最近、雑誌を買うようになりました。
きっかけは、本屋で見かけた『Tarzan』です。
普段、本はよく読むけれど、雑誌はそこまで買っていませんでした。
でも本屋で雑誌を眺めているうちに、
「ビジネス系の雑誌って何があるんだろう?」
と気になりました。
そこで調べて知ったのが『PRESIDENT』でした。
気になってバックナンバーを見て、自分が読みたいと思ったタイトルの号をメルカリで購入しました。
そして最近は、『週刊少年ジャンプ』も買うようになりました。
ただ、僕の場合、普通のジャンプならたぶん買いません。
ONE PIECEカードなどの付録が付いていたり、購入者限定の応募企画があったりする号だから買っています。
そこで、ふと思いました。
ネットに無料の情報がこれだけあるのに、僕はなぜわざわざお金を払っているんだろう?
「情報」にお金を払っていると思っていた
僕自身、Brainでコンテンツを販売しています。
これまで150部くらい売れました。
ただ、そのほとんどは100円です。
だから最近、
「次は500円くらいの商品を作ってみたい」
と考えていました。
でも、そこで止まりました。
500円の商品って、何を提供すればいいんだろう。
100円より情報量を5倍にする?
もっと詳しく解説する?
特典を大量につける?
考えれば考えるほど、分からなくなりました。
そこで一度、
「そもそも自分は、何にお金を払っているんだ?」
と考えてみることにしました。
155枚の読書メモから探してみた
僕は、本を読みながら100均のノートにメモを残しています。
今では155ページくらいになりました。
その読書メモをNotebookLMに入れているので、
「人はなぜ商品・記事・雑誌にお金を払うのか?」
という問いに関係するメモを横断して探してみました。
いろいろな考えが出てきました。
その中で、特に自分の購買行動と重なったものがありました。
それは、
僕たちは「情報そのもの」だけにお金を払っているわけではないのかもしれない
ということです。

PRESIDENTで買っていたのは「編集」だったのかもしれない
たとえば、僕がPRESIDENTで読みたいテーマについて、自分一人で調べるとします。
検索して、
記事を何本も開いて、
どれが信頼できそうか考えて、
必要な情報を選んで、
自分なりに整理する。
情報自体は無料で見つかるかもしれません。
でも、結構面倒です。
一方、雑誌を開けば、
「今回はこのテーマを考えます」
と、すでに情報が選ばれ、整理されています。
もちろん、それだけが雑誌を買う理由ではないと思います。
でも僕の場合、
情報を集めることではなく、「何を見るべきか選んでもらうこと」にも価値を感じていたのかもしれない。
そう考えると、少し腑に落ちました。
ジャンプでは、そもそも「情報」を買っていなかった
さらに面白いのが、週刊少年ジャンプです。
僕の場合、普通のジャンプだけなら買わないと思います。
でも、
「ONE PIECEカードが付いている」
「購入者限定の応募ができる」
となると、買いたくなる。
つまり僕は、
記事を読むこと以外にもお金を払っている。
付録が欲しい。
限定のものが欲しい。
購入した人しか参加できない企画に参加したい。
こう考えると、
「商品価値=情報量」ではない
ということに気づきました。
500円なら、5倍書けばいいわけじゃない
これは、自分の商品作りにも関係している気がします。
僕は、
「100円から500円にするなら、もっとたくさん情報を書かないと」
と無意識に考えていました。
でも、もしかすると違う。
500円分の情報を書くのではなく、
500円払ってでも「自分でやりたくないこと」を代わりにやる。
探す手間を減らす。
選ぶ手間を減らす。
考える手間を減らす。
実際に使えるものを用意する。
購入した人しか得られない体験を作る。
そういうものも、商品価値になるのかもしれません。
例えば、10冊分の知識をただまとめるより、
「いろいろ調べたけど、まずこれだけやればいい」
まで整理されている方が、僕自身もありがたい。
記事をさらに1万字追加されるより、
今日そのまま使える1枚のシート
をもらった方が嬉しいこともあります。
今日のONE IDEA
今回、自分がなぜ雑誌を買っているのかを考えてみて、一つ気づきました。
人がお金を払うのは、情報量ではなく「自分では得にくいもの」を用意してもらったときなのかもしれない。
情報を探してもらう。
選んでもらう。
整理してもらう。
使える形にしてもらう。
あるいは、そこでしか手に入らないものをもらう。
そう考えると、
「500円の商品を作るなら、500円分の情報を書かなきゃ」
と考えていたこと自体、少しズレていたのかもしれません。
じゃあ、
僕は誰の、どんな手間を減らせるんだろう。
そして、
「これが付いているなら500円払いたい」と思ってもらえるものは何だろう。
まだ答えは出ていません。
だから、次はそこを考えてみます。
情報を増やす前に、
「何を代わりにやってあげられるか」を考える。
これが今日のONE IDEAです。
ONE IDEA
価値を増やす=情報を増やす、ではない。相手が自分でやるはずだった「面倒」を減らすことも、価値になる。
