ジェイシー・チャンはジャッキー・チェンJr.で俳優!Jaycee Chanの魅力を探る
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はじめに
香港が生んだ世界的大スターといえば、言わずと知れたジャッキー・チェン(成龍)。スタントマンとして下積みを経て、1980年代からは若くして監督を兼ねながらモンキーシリーズや『プロジェクトA』らの大ヒットを産み、その後ハリウッドに進出。『ラッシュアワー』『ポリス・ストーリー』などで大成功を収め、世界に名だたる監督/アクション俳優としての不動の地位を築き、67歳の現在も現役を続けています。
そのジャッキーチェンには息子がいます。父ジャッキーチェンと、女優であった母ジョアン・リン(林鳳嬌)の間に生まれたジェイシー・チャン(Jaycee Chan、房祖名)です。
ジェイシー・チャンってどんな人?
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は1982年ロサンゼルス生まれで2021年12月に39歳になります。幼い頃から音楽の教育を受け、ダンスからギターなどの楽器演奏、アレンジとなんでも器用にこなす器用さを持っていたようです。大学は大統領など著名人を多数輩出している名門ウィリアム・アンド・メアリー大学に通うも中退。その後メジャーデビューし、数枚のアルバムなどを制作後、父の賛同もあり映画俳優の道に進みました。
なにしろ父がハリウッド長者番付でも上位のジャッキーチェンということで複雑な少年〜青年時代を過ごしたジェイシー・チャン(Jaycee Chan)ですが、芸の道に進んだことでいろいろなエピソードが伝わってきています。多くをアメリカで過ごしましたが中国籍。
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は香港以外にも台湾、また親日家で西麻布や六本木にはよく居たようです。したがって語学は堪能でマルチリンガルです。ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は二世タレントにありがちな親との比較対象をされてきましたが、これまでそれらを跳ね返す意欲は端々に感じられてきています。
マスコミからのジェイシー・チャン(Jaycee Chan)への質問で「父からのアドバイスはあるか?」との問いに「ない」と答えたり、「父、ジャッキーチェンは僕のアイドルではない」という発言にはジェイシー・チャン(Jaycee Chan)の信念が感じられます。
またジャッキーチェンも息子のジェイシー・チャン(Jaycee Chan)には一切の遺産を残さないと公言しており、ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)本人もそれを受け取ってか、一本立ちする努力を重ね、強いアイデンティティからくる精神的な芯の強さが垣間見られてきました。
俳優ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)の銀幕デビューやジャッキーチェンとの親子共演など
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は2004年『花都大戦 ツインズ・エフェクトII』で銀幕デビュー。古代の都が舞台の権力闘争を描いたアクション・ファンタジーで、当時人気絶頂の香港の女性人気アイドルユニット、TWINSの三部作シリーズに出演。ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)の父、ジャッキーチェンはドニー・イェンとのアクションシーンで特別出演し、のっけからジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキーチェンは親子の共演作という形になりました。
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)の出演作で評価が高いのはディズニーアニメにもなった2009年公開の『ムーラン』です。古代中国伝説の女武将ムーランの壮絶な戦いの日々を描いていますが、主演の国民的人気歌手/女優のヴィッキー・チャオはこの作品で数々の映画賞を受賞しています。
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)はムーランの幼なじみで彼女たちを逃がすために身を切るシャオフーを熱演しました。
また、2010年には日本のアイドルTOKIOがホストであるテレビ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』にジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキー・チェンは親子で出演。TOKIO vs ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)&ジャッキーチェン親子らの俳優陣で水鉄砲合戦なる対決が放送されています。
"2010年4月22日、ジャッキーチェンとジェイシー・チャン(房祖名)親子が日本で今月、人気バラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」に登場した。聯合報が伝えた。"
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ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキー・チェンが長野県松本市の雪が残る寒さの中、親子で奮闘する姿はTOKIOのファンの記憶にも残っているようです。収録後、ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は父ジャッキー・チェンに豪華なカニ料理やラーメンをごちそうしたとのこと。
その後も俳優として着々と出演作を重ねていたジェイシー・チャン(Jaycee Chan)でしたが、長らく封印されていたその後の親子共演はこの後で紹介する2つの映画作品でも確認できます。
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキー・チェンの親子共演その2「1911 Revolution」
ジャッキー・チェンの映画出演100作目となる2011年公開映画『1911 Revolution』でジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は初の本格的な親子共演を果たします。
『1911』は中国史における重要視点である中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命を描いており、総監督を務めたジャッキーチェンとしても、とても気合の入った大作です。また中国アクション映画として名高いチャン・リーが撮影監督を務めた『レッドクリフ』のスタッフが加わり、非常に迫力ある映像です。
辛亥革命は清王朝の軍閥トップ袁世凱と、その皇帝政治に対抗すべく孫文、黄興らが率いる中国同盟会が武力衝突しますが、ジャッキー・チェンは中国同盟会の武装蜂起を率いる黄興役。そしてジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は同じ同盟会軍人の張振武を演じています。
“中国革命の父”とされる孫文の右腕、黄興らがいなければ今の中国は違う形になっていたでしょうし、ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)もその重みを感じながら役に取り組んだとのこと。ちなみに撮影期間に東日本大震災が起こり、ジャッキーチェンは多額の寄付をしたと伝えられてますし、ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)にとっても日本は以前に住居地であったこともあり、二人のプロモーションもありえるかとの注目もされました。
しかし辛亥革命という中国の歴史に沿ったシリアスな重要点を扱っていることと、父のジャッキー・チェンとしても、ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)との親子共演ばかりが注目されるようなプロモーションをしたくはなかったということもあるでしょう。役として二人がどのように配置され立ち回ったかは映画を観てもらればと思います。
そこから父ジャッキーの息子ジェイシーに対する距離感や微妙な配慮などが見て取れるでしょう。そしてジェイシーはバイプレーヤーに徹し、演者として十分に魅力的に立ち回っていることが分かります。
公開後、ジェイシーは準主演の人気女優リー・ビンビンと上海でのプロモーションに臨みました。ジャッキーは親としてジェイシーにはいつも厳しく当たっている印象がありましたが、この時もジェイシーに「20点」と辛口採点した一方で「随分と成長している」と控えめながら役に取り組んだ奮闘ぶりを認めていました。
そして父ジャッキーチェンは『1911』が第24回東京国際映画祭のオープニングフィルムに選ばれたため、ひとりでプロモーションで来日しました。意図的に親子同席を避けた形に見えます。余談ですが、この映画の日本吹き替えはジャッキー・チェンの大ファンを公言するしょこたんこと中川翔子や江角マキコが準主演の徐宗漢で吹き替えを演じています。日本のマスコミにも「生まれてきてから今日が一番幸せ」と喜ぶしょこたんのはしゃぎっぷりが多く報じられたことも記憶に新しいです。
ジャッキー・チェンとジェイシー・チャン(Jaycee Chan)の親子の微妙な距離感、愛憎の念の入り混じりが『1911』では垣間見れました。
"ジャッキーさんの息子のジェイシー・チャンさんも出演しており、初の本格的な親子共演を果たしている。日本語吹き替え版では、女優の江角マキコさんがヒロインで女性革命家の徐宗漢役で吹き替えに初挑戦しており、中川さんもジャッキーさん演じる黄興の同志、陳意映の声を担当している。"
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ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキー・チェンの親子共演その3 「レイルロード・タイガー」
ジャッキー・チェンと息子ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)は『ポリス・ストーリー/レジェンド』で高い評価を得た中国の鬼才、ディン・シェン監督のアクション・コメディ『レイルロード・タイガー』(2016年)で5年ぶりの共演を果たします。
ディン・シェンは1941年の日中戦争を舞台とし、1954年に中国で人気を博した小説『鉄道遊撃隊』の原作をうまく脚色し、メガホンと取りました。日中戦争を扱っているため日本人としてはやや懸念の向きがありますが、“レイルロード・タイガース”と名乗る屋鉄道職員やラーメン屋の店主、洋服の仕立てなどで構成された男たちが、日本軍の物資輸送される暴走鉄道を阻止するため、対岸へ架かる橋の爆破計画を企むという設定だけでどんな映像が観られるのかワクワクさせる作品です。
ディン・シェンはジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキー・チェンの親子を起用し、共演させましたが、なんと二人は兄弟役という設定でした。作品はアクション・コメディとしてテンポよく楽しめる作品に仕上げていました。ユーモアとペーソスが交じり合う素晴らしい作品である上に、父のジャッキ一チェンがアカデミー名誉賞受賞後初の主演映画、しかも息子であるジェイシー・チャン(Jaycee Chan)との久々の親子共演ということもあり、非常に注目された中で、スタッフも気合の入った演出を見事な好演で期待に応えています。
この5年ぶりの共演に向けた2人の気合は作品に如実に繁栄されています。また池内博之が日本兵として共演しており、その中で二人に「貴様ら似てるな」と声をかけるところから軽妙で微笑ましいジェイシー・チャン(Jaycee Chan)とジャッキー・チェンの掛け合いが繰り広げられる場面は絶対必見です。その一部が下記の動画で視聴できます。
"ジャッキー・チェンが本作で演じるのは、“レイルロード・タイガース”のメンバーを率いる鉄道職員のマー・ユエン。鉄道の整備士として働くマーの兄弟ルイ役を、ジャッキー・チェンの息子ジェイシー・チャンが演じており、2011年公開映画『1911』以来の親子共演を果たしている。"
兄弟役なのに親子喧嘩!? ジャッキー・チェン&ジェイシー・チャン親子共演映像(Real Sound)
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)、父と母との家族3ショット
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)、ジャッキーチェン、ジョアン・リン(林鳳嬌)という親子3人の間にはいろいろなことがありましたが、3人集まれば仲睦まじく、微笑ましい姿が多数確認されています。その中の1枚がこれです。
このサイトではジェイシー・チャン(Jaycee Chan)の卒業式で親子3人が揃っているこの写真が掲載されています。
まとめ
ジェイシーチャンには非凡な芸能センスがあり、けっして親の七光りでは終わっていません。ボランティアやチャリティーなどの慈善事業にも参加してるとの情報もあります。今後、また精力的で元気な姿が見られるのが待ち遠しいところです。まだまだ若い彼のこれからの活躍に期待しましょう。
ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)のプロフィール
本名:ジェイシー・チャン(Jaycee Chan)
名前: 房祖名、陳祖明
出生名:陳祖明
英語名:Jaycee Chan, Jaycee Fong
出身地:香港
中国における先祖の出身地(祖籍):中国安徽省和県
生誕:1982年12月3日 米国カリフォルニア州ロサンゼルス
職業:歌手、俳優、映画監督
担当楽器:ギター
所属レーベル:EEG
活動期間:2004-
家族:ジャッキー・チェン(父)、ジョアン・リン(母)
Facebook https://www.facebook.com/Jaycee/
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