物販歴15年の現役社長が教えるAI時代のリユースEC(仕入れ・AI活用 第一章・第二章紹介)メルカリShops/ヤフオク/せどり
カズヤ@EC15年・リユース1万品を回す現役社長
ご覧いただきありがとうございます。
まずは私の自己紹介をさせていただきます。2008年同志社大学 文学部 美学及芸術学専攻を卒業後、某財閥系倉庫会社へ入社、2011年に副業として行っていたヤフーオークションでのEC販売が軌道に乗り独立、2018年株式会社BERGを設立。
現在ではビンテージ古着やブランド物の靴・バッグ、腕時計、おもちゃ、ゲームなどのリユース品を10,000品以上取り扱い、ヤフーショッピング、ヤフーオークション、楽天ラクマ公式ストア、メルカリSHOPS、スニダン、Qoo10、ジモティーなどの国内主要モールだけでなく、ebay、Shopeeなど海外モールも含め計15以上のプラットフォームでEC物販を行っております。


・・・と、ここまでの経歴を話すと立派で順風満帆のように思えますが、現在に至るまで1億円以上の資金を溶かしてしまい、挫折や失敗の連続でした。
東京都板橋区でスタートした開業当初は、毎月高額な海外輸入での仕入れ代を支払い、東京税関から3tトラックいっぱいに詰め込まれた物量を毎月捌くために寝る間を惜しんで働く日々でした。
出品ペースが追いつかない為、保管スペースもなくなり、新たな物件や倉庫を複数借りて発生するテナント料や100万円以上かかる人件費の支払いで資金ショートを起こすこともありました。
2018年12月に法人化してからは計5カ所の事業所を賃貸する初期費用や毎月のテナント料が増加し、政策金融公庫と信用金庫から多額の借り入れを行い、その返済や月々の経費支払いに追われる日々。
信頼していたビジネスパートナーや部下の裏切りや弁護士を交えた決別、そして法人化後に借り入れた多額の資金を投資し、事業拡大を進めた結果、翌年2020年春に待ち受けていたのは……。
この10数年間、EC販売でどうすれば成功できるか研究に研究を重ね、寝る間も惜しんで働き、それでも全くうまくいかずに借金地獄になりました。
しかしながら、現在は経費を最小限に抑え、生成AIを活用したスリムな経営、1つのモールに大きく依存せず国内外の複数モールで安定した運営を行うなど、ECサイト運営のコツを掴み、時間とゆとりのある生活になりました。
皆様は私のように大きな借金を背負ったり、何年もかけて苦労する必要はございません!私が15年の歳月をかけ、泥をすすりながら掴み取ったEC販売のノウハウや、失敗しないための教訓をお伝えします。
弊社の取扱い商品はビンテージ古着・靴やブランドのバッグ・小物が中心ですが、おもちゃ、ゲーム、カメラ、ペットグッズ、アウトドア商品など、リユースEC物販を行うにあたってジャンルを問わずお役に立つ情報かと思います。
また各モールの担当者様や、関係性のあるリユースショップ店やリサイクル業の社長様方からお聞きした貴重な情報もお伝えさせていただきます。
今後、全5章に分けて記事を掲載していく予定ですが、そのロードマップを解説します。
- 第一章:取り扱い商品・仕入れ ~結局は商品が全て
- 第二章:商品ページ・画像 〜生成AIをうまく利用するには〜
- 第三章:販売戦略 ~相場より圧倒的に高値で売るには〜
- 第四章:商品管理・発送・顧客対応 ~1万品の商品管理ができるショップ運営とは〜
- 第五章:私のしくじり ~私が計1億円以上を溶かして見出した教訓~
本記事では第一章から第二章の内容を詳しくご紹介します。この無料の紹介文をお読みいただくだけでも、リユース物販で成功を志す皆様にとって有用な知識になるかと思います。
第一章~第二章の内容紹介
【第一章 紹介】取り扱い商品・仕入れ 〜結局は商品が全て〜
これから生成AIを駆使した商品ページの作成や多モール運営・在庫管理・顧客対応・経営戦略などをお話ししますが、「安価で安定して仕入れられる利益商品」・「魅力的な商品」がないとそのスタートラインに立てません。
もちろん魅力のない商品にAI生成の画像や説明文などで付加価値を付けたり、タイムセールやクーポンなどを駆使して販売するテクニックなどはありますが、結局は仕入れが何よりも大事になります。
よくYouTubeやSNSなどで「セカスト・ハードオフ店舗仕入れで一撃◯◯万」、「電脳仕入れで時給◯万」などといった情報が紹介されていますが、過去に色々失敗しながら何万品もの商品を仕入れてきた私から見れば、それはリユース業界ピラミッドの川下あたりで取引されているお小遣い稼ぎです。
少しキツい言葉に聞こえるかもしれませんが、リユースショップの特徴・リユース中間業者の存在・そこへ流す卸業者など、第一章の内容を全てお読みいただければ、その意味がわかるかと思います。
確かに私が参入した10数年前は中古ショップに掘り出し物が眠っていたり、ネットオークションで価値をわからず適当な値付けをしている人から購入するだけで、簡単に稼げた時代もありました。
(私を含め、そんなブルーオーシャンの環境で稼げていただけなのに、自信過剰になり痛い目を見た人はたくさんいます。そのような失敗談については後々詳しくお話しします。)
ところが現在では、大手のリユースショップでもAIを含む各種ツールを活用して査定精度を高めており、以前のように「店舗側が価値を把握していない商品」を簡単に見つけるのは難しくなっています。
また、本当に価値がある品はオークション・フリマサイトと店舗で併売されている場合が多いです。
そもそも、店舗が相場より安く販売するのは、傷物や早く処分したいと判断した売れ残り品・入れ替え品である事が多いです。
私と親しいリユース店オーナーの方々は「買取価格10円〜100円レベルの量販品を、一般客向けに設定した希望販売価格(500円〜3000円)でも、定価のまま大量に買ってネット転売してくれる人は店にとってありがたいお客様だ」といったような事をよく話しています。

この前、800円で店舗仕入れしたワンピースですが、なんと3日以内に5000円で売れました!!
といった紹介をされても、リユースショップ側は「もっと高値にすれば良かった〜!悔しい!」とはならないのです。
そういったレベルの古着は毎日山のように入荷され、売れ残った場合はどうせ処分するだけなので、売り場スペースを圧迫しないペースで捌ける1,000円以下の値付けでも十分だと判断して販売されています。
また、ネットオークションやフリマアプリでも、今は相場の参考価格が表示されますし、相場より安い品はツールを使った張り付き合いの争奪戦です。
厳密にいえば、一般の方から一定額以上の古物をオンラインで購入する場合は、免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付き身分証明書のコピーと署名を同封してもらうか、オンライン上で本人確認と電子署名をしてもらう必要がある場合もあります。
そのような手間をかけて本当に大きな利益を出せるのかは疑問です。
私が創業した当時と異なり、ライバルが溢れている現環境では、圧倒的な低価格仕入れ or 簡単に手に入らない希少品の仕入れができないと埋もれてしまいます。
ちなみに、当ストアが取り扱っている商品の仕入れ代金内訳の一例を挙げると、
ラルフローレンやバーバリーなどブランド物のシャツ・トップスが1着5〜20円程度、
ナイキやアディダスのスニーカーやビームスやユナイテッドアローズなどのダウンジャケットが20〜50円程度です。
本革レザージャケット、人気ブランドのレザーバッグ、ビンテージのレザーシューズ、小型家電などが弊社の仕入れ内訳の中では比較的高く、70~200円前後となっています。
正直に話しておきます。
特に強いコネクションを持っていない仕入れ初心者が、いきなりこのレベルの仕入れを数ヶ月以内に行えるかというと、ほぼ不可能です。
また、弊社の仕入れルートそのものをここに書く気もありません。
ただ、個人や小規模法人が、この「低価格仕入れの入り口」に辿り着くための『近道』と『アプローチ手順』なら、具体的に教えることができます。
まず一番お手軽な入り口は「リアルのフリーマーケット」に通うことです。それも地元の小さな公園などで行われているようなものではなく、土日開催で定期的に行われている大規模なフリーマーケットです。

ははん、さてはそこで中古ショップやネットより安い掘り出し物を仕入れまくるんだな
・・・と思ったそこのあなた!その思考のままではお小遣い稼ぎの域を出ることはできません。
ヒントはそこにある商品ではなく、その現場です。
話は変わりますが、日本の古着・古い家電や自転車・車などがアフリカや東南アジアの貧しい国々に送られているのはご存知でしょうか?それらは人道支援の為に、大手企業などが積極的に行っている施策です。
ここで重要なのは、こうした商品が「どこからどこへ流れているのか」を考えることです。
この章では同業他社・関係者から「そこまで話しちゃ駄目だろ!」と怒られるかもしれないリユース業界の構造、そして5つの具体的な仕入れルートを包み隠さずお教えします。
まだまだ最前線のプレイヤーであるものの、まもなくこの業界で半隠居状態に入る予定の私だから気兼ねなく公開できるお話となります。
また、流行り廃りのある商品の目利き、年を重ねても価値が落ちない商品の目利き、仕入先との付き合い方、仕入額を抑える事による棚卸資産額の調整、逆に自分が卸側に回る方法などについても詳しく解説します。
【第二章 紹介】商品ページ・画像 〜生成AIをうまく利用するには〜
本テーマがおそらく一番皆様の食いつきもよく、気になっている項目ではないでしょうか?まずはこちらのサムネイル用画像一覧をご覧ください。


こちらはプロの写真家やデザイナーに依頼したものではなく、特に専門知識のないパートタイマーさんが普通のスマートフォンで撮影し、数十秒~1分少々で加工したものとなります。
賢明な読者の皆様ならお分かりかと思いますが、これらはすべて「生成AI」を駆使して作成した商品画像です。とはいえ、これらの画像を「何のノウハウもないまま誰でも簡単に作れるか」と言われれば、答えはNOです。
実際、知識ゼロのまま生成AIを使うと、致命的なトラブルを生む原因になります。
その代表例が、実物には存在しない柄や装飾、タグなどをAIが勝手に「予想」して生成してしまったり、傷・汚れの位置を消し去ってしまい、購入者から「画像と違う!詐欺だ!」と激しいクレームを受けてしまうケースです。
現在、各主要モールが「生成AI画像に関するルール」を猛スピードで整備している真っ最中であり、今後、生成AIの利用に関するルールがさらに厳格化される可能性もあります。
本章では、アカウントを安全に守りながら、知識のない方でも簡単にプロ級の売れる画像を作れるようになる「画像生成の厳守事項」と「そのまま使える秘密のプロンプト(命令文)」を公開します。
また、次は商品説明の作成でAIを活用する方法について解説します。以下の画像と商品説明をご覧ください。




ヴィンテージニットの「70sレトロ・ヒッピーの雰囲気」という言語化や、アメリカ高級靴特有の「コンビネーションウィズ仕様」「超ナローウィズに対するリアルな日本人のサイズ推奨(26.5〜27.5cm向け)」といった専門知識。
これらはすべて、特別な専門知識のないスタッフが、マニュアル通りの手順でAIに出力させたものです。
しかし、ここでも「ただ適当にAIに書かせるだけ」ではいけません。AIが自信満々に大嘘の情報を書き並べる「ハルシネーション(事実誤認)現象」の対策をしておかなければ、「届いた商品と説明が全く違う!」とクレームになり、ショップ評価に傷を負うリスクが高まります。
嘘の商品説明で信頼を失うショップと、AIを手懐けて質の良いページを量産するショップ。その違いと失敗しないAI運用のコツを、この第二章で全てお話しします
まとめ
ここまで長文をお読みいただき、ありがとうございました。
興味を持っていただいた方は、本編もお読みいただければ幸いです。


