今日のONE IDEA 一冊を最後まで読み切らなくてもいい。今の自分に必要な章から、知識を一つ拾えばいい。
本は、一冊ずつ最後まで読み切るもの。
以前は、僕もそう思っていました。
途中で別の本を開けば、最初の本から逃げたような気がする。買った本を読み切らないまま次へ進むと、少し罪悪感もありました。
でも現在、僕は約15冊の本を同時に読んでいます。
ビジネス、お金、心理学、文章術、自己啓発。
その日の気分や悩みに合わせて本を選び、一章ほど読んだら、また別の本へ移ります。
一見すると、かなり散らかった読み方です。
それでも、この方法に変えてから「一冊を読破すること」よりも、「今の自分に必要な知識を見つけること」を大切にできるようになりました。
一冊にこだわると、読書そのものが止まる
本を読んでいると、どうしても進まない章があります。
内容が難しかったり、今の自分には必要なかったり、単純に興味が薄かったりする。
それでも、
「この本を読み切るまでは、次へ進んではいけない」
と思っていると、ページを開くこと自体がだんだん重くなります。
その本が止まるだけではありません。読書そのものが止まってしまいます。
本を読む目的が「知識を得ること」から、「最後のページまで到達すること」に変わっていたのかもしれません。

15冊から、その日に必要な一冊を選ぶ
並行読書では、毎日同じ本を読む必要がありません。
文章を書きたい日は文章術の本。
お金について考えたい日は、お金の本。
発信がうまくいかずに悩んでいる日は、マーケティングや心理学の本。
今抱えている問題に合わせて本を選ぶため、書かれている内容と自分の生活がつながりやすくなります。
一冊を最初から最後まで均等に読むのではなく、今の自分に必要な章へ会いにいく感覚です。
一章読んだら、一つだけ持ち帰る
ただし、15冊を同時に読めば、自動的に知識が身につくわけではありません。
たくさんの本を少しずつ読むだけでは、内容が混ざったり、読んだことを忘れたりします。
だから僕は、一章を読んだら、気になったことを読書メモへ残しています。
全部を要約する必要はありません。
- 意外だったこと
- 自分にも当てはまったこと
- 今日試せそうなこと
この中から、一つ見つかれば十分です。
読書の成果を「何冊読み切ったか」ではなく、何を一つ持ち帰れたかで考えます。
この読み方が向かない本もある
もちろん、すべての本を並行して読めばいいわけではありません。
小説のように物語の流れを味わいたい本や、前の章を理解しないと次へ進めない専門書は、一冊に集中した方が読みやすいこともあります。
僕も、物語へ入り込みたい小説は、基本的に一冊ずつ読みます。
大切なのは、並行読書を正解にすることではありません。
「本は必ず一冊ずつ読破しなければならない」という決まりを、一度外してみることです。
まずは2冊から試してみる
いきなり15冊を机に並べる必要はありません。
今読んでいる本が進まないなら、興味の違う本をもう一冊だけ用意する。
集中力が切れたら読書をやめるのではなく、読む本を変えてみる。
そして一章読んだら、自分が持ち帰りたいことを一つだけ書く。
本を最後まで読めなかったとしても、その一つを生活で使えたなら、その読書には十分な価値があります。
一冊ずつ、読まなくていい。今の自分に必要な一章から、知識を一つ拾えばいい。
