やり手のセールス・マネージャーがいます。
彼は入念な面接の末に選んだ新入社員を、いつもキャデラックのディーラーに連れて行きます。
そしてそれまで乗っていた車をキャデラックに買い換えさせるのです。
たいていの新入社員は躊躇するはずです、そんな高級車を買って月々の支払いはどうしようと。
しかしセールス・マネージャーは譲りません、キャデラックを買う事が入社の条件だと。
その後どうなるか。
当然、新入社員はキャデラックに乗って帰宅すると、妻は卒倒します。
しばらくして妻が落ち着くと、彼女を乗せて近所をドライブ、運転しながら近所の人たちに手を振ってみせます。
そして車を自宅の前に停めます。
近所の人たちが一斉に集まってきて、羨望のまなざしで車を眺めます。
そのうち彼の中で、自分自身に対する評価が徐々に変わってきます。
数日間で、彼は自分自身のことを新車のキャデラックを乗りまわす人物として見るようになります。
業界の中でも一流で、バリバリ稼いでいるような気分になってくるのです。
この会社のセールスマンは、ほとんど例外なく一流のセールスマンになるというのです。
収入が激増した彼らにとって、キャデラックのローンなどもはやなんでもないものになるのです。
人は自分自身の中に、自分が考えうる最高の成功に見合う信念を築かなくてはなりません。
信念に合致した行動をとることで、新しい自己イメージが生まれます。
そのイメージ通りの能力や可能性が、既に備わっているかのように行動するのです。
この記事のライター
平成からのタイムトラベラー
昭和、平成を愛する、タイムトラベラー あの時代に帰りたい。。
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