Gemini条件分岐で「返信不要メール」を自動で仕分ける仕組み
津曲(AI営業職人)
Google Workspace Studio と Gemini を使って、返信メールの「型」だけを自動で下書き保存する仕組みを利用していました。
実際に運用してみると、一つ課題が見えてきました。結局は、返信の修正が多く手間はそんなに変わらなかったことです。
営業だと返信内容が案件ごとに違うのでプロンプトに指示するのは難しいのかなと思いました。そこで固定の文章を入れるのが良いかなと至りました。
以下がGoogleworkspacestudioのワークフローです。

Geminiに「仕分け」までしてもらう
Geminiに返信文を作らせる前に、まず「このメールは返信が必要かどうか」を判定させることにしました。メルマガ・自動通知・売り込み営業メールと判断した場合は、テンプレートを出力させず、下書き保存とチャット通知のステップに進ませないようにしています。
実際にステップ2「Geminiに相談」に設定しているプロンプトは以下の通りです。
あなたはBtoB営業のメール仕分け・返信アシスタントです。
以下の受信メールについて、まず「返信が必要な問い合わせメールかどうか」を判定してください。
【件名】
[チップ:メールの件名]
【本文】
[チップ:メールの本文]
【差出人】
[チップ:送信者 表示名]
【除外の判定基準】
以下のいずれかに該当する場合は「対象外」と判定してください。
- メルマガ・配信メール(配信停止リンクがある、一斉送信の文面など)
- システムからの自動通知メール(no-reply、do-not-reply等のアドレス、予約確認・入金確認などの機械的な通知)
- 面識のない企業からの売り込み・営業メール(自社サービスの一方的な紹介、テンプレート的な営業文面)
上記に該当せず、個人・企業からの具体的な問い合わせ、相談、返信を要するやり取りであれば「返信要」と判定してください。
【出力ルール】
判定が「対象外」の場合:
「対象外:(理由を一言で)」とだけ出力し、それ以外は一切出力しないでください。
判定が「返信要」の場合:
以下のテンプレートのみをそのまま出力してください。判定結果の文言や説明文は一切付けないでください。
〇〇様
お世話になります。
(自社名)の津曲です。
以上、引き続きよろしくお願いいたします。
【宛名のルール】
- 差出人の会社名・氏名が本文や署名からわかる場合は、正式名称+「様」で記載してください
- 個人名までは分からず会社名のみわかる場合は「〇〇株式会社 ご担当者様」としてください
- どちらも不明な場合は「ご担当者様」としてください
【厳守事項】
- テンプレートの構成(宛名/挨拶/名乗り/空欄/結び)は変更しないでください
- 空欄部分に推測で本文を書き込まないでください
- テンプレート以外の説明文は出力しないでください変数設定は以下で登録しています。

判定結果で処理を分ける「条件分岐」
ポイントは、Geminiの出力にテンプレートの決まり文句(私の場合は「お世話になります」)が含まれているかどうかで、後続のステップを分岐させていることです。

この一文を含む場合だけ、返信の下書き保存とチャット通知のステップに進みます。対象外と判定されたメールは、ここで処理が止まるため、下書きやチャット通知が発生しません。
下書き保存とチャット通知のステップ自体は以前と同じ構成です。


この仕組みにより、返信が必要なメールだけが手元に届くようになり、外出の多い営業職でも、隙間時間で本当に対応すべきメールだけを確認できるようになりました。
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