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販売再開11月中旬を目途にしています。価格は変更します。
無料部分は読むことができます。完成はしていません。
※この記事は2025年5月に公開し、2025年11月に完全改訂を行いました。それまでの各SNSの投稿やコメントなどの内容と違うものになっております。予めご了承ください。
---ここから本編---
今までいくつものGPTsを作成したり、販売したりした中で、もっと早くから知っておけばよかった思うことが多々ありました。その体験が他の方に役立てるのであればと思い、この記事を作成いたしました。
主にこんな人に向けての内容です。
- ワンランク上のGPTsを作成したい人
→ knowledgeの効率的な活用やAPI連携を取り入れた、実践的なGPTs開発に挑戦したい人 - GPTsで「できること」と「できないこと」を正しく理解したい人
→ 限界と可能性を知ることで、プロンプト作成での試行錯誤を減らし、より効率的に成果を出したい人。クライアントワークでの活用を見据えている人にもオススメ - GPTsを自動化する方法を知りたい人
→ 本書はGASと連携し、GPTsの自動化も掲載しています - 読み物としてGPTsを理解したい人
→ 本を読む感覚で、「設計思考」や「体験談」を読んで学びたい
SNSを見ていると、GPTsという言葉をよく見かけるようになりました。中には「無料配布」「誰でも作れる」という言葉が並び、一度は受け取ったことがある人もいるでしょう。その時にこんな風に感じたことありませんか?
「正直、何がすごいのか分からない」
ショート動画の台本が作れます→だから何?って感じですよね。発信者が「1日で〇〇人が受け取っています」なんて書いていて、凄そうと思って使ってみたら何か拍子抜け。
これGPTsの使い方として発信者の立場から見れば正解。GPTsは目的の為の手段にすぎず、その人の「新規リスト獲得のための仕組み」としての使い方は正しい。ですが、GPTsを受け取った人から見れば「所詮、こんなものか」と浅さを感じるのも当然です。
では、なぜ配布されたGPTsが拍子抜け・浅はかに感じるのは何故なのか。 それは「目的」が欠けているからです。
前述の通り、GPTsはあくまで時短のための手段にすぎません。 ショート動画の台本を作るGPTsがあったとしても、
動画を作る手順や、投稿の仕方がわからなければ使いこなすことはできません。つまり、使う側がそれを知らないと意味がありません。
一方で、その背景が明確であっても、実際に使ってみると問題にぶつかります。それは使い始めるまでがめんどくさいという点です。
たとえば、夕飯のレシピを考える場面を想像してみてください。家族に 「今日は何食べたい?」と聞いて、「うーん、特にないかな」と返ってくる。 これ、地味にストレスですよね。
もちろん、冷蔵庫の中を撮ってChatGPTに「おすすめ教えて」と聞けば、 確かに答えてくれます。 でもそれって手間。
ワンクッションある時点で、もうめんどくさいのです。

こちらが何も言わなくても、好みを理解して最初から一覧を出してくれる。 そのうえで、選ぶだけにしてくれる。 もしレシピ提案GPTsがここまで自動化できたら、もう一段階便利になります。
SNSを運用している方も、きっと同じ経験があるはずです。 投稿文を作るためのGPTsを作っても、使うまでが面倒。 「テーマを入れたら勝手に動いて、投稿案を出してくれる」 。このひと手間の自動化こそが、次のレベルのGPTs設計なんです。
- 指定時間に投稿案がメールで届く
- 仕事をしている間に届くので、選びたい放題
実際に本書ではその方法も紹介しています。下記画像のように毎時間、自動的に書き残すことも可能です。

ところで、よくGPTsはオワコンと言われますが、ココナラでは1件数千円~数万円でGPTsの代行構築の案件が取引されています。
GPTsは時短のツールとして非常に優秀です。 自分の長所を伸ばすためにGPTsを取り入れている人も多いでしょう。
ただし、 多くの人は「作りたい」わけではなく、「使いたい」だけなんです。 なぜなら、自分で勉強してGPTsを作る時間があるなら、開発を依頼してしまった方が早いから。 そこに需要と供給のバランスが生まれています。

じゃあ、代行構築やってみようかな?って時に意識すべきなのが、
「GPTsでできること」と「できないこと」を明確にしておくことです。ここを曖昧にしたまま、案件を受けてしまうとどうなるか?
できないことをプロンプトで頑張ろうとしてしまう。
GPTsで実装厳しいのに、無駄なことをして作業時間だけが膨れる。結局できない。依頼主から低評価。
たとえば、 「GPTsでワンクリックで高品質な風景画像を作ってほしい」 と依頼されたとします。GPTsは画像生成AIではないため、GPTsプロンプトを工夫しても限界があります。 ここを粘っても良い結果にはなりません。
だからこそ、 できないことは、できないと切り捨てる勇気が必要です。
そのためには、まず「どこまでができて、どこからができないのか」を 正しく理解しておく必要があります。本書では、その線引きの見極め方も実例を交えて詳しく解説しています。
最後に、本書は次のような人の購入は推奨いたしません。
- GPTsを一度も触ったことがない初心者の人
→ 基本的な操作方法や使い方の説明は本書に含まれません - 「AIで楽して稼げる方法」を探している人
→ 本書は「設計思考」「体験構築」の教材であり、マネタイズを主とするものではありません - 要点だけを知りたい、または思考・設計の話に興味がない人
→ 単なるノウハウ集ではなく、背景にある考え方や設計プロセスまで掘り下げています。考えるプロセスを楽しめる方に向いています
また、GPTsプロンプト自体は公開していますが、基本的には設計例として掲載しています。 GPTsプロンプトそのものは、AIに聞けば答えてくれるため、詳細な解説は行いません。 ただし、「どう聞けばよいか」「どうすれば良い回答を引き出せるか」といった部分については、しっかり解説していきます。
本書は解説や体験談をベースに構成されています。 そのため、「読んでも行動に移せない方」にはあまり役立ちません。 限られた時間を無駄にしてしまうかもしれないので、ご購入はお控えください。
それでは本編です。
