「何とかする人」が欲しがられる
ソニー創業者の盛田昭夫氏は、軍隊時代、つねに命令があれば「何とかする人」だったという。
所属する連隊の連隊長が、ここというときに頼りにするのが「必ずなんとかする男」の盛田少尉だったという。
盛田氏は言う。
「僕はいつも、誰に何を頼んだかを思い出して、どうなっているかを確かめないといけないんだ。本当に疲れてしまう。
その上訊いてみると、誰それがやっているはずです、とか、誰それにやれと言っておきました、と返事が戻ってくる。
結局もう一度、自分で確かめないといけない。
それも手遅れにならないうちに確かめなければならない。
これでは、心が休まる暇がない」
と。
「人は私の言った通り動いてくれない」
と不満をこぼしていた。
こういった部下ばかりだと、優秀なリーダーは、イラつくだろう。
しかし、一般大衆というものは、所詮こんなものかもしれない。
やはり、トップとしては、指示を出したら「必ずなんとかする男」ほど、重宝でありがたいものはないと思う。
あなたは、「●●にやるように言っておきました」というタイプではないですか。
少なくとも、「今、●●が、やっておりまして、現状はこうです。」と言えれば及第点だが、さて、どうでしょう。
もし、死ぬときに
「俺は大事な人生を、あんなところでムダに過ごしてしまったな」
と思ったとしたら、これほど不幸なことはない。
やはり、「俺はソニーで働けて幸せだった」
と思って死ぬようにしてあげることが、
社員に対する最大の務めだと思う。
盛田昭夫
この記事のライター
平成からのタイムトラベラー
昭和、平成を愛する、タイムトラベラー あの時代に帰りたい。。
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