FXは24時間動いています。
FXの大先輩に最初に言われたことです。「チャート見て何かわかる?」
当然のことといえば当然ですが、ジグザグに動いているということでした。
「でも、このジグザク、いつでも同じように動くわけではないよね」。今もこの当たり前の言葉を重く感じています。
その中でポンド系通貨は、その特徴がかなりハッキリしています。
そして最終的に、監視する時間をかなり絞るようになりました。
今日は、その理由のひとつである「ロンドン市場」について書きます。
ポンド/ドルは“ロンドン市場”で本気を出す
世界のFX市場は、大きく分けると以下の3つの時間帯に分かれます。
- 東京市場
- ロンドン市場
- ニューヨーク市場
その中でも、ポンド/ドル(GBP/USD)はロンドン市場で非常に活発になります。
理由はシンプルで、ポンドの本場がイギリスだからです。
ロンドン市場が始まると、一気に参加者が増えます。
実際、主要市場ごとの世界FX取引シェアはおおよそ以下のようになっています。
【市場世界FX取引シェア(目安)】
- ロンドン市場約38%
- ニューヨーク市場約19%
- 東京市場約4〜5%
と言われています。
つまり、世界のFX取引の中心はロンドンです。
しかもポンド系通貨は、その影響をかなり受けやすい。
だからこそ、ロンドン市場が開き始める時間帯は、値動きの“質”が変わりやすいと感じています。
東京時間は「静か」、ロンドン時間は「方向感」が出やすい
もちろん毎日そうなるわけではありません。
ですが、東京時間は比較的落ち着いている印象です。
一方でロンドン市場が近づくと、
「それまで止まっていた価格が一気に動き出す」「一方向へ伸びやすい」
という変化が起こります。
逆に、ニューヨーク時間になると今度は値動きが激しくなりすぎることもあります。夜にチャートを見てみてください。ずっと値がうごいていることが分かります。
それに加え、深夜帯は指標や要人発言も多く、急変動も増える。
そのため、個人的には「見やすい相場」とは少し違う印象です。
“ずっと監視する”をやめた
昔は、私もずっとチャートを見ていました。
朝も昼も夜も。
でも結局、それでトレードが安定したわけではありませんでした。
むしろ、
- 無駄なエントリー
- 焦り
- ルール破り
が増えていった気がします。
だから今は、「動きやすい時間だけ見る」という考え方に変わりました。
24時間ある市場の中で、“特定の時間帯だけ戦う”
これだけでも、かなり気持ちが楽になります。
大事なのは「全部を取ろう」としないこと
FXはチャンスが無限にあるように見えます。
でも実際には、「自分が優位性を感じられる時間」は限られているのかもしれません。
私はそのひとつが、ロンドン市場だと考えています。
もちろん、絶対ではありません。
相場に100%はないです。
それでも、
- どの時間に動きやすいのか
- 自分はどこで戦うのか
を決めるだけで、トレードはかなりシンプルになります。
“いつでもやる”より、“やる時間を決める”。
これは、検証を続けた中で強く感じたことのひとつです。
