線虫がん検査って何?株式会社HIROTSUバイオサイエンスの「N-NOSE」を調査しました

線虫がん検査って何?株式会社HIROTSUバイオサイエンスの「N-NOSE」を調査しました

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はじめに

日本人の死因の第一位は「がん」です。家族や親戚などががんで亡くなられたという方も多いでしょう。 生涯のうちにがんにかかる可能性は男女ともに2人に1人と推定されていて、自分も、大切な人も、罹患する可能性がとても高いことが分かります。ですが、「がん対策に関する世論調査」によると、「受ける時間がない」「費用がかかり経済的に負担」という理由からがん検診を受けない方が多いということも分かっています。

がんは、早期発見・早期治療を行えば治癒率の向上が見込めます。「線虫がん検査」という、簡便で安価、苦痛がなく、高精度にがんのリスクを調べられる一次スクリーニング検査として話題の「N-NOSE」について、調査しました。

株式会社HIROTSUバイオサイエンスとは  

「N-NOSE」を開発したのは、株式会社HIROTSUバイオサイエンスという企業です。 生物診断研究(線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売)を事業内容としています。 企業のミッションは、新しい発想から生まれた「N-NOSE」という独自の技術でがんが早期発見できる世界を作り、 人々の健康と未来の安心を守ることと掲げられています。

株式会社HIROTSUバイオサイエンス代表:広津崇亮氏のメッセージ

株式会社HIROTSUバイオサイエンス代表取締役の広津崇亮氏とはどのような人物なのでしょうか。

1972年山口県生まれ。1995年東京大学理学部生物学科卒業、1997年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻 修士課程修了。同年にサントリー株式会社に入社しますが、翌年退社し再び研究の道へ。2001年に東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程を修了し、博士号(理学)を取得されています。その後、日本学術振興会東京大学遺伝子実験施設特別研究員(2001年)、京都大学大学院生命科学研究科ポスドク研究員(2004年)、九州大学大学院理学研究院生物科学部門助教(2005年)を経て、2016年に株式会社HIROTSUバイオサイエンスを設立しました。

株式会社HIROTSUバイオサイエンスの代表として、「心身ともに健やかな「未来」、生物の能力を活かす「未来」、研究者が輝く「未来」という3つの「未来」を目指している」という広津崇亮氏。

広津崇亮氏のメッセージには、すべての人の健康のため、人工機器を凌駕する生物の驚異的な能力を活かし、そしてその画期的な科学発明を行う研究者を大切にするという思いが込められています。 また、広津崇亮氏は下記の賞も受賞されています。

  • 2002年 井上研究奨励賞受賞(井上科学振興財団)
  • 2016年 開発研究奨励賞(ニューロクリアティブ研究会)
  • 2016年 中山賞奨励賞(中山人間科学振興財団)
  • 2016年 ナイスステップな研究者(文部科学省) 

株式会社HIROTSUバイオサイエンスが開発した「N-NOSE」とは

尿一滴で、がんのリスク検査が自宅で受けられる、それが「N-NOSE」です。 嗅覚に優れた「線虫」という体長約1ミリの生物が、尿に含まれるがんの匂いを検知するという方法で、全身網羅的にがんのリスクを判定します。

「N-NOSE」の特長

「N-NOSE」の特長についてまとめました。ポイントは5つです!

  • 全身網羅的:線虫が反応することが分かっているがん種は多く、全身くまなくスクリーニング検査(※)します
  • 高精度:臨床検査ではがんに対して86.3%という高い感度を出しました
  • 簡便:検査では、少量の尿を採取するだけ!身体的負担もなく、自宅にいながらの検査も可能です
  • 早期発見:臨床研究では、発見が難しいとされてきたステージ0、Iの早期がんにも高い感度が示されてました
  • 多種類のがんに対応:全身15種のがんに関するリスクを一度に判定する検査です

(※)2019年9月時点で、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がんの15種。

株式会社HIROTSUバイオサイエンスの「N-NOSE」はなぜ線虫を使うのか

「N-NOSE」とは、”線虫の鼻(Nematode NOSE)”という意味です。 線虫という生物を初めて知った方がほとんどだと思います。体長約1ミリの小さなその生物は、犬より多い嗅覚受容体遺伝子を持ち、機械では検知できないほど微かな匂いを嗅ぎ分ける嗅覚を持っています。

生物学者として線虫の嗅覚研究をしてきた広津代表取締役は、ある条件下において線虫が人の尿中からがんの匂いを検知してがんに罹患している人とそうでない人を高精度に嗅ぎ分けることを発見しました。そして、がんの一次スクリーニング検査「N-NOSE」を開発したのです。

既存の検査で検知できないがんの微かな匂いにも反応する線虫は、一匹が約300個の卵を産み、大腸菌で繁殖するため、飼育コストが安価で済みます。高精度のがんリスク検査の低価格化を実現しました。より多くの方がもっと気軽に「がん検査を受けよう」という気持ちになるためには、精度はもちろん、安価であることが重要ではないでしょうか。

株式会社HIROTSUバイオサイエンスが唱えるがん検査の意義

がんは早期発見・早期治療を行えば治癒率の向上が見込めることは、広く知られていると思います。がん検診は自覚症状がないうちから定期的に受けることにこそ大きな意味があると、HIROTSUバイオサイエンスは考えています。

「N-NOSE」は、簡便で安価、苦痛がなく、高精度にがんの早期発見を期待できる一次スクリーニング検査で、「がんは心配だけれど、色々な検査を受けるのは大変だし、高そうだし・・・」というがん検査のハードルを下げてくれます。簡単に受けられる「N-NOSE」でがんのリスクが発見されたなら、病院のがん検診で精密検査を受ければ良いのです。まずは、定期的にがんに関する検査を受けることが大切で、HIROTSUバイオサイエンスはそのきっかけを創出してくれています。

一般に、がんの罹患率は50代から増加し、高齢になるほど高くなります。しかし、小児やAYA世代でも、がんを発症する可能性はゼロではありません。子宮頸がん検診は20歳以上が対象ですが、 乳がん検診・肺がん検診・大腸がん検診は40歳以上、胃がん検診は50歳以上が対象年齢となっており、若い世代ががん検査を受けるのは、制度的にもハードルが高いのが現状です。 だからこそ、尿で簡単にがんのリスク検査ができる「N-NOSE」は、小児も含めたすべての世代が受けられるがん検診の方法の一つとして、普及が期待されますね。

株式会社HIROTSUバイオサイエンスの「N-NOSE」でがんのリスク検査を受けるには

「N-NOSE」ですが、その検査を受けるためにはどうすれば良いのでしょうか?調べました。まず「N-NOSE」の検査料金は?どこで受けられるのでしょうか?

「N-NOSE」を受ける方法は二つあります。

  • N-NOSE at home(検体を自宅に取りにきてもらう):完全に凍結した検体(尿)を集荷スタッフへ渡すだけです。(集荷対象エリアが定められています。エリアは順次拡大中です。) 検査料金は検査キット12,500円(税込)+集荷料金(2,200円、北海道・沖縄は2,750円)がかかります。
  • N-NOSEステーション・サテライト(指定の場所に提出する):専用の保冷バッグに検体入れて、4時間以内(6月~9月は2時間以内)に指定の提出場所に提出する方法です。検査料金は検査キット12,500円(税込)のみです。 

「N-NOSE」を一般のがん検査と比較すると

「N-NOSE」を一般のがん検査と比較するとどうでしょうか。筆者は30代ですが、自治体が実施しているがん検査では乳がん検診(2年に1回)と子宮がん検診しか対象になっておらず、それ以外のがん検査を受けたことはありません。多くの自治ではがん検診の対象年齢は40〜50歳以上などとなっています。尿の採取だけで一度にがんのリスクを調べられる「N-NOSE」は検査を受けるハードルを下げるものになっていると言えるのではないでしょうか。

線虫くんがN-NOSEのコマーシャルにテレビコマーシャルに!

HIROTSUバイオサイエンスは5月から、新キャラクターの線虫くんをテレビコマーシャルなどに登場させています。線虫くんが軽快なコーラスとコミカルなダンスで「N-NOSE」の利点をわかりやすく解説するというものです。ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

線虫くんが登場する、このコマーシャルには女優の田中麗奈さんが出演されています。田中麗奈さんとHIROTSUバイオサイエンスのキャラクター、線虫くんとの掛け合いが見所だといえます。コマーシャルを見た方がN-NOSEによるがん検査に対して関心を持つような作りになっています。

まとめ

いかがでしたか?がんの早期発見・早期治療を行い、安心して暮らしていける未来へ向けて、がんのリスク検査を受けやすくする「N-NOSE」は今後ますます注目されていきそうです。

会社概要

  • 社名:株式会社HIROTSUバイオサイエンス
  • 本社所在地:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート22階
  • 資本金:¥5,080,470,000(資本準備金を含む)
  • 代表取締役:広津 崇亮
  • 事業内容:生物診断研究(線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売)
  • 設立:2016年8月
  • 研 究 所: HBS東京検査センター(東京都日野市) HBS松山検査センター(愛媛県松山市) 湘南R&Dセンター(神奈川県藤沢市) 福岡R&Dセンター(福岡県福岡市)

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