「毎日10件訪問しても、手応えはゼロ」。理想は紹介が自然に増え、提案も短時間で決まることです。現実は、同じ話法を繰り返し、反応の薄い客層に時間を溶かし、疲弊だけが残ります。
売れない理由は能力不足ではありません。「順番」と「判定の基準(合格ライン)」が曖昧なまま、数を打っているからです。この記事は、誰でも再現できる型で「入力(用意)→処理(やること)→出力(結果)→OK/NG判定」を整え、翌日から数字が動く設計に変えます。
ありがちな失敗は次の5つです。・「誰でもいい」へ連絡→反応率1%未満→「見込み度の低い母集団」を選んだ・初回で機能を羅列→時間だけ消費→「課題と不満の抽出」が先になかった・次の約束を取らない→追客が迷子→「次回行動の締め」が抜けた・割引を乱発→短期成約は増える→「粗利とLTV(継続収益)」が崩れた・数値管理が感覚頼み→改善点が不明→「指標(うまくいっているかを見る数)」が未設定
やるべきことは単純です。「誰に」「何を優先順で」「どの基準で進めるか」を決め、各場面の台本とチェックを固定化します。専門語は使いません。「アポ率=初回接触から面談までの到達割合」「成約率=面談から申込までの到達割合」です。
