ペーパーバックを作ろうとした途端、なぜこんなに難しいんだろう?
Canvaではきれいに見えていたのに、KDPにアップロードすると、なぜかエラーになる。「余白」「裁ち落とし」「マージン」……用語がたくさん出てくるけれど、なんだそれ?意味がよくわからない。
KDPのヘルプを読んでも、検索してもはっきりした答えが出てこないし、ChatGPTに聞いても微妙にズレた説明が返ってくる。自分のどこが間違っているのか分からないまま、時間だけが過ぎていく。
電子書籍は作れたのに、ペーパーバックを作ろうとした途端、なぜこんなに難しいんだろう?こんな悩み、よくありますよね・・・「なんなのAmazon、出版してほしくないの?」って夜中に何度もつぶやきました。
Amazonの出版仕様ってなんだ?
私はグラフィックデザイン経験が35年ありますが、最初にKDPの仕様を見たときには説明が全然わからないし、入ってこないし、ナゾ過ぎました・・・
インチ→ミリの換算や、日本の印刷の決まりごととは違うAmazonの条件が重なって、つい最近まで間違って理解していました😭

最初の最初に!整えておく「土台」が必要
今回は、AI漫画を電子書籍で販売したのち、または同時にペーパーバックでも出版したい方に向けて、「まずはここを使えば安心」となるよう、以下をまとめました。
- Canvaでそのまま使えるテンプレート(A5/B6、ページ数別)
- 解説動画
AI漫画専門ペーパーバックテンプレートのセット内容
1️⃣ 解説書(AI漫画専門/ペーパーバック攻略法)
テンプレートの使い方を、どこでつまずきやすいかを想定しながら、必要なポイントを解説原稿のpdfダウンロード、KDPへのアップロードを図解

2️⃣ A5用 Canvaテンプレート1
50ページまで対応/151〜300ページまで対応/各10ページ・ページ番号付き
3️⃣ B6用 Canvaテンプレート
150ページまで対応/151〜300ページまで対応/各10ページ・各10ページ・ページ番号付き

4️⃣ テンプレート使用/解説動画(note有料部分で視聴可能)

【なぜ左右両用テンプレが必要?】
KDPでは、見開きページの内側(ノド)と外側で余白設定が異なるのが推奨とされています。でも…
- Canvaでは1ページずつしか作れない
- 左右でマージンを変えるのは手間&混乱の元
- 結果、ズレたり崩れたりしてKDPでエラーになる
そこで!左右どちらのページにも共通で使える「左右均等マージン」のテンプレートを作成しました。どのページにも同じように使えるから、迷わず・簡単・キレイに仕上がります。
このテンプレートのポイント
テンプレートは、KDPの仕様に合わせて1ページでの余白・裁ち落としを初期設定済みで、そのままコピーして、あなたのCanvaで使えます。
✅ リンクを開くだけでOK!A5またはB6のペーパーバック用キャンバスが自動的にCanvaで開きます。
✅ 数値入力は不要マージンや裁ち落としの設定済みなので、「余白は何センチ?」と迷うことがありません。
✅ そのままページを作れる1ページずつ画像や文字を貼っていくだけで、出版に対応したページが作れます。
✅ A5・B6の2サイズ対応+150ページまで/151〜300ページ用も用意ページ数に合わせた4種類のテンプレで、KDPのエラーも回避しやすくなっています。
このテンプレートで「できること」「できないこと」
✅ できること
- KDPに合わせた本文レイアウトが整う(A5・B6両対応)
- ページ数別(〜150P/151〜300P)に応じて選べる
- ページごとに設定し直す必要なし
- Canvaで迷わずキレイに仕上がる
❌ 含まれていないもの
- 表紙テンプレート(※ページ数により背幅の計算が必要なため非対応)
- Canvaの基本操作マニュアル(画像の配置・テキスト編集ができる方向け)
- スマホ完結の制作環境(PCでの作業を推奨)
- ワンクリックで完成する“全自動テンプレ”ではありません

💖このテンプレートが向いている方
- AI漫画を電子書籍/ペーパーバックにしたいけれど、何から始めていいか分からない方
- Canvaで本を作ってみたけど、KDPでエラーになる/きれいに作れない
- 表紙制作にもつながる“出版仕様の基礎”を押さえておきたい方
💔 向いていない方
- Canvaの基本操作がまったく分からない方
- スマホだけで出版作業を完結させたい方
- 完全自動化されたテンプレートを探している方
表紙づくりにもつながる「仕様の理解」
今回は「本文レイアウト専用テンプレート」の提供ですが、ここで押さえたことは、のちの表紙づくりにもそのまま応用できます。
- 見開きの理解
- 裁ち落としの設定方法
- ページ数に応じた背幅
- 表紙づくりに応用できる“出版視点”が自然に身につく
出版基準を前提に原稿をレイアウトすることで、表紙や他の印刷物でも応用できる入り口となります。たとえばチラシ印刷、名刺印刷など。Canvaでも印刷物の発注ができますよね。(ペーパーバックの表紙の作り方は、多くの方が解説されているので、このnoteではしていません)
AI漫画のクオリティを上げる委員会!まとめ
- ペーパーバックのしくみを理解しないまま作業して、何度もエラーで止まる
- なんとか出版したけど、仕上がりに納得できない
- 紙の端まで印刷する本を作りたいけれど、諦めている
そうした“よくあるつまずき”を、最初の段階で整えておけるように。テンプレートと動画でサポートしています。
必要なところだけ、手早く、正確に。
あなたのAI漫画を(エラーに邪魔されずに)「手に取れる本にする」ための入口として、どうぞお役立てください。

このnoteの有料部分で、テンプレートのダウンロードリンクと動画の全編をご覧いただけます。実際の制作画面を見ながら、手順通りに進められる内容です。
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ご利用についてのお願い
本テンプレートは、購入者ご本人の書籍制作のためにご利用いただけます。
中級者以上の方は、必要に応じてカスタマイズしてお使いください。Canva上でのレイアウト変更や調整も自由です。
※テンプレートの譲渡・販売・再配布は禁止とさせていただきます。あくまで「ご自身の出版目的」に限ってご活用ください。