現代の日本は、超高齢化社会と言われています。国の年金制度を支えるはずの若年層の人口が減り続けていることから、老後の資金について不安を覚えている人も多いのではないでしょうか。
老後の資金というと、ほとんどの人が、まず貯金することを考えるのではないかと思います。しかし、現在の銀行においては超・低金利の状態が続いており、貯金以外の方法、例えば不動産投資や株による資産運用を検討する人も少なくありません。
株式会社レーサムは、不動産投資・資産運用で高い評価を得ている、まさに不動産投資に興味がある方は大注目の会社です。今回は、そんな株式会社レーサムの事業内容や代表取締役社長を務める小町剛氏について調査しました。
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不動産投資について解説
そもそも、不動産投資とはどういう仕組みで成り立つ投資なのか解説します。
不動産投資は、大きく以下の3種類に分けられます。
1.土地や建物を購入し、相場が上がったときに売って利益を得る
2.マンションなどの1室、あるいはアパートを1棟購入し、賃貸に出して賃貸収入を得る
3.投資家から資金をあつめて運用し、出資額に応じて収益を分配する(不動産ファンド)
中でも、2については、毎月家賃として定期的に安定した収入を得ることができるというメリットがあります。
ただし物件を購入しても、入居者がいなければ家賃収入を得ることはできないため、まずどのような物件を購入するのかをよく検討しなければいけません。また、いかに空室期間を短くするかも考えながら経営していく必要があります。
せっかく資金があっても、個人で不動産を管理するのは中々ハードルが高そうだな・・・と思われる方も多いかもしれませんね。そういう方は、プロの不動産管理会社に相談してみるのも一手かもしれませんね。
そこで、不動産投資・資産運用で高い評価を得ている株式会社レーサムについて調べてみました。
株式会社レーサムの歴史
株式会社レーサムの創業は1992年。元取締役会長の田中剛氏が、収益不動産による資産運用や、資産形成コンサルティングを目的として設立しました。設立当初の会社名は、株式会社レーサムリサーチでした。
1999年には、グローバル債権回収株式会社を買収。100%子会社化しました。
2001年にはギャレック(現在のレーサム・キャピタル・インベストメント)、2003年にはアセット(現在のアセット・ホールディングス)を子会社として設立しています。
また2001年には、IPO JASDAQに株式を上場しています。会社設立からわずか9年での上場でした。
その後2005年に信託受益権販売業登録、2007年5月に投資顧問業者登録、同年9月には第二種金融取引業および投資助言・代理業登録。レーサムの事業は拡大していきました。
2008年には、株式会社レーサムに商号を変更。
2018年には既存事業の変革や新規事業の拡大においてスピードアップを図るため、新たな経営体制を構築しました。創業者である田中剛氏は取締役会長に就任。それにともなって、小町剛氏が、常務取締役から代表取締役社長に昇進しています。田中剛氏は、2021年には会長職も辞任。
現在は代表取締役社長の小町剛のもと、レーサムはますますの発展を遂げています。
株式会社レーサムの事業内容は?
株式会社レーサムの事業内容は多岐にわたります。主な事業は、富裕層向けの投資用物件開発事業を中心とした不動産関連業務ですが、環境・エネルギー関連事業、コミュニティホステルの運営、高度医療専門施設の立ち上げ支援など、将来的に直面する社会課題に対応するような事業の推進も積極的におこなっています。
株式会社レーサム代表取締役社長・小町剛氏の経歴
株式会社レーサムの代表取締役社長を務める小町剛氏は、1972年生まれ。神奈川県出身です。
1996年に慶応義塾大学法学部を卒業。新卒で三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行しました。
2005年に株式会社レーサムに入社。2007年には常務取締役に就任し、11年後の2018年に代表取締役社長に就任し、現在に至ります。
小町剛氏のレーサムへの想い
小町剛氏は代表取締役社長に就任後、株式会社レーサムに対する想いをご自身のnoteに綴っています。以下に、内容の一部を抜粋します。
どんな時も常に自分が出せる最善で、お客様や社員に向き合い続けたい。全身全霊で走り続ける一同で、大きく強くなっていきたい。
そんな状態で、自分も強くなっていきたいと、思っています。
レーサムは、梁山泊のような会社です。優れた有志というのは学力ではありません。
どこまで行っても、今を生きる人。
自分で、自分なりの意見を持っている人。
自分なりにこうしたい、行動したいと思っている人。
ここまで本気で思っている人はそんなにいないと思っています。
レーサムには、そんな社員が集まっていますし、
そんな仲間とこれから更に出会っていきたいと楽しみにしています。
小町剛氏note https://note.com/raysum/n/n538bb70967e5
株式会社レーサムが手がけたプロジェクト
株式会社レーサムは、以下の3つの観点からプロジェクトを進めています。以下、これらはレーサム社のHPに記載されているものです。
・磨き上げる
徹底したリサーチと独創的な発想・デザインを通じて、物件価値を最大限に引き上げる。
・解き放つ
個々の物件が持つ権利関係や財務的な課題を丁寧に解決し、課題によってディスカウントされていた物件価値を解放する。
・引き合わせる
社会経済環境や物件の周辺環境を機敏にとらえたリーシングで最適なテナント構成を作る。
株式会社レーサムが手がけた物件の事例
ここでは、株式会社レーサムが手がけた物件の一例をご紹介します。
「磨き上げる」・「引き合わせる」の2つの観点からプロジェクトを推進した1928ビル
1928ビルは、京都市内の中心部である三条通の中心にたたずんでいます。アール・デコ風、鉄筋コンクリート造りの3階建てのこのビルは、1983年に京都市の有形文化財に指定された、歴史的建造物です。
ビルのオーナーの依頼で株式会社レーサムが購入した当時、築90年の建物の壁面は傷みが激しく、鉄製の窓枠も隙間だらけでした。
建物の維持管理が難しい状態にあり、収益性も低かった当ビルの大規模リノベーションを手掛けたのが株式会社レーサム。危険な状態にあった外壁の百数十か所を補修し、窓枠は独特の風合いを保ちながら歪みを直して外部への音漏れを解消させました。また、入居していたテナントの協力を得て、1階を空室化。耐震補強を行い、大きな空間を作り出して、現在はさまざまな用途で使用できるギャラリーになっています。
耐震に関しては、京都市から耐震基準の適合認定も受けました。
株式会社レーサムの尽力により生まれ変わった1928ビルは、外観や内装のディテールに昔ながらのおしゃれさを残しつつ、高い安全性を備え、京都市の未来を見守っていきます。
まとめ
株式会社レーサムは、1992年に、元取締役会長である田中剛氏が創業しました。富裕層をメインターゲットに、不動産資産運用サービスや、賃貸管理サービスを提供しています。所在地は東京都千代田区霞が関です。
代表取締役社長を務める小町剛氏は、2005年に株式会社レーサムに入社。その後2007年には常務取締役に、2018年からは代表取締役社長に就任し、現在に至ります。
「磨き上げる」・「解き放つ」・「引き合わせる」の3つの観点から数々のプロジェクトを成功させてきたレーサムは、社会課題を解決するような事業にも積極的に取り組んでいます。
株式会社レーサムと、代表取締役社長の小町剛氏の今後の活躍に注目が高まりますね。
老後資金に不安をお持ちの方で、不動産投資と社会課題を解決できる事業に関心がある方は、一度株式会社レーサムに相談してみてはいかがでしょうか。
会社概要
会社名:株式会社 レーサム Raysum Co.,Ltd.
設立:1992年5月1日
代表者:代表取締役社長 小町 剛
所在地:
東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館 36階
電話番号:03-5157-8888 (代表)
公式HP: https://www.raysum.co.jp/