この界隈にいると、定期的に話題に上がる性病。
症状がないものから激烈な痛みを伴ったり、一生物の後遺症が残ったり、治療に時間がかかったり、様々な病気があります。
多分、誰かに教わることも、何か本でまとまっていることもないと思うので、ここで一度整理してみようと思います。
裏垢も、知識を持って正しく安全に楽しむのが大事と思いますので、一緒に勉強しましょう!
- 3つのタイプに分けて考える
- その1.尿道炎を起こすタイプ
- その2.皮膚の症状が出るタイプ
- その3.血液に感染するタイプ
それでは順番に見ていきましょう。
①尿道炎を起こすタイプ
一番メジャーで、性病といえばこれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
代表的な病気:クラミジア、淋病、マイコプラズマなど
病気にもよりますが、排尿時の痛みが出て、病気によっては膿が出ます。一方で、全然症状がなく、気づかないまま放置されているケースもあります。
そして尿道だけでなく、粘膜なら感染が起こるので、最近はオーラルでする結果として咽頭炎の原因になることもあります。
②皮膚に症状が出るタイプ
代表的な病気:尖型コンジローマ、性器ヘルペス、梅毒など
皮膚に症状が出る病気で、潜伏期間には全く症状がないので診断が難しいケースもあります。また、コンジローマやヘルペスは特異的な検査がなく、見た目で診断する、つまり症状がないと診断がつかないのが難しいところです。
この中では梅毒が一番厄介で、これは項目を改めて説明します。
③血液に感染するタイプ
代表的な病気:HIV、B型肝炎など
血液に触れることでウィルスに感染する病気で、症状がないのである意味一番怖いかもしれません。しかし、上の2つに比べると頻度は少なくなります。
血液同士が触れることで感染するので、基本的にはコンドームをしていれば防げます。
しかし、疑って検査しない限り診断がつかないし、一度かかってしまうと、厳密にはウィルスを追い出すことはできないので、定期的にしっかり検査する、検査ずみの相手としか性交渉しないなどの自衛策をとってもいいくらいの病気です。
いかがでしたでしょうか。
性病と言っても色々な種類があり、どれがどのくらい怖いのか、イメージしづらい部分はあると思うし、誰も教えてくれないので、イメージがぼんやりしてしまうのは仕方ないと思います。
今回紹介した3つのタイプに整理して、性病を理解しましょう。
次回はそれぞれの病気について、もう少し詳しくお話します。