今回の記事のテーマはAIを使った3Dモデル、そして3D映像作成についてです。
まずは以下の映像をご覧ください。
カエルが池の中で動いているような3D映像ですが、こちらはカエルの動くモデルを一旦作成した後、池や草の画像を合成した映像となります。
そして、カエルについては以下の画像をモデル化したものになります。
こういったカエルのような画像をAIで生成し、生成した画像を3Dモデル化した後、草や池などを合成することで、先ほどのような3D映像を作成することができます。
3Dモデル、3D映像の生成にあたって
ちなみに、3D映像を制作するにあたって、画像生成、3Dモデル生成をするルートがありますが、画像や3Dモデルの編集をする際に『Blender』というソフトを使います。
こちらは3Dの編集をするうえでの定番のソフトとなっており、無料で使えるうえにかなり作業の幅が広いです。
Runwayや他の3D映像を作れるツールとの違い
「そういえばRunway Gen3で3D映像が簡単に作れましたよね?3Dのモデルだけならまだしも、そのモデルを使って映像を作成するぐらいなら、Runwayで3D映像を作成したほうが早いんじゃないですか?」
「Runwayだけでなく、Dream Machineとかも3D映像を作れますよね?」
そういった声もおそらく少なからず出てくるでしょう。
ただ、現時点でAIで作れる3D映像は基本的に、プロンプトを送信して作成する形式が主流であるため、運の要素も付いてくることが事実です。
特に3D映像を作るとなると、値段がどうしても高くなりやすいです。
それに対して今回紹介するやり方は、少しだけ手間はかかるけれども、できるだけコストを削減してAIを使った3Dモデル、映像を作る方法を見せていきたいと考えております。
3Dモデルが使われている事例
3Dモデルが使われている事例は色々とあります。
・ゲームやアニメなどのキャラクター
・バーチャル空間の生成
・建築物や不動産のルームツアー
・社内研修のOJT
・医療関係で使用する人体のモデル
・物販の画像
など、他にも挙げたらキリが無いくらい、様々な場所で3Dモデルが作られています。
なので
・キャラクターや地形などを自分のコミュニティや素材サイトなどを使って販売するのもよし
・3Dモデルを使った案件を取るのもよし
という感じでマネタイズも可能です。
そんな3Dモデルを
・AIでどうやって生成するのか?
・生成された3Dモデルを使って、どのように映像化するのか?
についてこれからお話していきます。