🎤 3か月間、読者の声を1件も仕組みで取っていなかった——組織でやっていたことを、自分の媒体に1度も設計しなかった

🎤 3か月間、読者の声を1件も仕組みで取っていなかった——組織でやっていたことを、自分の媒体に1度も設計しなかった

Lily|AIで個人開発🤖

Lily|AIで個人開発🤖

目次

試食コーナーで毎日新しいメニューを並べ続けているのに、誰にも「おいしかったですか?」

と聞いたことがない。

そんな状態が、Lilyには3か月以上続いていました。

今振り返ると、少し笑えるくらい無防備な状態でした。

記事を出す、出す、出す。ただそれだけを繰り返していました。

あなたは今こうなっていませんか?

• 記事を何本か書いているけれど、読者がどの記事を気に入っているか、コメント以外で把握していない • noteのDMやコメントが届いているが、まとめて読んだことがない • 「読者はこういうことを知りたいはず」という感覚だけで、次の記事の題材を選んでいる • 読者に直接「何が役に立ちましたか?」と聞いたことがない

先に結論を言います。

発信を続けながら、読者の声を仕組みとして取る設計を抜かすのは、あなただけではありません。

ただ、設計を足した瞬間に、「思っていたもの」とのズレが3か所見えてきました。

この記事では、Lilyが3か月間気づかなかったこと、コメントとDMを整理したきっかけ、そして見えてきたズレの実話を書きます。

専門的なツールは出てきません。スプレッドシート1枚の話です。

なぜLilyは3か月間、声を取り続けなかったのか

記事を「出すこと」で精一杯だった

独立してnoteを書き始めた最初の1か月は、とにかく書くのに必死でした。

1本書くのに平均5〜6時間かかっていました。

構成を考え、文字数を調整し、タイトルを何度も書き直してサムネイルを作る。

全部ひとりでやるので、一日の半分がそこで消えていきました。

「読者の反応を集める仕組みを作る」なんて、考える余裕がありませんでした。

正確には「今週何本出せるか」という考えに、頭の大半が使われていました。

仕組みを作るには、一度立ち止まる必要があります。

立ち止まることが「記事を出すペースを落とすこと」に感じられて、怖かったんです。

手を動かし続けていれば、「やっている」という感覚だけは保てていました。

でも手を動かすことと、正しい方向に動かすことは、別の話です。

「コメントが来れば読めばいい」と思っていた

記事を公開したら、コメントが来れば読む。DMが来れば返す。

それで「読者の声は拾えている」と思っていました。

今思うと、完全に受け身の状態でした。

「届いたものだけ処理する」のは、仕組みとは呼べません。

仕組みとは、自分が動かなくても声が集まり続ける設計のことです。

受け身の状態では、声の量と質がその日の運次第になります。

コメントが1件しか来ない週と、7件来る週がありました。

でもその差が何からきているのか、全然分かっていませんでした。

単純に「たまたまそういう週だった」と流していたんです。

コメントの量が少ない週は「反応が薄い記事を書いてしまった」と落ち込むこともありました。

でも実際は、声の取り方が機能していなかっただけかもしれない。

その可能性に気づけたのは、ずっと後のことでした。

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組織のマーケティングでは、週次でやっていたこと

毎週月曜日に「読者調査シート」を更新していた

前職では、大きな予算を動かすマーケティングチームで働いていました。

そのチームには、毎週月曜日に読者調査の結果をシートに転記する時間がありました。

「先週どんな質問が来たか」「どの記事が最後まで読まれたか」を週次で確認して、次のコンテンツに生かしていました。

誰か一人が気合を入れてやるんじゃなくて、仕組みとして回っていたんです。

担当者が変わっても続けられる設計になっていました。

「今週は○○への質問が多い。次はそれを記事にしよう」という判断が、調査なしにはできない場所でした。

「今週は忙しいから飛ばそう」という選択肢が、構造上生まれない仕組みでした。

声を取ることが、仕事の設計に最初から組み込まれていました。

そういう環境にいると、それが特別なことだとは気づかないんですよね。

独立後に初めて「あの仕組みが自分を支えていたんだ」と気づく、あの感覚です。

営業チームからのフィードバックが、記事に直結していた

営業の人が「最近お客さんにこういうことを聞かれる」と教えてくれると、それをそのままコンテンツにする——そういう動きが普通にありました。

個人の感覚ではなく、集めた声が題材の起点になっていました。

チームで働いていると、自分が気づかないうちに「声を題材にする筋肉」がついていきます。

でも独立すると、その筋肉を意識的に使わないと、すぐに退化します。

「お客さんがこう言っていた」という一言が、記事の種になっていました。

その一言を誰かが確実に拾えるように設計されていたんです。

声を取ることが、コンテンツを作ることと同じくらい重要だと、チームの動きを見ていれば分かったはずでした。

でも独立後、Lilyはそれを自分の媒体に持ち込まなかったんです。

「チームでできていたこと」を「ひとりでもできる形に変換する」手間を、省いてしまっていました。

独立後、なぜ同じことを自分の媒体でやらなかったのか

「自分の媒体なのに、コストをかけていいのか」という迷い

チームでやっていたことは「みんなのリソース」でできていました。

担当者がいて、時間が確保されていて、それが当たり前の場所でした。

でも一人になると、読者調査に時間をかけることへの迷いが生まれます。

「記事を書いた方がいいんじゃないか」「調査より量を出す方が先では」と思い続けていました。

「調査に30分使うくらいなら、記事を1本書いた方がいい」と、本気でそう思っていました。

でもこれ、完全に間違った計算でした。

調査なしに書く記事は、ズレている可能性があります。

ズレた記事を10本書くより、ズレのない1本の方が価値があります。

時間コストの計算に、「ズレのリスク」が入っていませんでした。

結果、読者調査を後回しにし続けて、3か月が過ぎていました。

「感覚でも伸びていたから、いいかな」という慢心

3か月の間、PVは少しずつ上がっていました。

「感覚が合っているんだろう」と思い込んでいました。

数字が伸びると、根拠のない自信がつくんですよね。

「感覚でも通じている」という油断は、怖いです。

伸びている理由が「感覚が正しいから」なのか「量を出しているから」なのか、区別できていませんでした。

たとえば、運動を続けると体重が落ちたとします。

「食事制限のおかげか」「運動量のおかげか」が分からないと、どちらをやめるべきか判断できません。

原因を切り分けないまま伸び続けると、落ちたときに対処できません。

PVが伸びている間は気づけない。落ちてから調べようとしても、3か月分の空白があります。

問いを立てずに続けることのリスクに、伸びている間は気づけないんです。

コメントとDMを一覧にしてみた

試したのは、スプレッドシート1枚だけ

ある日、ふと思い立ってコメントとDMをスプレッドシートに貼り付けてみました。

特別なツールは使っていません。

スプレッドシートに「日付・どの記事への反応か・内容・カテゴリ」の4列を作って、3か月分を貼り付けていきました。

最初の作業に2時間かかりました。

「カテゴリ」の列には、「ツールの質問」「失敗への共感」「判断の相談」など、読んで感じた種類を自分で書き込みました。

決まった分類があったわけじゃなくて、貼り付けながら自然にカテゴリが出てきた感じです。

最初は5つくらいのカテゴリでスタートしました。

途中で「これはどちらに入るんだろう」と悩む声もありました。

迷ったときは「強いて言えば」で分類して、後から見直す方式にしました。

完璧な分類より、続けられる分類を優先しました。

集まった声の数と内訳

3か月間で集まっていた声は、コメントとDMを合わせて73件でした。

最初に数えたとき、正直「こんなに来ていたんだ」と少し驚きました!

1件ずつ返していたときは、量の全体像が全く見えていませんでした。

カテゴリ別に並べると、「判断の相談」が全体の約40%を占めていました。

「ツールの使い方の質問」は15%ほどでした。

残り45%は「失敗への共感」と「感謝・報告」でした。

感謝や報告のコメントは、内容が短くてもうれしいものです。

でも「次の記事の種」として最も使えるのは、「判断の相談」と「失敗への共感」でした。

73件という量が見えたことで、「声が少ない」という感覚が間違いだったと気づきました。

声は来ていた。ただ、全体量を見たことがなかっただけでした。

3か所のズレが見えてきた

ズレ1:「ツールの使い方」より「判断の方法」を求めていた

Lilyはそれまで「AIをこう使えばいい」「このツールを使えばできる」という記事を多く書いていました。

でも一覧を見ると、圧倒的に多かったのは「どれを選べばいいかわからない」「何から始めていいかわからない」という声でした。

ツールの操作より、判断の基準を知りたがっている。

これ、完全に想定の逆でした!

「ツールAとツールBのどちらを使えばいいか教えてください」という質問も、複数来ていました。

これはツールの使い方の話ではなく、選び方の基準がほしいという話です。

「A≠B、だからAを使う」ではなく「目的がXならA、YならB」という判断の軸が知りたかった。

ツールを教えるより、選び方を教える。 書く内容の軸が、ここで変わりました。

同じ「AIツール」の記事でも、「使い方の解説」と「選び方の基準」では、読者に届く層が変わります。

この発見だけで、ある月の記事テーマが3本決まりました。

ズレ2:「技術的な話」より「失敗談」の方が反応が厚い

コメントの温度が、種類によってはっきり違いました。

「○○の方法が参考になりました」という反応より、「同じように失敗していました、、、」「これ私もやらかしてました」という反応の方が、文章が長くて熱量がありました。

失敗談への共感コメントは、技術解説へのコメントと比べて2倍近い文字数で来ていました。

でもLilyは「失敗談よりノウハウを書く方が価値がある」と思っていました。

これも完全に逆でした。

読者が求めていたのは「あなたも失敗するんですね、よかった」という共感の場でした。

「この人も同じ壁にぶつかっている」という確認が、読者の安心に繋がっていたんだと思います。

うまくいった話だけの記事は、信頼されにくいんだと気づきました。

失敗は隠すものではなく、「同じ境遇にいる人への地図」として使えます。

失敗談は、共感の密度が高い。 この感覚は、一覧を見るまで持てませんでした。

もちろん失敗談ばかりでも意味がなくて、「失敗からこう変えた」という流れで初めて価値になります。

ズレ3:「初心者向け」が響いていたのは、実は中級者だった

「初心者にも分かるように書いた」記事への反応を確認すると、コメントには「以前から○○を使っていましたが」「すでに△△は試していて」という文章が多かったんです。

「初心者向け」と書いた記事に、実は経験者が反応していた。

想定読者と実際の読者が、ずれていたということです。

これは3つのズレの中で、最もびっくりした発見でした!

少し考えてみると、仮説が立ちました。

「自分のやり方が本当に正しいか確かめたい」という経験者が、「基礎から確認できる記事」に来ていたのではないか。

「初心者向け」という言葉で来ているのではなく、「自分の理解を整理できそうな記事」として読まれていた可能性があります。

「初心者向けだから自分には関係ない」とスルーしているのではなく、「これで自分の理解を確かめよう」と来ていたんです。

想定していた読者と、実際に来ている読者は違う。 この事実は、記事の書き方を変えました。

「初心者向け」という枠を外してから、同じ内容でも届く幅が広くなった感覚があります。

なぜこのズレに3か月気づかなかったのか

「感覚の正しさ」を疑っていなかった

記事を書くとき、Lilyは「読者は多分こういうことを知りたいはず」という感覚を使っていました。

その感覚が間違っているかもしれない、とは思っていませんでした。

でもそれは、試食を出し続けながら「美味しいはず」と思い込んでいるのと同じです。

確かめない限り、感覚が正しいかどうかは分からないんです。

感覚が当たっていることもあります。でも「なぜ当たっているのか」が分からないと、再現できません。

感覚の精度を上げるためにも、外から声を取る必要がある——その当たり前のことに、3か月気づきませんでした。

組織ではやっていたのに、自分の媒体では省いていたんです。

感覚を信じることと、感覚を検証することは別のことです。

信じた上で検証するから、感覚が精度を持ちます。

感覚だけで動き続けると、ズレが起きていても気づかないまま走り続けます。

一覧にするまで、パターンが見えなかった

1件ずつ返事していたときは、1件ずつの内容だけを見ていました。

「ありがとうございます」「参考になります」という個別の声は見えていたけれど、その積み上がりは見えていませんでした。

一覧にして初めて、「あ、この質問、今月だけで4件来ている」と気づけます。

並べてみないと、パターンは見えません。

1件ずつ処理する状態と、一覧で管理する状態の差は「量」ではなくて「見え方」の差です。

見え方が変わると、判断が変わります。

「パターン」というのは、複数のデータを並べたときにしか見えてきません。

1件の声は情報ですが、10件の声は傾向です。傾向が、次の記事の題材になります。

1件の声を活かすより、10件の傾向を活かす方が、次の記事の精度が上がります。

これが分かってから、「コメントを返す作業」と「コメントを貯める作業」は別のものだと思うようになりました。

今、Lilyがやっていること

月に1回、コメント・DMを棚卸しする

今は月1回、スプレッドシートを更新しています。所要時間は30〜40分に減りました。

最初の2時間は「3か月分を一気に処理した」からでした。

月次でやれば、1か月分だけを追加すればいいので、大幅に短くなりました。

月次でやると、鮮度のある声が見えます。

「今月はこのテーマへの反応が多い」という温度感が分かるようになりました。

更新するタイミングは、月初の第一週と決めています。

カレンダーにリマインダーを入れているだけで、忘れません。

「声を取る時間」が習慣になると、そこから次の記事テーマが出てくるようになりました。

「何を書こうか」と悩む時間が、前より大幅に減りました。

カテゴリの振り方や、声を記事テーマに変換する仕組みは、有料記事にまとめています。

詳しい手順と実際に使っているシートの構成に興味があれば、フッターのリンクから見てみてください。

声を取ることは、記事を書くことと同じくらい大切

記事を書く時間は毎日確保していました。でも声を集める時間はゼロでした。

インプットなしにアウトプットし続けると、いずれズレが大きくなります。

「月30分の棚卸し」を仕組みにしただけで、記事テーマの選び方が変わりました。

声を見てから書くと、「これを書きたい」が自然に出てくるんです。

「届く記事を書く」には、「届く読者が何を求めているか」を知る必要があります。

その情報は、すでにコメントやDMの中にあります。

拾いに行く仕組みがなかっただけで、声そのものはずっとそこにありました。

声は届いていたのに、集めていなかっただけ。 これが3か月間の実態でした。

あなたへの提案

まず、DMとコメントを1回だけ読み直してみる

いきなりスプレッドシートを作らなくていいです。

まず、過去3か月のDMとコメントを、一度だけ読み直してみてください。

そこに「よく来る言葉」「よく来る質問」のパターンが見えたら、それが読者の声です。

15分もあればできます。ツールも費用も要りません。

読み直すだけで「こういうことを聞いてくる人が多いな」という感覚が生まれます。

その感覚をメモに書き留めておくだけでも、次の記事テーマが出てきます。

整理は後でいいんです。まず読むことから始めてください。

「仕組みを作る」というと重く感じますが、最初の一歩は「読み直すだけ」です。

「感覚」と「実際の声」が一致しているか確かめる

Lilyが3か月間で気づいたのは、「感覚と実際の声は、必ずしも一致しない」ということでした。

感覚が正しいこともあります。でも確かめないと、ズレが起きていても気づけません。

確かめる習慣を、月1回だけ作ってみてください。

「感覚と声がズレていた」という発見は、失敗ではありません。

むしろ「次の記事の精度を上げるための情報」です。

感覚が正しかった部分は自信になり、ズレていた部分は修正の材料になります。

どちらが出ても、確かめた人の方が確実に前進しています。

今日の15分が、次の記事の題材を決める材料になります。

ズレを見つけることが、次の記事への近道

Lilyが3か所のズレを見つけてから、次の記事のテーマが決まるのが早くなりました。

「何を書こうか」ではなく、「読者が質問していたこれを書こう」になるからです。

迷いがなくなると、書くスピードも上がります。

ズレを見つけた後の記事は、書き始めるまでの時間が短いです。

「これを書けば届く」という確信があるから、手が動きます。

ズレは失敗ではなくて、次への地図です。見つけることを、怖がらなくていいんです。

一覧を作るのに2時間かかっても、そこから見えてくるものはその何倍もあります。

大事なのは、気づいてから動くことです。

3か月間、読者の声を1件も仕組みで取っていなかった。

これはLilyの失敗でもあるし、多くの発信者が通る道でもあると思っています。

試食コーナーで「おいしかったですか?」

と聞き始めた日から何が変わったかは、続きの記事に書いていきます。

読んでくださって、ありがとうございました。

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この記事の販売者

Lily|AIで個人開発🤖

個人開発者 兼 なんでも屋さん🌱 Claude Codeをフル活用した開発を行いつつ、マーケターとしても活動しています🧑‍💻 ◾︎ AI導入支援, AIコンサルティング ◾︎ プロダクトリリース後のマーケティング ◾︎ SNSを活用したストック収益の構築 🎊9月総売上160万円突破🎊

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