人には言えない健康法シリーズ①:私が定期的に献血に通う本当の理由

人には言えない健康法シリーズ①:私が定期的に献血に通う本当の理由

ネンテンフィットネス

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みなさまお世話になっております。ネンテンフィットネスです。

今回は私が普段のセッションやSNSではあまり公言していない、より個人的でディープな健康習慣についてお話しするシリーズを始めます。名付けて「人には言えない健康法」。

なぜ言えないのか。それは、これらの方法が一般的な健康法の枠を少しはみ出しているからです。あるいは、効果があまりにも感覚的であり、万人に推奨するには少しハードルが高いからかもしれません。

しかし、私はボディメイクとアンチエイジングの職人です。 使えるものは全て使い、自分の肉体を使って実験を繰り返し、結果が出たものだけを残してきました。その中には、一見すると「奇行」や「単なる趣味」に見えるものが含まれています。

その第一弾として選んだテーマが、献血です。

「なんだ、献血か」 「社会貢献活動でしょう?」

そう思われたなら、少し待ってください。 もちろん、献血が尊い社会貢献であることは否定しません。輸血を必要としている誰かの命を救う、素晴らしいシステムです。しかし、私が忙しい仕事の合間を縫って、定期的に献血ルームへ足を運び、400mlもの血液を抜き続けている最大の理由は、ボランティア精神ではありません。

はっきり言いましょう。 私が献血に行くのは、私自身の肉体の機能を極限まで高め、若さを保つためです。

これは、献血を「血液の入れ替え作業」および「造血機能へのトレーニング」と捉えた、極めて利己的かつ合理的なアンチエイジング戦略なのです。

これからお話しするのは、現代医学では忘れ去られた「瀉血(しゃけつ)」の概念を現代に応用し、テストステロンの分泌から細胞の活性化までを狙う、私の独自の健康理論です。

なぜ、43歳の私が30代前半に見えるのか。 サプリメントや筋トレだけでは説明がつかないその活力の源泉の一つが、実はこの「定期的な出血」にあるとしたら。常識を少し脇に置いて、私の話に耳を傾けてみてください。

現代人が失った「血を流す」という生理機能

そもそも、生物としてのヒトの歴史を振り返ってみましょう。 数百万年の歴史の中で、私たちの祖先は常に危険と隣り合わせでした。狩りをし、外敵と戦い、厳しい自然環境の中を生きてきました。

そこには常に「怪我」のリスクがあり、言い換えれば「出血」は日常的な生理現象の一部だったのです。

体が傷つき、血が流れ出る。 この時、生体は猛烈な勢いで回復モードに入ります。失われた血液を補うために骨髄がフル稼働し、新しい赤血球、白血球、血小板を製造する。同時に、傷ついた組織を修復するために成長ホルモンなどが動員される。

つまり、私たちの遺伝子には「血を失った時に発動する強力なリカバリーシステム」が組み込まれているのです。

しかし、現代はどうでしょうか。 安全なオフィスで働き、整備された道を歩く私たちに、血を流す機会など皆無です。これは平和で素晴らしいことですが、生物としての機能維持という観点から見れば、ある種の「過保護」状態とも言えます。

筋肉を使わなければ細く衰えていくように、造血機能もまた、強い負荷がかからなければその能力を持て余し、錆びついていくのではないか。

水槽の水も、入れ替えなければ澱んで腐ります。 人間の血液も同じです。古い血液がいつまでも体内を循環している状態は、決して健全とは言えない。

かつて西洋医学や東洋医学で行われていた「瀉血(しゃけつ)」は、悪い血を抜くという概念でしたが、あながちオカルトと切り捨てることはできません。 私はこれを「強制的な循環の促進」と捉えています。

あえて血を抜くことで、平和ボケした骨髄に「緊急事態だ、働け」と平手打ちを食らわせる。 眠っている工場を再稼働させ、新鮮で酸素運搬能力の高い、若々しい血液を全身に送り出す。

この「造血への刺激」こそが、私が献血に求める第一の目的です。

では、なぜ、どのように造血の刺激が健康に作用するのでしょうか。秘密が気になる方はお進みください。

テストステロンと造血の密接な関係

トレーナーである私が、なぜこれほどまでに「血を作ること」にこだわるのか。 それは、男性ホルモンの王様である「テストステロン」と「造血」が、切っても切れない関係にあるからです。

一般的にテストステロンといえば、「筋肉を太くする」「性欲を高める」「闘争心を湧かせる」といった作用ばかりが注目されます。しかし、生理学的に非常に重要な役割がもう一つあります。

それが、赤血球の産生(エリスロポエチン)を促進する作用です。

男性が女性よりもヘモグロビン値や赤血球数の基準値が高いのは、まさにこのテストステロンの影響です。つまり、テストステロン値が高い人間は、酸素を運ぶ能力が高い「強い血液」を持っていると言えます。

ここで私の仮説です。

献血によって体内の血液量が減るということは、身体にとっては「酸素運搬能力の低下」という危機的状況です。 この時、生体恒常性(ホメオスタシス)は、急いで元の状態に戻そうと猛烈に働きます。

「血が足りない。急いで赤血球を作れ」 この指令が出た時、身体はその材料と共に、製造ラインのスイッチとなるテストステロンの働きを必要とするはずです。

筋肉トレーニングが、筋繊維を破壊することで「修復のために強くなれ」と身体に促す行為であるのと全く同じロジックです。 献血という行為は、造血システムに対する高強度のトレーニングであり、テストステロンというホルモンをフル活用させるための「場」を強制的に作り出しているのではないか。

使わない機能は衰える。 逆に言えば、使い続ける機能は洗練される。

定期的に造血の需要を作り出すことで、私の身体は常にテストステロンを分泌し、活用する準備ができている状態を維持できているのだと分析しています。

「ドロドロ血」の物理的リセット

もう一つ、テストステロンと切っても切れないのが「血液の粘度」の問題です。

皮肉なことに、テストステロン値が高く健康な男性ほど、赤血球数が多くなりすぎて血がドロドロになりやすい(多血症気味になる)傾向があります。 いくら強力なホルモンや栄養素を血中に持っていても、血液そのものが渋滞を起こしていては、末端の細胞まで届きません。

ハイパフォーマンスな車ほど、オイル交換には気を使います。 古いオイルを抜き、適正な量と粘度を保つ。

献血で定期的に400mlを抜くことは、物理的に血液の濃度を適正に戻し、サラサラの状態を維持する「デトックス」としても機能します。 血流が良くなれば、栄養もホルモンも、身体の隅々まで爆速で届くようになる。

私が献血後に感じる「体の軽さ」や「キレ」の正体は、この血液粘度の低下による血流改善が大きいと見ています。

100回通って確信した「錆びない体」への変化

冒頭でも触れましたが、私の献血回数は100回を超え、日本赤十字社から顕彰として金と銀の盃をいただいています。これは単なるスタンプラリーの自慢ではありません。「いつでも400mlの血を抜けるだけのコンディションを維持し続けてきた」という、私の肉体の品質証明書だと思っています。

この継続の中で、私が体感として確信しているメリット、そして後から理論武装して「やはり正しかった」と納得した最大のメリットについてお話しします。

それは、「体内の鉄分(フェリチン)の強制排出」です。

ここが、男性のアンチエイジングにおいて極めて重要なポイントになります。 一般的に「鉄分不足」は貧血の原因として悪者扱いされますが、それは主に月経のある女性の話です。逆に、私たち成人男性にとって、鉄分は「溜まりすぎるリスク」の方が圧倒的に高いのです。

鉄は、体内で活性酸素と結びつくと強力な酸化力を持ちます。 わかりやすく言えば、鉄は体の中で「錆(さび)」るのです。

過剰な貯蔵鉄(フェリチン)は、内臓や血管を酸化させ、細胞の老化を加速させます。糖尿病や肝機能障害、そして癌のリスクを高めるというデータも数多く存在します。

女性が男性よりも平均寿命が長い理由の一つとして、「月経によって定期的に血液(と鉄分)を排出しているからだ」という説は、医学の世界では有名な話です。

しかし、男性にはその排出システムがありません。 つまり、放っておけば私たちの体はどんどん鉄を溜め込み、内側から錆びついていく一方なのです。

食事制限で鉄を減らすのは困難です。 ではどうするか。ここで献血という物理的な排出手段が輝きます。

私は定期的に血を抜くことで、この「過剰な鉄分」を体外に捨てています。 いわば、古くなって酸化したオイルを抜き取り、エンジン内部が錆びるのを防いでいるようなものです。

実際、私は40代半ばに差し掛かっていますが、肌のシミやクスミが同年代に比べて圧倒的に少ないと自負しています。これはスキンケアの成果もありますが、根本的にはこの「脱・鉄過剰」による抗酸化戦略が功を奏しているのではないかと考えています。

また、最近では私のこの感覚を裏付けるような興味深い記事も出てきました。 ダイヤモンド・オンライン等の記事でも紹介されていますが、献血を頻繁に行う人は、血液がんを含む一部の疾患リスクが低下するという研究結果が示唆されています。

「血を抜くなんて不健康だ」という常識は、もはや古いです。 「血を抜かないと、男は錆びていく」。 私はこの危機感を持って、血管のメンテナンスに向かっています。

献血というトレーニングの導入方法と注意点

ここまで読んで、少し興味が湧いたという方へ。 ただ闇雲に行けばいいというものではありません。これは一種のトレーニングであり、体に負荷をかける行為です。私の経験則から、パフォーマンスを落とさずにメリットだけを享受するためのルールをお伝えします。

トレーニングオフの日に設定する これが鉄則です。 血液を400ml抜くわけですから、当日の酸素運搬能力は確実に下がります。その状態でハードなトレーニングをすれば、酸欠やめまいを起こすリスクがある。 私は完全休養日、もしくは軽めのストレッチ程度で済ませる日に献血ルームへ行きます。回復に専念する日を、造血の日と決めているのです。

水分を規格外なほど摂取する 抜けた400mlの水分を即座に補填する必要があります。 私は献血の前後に、水だけでなく経口補水液やBCAAドリンクを大量に摂取します。血圧の低下を防ぎ、血管内のボリュームを維持するためです。 献血ルームではドリンクが無料ですが、遠慮せずに飲み干す勢いで水分を入れてください。

年間制限を守る 張り切りすぎてはいけません。 400ml献血には年間制限(男性は1200ml以内、回数制限あり)があります。 私は可能な最短スパンで予約を入れていますが、ルールは厳守です。やりすぎは健康を害します。アプリで管理できるので、計画的に自分の血をマネジメントしてください。

まとめ:引くことの重要性

現代のアンチエイジングは、足し算ばかりです。 足りない栄養をサプリで足す。 足りないホルモンを薬で足す。 シワにヒアルロン酸を足す。

しかし、生物としての強さは、時には引くことで磨かれます。 断食でカロリーを引くことでオートファジーが働くように、献血で血液を引くことで造血機能が目覚める。

私はこれを、野性の呼び覚ましと呼んでいます。

自分の血が新しくなり、体内で轟々と音を立てて巡り始める感覚。 そして、その結果として誰かの命が救われるという事実。 これほど男としての自尊心を満たし、肉体を高めてくれる行為は他にありません。

次回の休日は、ジムではなく献血ルームに行ってみてはいかがでしょうか。 その腕に針が刺さる瞬間、あなたは自分の生命力が試されていることに気づくはずです。

これが、私の人には言えない健康法第一弾でした。 次回は、髪の毛を守るための頭皮の土壌改革について語ります。

ネンテンフィットネスでした。


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この記事のライター

ネンテンフィットネス

パーソナルトレーナーの「ネンテンフィットネス」です。 アイコンは私の写真をAI化したもの。(最近のAI凄すぎる...)中身は43歳。ただ、見た目は30代前半とほとんどの方から言われます。体脂肪率は年中10〜12%をキープ。 名前の由来は「年齢より10歳若い姿」をコンセプトにパーソナルをしているため、ネンレイ+10(テン)。 無理に20代を演じるのは不自然だけど、正しい習慣でマイナス10歳は誰でも作れると信じて活動しています。 ここは常連の皆さんに向けた、メルマガのような場所です。私が日々試して良いと感じたアンチエイジングの記録を、本音で綴っていきます。

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