はじめに - あなたへ伝えたいこと -
このガイドを手に取ってくれて、ありがとうございます。
もし今あなたが、職場での人間関係や理不尽さに傷つき、 「私だけおかしいのかな…?」 と感じているのなら、どうか安心してください。
あなたが感じている痛みは“弱さ”ではありません。 “優しさの深さ”、正常反応です。
実は私自身も、 真面目に働くほど傷つくような職場で、 長い間、心をすり減らしてきました。
このガイドは、 その経験を乗り越えた私から、 かつての自分と同じような誰かへ向けて書いています。
1. 私が経験した「心が壊れかけた職場」
私が勤めた7年分のあれこれ全ては、多すぎて到底ここには書ききれませんが、
あなたに伝えたいのは 「理不尽なことは、本当に存在する」という事実です。
私が心をすり減らした理由は、主にこの3つでした。
■ 1)特定スタッフからの陰湿な攻撃
嘘、嫉妬、無視、周りの人を動かす印象操作。火のないところに煙は立たぬなんて嘘でやってないこともやった、言ったと言われる。そのスタッフからの指示で上司から無視される、名指しで釣り仕上げられる、私だけ指示をもらえない、お客様が突然私を無視する、私から商品を買わないように言われているetc...まだまだありますが、書いててちょっと笑えてきました。
■ 2)信じていた上司の変容
上記の特定スタッフから守ってくれていた上司が、時を経てあちら側へ。
売り上げNo.1のそのスタッフの評価しかしなくなる。
■ 3)嘘やズルをする人ほど得をする環境
真面目に働く人が損をし、 ズルい人が評価されていく世界。
こんな環境の中、 私の感情は毎日こんな感じ。
- 信じてもらえない悔しさ
- 真面目に働いても伝わらない悲しさ
- 飲み込むしかない理不尽
- 誰も味方がいない孤独
- 信頼していた人がいなくなる絶望
- 私が去らなければならない憤り
今同じくこんな気持ちを抱えて働いていたあなたへ。
本当に、ここまでよく耐えてますよね。
2. 当時の私へ伝えたい3つの言葉
これは、今、あなたにもそのまま届けたい言葉です。
①「戦う場所が違った」
当時の私は、 “真面目に頑張れば報われる” と信じていました。
でも本当は── 間違っていたのは私じゃなく、環境だった。
あなたが悪いわけじゃない。 あなたに合わない場所なだけ。
②「私は、失われていない」
嫌な人ばかり見て、人間不信になって、 「私性格悪くなった?」 と嫌になった時期もありました。
でもね── 私は変わっていない。 ただ、心が傷ついていただけ。
あなたの優しさは、ちゃんと残ってます。
③「この経験は私を強くしただけ」
耐えた日々、悔し涙、 どうしようもない理不尽な世界。
それらはすべて、あなたを 「強くてしなやかな人」に育てた。
この経験があったからこそ、 これからの人生で、あなたは誰より強く優しくなれる。
