はじめまして。ディジーと申します。
私は、ADHDという障害に該当する注意欠如や多動性・衝動性、
HSPという障害に該当する過敏性・繊細性などの症状を抱えており、
この文章を書いている今でもその症状に悩まされています。
ADHDとは注意欠如・多動症(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)の略で、
注意力の欠如や多動性、衝動性といった特徴を持つ発達障害です。
HSPは「Highly Sensitive Person」、非常に敏感な人を指す言葉で、
感情や環境の変化に対して強く反応してしまう傾向を持っています。
現在この記事を書いている時点で、
世界中にはADHDに該当する方が3億6600万人~4億人、
HSPに該当する方は12億~16憶人と言われています。
このTipsを読んでくれている方の中にも、ADHDやHSPの特性、
それによって生まれる人間関係の軋轢、ストレス、苦悩、自分をどう扱えば良いのか…
など、苦しんでいる方も多いと思います。
また、自分ではなく家族や友人、恋人、いずれも自分にとって大切な人がそれらによって苦しんでいる…
という方も多くおられるのだと思います。
私も長年、そういった症状と悩みに対して苦しんできました。
幼少期からとにかく落ち着きがなく、家でも学校でも勝手に抜け出してしまい、
テストでも時間いっぱい裏面にイラストを描いて0点…などといった事もありました。
お説教では少しでも大きな声を出されてしまうと、
言葉が頭に入ってこないくらい委縮してパニックになってしまったり…
先生やクラスメイトの話をどんなに注意深く聞いていても、
次の瞬間にはすぐに忘れて行動してしまい問題を引き起こしてしまったり…
勿論勉強は大の苦手でしたが、それよりも周囲と同じ行動ができない事によって、
両親を学校に呼び出されたり、家では叱られての日々でした。
高学年になるとそれはイジメに発展し、中学生の時には登校拒否になりました。
今でもイジメは肯定できませんが、
「でも原因は私」「なんで私はみんなと同じ事ができないの!?」
何度も自問自答を繰り返し、何とか改善案を絞り出してみてはいましたが、
既に「自分らしさ」や「自己肯定感」などとっくに崩れ去っていた私には、
前向きな改善案など出せるはずもありませんでした。
今でこそ家族には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
当時は「こんな風に生まれたくなかった!!」そう言ってしまった事もありました。
社会に出てもそれらは続き、会社やバイト先で、
最初は優しかった人たちも次第に呆れてどんどん離れていってしまう…
せめて身近な人たちには理解を得たくて、
勇気を出して打ち明けてみたり、相談をしてみたりもしていました。
ですが…
「病気なんて甘え」 「不適合者の言い訳」
返ってくる言葉はネガティブなものばかりで、結局理解は得られませんでした。
友人関係では、カミングアウトした事で疎遠になってしまった友人もいました。
「苦しみは同じ苦しみを知っている人にしか理解してもらえない」
趣味がオタク活動とインターネットだった私は多少ネットに強かった事が幸いし、
ネットやSNSで同じ苦しみに悩んでいる人を探しました。
そこで話を聞いたり、悩みを打ち明けたりしていく中で、少しずつ私の心は変化していきました。
最初は、同じ境遇の方の発信を見て
「同じ気持ちの人が存在したんだ」 「なんだか安心する」
という気持ちだけだったのですが、
実際に自分で発信を始めてみて、
そして発信を続けていく中で、
「励まされました」 「とっても感謝です」 などの言葉を頂けるようになり、
「報われた」と同時に、どんどんと前向きな気持ちになれるようになっていきました。
「ADHD・HSPは弱みではなく強み」という思考法。
そして
「SNSを活用すればその強みはもっと活かせる」
たった2つの事を得ただけなのに、
人生が180度変わったような特別な気持ちになれました。
今も全ての苦しみから抜け出せたわけではないですが、
理解を得て、活用する方法を見つけた今は、以前よりも生きやすく、
そして自信を持って過ごせています。
本来は、文章を書くどころか、読むことさえ苦手な私ですが、
同じ症状や悩みに苦しむ方達へ、
「何かしらのきっかけになってくれたら」と思い、これを書いています。
前置きが長くなってしまいましたが、
本編では「ADHD・HSPは弱みではなく強み」という思考法。
「SNSを活用すればその強みはもっと活かせる」
「おすすめのSNSと活用法」などを紹介していきます。
是非最後まで読んで頂き、
「あなたが弱みだと思ってしまっている部分を強みに変えて」
「生きやすいマインド」を
そして「成功」を手に入れてほしいと願っております。