仕事依存症(ワーカホリック)とは何か

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
「自分が休んだら仕事が回らない」と言い切れる人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
仕事依存症(Workaholism)は、長時間労働や休みのなさが常態化し、本人の心身に悪影響が出ているにもかかわらず、仕事をやめたり減らしたりすることができない状態です
単なる「仕事熱心」や「責任感が強い」わけではなく、働くことでしか自分の存在価値を感じられない、働いていないと不安で落ち着かない…そんな内側の追いつめられた感覚が支配している依存症です
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周囲には「頑張り屋さん」に見えるワーカホリックの現実
仕事依存症の人は、社会的には評価されやすいため、なかなか問題として認識されにくい しかし、以下のような状態が続いている場合、依存の可能性が高い
・休みの日も「仕事のこと」が頭から離れない
・体調が悪くても仕事を優先してしまう
・「自分がいないと職場が回らない」と思い込んでいる
・家族やプライベートの時間がほとんどない
・働いていない時間に強い焦燥感や罪悪感が出る
・仕事が終わると、虚無感や自己否定が押し寄せる
働くことが「安心の手段」になっている場合、仕事を減らすことは「自分の価値が減る」ことのように感じる
なぜそこまで働かずにいられないのか
仕事依存の背景には、単なるやりがいや収入ではなく、もっと深いこころの問題が潜んでいる
・「役に立たなければ、存在する意味がない」という思い込み ・子どもの頃から“頑張ることで認められる”ことを刷り込まれてきた ・無力感や空虚感から逃れるために、常に忙しくしていたい ・「止まったら崩れてしまいそう」という不安 ・働いていないと、誰にも必要とされない気がしてしまう
働いている自分=愛される自分 そうでないと、自分を保っていられない感覚が、仕事への依存を生み出してしまう
心や体に出てくる「無理してるサイン」
無自覚に無理を続けていると、次のようなサインとしてSOSが現れ始める
・慢性的な疲労、睡眠障害、頭痛や消化不良 ・イライラしやすくなる、感情の起伏が激しくなる ・誰かといても落ち着けず、「休むこと」が怖くなる ・仕事をやめるor辞めた後に、うつ状態や燃え尽き症候群になる
こうしたサインに気づいたときには、すでにこころと体のバランスが崩れていることが多い
一般的な心理カウンセリングでの支援と「止まっても大丈夫」の感覚づくり
仕事依存症に対する心理カウンセリングでは、「なぜそこまで働かなければいけなかったのか」を一緒に見つめ、安心できる“仕事以外の自分”を取り戻していく支援が行われる 主なポイントは以下のとおり
・「働かない自分=価値がない」という思い込みを見直す ・仕事以外で自分を肯定できる感覚を育てていく ・何かをしていないと落ち着かない感情を一緒に扱う ・「自分がいなくても大丈夫」と思える視点を持つ ・休むことに対する罪悪感をゆるめる対話の積み重ね
心理カウンセラーは、「もっと休みなさい」と指示するのではなく、「休んでも、あなたはあなたのままだ」ということを気付かせる
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