでいる方は有料部分の購入はトレーダーとして成功するための近道をする形だと考えていただいて結構です。なにせあなたが今持っているその考えを徹底的に具現化し磨いたものがこの自身の手法に当たります。

ここまでの内容はまだ初心者をぎりぎり抜けるかどうかにあたることも忘れないでください、ここまでの学びで得たことに対し自信を持つことは大切ですが、その自信ゆえに大切な資金を運用し、大きな損失を受けてしまっては、非常に無意味ですし、この記事を書いている自身もそれを望んでいません。「有料部分を購入すればだれでも稼げるから購入してくれ」などと進めているわけではありませんが、そうなる前に、学びを深めるという面でもご購入を検討していただけたらと思います。


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この記事のライター

中二病トレーダー

短期トレードをメインにFXトレードを行っている専業トレーダーです。 YouTube https://www.youtube.com/channel/UC5vPVPU0Mfa-57f4AQuzpKQ

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