収録は30分で終わるのに、編集で3時間。
「えー」を切って、間を詰めて、テロップを打って……。発信を続けられなくなる一番の理由は、ネタ切れより、この編集の重さだと思っています。
このスキルを入れると、Claudeに「この動画を仕上げて」と頼むだけで、次のところまで進みます。
■ できること
・無音の時間を詰める(文と文の間を約0.1秒に)
・「えー」「あのー」「まあ」「やっぱり」などのフィラーを削る
・言い直した箇所は、言い間違えた方を削って、言い直した方だけ残す
・エアコンなどの雑音を減らし、音量をYouTubeの基準にそろえる
・1行16文字以内の大きめテロップを入れる(キーワードは黄色)。縦動画は1行12文字に自動で切り替え
・CapCutに読み込める字幕ファイル(SRT)も出す
・画面に映り込んだWeb広告や個人情報をぼかす
いきなり全部は作りません。まず冒頭30秒の試作を見せて、OKをもらってから全編に同じ処理をかけます。「間をもう少し残して」「字を2割小さく」のように、言葉で直せます。
■ 実際に17分の動画を仕上げてみました
作者の投資系チャンネルの解説動画(高配当株5銘柄の紹介・17分)を、このスキルでそのまま仕上げた結果です。
・長さ:17分02秒 → 14分51秒(約2分10秒、13%短縮)
・削ったフィラー・言い直し:26か所
・テロップ:393枚(要点は黄色で強調)
・Web広告のぼかし:Yahoo!ファイナンスの画面に映った広告3か所
・Claudeの作業時間:約47分(文字起こし・書き出し・最終チェックの待ち時間込み)。あなたの作業は、できあがりの確認だけです

① 空白カット
無音の時間を詰めて、文と文の間を約0.1秒に。同じ話が短い時間に収まり、テンポが上がります。音量もYouTubeの基準にそろえます。

② テロップを自動で入れて、要点を強調
話した内容を1行16文字以内に整理して表示。数字やキーワード(例:「5期連続増配」)は黄色で強調します。聞き間違いは、スライドの資料と照らし合わせて直します。

③ 映り込んだWeb広告にぼかし
ブラウザを映した区間を自動で一覧にして、広告の位置と出ている時間を特定。スクロールで動く広告も追いかけてぼかします。株価や指標はそのまま見えます。

④ フィラーと言い直しもカット
「というわけで」「はい、」などの口ぐせや、同じことを2回言った箇所を見つけて、言い直した方だけ残します。切りすぎないよう、前後の言葉には食い込ませません。
■ ほかにも地味に便利なところ
・いきなり全部は作らず、まず30秒の試作でOKをもらってから全編に
・書き出したあと、文字起こしし直して「言葉が欠けていないか」を自分でチェック
・CapCutなどに読み込める字幕ファイル(SRT)も一緒に出す
・途中で止まっても、続きから再開できる
・画質はそのまま(60fpsの動画は60fpsのまま)。縦動画(ショート)にも対応
■ この手順で仕上げた動画の、公開直後の数字

作者のチャンネルで、この手順で仕上げて公開した動画は、公開後2時間の再生数が2,753回と、直近10本の中で1位になりました。公開から3時間ほどで再生の伸びがさらに上向き、再生のおよそ7割がYouTubeのおすすめ経由です。
テンポが良くなって見られやすくなり、おすすめに乗りやすくなったのでは、と考えています。ただし再生数はテーマや公開のタイミングにも左右されるので、あくまで作者の推測です。同じ結果を約束するものではありません。
■ こんな人に
・動画の編集に、収録の何倍も時間がかかっている
・外注するほどの予算はないけど、カット編集とテロップは入れたい
・高齢の視聴者が多く、字幕を大きくしたい
■ 必要なもの(購入前に必ず確認してください)
・Claudeの有料プラン(Pro以上)
・使う場所は、Claudeのデスクトップアプリ(動画のあるフォルダを連携)か Claude Code がおすすめです。ブラウザ版は添付できるファイルの大きさに上限があるため、短い動画向けです
・20分の動画で、約40分〜1時間かかります(その間は放っておいてOK)
・BGMや効果音は入りません
■ 作った人
ぶり。登録者5万人超の投資系YouTuberです。自分の動画の仕上げに使っている手順を、誰の動画でも使える形にしてスキルにしました。
