欲しい回答を一発で引き出す「条件整理テンプレート」
AIテンプレ工房|ChatGPT商品づくり
ChatGPTに質問しても、
- 回答が抽象的
- 長すぎて使えない
- 欲しい内容と少しズレる
- 何度も修正指示が必要になる
このような経験はありませんか?
実は、ChatGPTの回答精度は「質問のうまさ」よりも、条件をどれだけ整理して伝えられるかで大きく変わります。
今回は、欲しい回答を一発で引き出しやすくなる「条件整理テンプレート」を紹介します。
ChatGPTの回答がズレる理由
ChatGPTは、入力された情報をもとに回答を作ります。
そのため、
「SNSの文章を作って」
とだけ伝えると、ChatGPTは次のことを判断できません。
- どのSNSに投稿するのか
- 誰に向けた文章なのか
- 何を伝えたいのか
- どのくらいの長さがよいのか
- どんな雰囲気にしたいのか
条件が少ないほど、ChatGPTが推測する範囲が広くなります。
つまり、回答がズレる原因は、ChatGPTの性能ではなく、判断に必要な条件が不足していることが多いのです。
条件整理は7項目で十分
欲しい回答を引き出すために、次の7項目を整理します。
1.役割
ChatGPTに、どの立場で回答してほしいかを伝えます。
例:
- あなたは営業担当者です
- あなたはWebマーケターです
- あなたは中小企業向けのITコンサルタントです
役割を指定すると、回答の視点が定まりやすくなります。
2.目的
最終的に何を実現したいのかを伝えます。
例:
- 問い合わせを増やしたい
- 初心者にも内容を理解してもらいたい
- 商談につながる提案文を作りたい
「何を作るか」だけではなく、「何のために作るか」まで伝えることが重要です。
3.対象者
誰に向けた回答なのかを具体的にします。
例:
- AI初心者の中小企業経営者
- 30〜40代の個人事業主
- ITに詳しくない店舗オーナー
対象者が明確になると、言葉の難しさや説明の深さが調整されます。
4.前提情報
回答に必要な背景や現状を伝えます。
例:
- 現在はExcelで顧客情報を管理している
- SNS投稿は週3回行っている
- 商品単価は3万円
- 営業担当者は2名
ChatGPTは、あなたの会社や仕事の状況を自動では理解できません。
必要な情報は、先に渡しておきましょう。
5.条件
回答に含めたい内容や、守ってほしいルールを指定します。
例:
- 専門用語を使わない
- 3分で読める長さにする
- 具体例を1つ入れる
- 内容が重複しないようにする
- 結論から書く
条件は、多すぎると複雑になるため、重要なものに絞ります。
6.出力形式
どのような形で回答してほしいかを指定します。
例:
- 箇条書き
- 表形式
- 見出し付きの記事
- タイトルと本文
- そのまま送れるメール文
出力形式を指定するだけで、回答後の修正作業を大きく減らせます。
7.避けたいこと
入れてほしくない内容も伝えます。
例:
- 抽象的な表現は避ける
- 過度な煽り表現は使わない
- 同じ内容を繰り返さない
- 実行できない提案は入れない
「してほしいこと」だけでなく、「してほしくないこと」も重要な条件です。
コピペで使える条件整理テンプレート
以下のテンプレートを、そのままコピーして使えます。
【役割】あなたは〇〇の専門家です。
【目的】〇〇を実現するために、〇〇を作成してください。
【対象者】対象は〇〇です。
【前提情報】・〇〇・〇〇・〇〇
【条件】・〇〇・〇〇・〇〇
【出力形式】〇〇の形式で出してください。
【避けたいこと】・〇〇・〇〇実際の使用例
たとえば、Instagramの投稿文を作る場合は、次のように入力します。
【役割】あなたは中小企業向けのSNSマーケターです。
【目的】ChatGPT活用に興味を持ってもらい、プロフィールへのアクセスを増やす投稿文を作成してください。
【対象者】AIを仕事に使いたいが、使い方が分からない40〜50代の経営者です。
【前提情報】・投稿テーマは「ChatGPTの回答精度を上げる方法」・画像には7つの指示方法が掲載されている・アカウントではAIの仕事活用術を発信している
【条件】・結論から書く・初心者にも分かる言葉を使う・絵文字を適度に入れる・最後に保存を促す・400文字以内にする
【出力形式】Instagramの投稿文として、そのまま使える形で出してください。
【避けたいこと】・過度な煽り表現・専門用語・内容の繰り返しここまで条件を整理すると、最初から目的に近い回答が出やすくなります。
毎回すべて埋める必要はない
7項目すべてを、毎回細かく書く必要はありません。
簡単な依頼なら、
- 目的
- 対象者
- 条件
- 出力形式
この4項目だけでも、回答精度は大きく変わります。
重要なのは、長い指示を書くことではありません。
ChatGPTが判断に迷いそうな部分を、先回りして伝えることです。
まとめ
ChatGPTから欲しい回答を引き出すためには、質問を何度も修正するより、最初に条件を整理することが効果的です。
整理する項目は、次の7つです。
- 役割
- 目的
- 対象者
- 前提情報
- 条件
- 出力形式
- 避けたいこと
ChatGPTの回答がズレたときは、すぐに「使えない」と判断するのではなく、足りていない条件がないか確認してみてください。
良い回答は、難しいプロンプトから生まれるのではありません。
必要な条件が、分かりやすく整理された指示から生まれます。
